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お葬式

一日葬とは?一日葬のメリットデメリットやタイムスケジュールも紹介

更新日:2024.01.31

一日葬

一日葬とは?一日葬のメリットデメリットやタイムスケジュールも紹介

記事のポイントを先取り!

  • 一日葬ではお通夜の儀を行わない
  • 従来の葬儀と比べ費用が安い
  • 慌ただしく過ぎてしまう場合も

昨今、供養や儀式のかたちに多様化が見られるなか、新しい葬儀のスタイルである一日葬に注目が集まっています。

しかし、新しいが故に流れや注意点を把握していない方も多いことでしょう。

そこで本記事では、一日葬の詳しいタイムスケジュールやメリットデメリットについて解説します。

後半では一日葬にかかる費用や家族葬との違いについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 一日葬とは
  2. 一日葬のメリットデメリット
  3. 一日葬の流れとタイムスケジュール
  4. 一日葬にかかる費用は?
  5. 一日葬の香典相場
  6. 一日葬と家族葬の違い
  7. 一日葬についてのまとめ
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一日葬とは

一日葬は、お通夜の儀を省略し告別式のみを執り行う新しいお葬式のかたちです。

通常の葬儀では一日目に通夜、二日目に告別式や火葬を執り行います。

一方、一日葬はお通夜の一切を省き、告別式と火葬のみを執り行いますので、その名の通り一日で完結するという葬儀形式です。

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一日葬のメリットデメリット

一日葬のメリットデメリット

お通夜を行わない一日葬には、一般のお葬式とは異なるポイントがいくつかあります。

そこで、一日葬のメリットとデメリットを、一日葬の特徴と合わせて詳しく解説します。

メリット

一日葬のメリットは、遺族や会葬者の心身的負担の軽減葬儀費用の一部削減が見込める点がであると言えます。

一日葬はお通夜を執り行わないため、一般のお葬式と比べて時間的拘束が短いのが特徴です。

お葬式は、家族の臨終という何物にも代えがたい悲しみから始まります。

そのなかで慣れない行政手続きや葬儀社との打ち合わせなど、遺族の心身的負担が相当なものであることは、想像に難くありません。

また、ご高齢の方や小さい子どもがいる家庭は、2日間式場に足を運ぶことはもちろん、宿泊が難しい場合もあるでしょう。

その点、一日葬は儀式にかかる時間が短いため、参列する親族や会葬者にかかる心身的負担を軽減することが出来ます。

飲食や宿泊の機会も通常のお葬式より少なくなりますので、その分費用の削減も見込めます。

そのほか、式場によって式場使用料や、多くの場合は僧侶のお布施も通常より少なく済むことがあります。

デメリット

心身的負担の軽減や費用の削減など多くのメリットがある一日葬ですが、もちろんデメリットも存在します。

お葬式は故人の最後のセレモニーであり、今世に別れを告げる大切な儀式です。

故人だけでなく、遺族にとっても最良な選択をするために、メリットと併せてデメリットを把握しておきましょう。

参列できない人が出てくる可能性

一日葬は告別式のみを執り行うお葬式ですから、全ての儀式が1日で終了することになります。

また通常、告別式を執り行う時間帯である午前中に行われることが一般的です。

親族であれば忌引き休暇を取得して儀式に参列出来ますが、知人や友人であれば就業後の夕方以降でなければ参列出来ない場合も多いでしょう

そのため故人に縁の深い方でも最後のお別れに参列できない方が出てくる可能性があり、後日自宅に弔問されることもあります。

弔問客が増えると遺族は返礼品の用意に追われたり、外出が難しくなるなどの負担が増える場合があるので、検討しましょう。

故人とゆっくりとお別れができない

一日葬は通常2日間で行う儀式を1日で済ませるため、慌ただしい印象を受ける方も少なくありません

