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遺品整理

遺品整理で買取できる遺品には何がある?買取先についても紹介

更新日:2022.02.23

ハンガーに掛かっている服がハンガーラックに並んでいる

記事のポイントを先取り!

  • 遺品整理で買取できる遺品がある
  • デジタル遺品はデジタル機器に入っているデータ
  • 買取できる遺品を高額買取してもらうコツがある
  • 遺品整理について親族と話し合っておく

故人が亡くなった後に遺品整理しますが、遺品の中からどんなものが買取できるのかについてご存知でしょうか。
買取できる遺品と買取価格について知っておきましょう。

そこでこの記事では、遺品整理で買取できる遺品について詳しく説明していきます。
この機会に買取できる遺品の種類を覚えておきましょう。

より高値で買い取ってもらえる方法についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 遺品整理で買取できる遺品
  2. デジタル遺品の扱いに注意
  3. 買取はどこでできる?
  4. 遺品整理で得をするためには
  5. 遺品整理で買取できない遺品は?
  6. 遺品整理で買取する際の注意点
  7. 遺品整理で買取できる遺品まとめ
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遺品整理で買取できる遺品

遺品整理で出てきた物の中で、買取できる遺品はいくつかあります。

ここでは買取できる遺品と遺品の買取相場を解説します。

宝石・貴金属

故人が使っていた貴金属や宝石は誰も相続しない場合は売れます。
指輪、ネックレス、ブローチといったアクセサリー類や時計などは、買い取り金額が高価です。

ダイヤモンドには明確な鑑定基準がありますが、その他の宝石では、それぞれに基準があり、どのような価値がつくのかは鑑定士次第です。

宝石の品質のほか、デザインの古さも鑑定基準に入ることがあります。
業者によって独自に基準を定めているため、いくつかの業者に同じ石を持って行っても、全く違う査定金額になってしまうこともあります。

貴金属は、壊れていても金が使われていれば買い取ってもらえます
壊れているから大して売れないだろうと思わず、買い取ってもらえる可能性があるものは買取に持っていきましょう。

貴金属・宝石の買取金額は数千円から数十万円程度になります。

美術品・骨董品

故人が集めていた美術品や骨董品も、買い取ってもらえます。
特にこうしたものの中には、貴重なものが紛れているかもしれません

遺品整理中、古い絵画や掛け軸、茶道の道具といった、自分たちでは価値のわからない美術品が出てくることは多くあります。

一見大した物じゃないだろうと思っていた物でも、鑑定してみると思わぬ高額で売れることもあります。

海外で人気が高まっているものだと、名作家の作品でなくとも高く買い取ってもらえるかもしれません。
作者がわかる箱や保証書があれば、高額で買い取ってもらえます。

しかし状態が悪いと、箱や保証書があっても、そこまで高価にならない可能性もあるので注意してください。

美術品・骨董品の買取金額は数百円から数千万円程度になります。

着物

着物は種類や作家によって金額が分かれます。

織られた年代や生地の素材、作家物によっては高額の査定額が付くことがありますが、特に有名な物だとわからなければ、二束三文で買い取られてしまうことがあります。

リサイクル衣類として出してしまうよりは、きちんと一枚ずつ査定してもらった方が高値で買い取ってもらう事ができます。

西陣織や加賀友禅、大島紬など、伝統工芸品のような着物や貴重な着物は、美術品としての価値も高いため、高額で買取してもらえるかもしれません。

印紙などで作者や種類を証明できない着物の価値を判断するのは、査定する人の知識が非常に求められます。

査定する側は価値に気がついていても、売る遺族がその価値を知らないため気づかないふりをして安く買い取る事もあり得ます。

また着物は一枚でも重いため、宅配や出張買取でまとめて査定してもらうこともあるでしょう。

そのときに買取をキャンセルしたことで乱雑な梱包で返送され、着物が傷ついて価値を下げられてしまうトラブルが起きる場合があります。

こうしたトラブルを避けるためにも、着物買取の実績が多い業者に何件も行って、複数の買取金額を比較してから売る先を決めましょう

着物の買取金額は、数百円から数万円程度になります。

ブランド物

貴金属の中には有名なブランドの物が紛れています。
こうしたブランド物を見つけたら、貴金属としてまとめて買取に出すのではなく、別にして買い取ってもらうようにしましょう。

