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遺品整理

自分で遺品整理するには?作業の手順や賃貸での注意点を紹介

更新日:2022.04.23

記事のポイントを先取り!

  • 遺品を整理するときは、マスクや軍手があると便利
  • 複数人で遺品整理するときは、必要なものを捨ててしまわないように注意する
  • 重いものが多いときは、専門業者に依頼するのがおすすめ

親族を亡くしたときには故人の遺品を整理することがあるかと思います。
遺品整理は業者に依頼できますが、自分でやることもできます。

そこで、この記事では自分でやる遺品整理について詳しく説明していきます。
この機会に、遺品整理に必要なものを知っておきましょう。

賃貸で遺品整理をする際の注意点についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。


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  1. 遺品整理に必要なもの
  2. 自分で遺品整理をする手順
  3. 遺品整理は誰がするの?
  4. 賃貸で遺品整理をする際の注意点
  5. 時間がなければ業者に依頼する
  6. よくある質問
  7. 遺品整理を自分でまとめ
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遺品整理に必要なもの

作業当日の服装は汚れてもよい服を選び、足を怪我しないように靴下やスリッパを履くとよいでしょう。
作業中はほこりが舞うこともあるので、マスクや軍手があると役立ちます。

処分品を分別する際はごみ袋やダンボール、ガムテープを使います。
またハサミやカッター、油性マジックペンがあると分別する際に便利です。

ごみ袋とダンボールは大きすぎると物を入れたときに重くなるので、持ち運びしやすいサイズを選びましょう。

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自分で遺品整理をする手順

自分で遺品整理を進める際の手順について紹介します。
予定を立てないではじめると時間がかかることがあるので、大まかな手順を知っておきましょう。

予定を立てる

遺品整理をはじめる前に、予定を立てておくと効率的に作業できます。
予定を立てる際は何をいつやるか終わりの日を決めます。
できるだけ具体的に予定を立てておくことで、作業も進めやすくなるでしょう。

仕分けをする

予定を立てたら遺品をいらないものと残しておくものに分類していきます。
貴重品であるクレジットカードや印鑑身分証明書契約書類などは残しておきます。

また、思い出の品や大切な物も形見として取っておきましょう。

要らない物の分類をする

いらないものは再利用できるもの廃棄するものに分けます。
家電や家具、調理器具、衣服などは再利用できることがあります。

再利用できるものはリサイクル業者に依頼して引き取ってもらいましょう。
廃棄するものは可燃ごみと不燃ごみに分類し、自治体に回収してもらいます。

粗大ごみは地域によって捨てる方法が異なる場合があるので、各自治体に確認しましょう。

片付けと掃除

遺品の整理が終わったら部屋を掃除して遺品整理を終えます。
ほうきで床を掃いたり換気をして、部屋をきれいな状態にしておくとよいでしょう。

遺品整理は誰がするの?

一般的に遺品整理は誰がしても問題ありません。
しかし、遺品整理は1人で行うと負担が大きいので、複数人で進めるとよいでしょう。

複数人で遺品整理をするときは、意思疎通ができていないと必要なものまで捨ててしまいます。
遺品を分別する前には、しっかりと話し合ってから作業を進めるようにしましょう。

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賃貸で遺品整理をする際の注意点

故人が賃貸の部屋に住んでいた場合は、部屋の契約も相続人に相続されます
そのため、自動契約などで部屋を借りていた場合は相続人が家賃を払うことになります。

余計な出費を抑えるためにも、速やかに遺品を整理し、部屋を管理者に明け渡しましょう。
また、契約が迫っていて、すぐに明け渡せない状況の場合は、一度管理者に相談するのが無難です。

賃貸の部屋を退去する際は破損した箇所の修理やハウスクリーニングも行う必要があるため注意してください。

時間がなければ業者に依頼する

遺品整理は自分でやる以外にも業者に依頼する方法があります。
ここでは遺品回収業者に依頼する内容と、利用するメリットを紹介するので参考にしてみてください。

遺品整理業者とは

自分で遺品整理をするのが難しい場合は、業者に依頼することもできます。
遺品回収業者は遺品の分別や処分買取などを専門にしている業者です

業者によってはハウスクリーニングや相続の相談を行っていることもあります。
依頼する業者を決める際は、訪問見積もりをしてくれる業者や見積書の記載が明確な業者を選びましょう。

中には不法投棄をする悪徳業者もあるため、料金が安すぎる場合は注意が必要です。
接客対応が丁寧な業者や、遺品整理士の資格を持っている業者だと安心して依頼できます。

業者を利用するメリット

遺品整理を業者に依頼すると、自分でやるよりも短期間で終わるメリットがあります。
賃貸の部屋を片付ける際などは、できるだけ早く遺品整理を終わらせたいこともあるでしょう。

部屋の大きさにもよりますが、業者に依頼すると数時間で作業が終わることもあります。
また、重いものや高い場所にあるものを、自分で片付けなくてよいメリットがあります。

家電や家具は大きくて重いものも多く、高齢者が遺品整理をする場合はとくに危険です。
業者に依頼すると重い家具などもまとめて運んでもらえるため安全でしょう。

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よくある質問

Q:遺品整理は何から手をつければいい?

A:クレジットカードや印鑑などの金融資産に関連するものから整理するといいでしょう。

Q:遺品整理に必要なものは?

A:汚れてもいい服装で、ゴミ袋や軍手など掃除しやすいものを用意しましょう。

Q:遺品整理の手順は?

A:計画を立ててから、必要なものと不要なものを仕分けします。
不要なものは、買取やリサイクルできるものと、処分するもので仕分けします。

遺品整理を自分でまとめ

ここまで自分でやる遺品整理についてお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 作業当日までに汚れてもよい服や軍手、マスク、ごみ袋などを用意する
  • 自分で遺品整理をする際は計画を立てたあとに遺品の分別をする
  • 遺品整理は誰がやっても良い
  • 故人が賃貸の部屋を借りていた場合は、早めに遺品整理をして退去する

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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