お墓の外柵リフォームにかかる値段は？検討時期や外柵の意味もご紹介

更新日：2022.11.10 公開日：2021.06.28

お墓 費用

記事のポイントを先取り！

• お墓の外柵リフォームの値段は、一般的に20~30万円程度
• お墓の外柵は華やかな「関東型」とシンプルな「関西型」がある
• 建立後20年ほどがお墓の外柵リフォームのタイミング
• お墓の外柵は、現世と来世を分ける結界という意味も

お墓は先祖代々受け継がれるので、数十年単位で使用していると劣化が気になります。
特にお墓の大部分を占める外柵は綺麗に保ちたいです。

そこで利用したいのが、外柵だけを綺麗にしてくれるサービスです。

「お墓を綺麗にしたいけど全体をリフォームするには値段が高い」
「石塔は綺麗だけど外柵の劣化が激しい」

このような悩みを抱えているかたも多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お墓の外柵リフォームの値段について詳しく説明していきます。

この機会にお墓の外柵リフォームの値段相場やタイミングを覚えておきましょう。
お墓の外柵の種類についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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1. お墓の外柵リフォームとは
2. お墓の外柵リフォームにかかる値段
3. お墓の外柵のリフォームを検討する時期
4. リフォームや修理が必要な外柵の特徴
5. お墓の外柵デザインや種類
6. お墓の外柵の役割
7. お墓の外柵リフォームの価格のまとめ

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お墓の外柵リフォームとは

一般的な工事内容は、まず既存の外柵の撤去をします。
そして、新しい外柵の設置をした後、コンクリートを流し込み地盤を固めます。

内部に土を使用するタイプのお墓では、玉砂利を敷いて雑草対策をすることもあります。
また、古いタイプの外柵は、お墓の登り口が階段になっているタイプのものがあります。

階段を無くしたお年寄りにも優しい外柵に付け替えるようなサービスもあります。
お墓全体をリフォームするのではなく、外柵だけを新しくするので費用を抑えることができます。

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お墓の外柵リフォームにかかる値段

お墓の外柵リフォームにかかる値段は、外柵の大きさや使用する石の種類、お墓の状況によって変化します。
古い外柵を撤去し、新しい外柵を設置するだけであれば20万円～30万円程度でリフォームできます。

細部（納骨口や拝石）の補修や、香炉の新設もすると50万～60万円程度です。
あくまで目安の金額であり、お墓の大きさや石の種類によって値段は変わります。

高額なリフォームになると、200万円を超えるケースもあります。
業者によって値段が大きく変わるので、複数の業者から見積もりを貰うのがお勧めです。

外柵だけをリフォームはできる？

外柵だけのリフォームは可能です。

• お墓全体をリフォームしたいが値段が高い
• 石塔はきれいだが外柵の劣化が激しい

という状況に該当する方は、外柵だけのリフォームを検討して下さい。
外柵と石塔を別々にリフォームすると、まとめて行う場合よりも値段が高くつく可能性があるので注意して下さい。

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お墓の外柵のリフォームを検討する時期

お墓のリフォームを検討する要素は、傾きやひび割れ、見た目の汚れがあります。
メンテナンスの頻度によって、耐用年数よりも早くリフォームが必要になる場合があるので注意が必要です。

また、石の種類によって劣化の進み具合が違う為、個人での判断は難しいです。
リフォームのタイミングは、業者に聞くのが賢明です。

小さいひび割れや傾きの修理であれば、程度によりますが数万円の値段で業者に依頼できます。
こういった修理の際に、業者に外柵の状態をチェックしてもらうのをお勧めします。

外柵のこまめな修理や手入れをすることで、綺麗な状態が長く続き、外柵の延命に繋がります。

お墓を立ててから20年以上経過している

お墓の外柵の耐用年数は、30年程度です。
寿命は、石の種類やメンテナンスの頻度にもよります。

そのため、20年を経過したあたりからお墓の状態をマメにチェックし、状態が悪い様ならリフォームを検討するのお勧めします。

しかし状態が良い場合でも、定期的なチェックは欠かさず行うべきです。
お墓は、少しずつですが確実に劣化して行くので、必ず将来リフォームが必要になります。

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リフォームや修理が必要な外柵の特徴

どのような外柵にリフォームや修理が必要なのでしょうか？

リフォームや修理が必要な、二つの代表的な特徴について紹介します。

お墓の接合部分に隙間がある

お墓で使用される石のほとんどは、セメントで接着されています。

経年劣化や自然災害、激しい温度変化で接着が弱まってしまい、石がずれ隙間ができてしまいます。

この様に隙間が出来てしまった外柵は、修理やリフォームが必要です。

お墓の外柵が傾いている

地震や大雨による地盤の緩みなどで、外柵は傾きます。
また、傾斜のある土地や地盤の緩い土地は、傾くリスクはさらに高まります。

傾いてしまった外柵にも、修理やリフォームが必要です。

こちらの記事でお墓の外柵の種類や費用について解説しているので、ぜひご覧ください。

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お墓の外柵デザインや種類

「関東型」と「関西型」の二つに大きく分類され、値段も変わってきます。

関東型は派手で華やかなデザイン、関西型はシンプルなデザインという特徴があります。
その他に階段の有無や段数など、様々な種類のデザインがあります。

墓地によってはデザインに制限がある場合があります。
事前によく確認しましょう。

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お墓の外柵の役割

お墓の外柵にはどのような意味があるのでしょうか？

解説していきます。

隣のお墓との境界線

お墓同士の境界線が曖昧でトラブルになるというのはよくあります。
この様なトラブルは、区画整備の曖昧な集落の共同墓地で特に多いです。

外柵で石塔の周囲に物理的に境界線を設け、お墓同士の敷地の曖昧さを解消します。

現世と来世を分ける結界

外柵は、私たちが生きている現世と故人がいる世界の結界という意味もあります。
結界の中で故人が眠っていると考えると、いつもより厳かな気持ちでお墓と向き合えそうです。

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お墓の外柵リフォームの価格のまとめ

お墓の寿命は分からないことが多いので、判断が難しければ業者に聞くのが確実です。

今回の記事をまとめると次のようになります。

• お墓の外柵リフォームの値段は、一般的に20~30万円程度
• お墓の外柵リフォームは、建立後20年ほどで検討を始めるのがおすすめ
• お墓の外柵は「関東型」と「関西型」がある
• お墓の外柵は、現世と来世を分ける結界という意味もある

ここまで、お墓の外柵リフォームの値段の情報や検討時期などについてお伝えしてきました。

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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