法事法要
香典の相場・書き方・包み方・渡し方について徹底解説
更新日:2022.05.12 公開日:2021.06.17
葬儀に参列する上で欠かせないのが香典です。
しかし、香典の金額相場や表書きの書き方などの正しいマナーをご存知でないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、香典に関する知識を解説していきます。
香典にまつわる実際のエピソードも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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香典の由来
香典とは、故人に弔意を示し、お花や線香などの代わりにお供えする金銭のことです。
同時に遺族を経済的に支援するといった意味も含まれています。
香典の「香」という字は線香を指し、元々は葬儀の際に参列者が線香を自前で用意していたことに由来します。
そして時代とともに線香の代わりに金銭を包んで遺族に渡すものに変化していきました。
香典の金額相場
以下から香典の金額相場を紹介します。
なお、自分が葬儀の喪主を務める場合には香典を包む必要はありません。
このグラフは、実際に葬儀に参列した際に包んだ香典の金額を、独自でアンケート調査した結果です。
一番回答が多かった金額は「1万円」で50.4%の方が回答しました。
次いで、「5千円」が19.2%、「2~5万円」が15.8%、「5~10万円」が7.4%、「3千円」が6.9%という回答結果になりました。
半数近くの方が1万円を包んでいますが、香典の金額相場は故人との関係やご自身の年齢によっても変動してきます。
以下に示した表は、「故人との関係・ご自身の年齢別の香典の金額相場」です。
こちらも上記のアンケートと同様、弊社独自の調査結果ですので参考にしてください。
故人との関係・ご自身の年齢別の香典相場
故人との関係 | 年齢ごとの相場 |
---|---|
父母・義理の父母 | 20代:1万〜5万 30代:3万〜10万 40代以上:5万〜10万 |
兄弟姉妹 | 20代:1万〜5万 30代以上:5万 |
祖父母 | 20代:5000円〜1万円 30代:1万〜3万円 40代以上:1万〜5万円 |
叔父・叔母 | 20代:5000〜1万円 30代以上:5000〜3万円 |
友人 | 5000〜1万円 |
友人の家族 | 3000〜5000円 |
先生や恩師 | 5000〜1万円 |
上司・同僚 | 5000〜1万円 |
血縁の深い方が亡くなった時が、年齢によっての香典の金額に差が大きく出るという結果になりました。
しかし、この結果はあくまで今回の調査での金額相場ですので、金額が上下しても問題ありません。
法事・法要ごとの香典相場
法要の内容 | 故人との関係と相場 |
---|---|
三回忌以前の法要(会食あり) | 親族の場合:1万〜5万円 親族以外の場合:1万〜3万円 |
三回忌以前の法要(会食なし) | 親族の場合:5,000〜3万円 親族以外の場合:5,000〜1万円 |
三回忌以降の法要(会食あり) | 親族の場合:1万〜3万円 親族以外の場合:1万〜2万円 |
三回忌以降の法要(会食なし) | 親族の場合:5,000〜1万円 親族以外の場合:3,000〜1万円 |
法要の際の香典の特徴として、葬儀で包んだ香典よりも相場は安くなるという傾向があります。
また、法要の香典の金額はお斎(おとき)と呼ばれる法要後の会食があるかどうかで変わることも特徴の一つです。
お斎を開くことで、施主には参列者一人当たり3,000〜1万円の負担がかかります。
その負担を少しでも香典によって減らすと理由で相場に変動があるのです。
喪主の場合香典は必要ない
喪主として葬儀に参加する場合は香典は必要ありません。
香典には、上述した故人への弔意を示すという役割の他に、親族の方への金銭的な補助としての意味も持ちます。
喪主は香典ではなく香典返しを一般的に行います。
香典返しとは、いただいた香典に対するお返しのことで、一般的にいただいた金額の半分から1/3でお返しします。
香典返しについて、詳しくは以下の記事をご参照ください。
香典の金額を決められない場合
相場を知っても、「この金額では少なすぎるのではないか」と考えたり、「他の親戚はどのくらいで包んでいるんだろう」などと考えて金額が定まらない方もいらっしゃいますよね。
その際は、一緒に参列する「故人との関係が似ていて、歳が近い方」と相談して同じ金額にすると良いでしょう。
同じ金額を払っている方が一緒にいるだけで、自分の包む金額に納得がいくかと思われます。
相談する際に、先ほど紹介させていただいた表をもとにしていただけますと幸いです。
香典の金額に税金はかかるの?
