東京都荒川区南千住1-59-11
幕末維新の歴史を物語る、荒川の最古刹。
円通寺の境内には、江戸幕府の将軍である徳川慶喜の警護にあたっていた旧幕府軍「彰義隊」の墓所(都指定文化財)があります。 明治元年、戊辰戦争で明治新政府軍に敗れ戦死した彰義隊は、見せしめのために放置されていましたが、当時の円通寺 住職が斬首覚悟で供養を行いました。 住職は官軍に逮捕・投獄されたものの、後に官許をもらい釈放されました。 このことをきっかけとして、賊軍の法要ができる日本唯一の寺となり、彰義隊266霊が埋葬されました。 その縁から明治40年に帝室博物館より「黒門」(荒川区指定有名文化財)が下賜されました。 これは戊辰戦争当時に、戦いの中心であった上野の寛永寺に建っていたものです。 〈円通寺納骨堂の特長〉円通寺納骨堂は、お子様や継承者のいない方もお申し込みいただけます。また幅広いご家族からご利用いただきやすいようにと、お求めやすい価格設定となっており、「供養の場を提供したい」という幕末維新当時の住職のご意志が、今も脈々と受け継がれています。
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査
1級葬祭ディレクター 袴田(業界歴25年)