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遺品整理

思いを未来につなげる|スマートシニア株式会社を紹介

更新日:2022.03.20

お墓インタビュー

「このお墓には誰が眠っているの。」
「曾祖父ってどんな人だったの。」

子どものときこんなことを思ったり、親もしくは祖父母に聞いたことはありませんか。

おそらく自分の祖先がどういう人だったのか、もしくは自分の家系図はどういう風になっているのかを疑問に感じたことがある方は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は思い出をデジタル化できたり、メッセージを残せたりできるサービスを提供しているスマートシニア株式会社をご紹介していきます。

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  1. スマートシニア株式会社とは
  2. 代表の藤澤様にインタビュー
  3. サービスに関して
  4. ユーザー様について
  5. 今後の展望
  6. 最後にメッセージ
  7. 会社概要
  8. 実際に取材を行った感想
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スマートシニア株式会社とは

スマートシニア株式会社は、私たちそれぞれが持っている「想い」「経験」「資産」をデジタル化し、継承するシステムを開発・販売している会社です。

デジタル化されたデータは人と人、過去と未来をつなげることができます。
スマートシニア株式会社はそれらのデータを、「思いを未来につなげる」をテーマに半永久的に保存する取り組みを行っています。

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代表の藤澤様にインタビュー

ここからは、スマートシニア株式会社の代表である藤澤様に行わせていただいた取材を元に、スマートシニア株式会社のサービスの一部を紹介していきます。

サービスに関して

事業を始めたきっかけ

「選んだ」運営本部
まずは、事業を始めたきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか。

藤澤様
まず、妻のガンで介護退職したきっかけで、その後に父が亡くなったことが事業への思いを深くしました。

アメリカにはエイジ・テックと呼ばれる高齢者向けのITビジネスがあります。
もともと、私はIT系の仕事に長く携わってきたこともあり、”高齢者がデジタル化で恩恵を受ける” 近年のエイジ・テック発展に感銘し今の事業を始めました。

デジタルでの継承

「選んだ」運営本部
いまでこそ、デジタル継承に力を入れているが、デジタル継承を行っている多くの企業はアプリに力を入れていて、もしくは故人のパスワード共有を行うことを推奨している印象があります。
そんな中、御社ではかなりIT技術がしっかり使われているなと感じました。

藤澤様
デジタル継承には2つあると考えています。

1つ目は ”思い出” の継承、

2つ目は、”資産” の継承です。

弊社では”思い出””資産”のデジタル継承に力を入れています。

「選んだ」運営本部
ありがとうございます。続いての質問なのですが、想いでサイトの利用者の層を教えていただきたいです。

というのも、終活はいわゆる団塊世代以上の方がやられていると思いますが、団塊世代の方々はスマホとかの利用に苦戦している印象があります。

そんな中で想いでサイトを利用するにあたって、想いでサイトの利用者の層や、高齢者のアプローチを教えてほしいいただきたいです。

藤澤様
おっしゃる通りで、最初は日本においてはITに関して不慣れな方が多いことを痛感しました…笑

現在は、弊社のパートナーさまがITが苦手なお客様を各地域でサポートさせていただいております。
具体的には、高齢者さまの ”写真アルバム整理” や ”人生史の作成” をパートナーさまが作成し、弊社のシステムで保存しています。

従来、終活や葬祭関連業者さまからは ”年配の方との日常のコミュニケーションツールが欲しい” と言われていました。
まさに、弊社のシステムが高齢者の方々とのコミュニケーションツールとして活用していただいております。

終活や葬祭関連ビジネスにおいては、何を販売するにしても、最終的には人間関係が大切です。
アルバム整理の際、懐かしの写真、子供・お孫さんの写真は高齢者さまにも会話の中で笑顔を与えてくれます。

「選んだ」運営本部
たしかに付加価値としてお客様に提供することが、あまり聞いたことないので素晴らしいなと感じました。

海外では

藤澤様
アメリカでは利用されることが多く、葬儀屋や石材店が「デジタル化して思い出を残せます」と見積もりの時点で説明されます。

なので、一緒に写真アルバムや家系図などをデジタル化する機会になっています。

特に、樹木葬墓・合同碑・散骨を販売するときには、”思い出の場” をパッケージ化して提供するという形です。
ただ単にお墓を売るということではなく、故人や家族の思い出を大切にしましょうという姿勢が、弊社パートナーさまの付加価値で他社との差別化です。

「選んだ」運営本部
やはり海外の方がデジタル継承が進んでいる感じでしょうか。

藤澤様
そうですね。想いでサイトは米国ではオンラインメモリアルサイトと呼ばれ海外では1,000万人以上が使用しています。
最近では、知り合いが亡くなった場合に葬儀に参列できないと、故人の想いでサイトを共有してもらうことがよくあります。

欧米では、お墓の本質は ”故人への想い” ととらえる人も多くなっております。
近年は樹木葬・散骨などをよく聞きます。
そういうところが重なって、デジタル化が進んでいるのではないでしょうか。

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ユーザー様について

「選んだ」運営本部
「想いでサイト」や「デジタル継承」の日本国内での利用者数は現在どのくらいですか?