結論から述べますと、香典には常識の範囲内の金額であれば税金はかかりません。
常識の範囲内というのは、先ほど紹介した相場(10万円以下)を目安にしていただけると良いです。
もし、高額な香典をいただいた場合は税理士に相談するようにしましょう。
税金については以下の記事で細かく解説しています。ぜひご覧ください。
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香典の書き方
中袋がある場合、中袋の表面に金額、裏面に郵便番号・住所・名前を書きます。
香典袋によっては中袋が付属していない場合もあります。
以下でそれぞれの書き方を詳しく解説します。
中袋の書き方
表面
中袋の表面には、包んだ金額を中央に縦書きで書きます。
金額の数字や単位は、旧字体である「大字」を使います。
使い慣れない大字を使用することで、金額の改ざんを防ぐという効果があるためです。
金額の具体的な書き方は、「金+〇〇+圓(円)」です。
〇〇の箇所を包んだ金額に合わせて大字で記入します。
一般的には縦書きですが、香典袋によっては横書きで書く場合があります。
横書き香典袋の金額の書き方は算用数字を使用するのが一般的です。
算用数字で記入する際は三桁ごとに「,」を打つことを忘れないようにしましょう。
裏面
裏面には、左下に郵便番号・住所・名前を書きます。
いずれも縦書きで表記するため、数字は漢数字を用います。
より詳しい金額の書き方については以下の記事をご参照ください。
外袋の書き方
続いては外袋の書き方について紹介します。
外袋とは水引がついた袋のことで表書きと名前を記入します。
表書き(宗教別)
表書きは水引の表面の上に書きます。
表書きを書く前に、喪主側の宗教・宗派が何かを必ずチェックしましょう。
宗教・宗派によって表書きは大きく変わります。
宗教・宗派別の表書きは以下の通りです。
宗教 | 表書き |
---|---|
仏教(浄土真宗以外) | 四十九日前:御霊前 四十九日後:御仏前・御沸前 |
浄土真宗 | 御仏前・御沸前 |
神道 | 御玉串料・御霊前・御榊料 |
カトリック | 御花料・御ミサ料・御霊前 |
プロテスタント | 御花料・弔慰料・忌慰料 |
仏教では通常、四十九日までは中陰と言われ、現世とあの世の間を彷徨っている霊の状態にあたると考えられています。
そして四十九日を迎えると成仏され、極楽浄土に行くことができます。
しかし死後すぐに成仏されると考えられていることから、浄土真宗では四十九日を迎えなくとも御仏前が使用されるのです。
名前
水引の下の中央に香典を包んだ人の名前を書くのが基本ですが、連名などで香典を出す場合は注意が必要です。
個人で香典を出す場合は「御香典」などの水引下の中央(御香典などの表書きに縦列を合わせて)名前をフルネームで書きます。
夫婦で香典を出す場合は、まず水引下の中央に夫の名前をフルネームで書き、その左隣に妻の下の名前を書きます。
旧姓で名前を書きたい場合には、中袋に旧姓を書きます。
中袋がないものであれば、夫の左隣に旧姓で書いて問題ありません。
会社の部署などの複数人で出す場合は3人までの場合と、4人以上で香典を包む場合で連名の書き方が異なります。
三人以上で香典を包む場合は社内での立場が高い右から順にフルネームで書き、4人以上で香典を包む場合は外袋に所属する会社や部署の名前に「一同」と付けて「〇〇会社一同」のように書きます。
お金を包んだ方のフルネームと金額の内訳を記した別紙を同封します。
香典に使用するお札マナー
香典の中袋や外袋裏書きに金額を書くと解説してきましたが、実は包むお札にもマナーが存在します。
お札マナーも抜けめなく抑えておきましょう。
新札は避ける
香典では新札の使用は避けるべきであるされています。
「不幸を予想してあらかじめ用意していた」と捉えられてしまうことがあるからです。
とはいえ、ボロボロのお札を使用するのもNGです。
一部が欠損していたり、汚れているものを包むのは失礼に当たります。
新札を避けるとはいえど折り目がついている程度のお札を使用しましょう。
香典袋に包むお札の向きは?