アクセサリーだと、査定金額がデザインの古さにも左右されますが、ブランド物は少しデザインが古くても、値段が高くなります。

また昔のデザインが流行ってきていたりすると、古いものでも高く買い取ってもらえます。
しかしこれも状態がよくないと、高値がつかないことがあります。

ブランド物の買取金額は数万円から数十万円程度になります。

金歯

意外な物として、金歯も売られています。
金歯のほか、買取できる遺品として金時計や金縁メガネも売られています。

これらの製品には、金が使われているため、高く買い取ってもらえることがあります。

金の相場は1グラムあたり2,400円程度のため、見落としていないか、もう一度確認してみてください。

金歯の買取金額は数千円程度です。

コレクター品・趣味の品

自分たちには価値がわからないようなコレクター品や、故人が趣味で集めていた品も買取できる遺品です。

特に需要のあるジャンルの物の場合、高値で買ってもらえることがあります。

古銭や切手のほか、昔のおもちゃや未開封のプラモデルも、貴重なものとして思っているよりも高い値段が付きやすいのです。

こうした物はただのガラクタだと思われがちですが、実際は大珍品でマニア垂涎の物だったという場合もあります。

どうせ大したものじゃないと決めつけず一度査定に出してみましょう。
もしかしたら故人の持っていた物が、とんでもない高値になるかもしれません。

コレクター品・趣味の品の買取金額は数百円から数万円です。

お酒

遺品整理中、故人が飲まずに保管しているお酒が見つかる事があります。

お酒は遺族みんなで飲むだけではなく、売ることもできます。

焼酎やビールは賞味期限があるため、買い取ってもらえないことがありますが、洋酒や日本酒は、熟成すると価値が上がるため買い取ってもらえます。

年代物や高級なお酒は、集めている人も多く、その年にしか作れないため高額になる可能性があります。

お酒のメーカーや生産された年、ボトルがどういう状態なのか、外箱の有無や、希少なものかによって価格が変わります。

ブランデーやワインなどは人気が高く、状態によって数十万円になります。

お酒の買取金額は数百円から数万円です。

家具・家電製品

いらなくなった家具や家電は、処分してしまうよりも売ってしまったほうがいいときもあります。

処分するには手数料がかかり、粗大ごみに出すにも大きいものはゴミ処理場まで自分でもっていかないといけない場合があります。

迷ったら査定に出してみましょう。
特に和タンスなど特色のある家具だと、高値で買い取ってもらえます。

家電製品だと大手メーカーの物は人気がありますが、買ってから3年から5年程度を過ぎていると、型落ちということで売れないことがあるので注意してください。

また元値が安いと買取金額も安くなります。

家具の買取金額は数千円から数万円、家電の買取金額は数百円から数万円程度です。

故人の乗っていた愛車も、遺品整理しなければなりません。
故人の車を乗り継がない場合、廃車か売却かの二択になります。

所有者がなくなった車は、廃車にする場合でも、売却する場合でも一度相続しなければなりません。

名義人を故人から相続人に変えておかないと、車の使用を一時的に止める登録や、解体処分するための登録ができないので、必ず相続しましょう。

もし、もう乗らない車だという場合には売却してもいいですが、念のためと思って取っておくと税金がかかります。
処分するか残すかは早めに決めましょう。

車の買取金額は数万円から数百万円です。

贈答品

故人がもらってそのままになっている贈答品はありませんか?
贈答品も買取できる遺品です。

特にタオルなどのいくつももらうような贈答品は、使用していなければ買取可能です。
何かの際にもらった食器なども、使用していなければ買い取ってもらえます。

誰ももらわず、処分に困ったら売ってしまいましょう。
贈答品の中にはブランド物もあるため、対処に困ったら思い切って売ってしまいましょう。

贈答品の買取価格は数百円です。

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デジタル遺品の扱いに注意

最近では、故人の残したパソコンやスマホなどのデータを遺品整理する事が増えました。