お通夜がない分、遺族はしっかり体を休めることが出来るメリットもありますが、儀式自体は1日で終了します。

そのため、前項でご紹介の通り、参列出来ない人が出てくる場合も考えられます。

また、親族や所縁の方と共に過ごすお通夜がないことで、自身が知らない故人の性格や交友関係を知る機会も少なくなるかもしれません。

生前の故人の親戚付き合いや交友関係などを考慮の上、一日葬を検討するのが良いでしょう。

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一日葬の流れとタイムスケジュール

一日葬の流れのイラスト

一日葬は新しいお葬式のかたちのため、儀式の流れやスケジュールを知らない方は多くいます。

そこで、一日葬の一般的な流れと詳しいタイムスケジュールをご紹介します。

一日葬の流れ

一日葬はお通夜を執り行わないこと以外、通常のご葬儀の流れとあまり変わりありません。

ご臨終〜葬儀社との打ち合わせ

ご臨終を迎えると、遺族は葬儀社に連絡し搬送の手配を整え、自宅や式場などに故人をご安置します。

ご安置後、遺族は葬儀社と葬儀の内容について打ち合わせ、菩提寺への連絡や死亡届の提出といった行政手続きを並行して行います。

葬儀社との打ち合わせは、式場の手配や返礼品の準備、遺影写真の選出など多岐にわたります。

ひとつひとつ、葬儀社と確認しながら進めていきましょう。

また、一日葬でお葬式を執り行いたい旨は葬儀社や菩提寺に事前に相談しておくと良いです。

式場や菩提寺の都合を考慮の上、一日葬の日取りを決定します。

葬儀・告別式

決定した日取りで葬儀・告別式が執り行われます。

儀式は開式、僧侶の読経を頂き、弔辞弔電の拝読、ご焼香、喪主の挨拶、閉式といった一般的なご葬儀の流れと同様です。

また、葬儀・告別式の直前に納棺が行われることが多いです。

その場合は、親族のみで納棺の儀を行ったのち、御葬儀の運びになりますので、親族は開式の1~2時間前に式場に集合する必要があります。

出棺・火葬

葬儀・告別式が終わると棺にお花を手向け、出棺、火葬の流れになります。

一日葬の開式時間によっては、火葬場や骨上げ後に食事が振る舞われることもあります。

なお、儀式については宗派や地域により若干作法が異なる場合があるため、事前に地元の葬儀社や菩提寺に確認しておくと安心でしょう。

一日葬のタイムスケジュール

前項の通り、一日葬はお通夜を省略すること以外は通常通りの葬儀・告別式の流れで執り行われます。

一般的には開式から閉式までは1時間程度、出棺、火葬を終え骨上げに2時間程度と、所要時間は約3時間程となります。

ただし、式場から火葬場までの距離や火葬場の混雑状況にも左右されるため、大体3~5時間程度を目安にしておくと良いでしょう。

また、日本では特別な感染症等を除き死後24時間経過しないと火葬が出来ない法律となっています

そのため仮に午前9時に死亡した場合、最短の葬儀施行は翌日の午前8時より儀式を行い、9時に出棺というスケジュールになります。

上記の目安に当てはめると、その後の火葬から骨上げ終了まで約2時間程度ですので、11時ごろには儀式の一切が終了する運びとなります。


葬儀社との打ち合わせや式場、火葬場の空き状況、菩提寺の都合によっても左右されるのでこの限りではありません。
遠方からの参列もあるので、告別式が9〜10時ごろから始まり13時〜14時頃に全ての儀式を終えるケースが多いです。

一日葬の開始時間によっては、火葬中もしくは式場に戻った後に会食が振る舞われることもあれば、初七日四十九日までの繰り上げ法要を行う場合もあります

地域性もありますので、葬儀社に確認しておくと良いでしょう。

一日葬は時間的拘束が少ない分、慌ただしく感じられる場合もあるため、儀式に後悔を遺すことのないよう慎重に検討する必要があります。

こちらの記事で一日葬の流れや費用について解説しているので、ぜひご覧ください。

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一日葬にかかる費用は?