一般的にお札の向きは、香典袋の表側にお札の肖像画がない方を向けるとされています。
お札の上下は肖像画が下に来るように入れましょう。
香典袋の中袋の裏書きの説明で使用しているイラストを見ていただけるとわかりやすいかと思われます。
お札の枚数は最低限に
例えば5000円を包みたいとき、1000円札を五枚ではなく5000円札を一枚入れるようにしましょう。
受付係の方が、いくら包んでもらったかを確認する際にスムーズに行うことができるからです。
また、偶数は「割り切れる」ことから「故人とのつながりを断つ」と捉えられてしまう可能性があるので、お札の枚数が偶数になることは避けます。
2万円を包みたい場合は?
都合により、2万円を包みたい場合は、1万円札を2枚包んでしまうと偶数枚のお札を包むことになってしまいます。
その際は、お札の枚数は1枚分増えることにはなるのですが、1万円札を1枚、5,000円札を2枚包むようにしましょう。
香典袋の選び方
香典を包む際、香典袋の選び方も重要です。
選ぶ際は、水引の色・結び方や包む金額がポイントになります。
水引の色については、黒白が一般的です。
ただし関西や北陸では、黄白の水引が使われます。
また神道では双白を使うケースも多いです。
結び方については、結び切りやあわじ結びにします。
1度結ぶと簡単にほどけないため、不幸が繰り返されないように願う意味があるためです。
また香典袋は包む金額でも使い分ける必要があります。
金額別の適切な香典袋の特徴
香典の金額 | 適切な香典袋の特徴 |
---|---|
5,000円以下 | 印刷された水引のもの |
10,000円以上 | 実際の水引を結わえたもの |
50,000円以上 | 双銀の水引が使用された中金封 |
100,000円以上 | 相銀の水引が使用された大金封 |
宗教別の適切な香典袋のデザイン
宗教 | デザインの特徴 |
---|---|
仏教 | 無地 蓮の花の絵 |
神道 | 無地 |
キリスト教 | 無地 十字架 百合の花の絵 |
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香典の袱紗を使った包み方
香典は袱紗に包んで先方に向かうことが礼儀とされています。
そもそも袱紗とは、お金に埃などがつかないようにするための、絹やちりめんで作られた四角い布のことを指します。
袱紗にはいくつか色の種類がありますが、慶弔どちらにも対応できる紫色をお勧めします。
それでは、袱紗を使った香典の包み方を解説します。
- 袱紗を菱形の形において、中央に表書きを上にして香典袋を載せる
- 右、下、上、左の順番で菱形に置いている袱紗の角を折り畳む
- 袱紗を裏返しにしておしまい
香典を渡すタイミング
葬儀で持参する香典は、渡すタイミングも決まっています。
お通夜や葬儀で受付を済ませる際に、一緒にお渡しするのが一般的です。
もしお通夜や葬儀に直接参列できない場合は、郵送か後日の弔問でお渡しします。
別の参列する方に代理でお渡ししてもらうのも1つの方法です。
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香典の渡し方
