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お葬式

火葬とは?火葬の意味や流れ・仕組み・中身・手続きについて解説

更新日:2023.03.19

火葬

記事のポイントを先取り!

  • 火葬はご遺体を焼き、骨を葬る
  • 火葬はまず火葬許可証の提出から
  • 火葬の時間は1時間半~2時間程

葬儀が終わると、ご遺体は火葬されるのが通常ですが、火葬の流れや注意点についてはご存知でしょうか。
経験の少ない方であれば知らないと言う方も多いかと思います。

そこでこの記事では、火葬の流れや注意点について詳しく解説していきます。
この機会に、火葬の流れや注意点について知っておきましょう。

火葬式が増加傾向にある理由についても触れているので、ぜひ最後までお読みください。

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  1. 火葬とは
  2. 火葬費用の相場
  3. 火葬はどんな流れで行われる?
  4. 葬式から火葬、納骨までの流れ
  5. 火葬は死亡後24時間以内に行ってはいけない
  6. 火葬にかかる所要時間の目安
  7. 胎児を火葬する時の流れは?
  8. 火葬中の過ごし方
  9. 火葬場へ同行する参列者
  10. 火葬場のマナー・注意点
  11. 火葬場でやってはいけないこと
  12. 出棺の挨拶について
  13. 棺に入れるもの
  14. 火葬を行うタイミング
  15. 火葬の日程を決める方法
  16. 火葬場の予約方法
  17. 火葬場が空いていない場合
  18. 火葬許可証とは
  19. 火葬許可証提出の流れ
  20. 火葬場での心づけについて
  21. 火葬のみ行う火葬式とは
  22. 火葬式が増加傾向にある理由
  23. 火葬式でのお布施の相場
  24. 火葬式でお布施を渡す場合の注意点
  25. 葬儀の参列者の服装
  26. 火葬時に香典を渡すこと
  27. 火葬時の香典の渡し方
  28. 火葬場の仕組み・中身
  29. ペット火葬
  30. よくある質問
  31. 火葬の流れのまとめ
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火葬とは

火葬は、故人のご遺体を焼いてその骨を骨壺に納めて埋葬する、もっとも一般的な葬法です。

葬式のあと遺体を焼くのが一般的な流れです
火葬の直前に最後のお別れの言葉を伝えたり、冥福をお祈りしたりします。

この時喪主は、事前に取得した火葬・埋葬許可証を火葬場に提出しなければなりません。

火葬の割合

日本では火葬率が非常に高く、ほぼ100パーセントだと言っても過言ではありません。

他国の比べても、日本は火葬率が高いのが特徴です。


理由の1つとしては、宗教は仏教が多いことで、もう1つの理由は土地が狭いためだと考えられています。

他国の状況を見てみると、近隣の中国や韓国では、火葬が50パーセント、土葬が50パーセントと半々です。

もともとは、これらの国は土葬が主流で、火葬は親不孝であり、魂の還る場所をなくしてしまうと考えられていました。


しかし、中国は国土は広いのですが人口が多く、韓国は人口は多くありませんが、国土が狭くなっています。

そのため今や半々となるほどに、火葬が徐々に増えてきています。


一方、アメリカやヨーロッパといった欧米では、キリスト教の教えで、死は復活するとされています。

遺体を焼けばもはや復活できないと信じられているので、土葬が約70パ―セントをも占めているのです

四十九日法要

四十九日法要」は、火葬とは切っても切り離せない関係にあります。


なぜなら、故人は亡くなってから49日後に仏になれるという仏教の考えがあるからです。

亡くなってから7日ごとに裁きを受け、49日目に極楽浄土に行けるかどうかの「最後の審判」がくだされるとされています。


四十九日法要は、最後の審判が故人にくだされる最も重要な日なので、盛大な法要を行うことで故人が成仏できるように折るのです。


四十九日法要が終わったら、火葬し、火葬後の遺骨をお墓に納めます。

こうして故人を供養するための「納骨式」が行われ、一連の火葬の儀式が終了するのです。


数え方としては、命日を1日目として数えていきます。

そのため、四十九日法要は、故人が亡くなってから48日目となります。


ちょうど四十九日目に都合があって、法要を行えないケースもあるでしょう。

そうした場合は、四十九日に近い祝日や土日・祝日などに行っても問題ありません。

基本的には48日目より早い日に設定するのが一般的です。

火葬の始まり

火葬はもともと仏教由来の葬儀の文化で、亡骸を焼却して荼毘にふすことです。


日本では、古墳時代の遺跡の中に火葬をした跡が残っているなど、昔からの葬儀の方法として行われてきましたが、上流階級に限られていたようです。


一般庶民に普及してきたのは明治時代になってからで、公衆衛生面の配慮や都市部での土葬禁止措置などがあって、土葬から火葬へと移り変わっていきました。

火葬と土葬の違い

日本では、ほぼ100パーセントの方が火葬を行いますが、土葬を禁止する法律はありませんので、土葬を希望されるという方もいらっしゃいます。


ただし土葬を希望しても、許可をしている自治体はごく限られているうえ、土葬を承諾する墓地を探して、土葬許可証を受ける必要があります


日本に火葬が広まったのには、仏教文化が浸透していることが挙げられますが、土葬する土地が不足したという現実的な側面もあります。

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火葬費用の相場

火葬の費用は、公営の場合や民営の場合によって、あるいは故人が子供や大人かによっても変わってきます。

それぞれの場合の火葬費用の相場についてご説明しましょう。

公営火葬場の場合

市町村の地方自治体が運営する公営火葬場の場合、費用相場は0~6万円程度です。

公営火葬場がある地域の住民であれば、割引料金が適用されるケースが多いのがメリットです。


しかし、すべての自治体に割引が適用されるわけではないので、注意が必要です。

もちろんその火葬場がある地域以外の住民でも利用は可能ですが、地域住民に比べて料金が割高になることが多いようです。

事前に確認しておく方がよいでしょう。


公営の火葬場は、インターネットなどで検索すれば見つかりますし、公営斎場相談センターに問い合わせるという方法もあります。

民営火葬場の場合

個人や法人が運営している民営火葬場の場合、費用相場は5万円~10万円程度です。

料金は比較的高めになりますが、中には公営の料金より安いところもあります。


民営の場合、火葬の料金プランが豊富で、プランによっては20万円~30万円もする高額なプランもあります。


また、控室利用料がかかるところもありますので、料金は見積もりなどをとって確認するのが無難です。


民営は費用がかかるというイメージがありますが、必ずしもそうとは言えない場合もあるので、複数の見積りをとって比較検討するようにしましょう。

火葬費用の内訳

火葬にかかる費用の内訳として、火葬料、待合室使用料、骨壺代があります。


火葬料とは遺体を火葬するための費用のことで、火葬場が自治体が運営する公営か、民間企業が運営する民営かによっても違ってきます。

あるいは遺体の年齢によっても料金は異なるのが一般的です。


待合室使用料とは、火葬が終わるのを待つための部屋の料金です。

待ちながら、喪主側の人と参列者側の人がお互いに故人をしのんで、思い出などを語り合います。


骨壺代とは、遺骨を納めるための骨壺の代金です。

素材のいいものや、形が大きいものは高額になります。

なお、骨壺代として分けて請求されずに、火葬料一式という形で請求される場合もあるようです。

火葬相場の子どもと大人での違い

子どもか大人かによっても火葬料は違ってきます。

子供の場合は、身体が小さいので、焼却時間や償却にかかるコストが安くてすむからです。

おおむね子供の火葬の費用は大人の料金の70パーセント程度ですが、地域によっても異なります。

子供とは、12歳までとすることが多いのですが、火葬場によってその基準となる年齢はさまざまです。

同じ子供でも、死産した場合は、費用がさらに安くなる傾向があり、公営だと0~1万円、民営だと2万円~3万円あるいは、大人の50パーセント以下になることもあります。

大人に比べて子供の相場の方が安くなるのが一般的ですが、地域や葬儀場によっても異なるので、事前の確認は必要です。

生活保護者が火葬を行う場合

では、生活保護者の場合はどうなるのでしょうか。


葬儀が必要な生活保護者は、葬祭扶助制度というものを利用できます。


故人が大人の場合の支給額の目安は、おおむね20万6,000円以内であり、故人が12歳未満の子どもの場合は支給額はおおむね16万4,800円以内です。


一般葬や家族葬などは認められておらず、直葬のみ行うことが可能です。


葬祭扶助制度とは、葬儀を行う生活保護者の金銭的負担を減らすためのものなので、必要最低限の金額が支給されます。

申請資格を満たす人でなければ葬祭扶助制度の申請はできませんし、しかも、葬儀を行う前に申請をすませておかなければ支給対象とはなりません。

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火葬はどんな流れで行われる?

