お墓
洋型墓石にはどのような種類があるの?彫る文字についても紹介
更新日:2022.12.06 公開日:2022.12.18

記事のポイントを先取り!
- 洋型墓石は背が低く掃除しやすい
- 洋型墓石には好きな言葉やレリーフなどを彫刻できる
- 親族に反対されないよう、洋型墓石購入は事前に明言する
墓石は伝統的なもの以外にも洋型のものがありますが、その種類についてご存じでしょうか。
洋型墓石を検討する際は、その種類について一通り知っておくことが大切です。
そこでこの記事では洋型墓石の種類について、解説します。
この機会に和型墓石との違いを覚えておきましょう。
後半には洋型墓石を建てる際の注意点についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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洋型墓石とは
洋型墓石とはお墓として使用する墓石の一種で、主に欧米で使用される形状の墓石のことです。
日本の伝統的な和型の墓石とは見た目が異なり、背が低く横長で厚みのある形状です。
近年お墓に対する価値観が多様化し、洋型墓石を好んで購入する方が増えています。
ひとくちに洋型墓石といっても、その種類は実に様々です。
洋型墓石の種類
洋型墓石にはさまざまな種類があり、共通点だけでなく種類ごとに特徴があります。
洋型墓石を検討される参考に、代表的な洋型墓石の種類を5つご紹介します。
ストレート型
ストレート型は文字通り墓石の竿石(さおいし・墓石本体のこと)が土台から天面にかけて真っ直ぐに建てられます。
オルガン型
オルガン型は竿石の形状が楽器のオルガンのように斜めに切り込まれています。
竿石の正面には文字が彫刻されますが、その部分が斜めになっているのが特徴です。
プレート型
プレート型は文字通りプレートのような板状の墓石で、地面に対して平行に設置されます。
そのためお墓参りの際は上から墓石を覗き込む形になります。
また、他の墓石よりも使用する石材料が少なくなっています。
ウォール型
ウォール型は他の洋型墓石よりも縦長で、横に場所を取れない事情がある場合や縦長の形状を好む方が購入します。
デザイン型
デザイン型の洋型墓石は、他の墓石と異なり自分が形状やデザインを選んで建てる墓石です。
墓石の一部に石以外の素材、たとえばガラスなどを使用したり、十字架を飾ったりオリジナルの彫刻を入れたりなど種類はさまざまです。
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洋型墓地に刻む文字の種類
一般的な和型墓石の竿石には家名などが刻まれて、戒名や命日なども彫刻されています。
その一方で洋型墓石となると彫刻される文字の種類が多くなります。
一般的な文字の種類から自由度の高さを感じさせる文字の種類まで、洋型墓石の文字の種類について解説します。
家名
一般的な和型墓石と同様に、竿石にはそのお墓を所有する家名が彫刻されます。
言葉・文字
洋型墓石になると自由に好きな言葉や文字を彫刻することがあります。
言葉や文字の種類は様々ですが、代表的なものは「ありがとう」や「感謝」「心」「愛」などがあります。
英文
洋型墓石に英文を彫る方もいらっしゃいます。
墓石の種類と彫刻する文字の種類を合わせて建てるのもよいでしょう。
レリーフ
実は彫刻する文字や言葉以外に、さまざまな種類のレリーフ(彫刻で浮き出て見せる加工)を入れることもできます。
花や写真、画像などを彫る方もいるそうです。
洋型墓石と和型墓石の違い

近年、洋型墓石の人気が高まっている中でも、やはり古くから使われ馴染みのある和型墓石を好む方も多くいらっしゃいます。
いざお墓を購入するとなると、まとまった費用がかかることもあり洋型墓石か和型墓石かで頭を悩ませる方も少なくないでしょう。
そこで洋型墓石と和型墓石の違いについて、大きな違いを2点ご紹介します。
洋型墓石は形状が自由
洋型墓石の特徴は、和型墓石と異なり墓石の形状を自由に決めることができることです。
どちらの墓石でも見た目が違うだけで、基本的に用途や意味は一緒です。
見た目の好みは人によって様々ですので、いろいろな形状を自由に選べる洋型墓石は、その点が購入する際の決め手となるかもしれません。
洋型墓石は管理が楽
洋型墓石を選ぶメリットとして、管理が楽であることが挙げられます。
種類にもよりますが、洋型墓石の多くは背が低く横幅があるため安定感があります。
そのため地震などの揺れや強風に強いという利点があります。
また背が低い分、掃除をするのが楽というのも比較検討するポイントです。
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洋型墓石の建て方
さまざまな利点があり、形状種類も豊富な洋型墓石を購入検討される方は多くいらっしゃいます。
しかしいざ購入を検討するとなると、どこに相談や依頼をすれば良いのでしょうか。
基本的には石材店を通して相談から建立までを依頼することが可能です。
しかし石材店によっては洋型墓石の取り扱いがないところもあるかもしれません。
もしも近所の石材店で取り扱いがなくても、ネット注文を受け付けているところがありますので、問い合わせてみると良いでしょう。
洋型墓石の費用
洋型墓石の利点や自由に形状を選べることなどに魅力を感じている方が気になるのは、やはり費用面についてではないでしょうか。
墓石は単独で購入するものではなく、さまざまな要因によって金額が変わるものです。
しかし購入はまだ先のことなので、事前に相場だけでも確認しておきたい方も多いでしょう。
洋型墓石単独での費用相場は、安いもので50万円から販売しているところがあります。
しかし実際にはお墓の使用権や工事費などがかかるため、平均は100〜220万円程度が相場と言われています。
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洋型墓石を建てる際の注意点

ここまで洋型墓石の特徴とメリットを解説しましたが、注意点も同様に重要ですので確認しておいてください。
霊園によっては建てられない
実は洋型墓石を規則として認めていない霊園があります。
その数は少なくないとされており、事前に霊園側の規則を十分に確認しておく必要があります。
親族などからの理解が必要
ご自身のお墓だからといって、自分だけの判断で洋型墓石を建ててしまうと後でトラブルに発展することもあるようです。
トラブルの相手となる可能性があるのは親族で、和型墓石にこだわりのある方も中にはいるかもしれません。
未然にトラブルを回避するためには、手間はかかりますが関係者には事前に洋型墓石を建てることをしっかりと伝えておくことが重要です。
和型墓石の種類
洋型墓石の種類について前述しましたが、和型墓石の種類についても一通り確認しておきましょう。
和型墓石の種類は主に下記の2通りです。
- 石塔タイプ:伝統的な日本の墓石で竿石に「OO家」と彫刻されています。
- 五輪塔タイプ:5つの要素を元に造られる墓石で、形状に丸みがあるのが特徴です。
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洋型墓石の種類まとめ

ここまで洋型墓石の情報や、その種類について解説してきました。
まとめると以下の通りです。
- 洋型墓石は欧米式の形状が基本の墓石で、近年人気がある
- 洋型墓石の種類はストレート型やオルガン型、ウォール型などがある
- 洋型墓石を許可していない霊園があるため、事前に確認する
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。