香典を実際にお渡しする場合も、マナーがいくつかあります。
当日ご遺族にきちんとお渡しできるように、以下の内容を知っておくと良いでしょう。
お通夜・葬儀で渡す場合
お通夜や葬儀に参列する際は、受付で芳名帳に記入した後でお渡しします。
まず袱紗から香典袋を取り出した後、一度袱紗を簡単にたたみましょう。
袱紗をたたんだら、香典袋の表書きが相手側に見える向きに乗せます。
そしてお悔やみの言葉を伝えながら、袱紗ごと両手で差し出す流れです。
葬儀後に渡す場合
葬儀後に喪主のご自宅に弔問してお渡しする方法もあります。
まず喪主に電話で連絡し、日程調整をすることが重要です。
ご遺族の都合を優先しながら、日時を決めていきます。
当日はダークスーツなどの平服を着用して、喪主宅を訪れましょう。
挨拶してお線香を上げた後が、香典をお渡しするタイミングです。
なお、お悔やみの言葉を伝えつつお渡しする流れは、葬儀に参列する場合と変わりません。
郵送で渡す場合
郵送でお渡しする場合は、郵便局で現金書留用の封筒に包みます。
香典袋のみを直接郵送することはできないので注意しましょう。
現金書留用の封筒には香典袋とともに、お悔やみの手紙も入れます。
お悔やみの手紙には、お悔やみの言葉やご遺族をいたわる言葉を記すと良いでしょう。
ちなみに「ますます」などの重ね言葉や、生死に関する直接的な表現は避けるべきです。
香典に関するマナー
香典を辞退された場合
葬儀を行う家によっては、故人の意向や香典返しによる負担を抑えるといった理由で香典を辞退する場合もあります。
もし辞退された場合は、香典をお渡しする必要はありません。
代わりに何かを渡したい時は、お供え物や供花を送りましょう。
なお香典を辞退されているにもかかわらず、無理にお渡しするのは失礼になる可能性があります。
あくまでも喪主やご遺族の気持ちに沿うことが大切です。
表書きや水引は印刷でも問題ない
近年、コンビニなどで表書きや水引があらかじめ印刷された香典袋を購入することができます。
もちろん葬儀での香典用に販売されているものなので、実際に使用しても問題ありません。
しかし、包む金額が高い場合は自分の手で書いたものを使用するのがマナーです。
【遺族側】香典袋(不祝儀袋)の処理
香典袋は葬儀後に燃えるゴミとして処分して問題ありません。
ただし、中袋などに住所や連絡先が記されている場合は、シュレッダーなどで細かく切ってから捨てるのが無難です。
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香典にまつわるエピソード
香典にまつわるエピソードを3つ紹介します。
香典袋はビニールから出して持参すべし
静けさが広がる葬儀式場に赴き、受付で香典を出す際、購入時のビニールに入れたままでいると、粘着口を開ける独特な音が「ビリッビリッ」と、不快に周囲へ響き渡ります。
静寂の中では特に、この音は耳障りに聞こえて他の参列者からの視線を集め、恥ずかしい思いをすることがあります。
これを未然に防ぐために、香典袋は袱紗(ふくさ)に包み持参するようにして静かに受付を済ませるようにしましょう。
もし、袱紗がない場合でも、外堤を購入時のビニールで代用するのは控えたいものです。
香典袋にお金が入っていない!