藤澤様
弊社の ”想いでサイト” 作成者は800人以上で、そこにつながるご家族や友人の登録者は1万人以上です。
ちなみに、米国サイドの系列会社だと作成者は70万人くらいです。

「選んだ」運営本部
「想いでサイト」や「デジタル継承」のようなサービスは、まだまだ知らない人が多いと思います。
今後認知度を広げるために考えていることは何かありますか?

藤澤様
シニアの終活で使用いただきたいと考えております。

今は亡くなった人向けという風になっています。
しかし、亡くなる前から人生の経験・想いを後世の人に残して欲しいと考えています。

終活コンサルタントや、ファイナンシャルプランナーなどの資格をお持ちの方々が、お客様の写真アルバム整理や人生史を作っていただくことでコミュニケーションを図り、収入も得られるという仕組み作りをしたいと考えています。

海外では、年配の方を介護している時に 大切な人生の”思い出” を継承するサポートは ”後世への社会貢献’ とも考えられています。

「選んだ」運営本部
終活カウンセラーやFPの方に使っていただくと、終活へのハードルが下がるかなと感じました。
終活カウンセラーの方にいきなり、相続人どうしますかとかだと、重くなってしまうので。

藤澤様
ありがとうございます。専門家の方にそう言っていただけて嬉しいです(笑)

今年は、人生史や家族史の作成が簡単にできるシステムを提供します!
人生史は写真アルバムを見ながら作ると簡単に始められるのです。

「選んだ」運営本部
想いでサイトを実際に利用されたお客様からの声で印象的だったものがあれば教えてください。

藤澤様
「お子さんを亡くされた方で、毎朝仏壇の脇にスマホを置いて(想いでサイトを表示して)、毎日3年間見てました。」ということに驚きました。

あとは、家族葬後に使って頂く方が結構多いです。
家族葬で参列できなかった方に対して弔問の代わりに想いでサイトを利用し便利だったと喜ばれました。

一般葬後に作られた方の中で、奥様がご主人のサイトを300人以上も見てくれ、皆さんに思っていただき嬉しいと、お手紙もいただきました。

他は、会社で忌引きしたときに、忌引き休暇の証拠として上司に送付した方がいました(笑)そのあと、会社側がお悔やみのメッセージを想いでサイトを通して返信してくれたそうです(笑)

「選んだ」運営本部
それは面白いですね。そんな使い方が(笑)

藤澤様
その方は、LINEやメールに想いでサイトのURLを貼り付けて送信したようですね(笑)

特に少人数の葬儀や法事などの場で使用すると、思い出のメッセージや写真などを見て様々なことを思い起こすことで喜ばれる方が多いですね。

今後の展望

「選んだ」運営本部
今後、何か新しいサービスを展開する予定はありますか?

藤澤様
デジタル化した ”想いで” を何百年も保管できる仕組みを考えてます。

そのため、仮想空間上(メタバース)のお墓普及のアンバサダーをやっています。
これは、仮想空間上で3次元でお墓を作り、お墓参りやできるだけでなく献花したり、その人の写真アルバム、家系図、人生史を見たり、メッセージを聞いたりすることが出来るものです。

「選んだ」運営本部
仮想空間上のお墓はまだ販売されていないんでしょうか?

藤澤様
昨年(2021年)より米国の会社よりメタバース上のNFTとして販売されました!
現時点で1,000基ほどが完売して、弊社も3基購入させていただきました。

「選んだ」運営本部
なんか中学生男子が好きそうなものかなと思いました(笑)

藤澤様
そうですね(笑)

実は、私の息子が今25歳なのですが、半ば投資目的で買ってみてはと言ってお墓NFTを紹介してくれました(笑)

「選んだ」運営本部
これを使うことで、50年前は自分の家族がどうだったかなとか祖父以上の方々はどういう人だったのかは誰しもが気になることで…..。

藤澤様
そうですね。まさにその通りだと思います。

一人ひとりの人生って、葬儀を終えお墓に入ったら記録がないと忘れられがちです。
一般人の私たちでも、想いでや経験が沢山あるけど、継承されないのが悲しいと思っています。

簡単に人生を継承できて、あとでも見れ、自分の祖先を知る機会になったり、もしくは自分の想いを誰かに見てもらい激励になれば、それが自分なりの社会貢献だと思ってます。

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最後にメッセージ

「選んだ」運営本部
最後に、読者の皆様に伝えたいことがあれば教えてください。

藤澤様
私たちの製品は、誰でも使えるように無料版が用意されています。

多くの方々が使用して 自分の人生を伝えることを通じ ”自分なりの後世への社会貢献” に使用してもらえれば幸いです。

会社概要

会社名スマートシニア株式会社
所在地〒135-0063 東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルB棟9F
代表取締役藤澤哲雄
代表電話番号03-5530-8260(代表)
資本金950万円
業種IT、通信
事業内容ソフトウェア開発・販売
サイトURLhttps://smartsenior.jp/
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実際に取材を行った感想

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取材を通して、デジタル技術を用いて「思い出」や「資産」の継承していくことの有用性と、ユーザー目線で考える藤澤様の心遣いをとても感じました。

今回は「思いを未来につなげる」をテーマに掲げる「スマートシニア株式会社」を取材させていただきました。

藤澤様、お忙しいところ取材に応じてくださり、誠にありがとうございました。

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