火葬はどのような流れで行われるのでしょうか。
火葬の流れについて以下で説明していきます。

火葬の流れ

火葬の大まかな流れは以下の通りです。

  • 火葬場へ向かう
  • 火葬場に火葬許可証を提出する
  • 納めの式を行う
  • 火葬をする(遺体を焼く)
  • 骨上げを行う
  • 埋葬許可証を受け取る

火葬場へ行く

遺族以外の参列者は、出棺を見送った時点で葬儀は終了となります。

火葬場に行くのは喪主や遺族、親族といった身内が一般的です。
僧侶も同行して読経が行われることもあります。
故人の友人や知人が同行することもあるようです。

火葬場へ移動する際は、棺を乗せた霊柩車が先頭を走ります。
そして、遺族や僧侶を乗せたハイヤーが続きます。

喪主は霊柩車に乗ることも、ハイヤーに乗ることもあるようです。
さらに、親族や故人の友人・知人を乗せたマイクロバスがこれに続きます。

家族葬等といった小規模の葬儀の場合、運転手がよく道を知っている場合は自家用車を使っても問題ありません。

火葬場へ行く際の持ち物

火葬場へ行く際の持ち物にはどのようなものがあるのでしょうか。

前もって用意しておく必要がある、特に大切な以下の3つの物について解説します。

  • 火葬許可証

火葬許可証がないとそもそも火葬を執り行うことができません。


火葬許可証がないと、何のために来たのかわからなくないということになります。

忘れてしまうのではないかという俯瞰がある場合は、葬儀社に預かってもらうという方法もあります。

  • 骨壷・骨箱

骨壷や骨箱は、遺体を火葬した後の骨を納めために必要なものなので、うっかり忘れることがないようにしましょう。


火葬が終わると、故人様のご遺骨は、骨上げされて持参した骨壺に納められます。

骨壷や骨箱は、自分で用意する場合と、葬儀社が用意する場合とがあります。


葬儀社と事前に十分な打ち合わせを行って、どちらが持参するのかをはっきり決めておきましょう。

  • 茶菓子・食事

火葬には40~120分ほど時間がかかります。

その間、喪主や参列者は控室で火葬が終わるのを待たなければなりません。


茶菓子や簡単な食事やお茶を火葬場へ持って行き、待ち時間に参列者をもてなすのも、喪主や遺族として大切なことです。

火葬場によっては、お茶やお菓子があらかじめ用意されているところもあります。


自分たちで用意する必要があるのかを事前に確認しておくといいでしょう。

火葬許可証の提出

死亡届を役所に提出した際に火葬許可証を受け取ります。
この火葬許可証は、火葬場へ提出しなくてはいけません。

火葬許可証の扱いを熟知している、葬儀社へまかせるようにしましょう。
火葬許可証はうっかり忘れることのないようにしましょう。

火葬が終わって、火葬証明書に火葬済証明印が押されると「埋葬許可証」となります。

納めの式

火葬に先立ち、位牌と遺影を祭壇の上に設置して棺の前には焼香台が設けられ、納めの式が行われます

僧侶による読経と焼香に続いて、喪主、遺族、親族、友人・知人の順で焼香をあげます。

僧侶が同行しない場合は、喪主から焼香をあげてください。
その後、火葬が開始される前に棺の窓を開けて故人と最後のお別れをします。

仏教以外はどうでしょうか。

神道

神道の場合は、火葬の前に玉串を捧げます

玉串案という台の上に神職から渡された玉串を置き、音を立てないで二礼二拍手一礼をします。

キリスト教

キリスト教の場合は火葬の前に献花を行います

献花とは、献花台の上にお花を捧げる儀式です。
使われるお花は葬儀社が用意してくれます。

遺族以外の方で、納め式への参列を希望する方は事前に喪主に伝えておきましょう。

火葬

火葬の予約ができる時間は10時から15時までが多いようです。

また、火葬にかかる時間は、40分~1時間30分程度です。
故人の体格や火葬炉の仕様によっても違ってきます。

火葬が終了するまで遺族や参列者は控室で待ちます。
待ち時間中の喪主は、僧侶や参列者にお酒やお茶をすすめたりしてもてなします。

待っている間に軽食を差し出すこともあります。
軽食等は、火葬場の売店でも購入できます。

火葬が終わって、係員が呼びに来たら再び火葬場に移動します。

骨上げの流れ

火葬場で、遺骨を骨壷に納める骨上げを行います。
2人組になって、遺骨を竹の箸で一緒にはさんで骨壺に入れます。

骨上げの流れは以下の通りです。
喪主が最初に拾い、1片か2片拾ったら箸を他の人に渡します。
足の方から上体へと拾っていき、「のどぼとけ」を最後に拾います。

全部の遺骨を骨壺に収める場合と、一部だけを納める場合があります。

箸を渡すことは、三途の川の向こうへ故人を橋渡しするという意味があるのです。

骨上げは、地域や火葬場によっても方法が異なることもあります。
例えば、全部の遺骨を骨壷の中に納める「全収骨」の地方と、一部の遺骨を納める「部分収骨」の地方があるようです。

2種類のお骨上げ

骨上げには二通りがあり、1つは遺骨をすべて収骨する方法で、もう1つは、一部の骨だけを拾う方法になります。


西日本では一部の骨を拾う方法をとり、5寸や4寸の骨壷が使われることが多いのです。


しかし、東日本では7寸の骨壷が使われ、遺骨をすべて拾う収骨方法がとられることが多いようです。

骨上げをしない場合

骨上げは原則として行わなければなりませんが、遺骨を引き取らないことも可能です。


書類による手続きで、遺骨不要の申し出を行えば、遺骨の放棄ができ、遺骨は火葬場で処分されます。


注意点としては、遺骨放棄は撤回ができないということです。

遺族の間でしっかり話し合って決め、後々トラブルにならないようにしておきましょう。

精進落とし

火葬が終わったら、参列者や僧侶に対する感謝の気持ちを表すために「精進落とし」という会食が行われます。


お酒を酌み交わし、食事をしながら、1時間から2時間程度の間、故人の思い出などを語り合います。

埋葬許可証を受け取る

「火葬済証明印」が押された「火葬許可証」が骨上げの後に渡され「埋葬許可証」となります。

「埋葬許可証」は、お墓や納骨堂に遺骨を納める時に必要となります。

無くしたりしないように、骨壷とともに桐箱の中に入れておくのがよいでしょう。

なお、書類の渡し方は火葬場によって違ってくるようです。

分骨希望の場合

埋葬の際、分骨を希望する場合は、分骨証明書が必要です。


分骨用の火葬証明書は火葬場で発行してもらえます。


分骨証明書をもらうための手続きは、葬儀社にまかせるのがいいでしょう。

収骨の際に手続きを済ませておくと後々安心できます。

帰宅する

霊柩車は使用せず、出棺の時に使用したハイヤーやマイクロバスに分乗して帰宅します。

喪主が遺骨を抱いて座り、その他の遺族が位牌と遺影を持ちます。

誰が持つかを事前に決めておくと流れがスムーズになるので、事前に決めておきましょう。

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葬式から火葬、納骨までの流れ

葬式から火葬までの流れと、火葬してから納骨するまでの流れはどうなっているのでしょうか。

お通夜から葬式までの流れ

お通夜を行うのは、通常故人が亡くなった翌日です。

亡くなった当日に行うこともあれば、葬儀場や火葬場の予約の都合などで亡くなって数日後の場合もあります。

通夜は夜の18時頃が始めるのが一般的で、通夜の際には振る舞いの席が設けられますが、地域によって親族のみの参加や、親族以外でも参加できたりと様々です。

葬儀告別式は、通夜の翌日に行います。

葬式から火葬までの流れ

葬式が終わって、火葬場に移動したらまず、「火葬許可証」を提出します。

この許可証がないと火葬ができません。

火葬許可証は死亡届を役所に提出すればもらうことができます。


続いて、火葬炉へ棺を納める儀式である納めの式を行います。

納めの式は、僧侶が読経し、喪主が焼香し、続いて血縁の深い人から順に焼香するという流れです。

納めの式が終わったら火葬となります。

葬式前に火葬を行う骨葬もある

葬儀の前に火葬を先に行い、遺体ではなくお骨で葬式を行うことを骨葬といいます。


骨葬が一般的な地域もありますので注意が必要です。


関東地域は、葬儀後に火葬するところが多いのですが、北海道・東北地方や、海沿いの地域は骨葬を行う地域が多いようです。


九州地方では、熊本市内が骨葬ですが、その他の地方は葬儀後の火葬が多く、関西地方・中国・四国地方は、骨葬と葬儀後の火葬の両方が行われています。

初七日法要は火葬の前に行うこともある

初七日法要は、火葬後に行われるものですが、火葬が長時間になる場合や火葬の時間がお昼前後になる場合には、火葬の前に初七日法要を行うこともあります。


その場合は、控室で火葬を待つ間に、精進落としを行う場合もあるようです。
火葬場と葬儀式場が隣接している場合は、火葬が開始されると、いったん葬儀式場に戻って、精進落としを行う場合もあります。