この事故はこんなやり取りから発生します。
夫:「○○さんの葬儀に行くから香典用意しといて…」
妻:「わかりました」
と、香典袋に名前等を記入して準備をします。
妻はどのくらいの金額を入れたらよいかがその場ではわからず、外包みだけ体裁を整えて用意しました。
夫は自身のタイミングで着替えを済ませ香典袋を持って参列し、中身が空のままで受付を済ませてしまいます。
帰宅した夫が妻に一言、
夫:「今回はいくら入れたの?」
と尋ねます。
妻:「えっ?中身はあなたが入れるのよ!…」
夫:「しまった!空の香典をそのまま渡してしまった…」
という結末です。
この他、会社関係でも社長と従業員との行き違いが原因で同様のことが起こりやすく注意が必要です。
受付の方が直ぐに開封して集計する時は、その場で対処されることがありますが、時間がたってその事実が判明した場合には、喪主としては、受付係が紛失したのか、あるいは初めから空だったのかが特定できず、お互いに後味がよくない状況に陥ります。
特に受付係をしていた人たちは、集計が合わなくなるためとても混乱し、喪主に対して負い目を感じてしまうものです。
葬儀という大変な時にお金に関することでトラブルを起こし、先方の人間関係にヒビを入れないためにも、香典袋を準備する際は、中袋に金額を記載し、あわせて記載した金額とズレの無いお金を間違いなく包むようにしましょう。
香典泥棒に御用心
最近では内々での葬儀、家族葬が増えていますので、香典泥棒の被害にはあいにくい環境ではありますが、その手口や被害にあう場面が変化しています。
葬儀の間、式場や火葬場での置き引きや車上荒らし、空き巣などにあわないように、香典などの現金管理や貴重品の扱いには充分に注意しましょう。
特に一般的なお葬式では、不特定多数の人間が出入りしやすい環境下で行われます。
皆が一様に喪服を着ているため、部外者などの区別がつきにくく、お互いに遠慮しやすい心情が働きます。
そこに付け入る形で香典泥棒が身を潜めているかもしれないのです。
例えば、通夜や葬儀の受付が狙われやすくなります。
お金を扱っている香典の集計係に「親族に扮した香典泥棒」が「集まった香典を喪主に届けますよ」と受付係に声をかけ、持ち去るケースがあります。
関係者か否かが瞬時に判断しづらいため、油断をすると被害にあいやすくなるのです。
これに対し、親族か否かを判断するために、目印として専用の喪章をつけるなどが対策になりますが、少人数の家族葬では喪章付けが省略される場合もあります。
すると、親戚同士でも顔がわからない場合などでは特に、スキが生まれてしまうものです。
香典泥棒は、町内に貼られた訃報やインターネット(SNS)などで情報を得て、狙いを定めてくる可能性がありますので、個人(故人)情報を含む情報の取り扱いにも注意が必要になります。
よくある質問
香典にはいくら包めば良いのでしょうか
香典で包むべき金額は、故人との関係性によって様々です。
故人との関係性ごとの金額相場は、以下のようになっています。
- 両親・義両親:3万~10万円程度
- 兄弟姉妹:3万~5万円
- 祖父母:1万~5万円
- 叔父・叔母:1万~3万円
- 知人・友人:5,000~1万円
香典のタブーについて教えてください
香典に包むお札は、新札は避けるべきです。
また金額についても、「死」や「苦」を連想させてしまうため4や9のつく数字で包むのは控えるべきです。
加えて2万円など偶数の金額も、故人との繋がりが切れることを連想させてしまうために避けるべきです。
どうしても都合により、2万円を包みたい場合は、1万円札を1枚、5,000円札を2枚包んで奇数枚のお札を包むようにしましょう。
香典を渡すタイミングはいつですか?
香典をお渡しするタイミングは、葬儀などに参列できる場合は受付の際が一般的です。
芳名帳に名前などを記入した後、お悔やみの言葉とともに受付係にお渡しします。
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葬儀での香典についてのまとめ
ここまで香典に関する情報をお伝えしてきました。
ポイントをまとめると以下の通りです。
- 香典は渡す相手により異なるが基本的には3,000円~10万円程度
- 香典袋は外袋には表書き・名前を書く
- 中袋には金額・郵便番号・住所・名前を書く
- お札は忌み数ではない奇数枚を包むのがマナー
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうごぜいました。
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監修者
唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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