一日葬にかかる費用は地域によって異なりますが、葬儀社に支払う金額は概ね30~50万円台が相場と言われています。

上記のほかに、飲食や香典返しなどの返礼品また僧侶の御布施が別途発生します

僧侶の御布施は一般的な葬儀より安くなることが多いようですが、地域性や宗派、戒名の有無でも大きく左右されます。

後にトラブルにならないためにも、菩提寺がある場合は直接確認するのが良いでしょう。

また、最近では一日葬専用プランを作っている葬儀社も見かけますが、そうでない場合は式場使用料が通常料金設定(2日間)であることも。

加えて火葬場の使用料が葬儀代金に含まれる場合と含まれない場合があります。

これらも地元の葬儀社などに事前に確認しておくと安心でしょう。

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一日葬の香典相場

一日葬の香典相場

基本的に一日葬でも一般的な葬儀でも御香典の相場に変わりはありません。

ただし、一日葬は一般の会葬を賜る場合もあれば、ごく近しい身内だけで執り行われることもあります。

香典相場は自身がどの立場で参列するかによって変わりますので、本項で詳しく解説します。

香典の相場

香典の相場は故人と自身の関係性によって大きく左右されます。

マナー違反を避けるため、ある程度の相場は事前に把握しておくと良いでしょう。

以下に故人との関係性による香典の相場についてご紹介します。

  • (故人が)父母である場合…5万円~10万円程度
  • 兄妹姉妹である場合…3万円~5万円程度
  • 祖父母である場合…1万円~3万円程度
  • 叔父、叔母である場合…1万円程度
  • その他親戚(いとこなど)である場合…5000円~1万円
  • 友人・知人である場合…3000円~1万円
  • 上司・取引先である場合…5000円~1万円

上記の範囲で関係性などを考慮し、香典をお包みすると良いでしょう。

なお、自身が喪主や施主の立場である場合は香典は用意しません。

会社の上司や取引先関係などは香典の金額が一律で決まっている場合もありますので、それに従います。

また、香典は「死」や「苦」を連想させる4や9などの不吉な数字や偶数を避けるのがマナーです。

ただし昨今偶数については寛容な考え方が浸透しています。

例えば2万円の場合お札の枚数を奇数(1万円札と5千円札2枚など)にすれば問題ないともされます。

地域性にも左右されますので、不安な場合は年長者や葬儀社に確認すると良いでしょう。

香典は辞退するべきなの?

一日葬だからという理由で香典を辞退しなければならないルールはありません

先述の通り、一日葬は一般的な葬儀でも家族葬でも施行することができ、香典も通常の葬儀同様用意するのが参列者のマナーです。

しかし、家族葬ではごく近しい身内で葬儀を執り行うことも多く、香典が辞退される傾向にあります。

そのため参列者が近しい身内に限られることの多い一日葬も、香典を辞退する傾向が強いようです

香典を辞退する場合は参列に来られる方に事前にお伝えしておくと良いでしょう。

辞退せず受け取る場合は、会葬礼状や香典返しと言った返礼品の手配が必要となります。

また、受け取った香典を記録する帳簿なども必要となりますので、香典の方針についても葬儀社と打ち合わせすると良いでしょう。

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一日葬と家族葬の違い

一日葬と家族葬は本来であれば全く異なるお葬式のかたちですが、小規模な葬儀として比較されることが多いようです。

そこで、一日葬と家族葬の違いについて詳しくご紹介します。

お通夜の有無

一日葬はお通夜を行わず告別式のみを執り行うお葬式のかたちですが、家族葬ではお通夜も行います。

家族葬ではお通夜を執り行い、その他の儀式も一般的な葬儀と変わりありません。

近しいお身内など参列の範囲を絞り、人数を制限して執り行う点に違いがあります。

一方、一日葬は家族葬のような人数制限はなく、一般のご会葬を賜っての儀式も可能です。

ただし一日葬はお通夜を省略し告別式のみを執り行いますので、参列者が限られるのが実態ではあります。

菩提寺があり一日葬に難色を示されている場合や、身近な人達で最期をゆっくり送りたい場合は家族葬が良いでしょう。

反対に菩提寺がなく、心身的な負担を軽減しながら儀式を執り行いたい場合は一日葬がおすすめです。

費用相場

一日葬も家族葬も一般的な葬儀に比べると費用相場は安くなります

家族葬は人数を制限して行いますので、飲食や返礼品の個数も多くならず、それらの費用が削減できます。

ただし、2日間の儀式を行う分、式場使用料や僧侶にかかる御布施などは通常の葬儀と同様にかかります。

一方、一日葬では飲食の回数は減りますが人数を制限しない分、親族や会葬者が多い場合はその分費用が発生します。

反対に、式場使用料や僧侶にかかる御布施は安くなる場合が多く、葬儀社で打ち出しているプランも家族葬に比べ一日葬の方が安いことが多いです

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一日葬についてのまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

これまで、一日葬についてメリットやデメリット、流れなどを中心に解説してきました。

まとめると、以下の通りです。

  • 一日葬は、お通夜を省略し葬儀・告別式のみを行う新しい葬儀のかたち
  • 従来の葬儀よりも時間的拘束が短く、遺族の心身負担の軽減や費用削減が見込める
  • 通常2日間の式を1日で行うため、参列が難しい場合や慌ただしく過ぎる場合もある
  • 従来の葬儀と比べて葬儀費用や御布施が安い場合が多い

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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