火葬後の流れ(納骨)

火葬後に行う納骨までの流れはさまざまです。

火葬後すぐ納骨するケース、四十九日法要後納骨するケース、百か日法要の後納骨するケース、一周忌で納骨するケース、三回忌で納骨するケースとがあります。

火葬後すぐ納骨するパターンは、納骨できるお墓がすでに設けられていることが前提となります。

1日で葬儀から納骨までできるというメリットがありますが、あわただしくて故人の死を悼むひまがないというデメリットもあります。

四十九日法要の後に納骨するパターンはもっとも多いようです。

仏教では、故人が亡くなって四十九日後に浄土に行けるとされているので、その意味では、浄土にいけるようきちんと供養ができるという安心感があります。

故人が亡くなって100日後に行われる百か日法要の後に納骨されるパターンの場合は、これだけの日数が経っていると、悲しみからもかなり立ち直っていることでしょう。

百か日法要の後の納骨は、悲しみとの区切りをつけるという意味あいがあります。

また、お墓が設けられていなかった場合でも、この時期にはお墓が完成している場合が多いようです。

一周忌法要後の納骨のパターンは、一周忌を迎えると喪中期間が終了するため、遺族や近親者が喪に服すことから区切りをつけるという意味合いがあります。

一周忌を迎えると、遺族も心の整理がつくため、このタイミングの納骨がよいかもしれません。

三回忌で納骨するケースは、最長となるもので、悲しみから立ち直る意味合いでも、遅くともこのタイミングまでには納骨を済ませるようにしましょう。

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火葬は死亡後24時間以内に行ってはいけない

かつて、医学が未熟な時代、死亡後に遺体が生き返るということがときどきあったようです。

よって、確実に死亡が確認できるまで、24時間は火葬してはいけないと定められました。

例外として、感染症で亡くなったり、妊娠7カ月未満に死産したりした場合は、24時間以内でも火葬は可能とされています。

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火葬にかかる所要時間の目安

火葬には約1時間かかります。
したがって、火葬場での滞在時間は1時間半から2時間が目安となります。

また、火葬が行われる時間帯は12時から14時がもっとも多いようです。

故人の年齢、体格、あるいは棺に入れる副葬品によっても火葬の時間は大きく変わってくるでしょう。

また、指輪・眼鏡などの金属類の副葬品がある場合は、遺骨が冷めても金属類が冷めるまで時間がかかる場合があります。

いくら燃えるものでも、プラスチック・ゴム・発泡スチロール類は異臭を発生させたり、遺骨に色がついてしまうこともあるので避けるようにしましょう。

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胎児を火葬する時の流れは?

死産した場合、どんな流れで火葬すれば良いのか戸惑うことも多いかもしれません。

ここでは、胎児を火葬する流れを解説していきます。

妊娠12週以降に死産・中期中絶した場合の火葬の流れ

妊娠12週以降に死産した場合は、「死産届」を提出する必要があります

これは、死産した日を含め7日以内に提出しましょう。

最初に病院で死産届書を受け取り、記入後に市町村役場に提出し、「火葬許可書」をもらいます。

この場合は、「死産届」のみの提出で、戸籍は作られません。

葬儀の有無に関わらず、「墓地、埋葬に関する法律」に基づき火葬をする必要があります。

妊娠24週以降に死産した場合の火葬の流れ

妊娠24週以降に死産した場合、「死産届」ではなく「死亡届」を提出します。

死亡届を提出する場合には、「出生届」で生まれたことを報告しましょう。

火葬の際は、必ず24時間安置してから火葬を行うようにします。

胎児専用の火葬炉を用意する

火葬場によっては、胎児専用の火葬炉が用意されています。

通常の火葬と比較すると高額の場合も多いので、事前に費用の確認は忘れないようにしましょう。

「赤ちゃんの骨を残したい」と思う方も多いと思いますが、赤ちゃんの大きさなどによっては遺骨を残せない場合もありますので、必ず火葬場に相談してください。

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火葬中の過ごし方

 火葬時間は、1時間〜1時間半ほどになりますが、地域によって火葬中の待ち時間の過ごし方はさまざまです。
収骨後に精進落としが行われるので、火葬時間の短い場合は、火葬場の休憩室でコーヒーなどの飲み物や、お菓子などの軽食が差し出されます。

また、火葬時間が1時間以上と長くなる場合は、火葬場の控室で仕出し弁当などが差し出され、待ち時間に精進落としを行う場合もあるようです。
稀ではありますが、地域によって、いったん帰宅してから、再び火葬場に集まって精進落としを行うこともあります。

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火葬場へ同行する参列者

親族や友人など、葬儀にはさまざまな参列者が参列することになりますが、火葬にはどのような人たちが参加するのでしょうか。
以下で火葬にはどのような間柄の人たちが参列するのかについて解説します。