こうしたデジタル遺品を整理する際には、気をつけるべきことがあります。

デジタル遺品とは

デジタル遺品とは、遺品となったデジタル機器に保存されているデータや、インターネット上の登録情報などのことを言います。

SNSのアカウントや連絡先だけではなく、ネットショッピングの利用履歴やクレジットカードの情報などもデジタル遺品になります。

パソコンやスマホといったデジタル機器を処分する際には、このデジタル遺品も処分することになります。

ネット証券取引などの資産運用もデジタル機器を使ってできるようになりました。

そのため、そうした情報がデジタル遺品として残されていることがあります。


故人のやっていた投資の残高などの財産も、遺産相続の対象になります。

デジタル遺品の存在がわからないと、遺産を分けた後に資産運用が発覚して、遺産トラブルが起きることがあります。

こうしたことを避けるためにも、デジタル遺品を機器の中から探さないといけません。

特に故人が経営者だった場合、事業についての情報がデジタル遺品として残っている可能性があります。

経営状況を把握するためにも、デジタル遺品はきちんと整理しなければなりません。

デジタル遺品の中には、故人が遺族に見られたくないものもあります。

また、デジタル機器はパスワードで保護されており、中が見られないため、データを消せないということがありがちです。

デジタル遺品を整理するときは、デジタル機器に詳しい人と一緒に行うとやりやすいでしょう。

機器の中にはパスワードを何回か間違えると、データを初期化する機能がついているものがあります。

デジタル遺品を遺して、故人の思い出を振り返りたいという人は、データの初期化に気をつけてください。

デジタル機器の買取方法

デジタル機器を買い取ってもらうには、中に入っているデータを全て消さないといけません。

データを残したままにしてしまうと、登録してあるクレジットカード情報やSNSなどを悪用される恐れがあります。

トラブルにならないためにも、買取の前にデータを消去しておきましょう。

また、故人の契約していた有料サービスやスマホの契約も解約しましょう。
そのままにしてあると、料金を請求されてしまいます。

スマホは通信会社に持っていくことで解約できます。
故人がどんなプランで契約していたのかわからなくても、通信会社側で調べてもらえるので大丈夫です。

故人が使っていたSNSのアカウントも、削除するようにしましょう。
ほったらかしにしていると、アカウントを乗っ取られてしまう可能性があります。

FacebookやInstagramなどの多数のサービスでは、遺族による故人のアカウント削除依頼を受け付けています。
アカウント削除したいのにパスワードがわからないといった場合は、サービス元に連絡してみましょう。

また、故人がネットで活動していたといった場合、SNSで訃報をお知らせすることもできます。
アカウントを削除する前に、訃報をお知らせしておくと、ネットで仲の良かった人にも伝えられます。

デジタル機器は使われている部品等に貴重な金属が使われているため、高値で買い取ってもらえます。
データを消してから査定に出しましょう。

デジタル遺品はトラブルにつながりかねないことが多くあるため、できれば生前整理しておくと、遺産整理中に困ることが減ります。

心配なら専門業者もある

デジタル遺品の取り扱いが心配だという時は、専門業者に依頼することも出来ます。
専門業者に依頼すると、デジタル機器の初期化や廃棄もしてくれます。

データの初期化がよくわからないときは、専門業者に任せましょう。

しかし、一度初期化してしまうと二度と復元することはできません。
データを完全に消してしまうかどうかは慎重に考えましょう。

パスワード解除も、専門業者に依頼すれば、料金はかかりますが解除できる可能性があります。

解除できなかったら返金してくれる所もあるため、どうしてもパスワードがわからないとなったら、専門業者に依頼しましょう。

最近はデジタル機器がよく使われるようになったことで、デジタル遺品についての専門業者が多くなりました。

中にはパスワード解除だけで数十万円も払わせるぼったくりの業者もいるため、まず相場を調べてから依頼するようにしましょう。

買取はどこでできる?

