お墓
墓誌の名入れの価格はどのくらい?名入れの順番に決まりはあるの?
更新日:2022.07.02
お墓にある墓石以外にも、故人の戒名などが彫られた墓誌についてご存じでしょうか。
墓誌の意味や名入れの方法、価格などについて知っておくことが大切です。
そこでこの記事では、墓誌の名入れの価格について解説します。
この機会に名入れの順番を覚えておきましょう。
後半には墓誌に彫刻する具体的な内容についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 墓誌とは?
- 墓誌の役割
- 墓誌の価格
- 墓誌に追加で名入れをする際の価格
- 墓誌に名入れをする順番
- 他の人はこちらも質問
- 墓誌の名入れはいつまでにすればいいの?
- 追加彫りを依頼する時に必要な情報は?
- 墓誌の名入れの価格についてのまとめ
墓誌とは?
墓誌(ぼし)とは、お墓の周辺に建てられる石製のモニュメント(石碑)のことです。
墓誌には主に、お墓に入っている方の情報が文字として彫り込まれます。
彫刻される内容としては、故人の氏名や戒名、没年月日、享年などです。
一般的なお墓以外にも、共同で埋葬されている合祀墓に墓誌が建てられるケースも多く見られます。
墓誌の役割
一般的なお墓の墓石には、一族である故人の氏名や戒名などが彫刻によって名入れされています。
そのため、なぜ墓誌をわざわざ建立するのかという理由について気になるところではないでしょうか。
名入れされた文字は基本的に消されることはありませんが、その墓に納骨される人が多ければ、名入れされる名前は増え続けます。
墓石への名入れを行うたびに、その分だけ墓石の表面の面積が使われることになるのです。
墓石に名入れするスペース自体がなくなると、墓誌を建立するのが一般的です。
墓誌があれば、お墓に埋葬されているすべての方の情報を知ることができます。
また、墓石を持たない合祀墓など、複数の故人を祀るために墓誌を建てるケースもあります。
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墓誌の価格
墓誌の概要についてわかったところで気になるのは、やはり墓誌の価格相場ではないでしょうか。
特に長い期間、一族のお墓を所有されているご家庭では、墓石に名入れするスペースが少なくなってきていることもあるでしょう。
墓誌の購入を検討する際には、価格についても適正な相場を事前に把握しておきたいところです。
墓誌を単独で建立する場合、一般的には5万円〜20万円程度の価格が相場とされています。
しかしひとくちに墓誌の価格といっても、世の中のあらゆる商品と同様に大きさやデザインなど、価格にはさまざまな要因が関係します。
具体的な価格を知りたい場合は、石材屋に見積もりを取ることがおすすめです。
また、墓誌自体の価格と同様に、名入れについての価格や価格設定の基本についても把握しておく必要があります。
墓誌に追加で名入れをする際の価格
一般的なお墓と同様に、墓誌もまた長い年月の間、一族の方に管理・継承されます。
新たに名入れされた墓誌を建てる場合、その後も別の方の名入れを追加で行っていくことが前提です。
亡くなられた方の氏名や戒名の墓誌への名入れは、追加で彫刻されるたびに費用が発生します。
追加での名入れも、石材屋によって価格が異なります。
相場としては、1人の彫刻につき3万円〜5万円程度が多いようです。
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墓誌に名入れをする順番
墓誌の価格が確認できたら、実際に名入れの注文を行います。
その際にポイントとなるのが、どのような順番で墓誌に名入れをするかということです。
基本的には、墓誌に向かって右から順に、先に亡くなられた方の名入れを行います。
また、場合によっては墓誌の名入れを夫婦単位で彫ることもあるようです。
他の人はこちらも質問
墓誌について、多くの方が併せてしている質問と回答を下記にまとめたので参考にしてください。
墓石 名前 いくら?
墓石に名前を彫る価格帯は、2万円〜4万円や3万円〜5万円程度を相場とする回答が多いようです。
墓誌 名入れ いつ?
墓誌に名入れするタイミングは、名入れされる方の遺骨がお墓に納骨される時が多いようです。
戒名彫り いくら?
戒名彫りとは、墓誌や墓石に戒名を彫刻することです。
価格帯は3万円〜5万円を相場とするケースが多く見られます。
墓石に名前を入れることを何という?
墓石に名前を入れることは、戒名彫刻や名入れと呼ぶのが一般的です。
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墓誌の名入れはいつまでにすればいいの?
墓誌は、墓石に彫刻しきれない故人の氏名や戒名などを、新たに記し残すために建立されます。
墓石や墓誌に彫刻で名入れされた氏名や戒名は、たとえ屋外であっても消えることなく残り続けます。
墓誌や墓石に彫られた名前は「この家のお墓にはこの人が祀られている」という証となり、お墓参りに来た方たちが思い出す役目もあります。
実際に誰かが亡くなった際、墓誌や墓石に名入れされるのは、どのようなタイミングになるのでしょうか。特に初めてご家族を亡くされた方にとっては、いつまでに名入れを行うべきか事前に把握しておきたいものです。
実は故人の名入れに関して、いつまでに行わなければならないという決まりはありません。
人が亡くなってからはお通夜や葬儀、お寺との連絡、火葬などに加え、家族を亡くした精神的ショックを受ける大変な時期です。
そのため、急いで名入れをする方はあまりいません。
一般的には、多くの方が納骨するタイミングとして設定する、四十九日法要までに名入れを手配することが多いようです。
追加彫りを依頼する時に必要な情報は?
すでに建立済みの墓誌に、新たに故人の彫刻を行うことを追加彫りといいます。
追加彫りは、石材屋などの専門業者に依頼するのですが、その際に事前に把握しておくべき内容を知っておきましょう。
彫刻される墓誌は石でできているため、一度彫ってしまうと基本的に元に戻らないので十分注意してください。
石材屋などに追加彫りの注文をする際は、下記の情報を準備してください。
- 戒名・法名(浄土真宗で使われる故人の名前):旧字や俗字など正確に伝えることが必要
- 没年月日:亡くなられた正式な年月日
- 俗名:生前に使用していた名前
- 行年・享年:亡くなられた年齢(通常は数え年)
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墓誌の名入れの価格についてのまとめ
ここまで墓誌の情報や、名入れの価格について解説してきました。
まとめると以下の通りです。
- 墓誌とは、故人の氏名や戒名などの情報が彫られる石碑のこと
- 墓誌に名入れをする価格は、一般的に3万円〜5万円程度が相場
- 墓誌には、亡くなられた順に向かって右から名入れするのが通例
- 墓誌の名入れは、四十九日法要までに行うことが一般的
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。
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