火葬に参列するのは骨上げを行う人

告別式への参列者全員が火葬場へ同行するのではありません。

喪主は、火葬場で精進落としなどの食事を用意する場合は、通夜や葬儀が行われているうちに火葬場に同行する人数をチェックしておく必要があるでしょう。

火葬に参列する人は、骨上げを行う人です。
よって、喪主や遺族、親戚、故人と親しかった友人や知人が参列することになります。

霊柩車の他にハイヤー、マイクロバスなどに乗って火葬場に向かいます。

参列者の範囲

葬儀には、故人と縁が深いとされる家族や親族のほかに、友人や職場の同僚なども参列します。

しかし、火葬場に同行するのは、故人とごく近しい間柄の人のみに限定されるケースも少なくありません。
ここでは、火葬の参列者の範囲について見ていきましょう。

基本的には、遺族や近親者などに限られる

火葬場まで同行するのは、基本的には遺族や近親者などに限られます。

「火葬場では家族だけで過ごしたい」と希望する遺族も多いため、縁の遠い友人や職場の同僚などが同行することは少なくなっています。

申し出により、故人と親しい間柄だった友人なども可

もちろん、友人や職場の同僚などから火葬場への同行を希望する申し出があれば、火葬場まで同行してもらってもよいでしょう。

ただ、マイクロバスなどの手配の関係上、直前での申し出には対応できない場合もありますので、限られた時間の中での移動手段に注意が必要です。

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火葬場のマナー・注意点

火葬場ではどのようなことに注意すべきでしょうか。

火葬場へ向かう時

火葬場へ向かう時に注意すべき点について解説します。

遺族や親族以外の同行者

火葬場に入れる人数には限りがあります。
喪主は、遺族や親族以外で故人と交流の深かった人の中に、火葬参列希望者がいるかを事前に確認しておきましょう。

移動手段の手配

一般的に葬儀・告別式から出棺までの間は忙しくなります。
葬儀会社とよく連携しながら、誰がどの車に乗るかを事前に決めておきましょう。

火葬場

火葬場は他の喪家もいらっしゃる公共施設です。

故人の事を思うと感情がこみ上げてきたり、思い出話につい声も大きくなったりすることもあるでしょう。

しかし、火葬場では極力静かにするのがマナーです。

また、葬儀社にお金を事前に渡しておくのか、後ほど葬儀費用と一緒に請求されるのかを確認しておきましょう。

費用の内訳として、火葬料金、骨壷の料金、控え室の利用料金、会食の費用等があります。

こういったものは、葬儀社が喪主に代行して支払いの対応をするのが通常です。

火葬場から帰宅する時

喪主からの指示がない限り、道順は運転手の判断となります。

帰りの道順は来た時の道順と変えて欲しい場合などは、事前に葬儀社へ伝えておきましょう。

地域により火葬のタイミングが異なる

地域により、火葬の順番は次の3つのパターンに分けられます。

1つ目は、後火葬のパターンです。
通夜が行われて、その後葬儀・告別式が行われた後、最後が火葬となるものです。

2つ目は、前火葬のパターンです。
通夜が行われて、続いて火葬が行われ、最後に葬儀・告別式が行われます。

3つ目も、前火葬のパターンです。
ただし、こちらの場合は最初に火葬が行われ、その後に通夜、葬儀・告別式が行われるものです。

1つ目の後火葬のパターンがもっとも多いようです。

2つ目や3つ目の場合に、通夜などに駆けつけた友人・知人などが故人の顔を見ることができないこともあるため、事前に葬儀社に確認しておくのがいいでしょう。

同じ県内でも1~3のパターンが混在して行われていることが多いようです。

火葬場での服装

火葬の場合も、お通夜や告別式同様に、服装にマナーがあります。


男性の場合は、黒の上下のスーツに、白のワイシャツ、黒のネクタイ、黒の靴、黒の靴下が基本です。

キラキラ光るネクタイピンや金属製の腕時計、金具つきの靴などは避け、結婚指輪以外のアクセサリーも身につけるべきではありません。


女性の場合は、黒の上下のスーツ、またはワンピース、黒の靴、黒のパンプス、黒のストッキングが基本です。

ヘアバンドや髪飾りも黒で合わせます。

結婚指輪、真珠の1連のネックレス以外のアクセサリーは身につけてはいけません。

動物の革でできた毛皮のコートやハンドバックも避けるべきでしょう。

骨上げ

火葬が終わると、火葬場の職員が知らせに来ますので、収骨室に移動して、お骨上げを始めます。


この時、火葬場の職員の指示を良く聞いて、従うようにしましょう。


お骨の一部を拾う地域もあれば、全てのお骨を拾う地域もあります。

地方によって拾い方や拾う量に違いがあるので、どちらの方法なのかは、火葬場の職員の指示に従うようにしましょう。

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火葬場でやってはいけないこと

火葬場でやってはいけないこととしてはどのようなことがあるのでしょうか。

控室で騒ぐ

ご遺体を火葬している間は控室で騒いではいけません

待っている1時間〜2時間は、お菓子を食べたりお茶を飲んだりして過ごしますが、大きな声で笑ったり話したりするのはマナー違反です。

控室では、故人のエピソードや思い出などを静かに語り合いながら、ゆったりと過ごすことをおすすめします。

火葬場で写真撮影をする

スマートフォンなどで気軽に撮影ができるため、故人との最後のお別れシーンを撮影しておきたいという気持ちはよくわかります。
しかし、火葬場は神聖な場所であり、他家の参列者も悲しみに包まれています。

従って、ほとんどの稼働場では、写真撮影が禁止されていますので、ルールに従うようにしましょう。

遺族に頼まれていないのに火葬場に同行する

 火葬場に同行できるのは、喪主をはじめとした近親者のみの場合がほとんどです。

基本的に親族以外の人は、いくら故人と親しかったといえども火葬に立ち会うことはできません。

例外として、遺族から立ち会っていてほしいと言われた場合は、立ち会うようにしましょう。

依頼されていないのに同行するのはマナー違反です。

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出棺の挨拶について

出棺の挨拶のポイントや例文をご紹介します。

出棺の挨拶のポイント

出棺の挨拶のポイントとしては、まず、会葬のお礼を伝えることが大切です。

そして、生前、故人と親しくしていただいたことへの感謝を伝えます。

さらに、故人との思い出を伝えますが、参列者が多い場合は、故人と本人との間柄を伝えるといいでしょう。

また、支障がなければ、死因や病名についてもふれるようにしましょう。

最後に、遺族への親しい交際や支援を今後とも変わらず続けていただくことをお願いします。

心のこもった自分の言葉であれば、短くてもかまいません。

出棺の挨拶の例文

出棺に先立ち謹んでごあいさつを申し上げます。

私は、故人・儀一郎の長女花子でございます。
本日はお忙しい中、わざわざご会葬いただきまして誠にありがとうございました。
おかげ様をもちまして、父・一郎の葬儀ならびに告別式を滞りなく終了し、これより出棺することとなりました。
生前からご親交いただきました皆様にお見送りいただき、故人も大変喜んでいることと思います。
ここに生前のご厚誼に対し深くお礼申し上げます。
今後は私たち家族一同、故人の遺志を継いで、一層頑張っていくつもりでございます。
今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

本日はありがとうございました。

火葬の挨拶時の注意点

喪主が火葬時の挨拶を行う際、注意すべき点が3つあります。

順番にご説明します。

短くまとめる

葬儀や火葬は、スケジュールどおりに進行しなければなりません。


その後の葬儀の進行に支障をきたさないように、挨拶も短くまとめる必要があります。

簡潔かつ明瞭に、短時間で終わらせるように心がけましょう。

お礼を伝える

挨拶では、弔問客に参列いただいたことへの感謝と、故人との生前のお付き合いに対してのお礼の言葉を伝えることを忘れないようにしましょう。

感謝の気持ちを伝えることは大切です。


また、故人との関係やエピソードなどを交えると印象深い挨拶になります。

さらに、今後の喪主や家族の生活のことも付け加えるといいでしょう。

忌み言葉を言わない

挨拶には、忌み言葉を使わないことは大切なポイントです。


忌み言葉とは、不幸が継続したり、縁起がわるかったりして冠婚葬祭では使用を控えるべきとされる言葉です。

例えば、「重ね重ね」や「ますます」、「たびたび」、「かえすがえす」といった重ね言葉は、不幸が重なることを連想させられるので、葬儀の際は避けるべきとされています。

その他、「死亡」や「急死」という言葉も縁起が悪い忌み言葉とされており、「死亡」は「逝去(せいきょ)」と、「急死」は「突然の事」と言い換えるようにします。


ふだん何気なく使っている言葉でも、葬儀の際は忌み言葉とされるものがいくつかあります。

挨拶文を考える際は、忌み言葉や重ね言葉が使われてないかを十分に推敲してみてください。

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棺に入れるもの

棺の中には副葬品を入れることがあります。


しかし、棺の中には入れられるものと入れられないものとがあるのをご存知でしょうか。

それぞれどういったものがあるのか解説します。

棺に入れられるもの

棺に入れられるものとしてまず、思いつくのはやはり生花でしょう。

故人の顔のまわりに、祭壇に飾られていた生花を華やかに敷き詰めたりします。


小さなマスコットぬいぐるみなどを棺に入れることもあるでしょう。

お子様が書いた手紙や折り紙のつるなども、燃えやすいものなので入れても問題ないでしょう。

棺に入れてはいけないもの

逆に、棺に入れてはいけないものにはどんなものがあるのでしょうか。

金属やプラスチック製品、発泡スチロールやゴム類など、燃えると有害物質を発生する物は棺に入れてはいけません。

水分が多いお酒やジュースなども入れてはいけません。


紙パックのものであれば、入れることができる場合もありますので、火葬場の職員に確認してみましょう。


ガラス、時計、入れ歯など、燃えずに残るものはとにかく入れないようにしましょう。


しかし、骨壺なら、入れることができる物もあります。

革やビニール製のものも、溶けて遺体を汚すことがあるので、棺に入れるのは避けるべきです。


また、胎内にボトルやペースメーカーといった医療機器が入っている場合は、火葬場のスタッフに前もって申告しておくべきです。

写真を入れることもありますが、生きている人が一緒に写っている写真は、燃えてしまうので、縁起がよくないといわれています。

こういったものも避けた方がいいでしょう。

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火葬を行うタイミング

火葬を執り行うタイミングとして「前火葬」と「後火葬」の2つあります。

前火葬と後火葬とはどういった違いがあるのでしょうか。

前火葬

葬儀の前に火葬を行うこと」を前火葬と言います。


主に北海道や東北地方で行われ、「骨葬」と呼ばれることもあります。

北海道や東北地方では、雪が積もることが多いため、突然の訃報があっても葬儀に駆けつけることが難しいため、先に火葬を済ませておくようになったのが理由です。

そして、暖かくなってから葬儀を行うというわけです。


しかし、最近では、北海道や東北地方でも雪が降っても移動ができるため、この方式は影を潜めてきています。

後火葬

葬儀が終わってから火葬を行うこと」を後葬儀と言います。


葬儀を執り行った後に火葬場で火葬を行い、その後骨上げを行うことになります。

その後、四十九日が経過して、四十九日法要のタイミングで納骨をするという流れで、日本の葬儀はほとんどがこの方式です。

お通夜や告別式を行わず、火葬とお別れを同時に行う火葬式も、葬儀に対する考え方の変化などから最近は増えてきています。


火葬式は、火葬炉前で僧侶の読経を行い、引き続いて火葬が行われるという流れです。

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火葬の日程を決める方法

身近な人が亡くなったら、火葬の日程を決めなければなりません。


突然の出来事で、心も動揺して何から手を付けていいのかわからないかもしれませんね。

スムーズに日程を決めるためにはどういった方法があるのでしょうか。

火葬場の予約状況を確認

通常、葬儀は亡くなられた翌々日に執り行われます。
そのため、翌々日の希望時間を候補日にして、火葬場に連絡することが多いようです。
火葬場が希望の希望する時間に空いていれば問題ないのですが、空いてなければ、時間を前後にずらすことになります。