遺品整理が終わり、買取できる遺品を集めたら、売りに行きましょう。
買取方法はいくつかあります。

買取業者

買取業者は、貴金属やブランド品などを買取します。
中にはコレクター品や骨董品などの知識があり、買い取ってくれるところもあります。

宅配買取や出張買取など、店頭に行かなくても査定できるため、重いものも運ばずに済みます。

ただし、買取専門なので、買取できない物を処分してほしいときには、高額な費用が請求されることもあります。

古物商許可証などの資格は、専門的な知識を持っていることを証明するため、こうした資格を持っているかどうかも見ながら業者を選びましょう。

遺品整理業者

遺品整理するのが少し大変だという場合は、遺品整理業者を利用しましょう。

遺品整理業者は買取だけではなく遺品の整理、故人の部屋の片付けもしてくれます。

遺品を分別したり、遺品の廃棄も依頼できるため、遺品整理では最も使われる業者です。
多くの業者では、不要品回収や遺品の供養もできます。

遺品整理は自分でやらないため、必要な物まで処分されてしまう可能性もあります。

必要な物を処分されないためには、業者に全て任せず、協力しながら作業しましょう。

リサイクルショップ

普段使っているリサイクルショップでも買取はできます。
リサイクルショップは、ジャンルを問わず幅広く買い取ってくれます。

しかし、買取業者に比べて査定価格が低く、本当は高値が付くようなものも二束三文で買い取られる事もあります。

大して高級ではない物を売るなら、各地に店舗があるので便利かもしれません。

たくさんの遺品をまとめて売りたい場合は、出張買取などを利用しましょう。

ネットオークション

ネットオークションで、欲しがっている人に渡すこともできます。
特に故人がコレクションしていた物は、ネットオークションで高値が付くことがあります。

ネットでのオークションなので幅広い人に見てもらう事ができます。
また、人気のあるものはいくつも入札され、だんだんと値段が釣りあがっていく事があります。

ただ業者に売ってしまうのではなく、本当に欲しい人に持っていてもらいたい時は、ネットオークションを使いましょう。

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遺品整理で得をするためには

買取できる遺品の中でも、状態によって価値が左右されます。
遺品整理で得するためには、少し工夫しましょう。

綺麗にしてから買取する

汚れが着いていると買取価格が下がってしまいます。
掃除して、なるべく綺麗にした状態で買取してもらいましょう

家具やアクセサリーなどは、汚れているかどうかも見られます。
また、汚れが酷すぎると買い取ってもらえないこともあります。

少し乾拭きをしたりして、できるだけ汚れを落としておきましょう。
着物も、全てまとめるのではなく、一枚ずつ丁寧にたたんでおきましょう。

セットで買取する

セットで売られているような商品は、単品ではなくセットで買取しましょう

何個かで一セットになっているような美術品や、カトラリーはばら売りされがちですが、一つにそろえて買取すると高価になります。

付属品があるような物も、付属品と一緒にしましょう。
バッグのショルダーストラップや、ゲームや本の付録など、セットにすると更に高値になるようなものもあります。

こうしたものがないか、探してセットとして売りましょう。

鑑定してから買取する

価値がわからないまま買取してしまうのはとてももったいないと思います。
まず鑑定してから、買取してもらいましょう。

鑑定することで、思わぬ掘り出し物が出てくる可能性があります。
貴重なものが出てきた場合、鑑定する前よりも買取金額が上がります。

見積もりを比較する

1社だけに買い取ってもらうのではなく、何社かに見積もりを出してもらって、比較しましょう。
会社によっては全く違う金額になることもあります。

1社だけ見るのではなく、何社も見ることで、より高く売れます。
何社も見積もりをすることで、同じ物を違う会社がどう評価しているかがわかります。

遺品整理は大変だからと1社だけに見てもらわず、いくつも見てもらうことで、遺品に実際はどんな価値があるのかを知ることもできます。

遺品整理で買取できない遺品は?