どの時間帯も埋まっている場合は、葬儀の日を後にずらさざるを得ません。

火葬場が予約できたら、その日が葬儀を執り行う日になります。
そして、その前日がお通夜の日と、自動的に決まります。

火葬できるのは死亡後24時間経ってから

日本の法律では、「死後24時間以降」でないと火葬ができません。


理由は、亡くなったと思われていた人が24時間以内に蘇生することがあり得るからです。

今時、そんなことはあり得ないだろうと思われますが、法律で決められたことなので基本的に従わざるを得ません。


しかし、例外があり、感染症が原因で亡くなった場合は、24時間以内でも火葬を行うことができます。

インフルエンザや昨今の新型コロナウイルスなどの感染予防のためにも、早急に火葬した方がよいからです。


このほかにも、妊娠24週に満たないで死産した場合も、明らかに死亡が認められるので、24時間以内に火葬してもよいとされています。


そういった例外を除いて、火葬場の空き状況を確認したうえで、亡くなってから24時間経過後のなるべく早い日に火葬を行うのが望ましいでしょう。

あまり時間が経つとご遺体の傷みもすすんでしまいます。

火葬・葬儀の日程の決定

火葬の日程を決めてから、続いて葬儀の日程を決定するのが無難です。

お通夜や葬式の日程を先に決めてしまうと、火葬場が空いていない場合、またお通夜や葬儀の日程を変更しなければならないからです。

火葬場の日程が決まったら、続いて参列者の都合のよい日を確認します。


参列者が遠方に住んでいる場合は、公共の交通機関を利用しての移動に時間がかかるため、日程の調整が必要になることもあります。

特に参列して欲しい親族が、確実に参列できる日に設定することは念頭に置かなければならないでしょう。

一日葬の場合

一日葬の場合は、わずか一日のうちにすべての儀式が完了する段取りを組まなければなりません。


お通夜を省略し、告別式と火葬を1日で行うため、高齢者や遠方の方などの身体的な負担を減らすことが可能で、葬儀にかかる費用を節約することもできます。


一方では、簡略ではありますが、葬儀として最低限のことは行うことができるというメリットもあります。

火葬場が空いている日をチェックするだけでよいので、一般葬に比べてスケジュール調整は楽です。


とは言え、参列して欲しい親族の予定はしっかり押さえておかないと、後々、後悔することになりかねないので十分注意するようにしましょう。

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火葬場の予約方法

火葬場の予約は葬儀全体の日程を決めるための基準となっており、火葬場の空き状況次第で通夜や葬儀の日程が決まります。

そのため、まずは火葬場の予約を取ることが必要となってきます。

自治体によっては火葬許可証の申請・受け取りをする際に火葬場の申請を求められることもあります。

また火葬場の予約・申込みとあわせて、親族や宗教者の都合・葬儀式場・霊柩車などの車両関係の手配が必要です。

そのため、葬儀の日程調整は難しく慎重に行う必要性があります。

手戻りが発生すると混乱をきたしやすい理由から個人での予約を受付けない火葬場もあるなど、葬儀全体に大きく影響することなので、専門家である葬儀社としっかり連携をとりながら段取りするようにしましょう。

基本的には葬儀社が手配してくれる

基本的には火葬の希望日程を葬儀社に伝えると葬儀社が火葬場を予約してくれます

ただ、葬儀が多く行われる時期は火葬場が立て込むので、1週間ほど待つ可能性が出てきます。

個人で火葬場を予約することはできる?

個人で火葬場を予約することは可能な場合もありますが、予約を受け付けている火葬場はごく一部です。

また個人で予約する場合、故人の移動車や運び手、ドライアイスの処置や棺などの葬具の手配も自分たちで行わなければならないことになり、手続き関係を含めますと、あまり現実的ではありません。

そういった面を考えると葬儀社に一任した方が確実で安心です。

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火葬場が空いていない場合

火葬場が空いていない場合はどうしたら良いでしょうか。

ご自宅で安置する

故人にとっても、遺族にとっても住み慣れた場所が自宅です。

自宅にご遺体を安置できるスペースがあるならば、自宅でゆっくりと最後の夜を過ごすのもよいでしょう。


反面、自宅でのご遺体の安置には、注意すべき点があります。

布団の上にご遺体を寝かせ、腐敗を防ぎ、ご遺体の状態を保つためにドライアイスなどで冷やす必要があります。

夏だと、部屋のエアコンの温度を18度に設定し、なるべく部屋を涼しく保つようにします。

冬でも安心できません。


ご遺体に厚手の冬用の厚手布団をかけると、遺体の腐敗が進んでしまうおそれがあります。

これは、布団が厚手のため、布団内の温度が上がってしまうからです。


このように、自宅での安置の場合、ご遺体の状態を維持するために、十分な注意を払う必要があります。

斎場や葬儀社で安置する

斎場や葬儀社によっては自社の安置施設を持つところもあります。

斎場や葬儀社の安置室なら、病院からご遺体を搬送した後は、ご遺体を運搬する必要がほとんどないのがメリットです。


反面、ご遺体との添い寝ができない施設も中にはあります。


また、いったん安置したら、通夜や葬儀の当日まで顔を見ることができないところもあります。

添寝ができたとしても、人数が限定されている場合もありますし、費用もそれなりにかかってしまうのもデメリットです。

遺体安置所で安置する

民間の遺体安置所を利用することもできます。


自宅が安置できる広さがなく、斎場や葬儀社の安置所にも安置できない場合によく利用されます。

1~2日程度と短期間の利用になることが多いのですが、遺族は24時間いつでも面会可能なところが多いようです。


しかし、亡くなった方との添寝はできませんし、安置所によっては、冷凍設備がないところもあります。

冷凍設備がない場合は、自宅の場合と同様にドライアイスによる保冷が必要です。

遺体安置所では、自宅とほとんど変わらない環境のため、長期間の保存には向きません。

自宅での安置、斎場・葬儀屋の安置施設、民間の安置所と、それぞれメリットとデメリットがありますので、遺族にとって最も都合のよい場所を選んで、安置するのがよいでしょう。

首都圏で火葬場に空きがないと言われるのはなぜ?

首都圏では火葬までにかかる日数が1週間、中には10日以上待たされたという声を聞くことがあります。

しかし、よくよく確認してみると火葬場の火葬炉が混んでいたのではなく、併設している式場が空くのに一週間以上待った・・・というケースが多くみられます。

人づてに聞いたことは、事実と異なる場合もありますので、地域の葬儀社などを通じて、よく確認するようにしましょう。

理由は以下の4点です。

  • 首都圏の死亡者数に対しての火葬場が少ない
  • 高齢化が進み多くの死亡者が出ている
  • 火葬場に併設した式場への予約が集中する
  • 昼の時間帯への予約が集中してしまっている
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火葬許可証とは

火葬の際は火葬許可証というものが必要です。

この火葬許可証とはいったいどのようなものなのでしょうか。


火葬許可証は、市区町村役場で発行されます。


日本では90パーセント以上が火葬ですが、火葬しなければならないとする法律がありわけではありせん。問題となることはないでしょう。


火葬についての期限は特に定められておらず、死亡を知った日から7日以内に提出が求められる死亡届とは異なります。


しかし、現実には、火葬許可申請書は死亡届といっしょに提出されることが多く、火葬も葬儀の日に行われるのが一般的です。

火葬許可証は死亡届と同時に申請する方が間違いないでしょう。


なお、日本の法律によると、亡くなった人の蘇生の可能性が残されていることから、火葬は死後24時間経過しないと行うことができません。

火葬許可証申請の流れ

市区町村役場に行って死亡届を提出する際に、あわせて火葬許可申請書の申請を行うのが最もオーソドックスな方法です。


火葬許可申請書には、故人の本籍地、現住所、火葬場などを記載する必要があります。


火葬許可証書は、記載誤り等がなければ、通常、その場ですぐに発行されますので、火葬許可書を受け取ったら、無くさないように保管しておきましょう。

死亡届の提出と火葬許可申請の手続きは、葬儀会社に依頼すれば代行してもらうことも可能です。

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火葬許可証提出の流れ

火葬するためには、火葬許可証が必要なことは説明しましたが、火葬許可証提出の流れはどうなっているのでしょうか。

火葬場への提出

火葬当日、火葬場の管理事務所に火葬許可証を提出しなければなりません。

市区町村で発行された火葬許可証は、持参するのを忘れないようにしましょう。


火葬が完了し、遺骨を骨壺に納め終わった段階で、火葬執行済の印が火葬許可証に押され、遺骨を納めた骨壺と一緒に遺族に渡されます。

火葬許可証の受け取り

火葬執行印が押印された火葬許可証は、火葬後も、お墓に遺骨を納めるときにも必要です。


納骨は、四十九日の忌明けの法要と合わせて行われることが多く、それまでに火葬許可証を保管しなければなりません。

なくさないように大切に保管するようにしましょう。

納骨時の提出

火葬許可証で、火葬執行印が押印されたものは、納骨時に霊園や墓地に提出しなければなりません。

当日うっかりして持参するのを忘れたり、紛失したりすることのないようにしっかり保管しておきましょう。

紛失してしまったら?

納骨は四十九日のタイミングで行われることが多いのですが、お墓が完成していない場合何かの都合で四十九日に納骨が行えずに、納骨が延期になることがあります。


例えば、年忌法要の時になるケースもあり、1周期とか3周忌などに合わせて行われるケースもあるようです。

火葬からたくさんの日数が経過すると、書類をどこに保管しているのかわからなくなったり、書類そのものの存在を忘れてしまったりするおそれもあります。

納骨の際にすぐに出せるよう、大切に管理し、念のために写しをとっておくと安心でしょう。


にもかかわらず、火葬執行済の印が押された火葬許可証を紛失してしまったらどうすればいいのでしょうか。


そういった場合は、火葬許可証を発行してもらった市区町村に再発行の依頼をしましょう。

5年以内であれば、申請書の写しが保管されているので、比較的スムースに対応してもらえます。


とは言え、5年以上経過しているものは再発行が不可となりますので注意が必要です。

火葬場で受け取った火葬許可証は、保管場所をしっかり認識したうえで、大切に保管するようにしましょう。

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火葬場での心づけについて

「心づけ」とは、火葬や告別式にかかわる人にお礼を渡すことです。

火葬場での心づけの注意点などはあるのでしょうか。

渡すときは禁止されていないか注意する

公営の火葬場では心づけは渡さないようにしましょう。

また、民営の場合でも、受け取らない方針の葬儀社もあり、いったん遠慮しても二度すすめると受け取る担当者もいます。

心づけは、喪主や施主の気持ち次第というのが結論です。

心づけを渡す相手

火葬の場合、心づけを渡す相手は、火葬場の職員、霊柩車や火葬場への送迎のハイヤー・マイクロバスの運転手などです。

葬儀場での心づけの金額相場

心づけの金額の相場は渡す人によって異なります。

一応の相場としては下記を参考にしてください。

  • 火葬場の職員:3,000円~5,000円
  • 式場のスタッフ:3,000円~5,000円
  • 霊柩車の運転手:3,000円~5,000円
  • ハイヤーの運転手:2,000円~5,000円
  • マイクロバスの運転手:3,000円~5,000円

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火葬のみ行う火葬式とは

火葬のみ行う葬儀形態である火葬式はご存じでしょうか。
以下で詳しく解説します。

火葬式の流れ

火葬式とは、通夜式や葬儀式を行わないで火葬のみ行うもので、直葬とも呼ばれます。


病院などで逝去されたら、故人を直接、火葬場に運搬し、霊安室などで保管して、24時間が経過後、予約した時間に、火葬炉で火葬されます。

死亡後すぐに火葬を行う流れのため費用が安い

最も葬儀費用がおさえられるのがメリットです。

火葬式にもいくつかの送り方がありますが、火葬炉の前での僧侶の読経に続いて、ご遺族がお焼香をする形が一般的です。

火葬式の経験者の声

直葬や火葬のみで故人を送ったご遺族の感想は、大きく2つに分かれます。

それは「葬儀費用が抑えられてよかった」という経済的な側面と「お別れの時間が少なく…あっけなかった」という後悔です。

火葬場によっては、最期のお別れ(対面)が叶わないこともあり、直葬・火葬のみのスタイルでは偲ぶ時間がない、または少ないため、気持ちの整理がつきにくいことがあります。

既に気持ちの整理がついている場合には、選択肢として火葬式もありだと思いますが、故人に対する思い入れが少しでもある場合には注意が必要です。

偲ぶ時間を確保できるかが鍵

後悔しないためには、火葬のみを選択する場合でも、偲ぶ時間を確保することです。

それには、故人の安置場所をどこにするかが鍵を握ります。
例えば、直葬のように没後すぐに納棺して直接火葬場に安置し火葬する場合、偲ぶ時間を充分に確保することは難しくなります。