遺品整理していると、買取出来ないようなものも出てきます。
遺品整理で買取が出来なかった遺品はどうすればいいのでしょうか。

ゴミとして処分する

ゴミとして処分する場合は、その自治体のゴミ処理ルールに沿って処分しましょう。

自治体によっては、分別の方法が違ったり、分別が厳しかったりします。
分別方法を確認しながら、ゴミとして処分しましょう。

遺品整理すると、ゴミとして処分する物が大量に出るかもしれません。
一つずつ処分するには手間がかかり、量が多いことで捨てるのが大変になります。

多くの自治体では、持ち込み処分を受け入れています。
軽トラやワゴン車にゴミを積み、ゴミ処理場へ運ぶとその場で引き取ってくれます。

自治体によっては受け入れしていない場合もあるため、持ち込む前に必ず自治体へ確認してください。

ゴミとして処分できないような古い家電などは、メーカーや専門の事業者に回収してもらいましょう。

お焚き上げをする

遺品の中には、ただゴミとして捨てるのは気が引けるものもあります。
故人の思い入れが強いようなものは、お焚き上げをしてもらうといいでしょう。

お焚き上げは物を燃やすことで、天に届けます。
お守りやお札のほか、故人が大事にしていた人形や写真も、供養してお焚き上げできます。

仏壇や神棚を処分する際は、まずお寺か神社に相談して、魂抜きをしてもらいましょう。
仏壇の厨子は魂抜きの後、粗大ごみとして出せる地域もあります。

神棚は奉納した後にお焚き上げしてもらえます。
お焚き上げしたい場合は、近くで行っているお寺や神社を調べ、お焚き上げしてもらいましょう。

形見として譲る・使う

形見分けとして譲り受け、使い続けることもできます。

故人の使っていたもので買取できなかったものは、ゴミとして捨ててしまうよりは、使い続けたいものです。

もし自分がもらいたいものがあったら、形見としてもらってもいいでしょう。

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遺品整理で買取する際の注意点

遺品整理で買取できる遺品を集め、買取する際には注意点があります。

遺品を買い取ってもらったり、処分する際は家族や親族の同意を得ましょう
親族のほか、特に仲の良かった友人にも確認した方がいいかもしれません。

遺品整理が終わった後で、遺品整理をしたことを知らなかった親族や友人が、形見としてもらう予定のものがあったと言い出すことがあります。

故人との思い出があるものなので、弁償できるようなものでもありません。

遺品整理する前に、一度周りに相談したり、遺品整理に立ち合ってもらったりして、トラブルにならないようにしましょう。

相続人の許可なく第三者が遺品を処分すると、場合によっては窃盗罪に問われることにもなりかねません。

故人の友人が、故人がこっそり捨ててほしいと言っていたものを、相続人に言わずに捨ててしまうことがあります。
故人との約束があっても、遺品を扱うときは相続人の同意を得るようにしましょう。


買取金額をどう分配するかや、どう扱うのかについても話し合っておきましょう。

自分以外に相続人がいる場合、買取金額は分け合うことになります。
買取金額のうち、何割を分配するかを事前に決めておくことで、トラブルを避けられます。

遺品整理で売却して得たお金は、課税対象になる場合もあります。
骨董品や宝石、証券などを売却した際、1個または1組あたりの価格が30万円以上の場合に課税されます。

地金やのべ棒、金貨などを売却した場合、価格が30万円以内でも課税の対象になります。
こうしたことについても話し合っておきましょう。

遺言書に遺品整理についての記述がある場合は、遺言書に従いましょう。
きちんと遺言書の形式で書かれた遺言書には効力があります。

友人に分けてほしい物が書かれている場合もあります。
もし遺品整理について何か書かれていたら、それに従いましょう。

遺品整理で買取できる遺品まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで買取できる遺品や、買取できる遺品を高く売る方法などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 遺品の中には買取できる遺品がある
  • 買取で得するにはコツがある
  • 買取出来ない遺品は処分できる
  • 遺品整理する前に、相続人や親族で話し合う

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。


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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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