一方で、故人の安置場所を自宅や葬儀社の持つ個室の安置室などにした場合は、プライベートを確保しながら故人と向き合うことができます。

この偲ぶ時間を大切に過ごせるか否かで、後の生活や気持ちの立ち直りに違いが生じてきます。

火葬式を行う際は、やり直しがきかないことだけに、故人をどのように送るのが適切かについて、安置場所を含めて慎重に検討するようにしましょう。

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火葬式が増加傾向にある理由

最近は、通夜や葬儀・告別式を行わない火葬式が増加傾向にありますが、なぜでしょうか。

経済的な理由

火葬式とは、通夜や葬儀・告別式を行わずに火葬のみを行う葬儀の形式です。

通夜や葬儀・告別式を行わないので費用を少なくすることが可能です。

一般葬の場合は参列者の数が多くなるため、香典をいただいても、会食や返礼品などに多くの費用がかさみます。

火葬式であれば、一般葬のように「祭壇などの葬儀一式費用」「会葬返礼品などの飲食接待費用」「お布施などの宗教関係者費用」などがかからずリーズナブルです。

故人が長期療養をしていたり介護を受けていた場合、そのための多額の費用がかかります。
加えて葬儀費用が発生するのは、かなりの経済的負担となるでしょう。

こうしたことから、最近は経済的な負担の少ない火葬式が多くなってきているようです。

社会的な繋がりの減少

これまでは地域や職場の人間関係を重視し、たくさんの参列者による通夜や葬儀・告別式が行われてきました。

しかし最近では、社会的な繋がりも少なくなってきたため、大々的な儀式を行うことも少なくなってきているようです。

特に故人が高齢だった場合、友人・知人も高齢の方が多く、既に鬼籍に入っている方も多いため参列者も少なくなる傾向にあります。

また高齢になると、体力的にも葬儀への参加が難しくなるという傾向もあります。

そういったことから、大規模な葬儀が行われるということはまれになってきているようです。

しかし「火葬だけは故人が住んでいた場所で行い、葬儀は故郷で」という方も中にはいらっしゃるでしょう。

消費者の価値観

一般的な葬儀は仏教の教えにしたがった葬儀の儀式です。

しかし近年では、このような宗教的儀式を気にしない人や無宗教の人も多くなっています。

よって葬儀にお金をかける必要性もあまり感じなくなってきているようです。

葬儀で何よりも大切なのは「故人を偲ぶ気持ち」です。

伝統にとらわれることなく、故人を思う気持ちが伝わるものであればそれで十分なのかもしれません。

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火葬式でのお布施の相場

火葬式でも一般の葬儀と同様にお布施は必要です。

火葬式でのお布施の相場はどれくらいなのでしょうか。

読経料

お通夜や葬儀、法事や法要などで僧侶がお経を詠むことを読経と言い、その対価として支払うお布施のことを「読経料」と言います。


火葬式の場合、火葬場や安置場所だけで読経しますが、読経料の相場は3万円~10万円です。

お布施はあくまでも僧侶への感謝の印として渡すものなので、「読経料」などと僧侶に言って渡さないように注意しましょう。


なお、先祖代々のお墓がある菩提寺の僧侶か、菩提寺以外の寺院の僧侶かによって、お布施の相場は大きく違ってきます。

菩提寺の僧侶には、今後とも供養を続けていただく必要があるので、10万円~50万円と高めの相場となります。

戒名料

仏門に入った人が受け取る名前のことを戒名と言います。


戒名は、浄土真宗の場合は「法名」と言い、日蓮宗の場合は「法号」と言います。

戒名は、亡くなった方に付けるものと思っている方が多いでしょうが、実際は、仏門に入った証しとなる名前であり、僧侶なら誰もが戒名を持っています。


仏教徒の場合、仏式のお葬式をあげるためには戒名が必要です。


戒名のお布施の相場は、おおむね10万円~15万円と言われています。

戒名にはランクがあり、ランクが高くなるほどお布施の相場も上がってきます。


「信士」、「信女」といった戒名の場合は、ランクも低く、お布施はおおむね10万円が相場です。


「居士」、「禅定門」、「大姉」、「禅定尼」といった戒名の場合は、それよりも少し高く、おおむね30万円~50万円がお布施の相場になります。


「院殿」、「居士」、「院」、「大姉」といった戒名の場合は、さらに高いランクの戒名であり、おおむね50万円~80万円がお布施の相場です。


「院殿」、「大居士」、「清大姉」といった戒名は、最高ランクの戒名であり、おおむね100万円以上がお布施の相場となります。

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火葬式でお布施を渡す場合の注意点

火葬式でお布施を渡す際は、包み方や渡し方などにルールがあります。


お布施を渡す際に注意しなければならない点には、いったいどのようなことがあるのでしょうか。

封筒の色は白

お布施は、奉書紙に包んで渡すのが本来の正しい方法とされていますが、最近では封筒に入れて渡す人も増えてきています。


この場合、封筒は無地の白のものを使用するようにしましょう。

白い無地の封筒は文房具店で購入できますが、最近はコンビニやスーパーなどでも購入できます。


なお、無地でも郵便番号の記入枠が印字されているものはよくないので注意が必要です。


封筒の内側に紫色の紙が入っている二重タイプの封筒もありますが、このタイプは不幸が重なるイメージがあるので、お布施用としては避けた方がいいでしょう。

表書き・裏書き

お布施の表書きは、封筒などの上半分に自筆で、「お布施」または「御布施」と書きます。

下半分には、自分の氏名(名字と名前)を書くか、あるいは名字だけで「○○家」などと書いてもよいでしょう。


白い封筒にお布施を入れる場合、封筒の裏側には特に何も記載しなくてもかまいません。


ただし、正式に奉書紙に包んで渡す場合には、封筒などの裏側に渡す人の住所、氏名、金額などを書きます。

お盆に乗せる

お布施の表書きや裏書きを記入したら、そのまま手渡しをせずに、お布施を切手盆や小さなお盆に乗せて僧侶に渡すようにしましょう。


お盆が手元にない場合は、お布施を袱紗に包んで渡すという方法もあります。

袱紗は、紫など落ち着いた色のものを選ぶようにしましょう。


また、お布施を僧侶へ渡す時のルールとして、お盆や袱紗を床に置いてはいけないのも大切なルールです。

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葬儀の参列者の服装

葬儀の参列者の服装には決まりがあります。

参列者はどのような服装にするべきなのでしょうか。

男性と女性、それぞれの場合について解説します。

男性

男性の参列者の服装は、上下黒のスーツに、白のワイシャツ、黒のネクタイや靴、靴下でそろえるのが基本のスタイルです。


光る金属製のネクタイピン、カフスボタン、腕時計といったものは避け、結婚指輪以外のアクセサリーははずすようにしましょう。

女性

女性の喪服は、アンサンブル、ワンピース、ストッキング、靴、すべて黒で統一するのが基本スタイルです。


エナメル製のものや光る金具がある靴やハンドバックは避けましょう。

派手な化粧は避け、薄い化粧にとどめます。

髪は落ちついて見えるように、ゴムなどでまとめておくと見た目もすっきりします。


女性の場合、アクセサリーは、真珠の1連ネックレスのみが着用を許され、男性同様、金属製のアクセサリーを身に付けるのはNGとされています。

子供

では、子供の服装はどうすればいいのでしょうか。


子供の喪服があればいいのですが、なかなかそうはいかないでしょう。

制服も礼服に含まれつとされており、制服があれば、制服を着用するのがベストです。


女子の制服には、ネクタイやリボンが付いていますが、明るい色であっても制服から取り外す必要はありません。


男子で、制服がない場合は、黒か白のワイシャツを着て、黒か紺色のズボン、地味な色の靴の組合せにするとよいでしょう。


女子で、制服がない場合は、淡い色か白のブラウスやワイシャツを着て、スカートは丈が短すぎないものにし、靴はスニーカーやローファーにするのがおすすめです。


乳幼児の場合は、黒や紺の落ち着いた色の服を着せ、遺族や喪主に失礼がないようにします。


黒や紺の服を持っていない場合は、地味な象牙色などの服にするとよいでしょう。

スーツで参列する際の注意点

スーツで参列する際の注意点としてはどのようなものがあるのでしょうか。


お通夜や葬儀では、遺族や喪主に失礼の無いように礼服やブラックスーツを着用するのが基本です。


ブラックスーツとは、葬儀や告別式に着て行く略喪服のことで、通常の葬儀でよく見られる服装です。


ジャケットはシングルとダブルのいずれでも問題ありませんが、ズボンはシングルの裾にしましょう。

光沢のないものを着用

ブラックスーツは光沢がビジネススーツよりも濃い黒のため、光を反射しません。


ビジネススーツは、たとえ色が黒だとしても、葬儀や火葬では避けるようにしましょう。

一般的にビジネススーツは光沢のあるものが多く、キラキラして見えるので葬儀にはふさわしくありません。

きれいな状態のものを着用

見た目が汚いスーツでは故人に対して失礼になりますので、きれいで保存状態のよいスーツを使用するよう心掛けましょう。


礼服は普段は着ることがないので、正しく保管していないと、しわになっていたりヨレヨレになっていたりすることがあります。

そういった場合は、礼服をクリーニングに出して、葬儀の日までにきれいにしておかなければなりません。

日頃から定期的にクリーニングに出したりブラシをかけたりして、きちんと手入れをし、保管しておくことは大切なことです。

全身のバランスを考える

喪服を着用する際は、鏡を見て全体のバランスをよく考えて着用するようにしましょう。


季節に応じた素材のものとし、自分の体にあったサイズのものを選ぶのは当然のことです。

そして、すべて黒無地で統一されたネクタイ、ベルト、靴下をそろえるのが基本となります。

故人や喪主に敬意を払う意味でも、服装のマナーを守ることは大切なことです。


マナーを守ったうえで、全身のバランスを考えた喪服を着用することは、故人にも、遺族にも敬意を払っていることの証しとなります。

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火葬時に香典を渡すこと

火葬から参列する場合は、香典はどのように渡せばいいのでしょうか。

火葬場で香典を渡す場合の立ちふるまいについて解説します。

火葬から参加する場合

たとえ火葬から葬儀に参列する事になったとしても、香典は渡すべきでしょう。

葬儀に参列できなかったからと言って、香典はいらないだろうと考えてはいけません。

葬儀に参列できなかった場合でも、現金の入った不祝儀袋を現金書留封筒に入れて送ることがあります。


たとえ、家族や親戚のみで行われる、お通夜や告別式を省略した小規模な「直葬」に参列した場合でも香典は必要です。


喪主側が、香典を辞退することを案内状などに明記していた場合は別ですが、辞退することを明記していない場合は、香典を持参した方が無難です。

他の参列者が香典を持参しているのに、1人だけ持参してないと、とても恥ずかしい思いをすることになりますし、葬儀が終わってから後悔することになります。

受付で渡す

火葬場で香典を渡す場合は、どこで渡すのがいいのでしょうか。

火葬場であっても香典は、受付で渡すのが基本です。


受付が設けられていない場合は、相手の様子をよく見て、よいタイミングで直接遺族や喪主に手渡しするようにしましょう。

あわてて渡さずに、落ち着いた雰囲気を見計らうことが大切です。


まとめると、以下のようになります。

  • 葬儀に参列できずに火葬から参列したとしても、香典は渡すべき
  • 渡す場所は受付があれば受付で渡す
  • 受付が無い場合は、遺族や喪主が落ち着いた頃合いに直接渡する

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火葬時の香典の渡し方

火葬時の香典の渡し方にはマナーがあります。

袱紗からの取り出し方や、お悔やみの言葉を添えることなどについて説明しましょう。

袱紗から取り出す

火葬場で香典を渡すことになった場合でも、葬式の時とマナーは同じで、袱紗から香典袋を取り出してから、両手でしっかりと香典袋を持って渡すようにしましょう。

袱紗以外のものに香典を包んでおいたり、片手で渡したりするのはマナー違反であり、喪主に対して失礼です。


また、袱紗から取り出すのがあまりに早すぎると、何のために包んだのかがわからなくなりますし、遅いとぐずぐずしている印象があり、相手によい印象をあたえません。


突然、渡さなければならないタイミングに出くわしたとしても、あわてずに落ち着いて香典をスムースに渡すことができるよう、袱紗のある場所は事前にしっかり意識しておくようにしましょう。

お悔やみの言葉を伝える

香典を渡す際には、短く簡潔な言葉でお悔やみの言葉を添えて伝えるようにしましょう。

そのためにも、あらかじめ挨拶文を考えておくことを忘れないようにしておきます。


香典を渡す時は、喪主の様子を見て、臨機応変にタイミングよく渡すようにしましょう。

喪主が忙しそうだったり、悲しみに暮れているようだったりした場合は、「こちらのものをお供えください」とか、「この度は誠にご愁傷様でございます」などと言って、さっと渡すのがいいでしょう。


この時、忌み言葉である、「消える」や「死ぬ」などという言葉は避けるのが鉄則です。

気負わず、スマートに渡すことができれば、先方も気を遣わなくてすみます。


何よりも憔悴しきった遺族をいたわる気持ちを常に忘れないように心がけましょう。

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火葬場の仕組み・中身

火葬場の仕組みにはロストル式台車式の2つの方式があります。


この2つの仕組みにはどういった違いがあるのでしょうか。

それぞれの方式について順番に解説します。

ロストル式

ロストルと呼ばれる格子の上に棺を置いて、バーナーで焼く方法のことをロストル式といいます。


ロストルとは、火格子という意味のオランダ語です。

焼いていくうちに、骨受け皿と棺の合に間があるロストル(火格子)の網のようなすき間に遺骨が骨受け皿に入っていく仕組みになります。


しかし台車式に比べて人気は今ひとつで、使用率は、最近の全国の葬儀場の10パーセント弱程度となっています。


ロストル式の炉内温度は、800度~1,200度で、50分程度で火葬が終了します。

早い場合は35分程度で終わる場合もあります。

ロストル式のメリット

ロストル式のメリットは、比較的製造するのが簡単で、費用もかからない点です。

また、ロストル式は、燃焼速度が高いため、火葬時間が短時間ですむ点もメリットの1つでしょう。

ロストル式のデメリット

一方、ロストル式のデメリットとしては、構造上ご遺体の遺骨が原型をとどめにくいことと、衛生面の維持がむずかしいこと、さらに、音が大きく、臭いがあることなどがあげられます。

台車式

日本全国の葬儀場の約90パーセント以上がこの台車式を使用していると言われています。
最近は、ますますこの方式が増えていく傾向にあるようです。


台車式の仕組みは、主燃料炉に台車と棺を運搬し、棺を台車ごとバーナーで焼きます。

バーナーの設置場所は2層構造になっており、「ご遺体を焼く炉」と「その際に出たガスを焼いて無害にする炉」の2つの構造です。


さらに、有害ガスや悪臭の漏れを防ぐため、3層構造になっているものもあります。

台車式の温度は、ロストル式とほぼ同程度で、温度は800度~1,200度です。


しかし、炉内構造が複雑で、しかも燃焼力が低いため、1時間以上の火葬時間がかかってしまいます。

ダイオキシンという有害物質を排除し、遺骨をきれいな状態のまま残しておくためこのような温度設定にしているようです。

台車式のメリット

台車式のメリットは、人型のきれいな状態のままで遺骨を残すことができること、不完全燃焼となることがほとんどないこと、悪臭が少なく衛生面で優れていることなどがあります。

台車式のデメリット

一方、台車式のデメリットは、二重構造となっているため設備費用がやや高くなること、燃焼時間が長くかかることなどです。

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ペット火葬

ペットが亡くなった時、いつ火葬すればいいか悩まれる方も多いでしょう。

また、火葬にかかる費用を知っておきたい方もいらっしゃると思います。


ペット火葬についての知識をまとめました。

ペット火葬を行うタイミング

家族同様に接してきたペットが亡くなってしまっても、いつまでもその姿をとどめておきたいという気持ちは分かります。

ただ、亡骸は少しずつ冷たくなり、硬直や内臓の腐敗が始まります。

愛するペットは徐々にその姿を変えていってしまいますので、そうなる前に火葬をし、自然に返してあげることが飼い主の最後の務めです。


一方で、亡くなったからといって、すぐに火葬の手配をするのも避けたほうがいいでしょう。


人の場合は死後24時間以上経たないと火葬できないよう法律で定められています。

ペットも同様に考え、亡くなってからの一晩は、ペットとの思い出作りのために一緒に過ごしてあげるようにしましょう。


火葬のタイミングですが、腐敗を考えると、死後2~3日のうちに行い、冬の寒い時期であっても、5日以内には火葬しましょう。

火葬までの間は、できるだけ腐敗を防ぐために首元や腹に保冷剤を当て、亡骸は涼しいところに安置しておきます。

ペット火葬の費用・料金

ペットを火葬する場合の料金は、自治体に依頼するか、民間業者を利用するかによって異なります。


自治体による火葬は、民間業者に比べてかなり安く設定され、おおむね1000円~3000円が相場になっており、1500円前後の価格帯のところが多いようです。

ただし、自治体では「廃棄物」として処理をするケースがあり、お骨も返還されないことがほとんどです。


民間業者は、ペットの大きさに加え、「どんなプランで火葬をしたいのか」によって値段が違ってきます。

小さい動物を例に挙げると、合同での火葬なら6000円程度、個別火葬で返骨なしなら1万円程度、個別火葬で返骨ありなら1万5000円程度、個別火葬で家族が収骨できるタイプは2万円程度という相場になっています。

体の大きな動物ですと、5万円を超える費用がかかるケースもありえます。


民間業者を選ぶ場合には、料金の見積もりを取ったうえで、どんな弔い方をしてあげたいのかを家族でよく話し合って決めましょう。

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よくある質問

火葬のよくある質問についてまとめました。

火葬すると骨だけ残るのはなぜですか?

骨まで燃やす設計になっていないためです。


火葬炉の温度は1,000度程度となるように設計されています。
しかし、骨まで燃えるようにするためには1,700度以上に温度を保つ必要があります。

火葬するために死後24時間空けないといけないのはなぜですか?

医師が死亡と判断しても蘇生する可能性があった時代の名残です。


昔の医療は今よりも発展しておらず、蘇生する可能性がありました。
しかし、医学が発展した現代ではこのようなことはあり得ませんのでご安心ください。

遺族の意向で火葬の流れを変えることはできますか?

地方に故郷がある人が都内で亡くなった場合、ご遺体を郷里へ搬送するには大変な手間と費用がかかります。

そこで、都内で火葬のみを行って、改めて郷里で葬儀や告別式を行うという、通常とは逆の流れとなるケースもあるようです。

火葬炉のスイッチを押すのは誰ですか?

関東地方では、火葬炉のスイッチを押すのは火葬場スタッフであることが多いのですが、遺族が火葬炉の点火スイッチを押す地域もあるようです。

必ずしも喪主がスイッチを押す必要はなく、火葬場に行かれた親族でも問題ありません。

喪主は、故人に最も近かったので、ボタンを押すのはつらいことでしょう。

そういった場合は、代わりに喪主の兄弟や子などが押してあげるという手段もあります。

荼毘にふすとはどういう意味ですか?

 荼毘にふす(だびにふす)」の「荼毘」とは、仏教の経典に使われていたパーリ語とサンスクリット語というインドの言葉を語源とします。


「荼毘」とは、「火葬」とか「燃やす」といった意味があり、「荼毘にふす」とは「火葬をする」という意味になります。

「荼毘にふす」は仏教用語であり、神式やキリスト教式の火葬は荼毘とはいいません。

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火葬の流れのまとめ

この記事では火葬の流れについての情報や、注意点などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 火葬とは代表的な葬法のひとつで、ご遺体を焼却し、骨を葬ること
  • 火葬の流れは、火葬許可証の提出、納めの式、火葬、骨上げ、埋葬許可証の授受
  • 火葬場での滞在は1時間半から2時間が目安
  • 火葬式が増加傾向にある理由は経済的、社会的な繋がりの減少、価値観の変更など

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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