お墓
遺しておきたいことをアプリで記録|“遺言”アプリ、100年ノートを紹介
更新日:2022.04.27
みなさんは遺言書の準備をしてありますか?
いつかはその必要があると分かっていながら、作成や保管のハードルが高くてなかなか手を出せていない、という人は多いのではないでしょうか。
今回は自身のこと、何かあった時に家族に伝えたいことを、簡単な操作で、日々無理なく記録しておける「100年ノート」というアプリを紹介します。
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そこから派生したはいからOnlineは、「素敵に歳を重ねるアクティブシニア」を応援するための情報サイトとして、芸能人インタビューから健康や介護に関することまで、さまざまなテーマを扱っています。
100年ノートとは
100年ノートとは、はいからの編集部が提供する“遺言”アプリです。
自分史や預金のこと、葬儀のことなどを簡単な操作で記録しておくことができ、もしものときは、あらかじめ閲覧権限を設定しておいた方に伝えることが可能です。
情報開示の際には事務手続きの手数料が発生しますが、それ以外のサービスは基本的に無料で使えます。
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代表の青野様にインタビュー
選んだ終活:サイトの「はいから」と、アプリの「100年ノート」の名前の由来を教えてください。
青野様:ハイカラっていうのは昔の“しゃれた”イメージがあります。
あとはハイキャラットっていうことで、キャラットってダイヤモンドなんかの重さで言いますよね。
そういう重みがあって光が輝いているような、あとはハイエイジになってから、要するに高齢になってから読むってことだったり、そういういろんな意味を込めて「はいから」という雑誌ができたんです。
「100年ノート」は、人生も100年の時代になりましたので、“エンディングノート”と、“人生100年”というのを合わせて、自分の残したいことを人生の最後まで長きに渡り残すためのものとして作りました。
ですから、アプリのアイコンの“100”っていうロゴの最後の“00”は無限大になっているんですね。
選んだ終活:ああ!気づかなかった…。
現在、「100年ノート」の利用者は、どれくらいいますか?
青野様:もうすぐ3万人っていう感じですかね。
選んだ終活:利用されるのは団塊世代以上の方が多いですか?
青野様:そうですね、もうほとんどそれなりの年齢の方ですね。
私どもは出版社で、自分のところの媒体を使って宣伝してきてるんで、読者自体が高齢者なのでそうなるかと。
新聞の記事とか雑誌とか、テレビ番組でも取り上げられているので、そういうのに出ると利用される方がぐんと伸びたりします。
選んだ終活:高齢者などのスマートフォンなどの操作に慣れていないような方々が利用しやすいような工夫は、どういうことをされていますか?
青野様:アプリを開いていただくと分かるんですけど、文字が大きくて、箇条書きに項目が分かるようになっていると思うんですよ。
たとえば「葬儀のこと」とか「保険のこと」って基本的には押していけばたどり着くというか、言葉が入れられるように、シンプルにすっきりと作ってあるのが特徴です。
あともう一つ、「100年ノート」では写真で残すこともできるし、声を残すこともできます。
選んだ終活:あ、声も?
青野様:はい。
残しておきたい写真とか通帳なんかは画像としてこの中に残せますから、いちいち入力しなくてもいいし、なかなか声を残せるものってないので、しゃべってメッセージを残しておくこともできます。
できるだけシンプルなデザインで、簡単な操作方法で、あとは声でも残せるように作ったつもりです。
この事業を始めたきっかけの話をすると、異業種交流会の場でたまたまとなりあわせになったのが、スマートフォンとかのアプリを作っている会社の社長だったんです。
我々はアプリに関する技術的なことは作れませんので、そういうのに強い会社と一緒になって作ったのが、「100年ノート」というアプリです。
選んだ終活:偶然意気投合してっていう感じなんですね。
青野様:そうですね、運命的というか、本当にとなりで話をしてそういうことになったんで。
選んだ終活:青野様ご自身は、前から「100年ノート」みたいなものを作りたいっていう思いはあったんですか?
青野様:アプリとしてっていうのは思い浮かべてなかったんですけど、シニア向けのものを扱っているので、終活っていうのは当然大きいテーマとして、何かサービスができたらいいな、みたいなことは漠然と思っていました。
選んだ終活:今の時代、個人情報の扱い方とか結構うるさいと思うんですけど、情報の漏えい対策はどういうことをしているのか教えてください。
青野様:基本的には、情報は暗号化されてクラウドサービスの方に保管されます。
あとは、パソコンの中に個人で残しておく部分もありまして、もちろんセキュリティは万全に取り組んでおります。
選んだ終活:「100年ノート」をダウンロードしてみたのですが、遺言となると何から入力していいか分からなくて…。
青野様:たとえば、小学校は何年に卒業されました?
選んだ終活:小学校は…えっと…。
青野様:考えるでしょう?
選んだ終活:はい。
青野様:自分のプロフィールのところに全部、学歴とか残しておくと、若い人でも“遺言”っていうことじゃなくて、パッと見ることができるんですよ。
自分史とか思い出なんかをここに残しておくっていう使い方もできるんです。
選んだ終活:「100年ノート」にある脳トレーニングゲーム機能は、どのような経緯で作られたか教えてください。
青野様:結局、“遺言”アプリっていうのは1回入力しちゃうと、その先何ヶ月かもう使わなくなっちゃうじゃないですか。
だからもっと身近に日々使ってもらうために、後付けでトレーニングみたいなのを入れるようにしたんです。
うちはシニアの出版社で、脳トレのドリルや問題集も扱っているので、そういうのを使ってトレーニングしてもらおうと考えたんですね。
選んだ終活:さらにこういうコンテンツをアプリの中で作っていきたい、っていうものは今の段階でありますか?
青野様:今すぐはちょっとないですね。
アプリの利用者が10万人とか、30万人とかって増えないと次の展開ってなかなか難しいと思うので、今は「100年ノート」を普及させることが第一目標で、その上にいくつか考えている構想があるので、それをこのアプリの中に盛り込んでいきたいなという風に思います。
終活って自分のところの仕事がすでにある墓石屋さんとか、葬儀屋さんが扱っていることが多いんですよね。
我々は出版社であり、終活で仕事をしているわけじゃないんで、わりとニュートラルというか客観的な立場で情報発信ができます。
それを売りにして広めていきたいなという風に思っていたりします。
選んだ終活:「100年ノート」はシンプルで気楽にできそうなのがいいですよね。
青野様:ただ「100年ノート」に遺したものは、今のところ法的には“遺言”にならないので。
ハンコとか印鑑も、今時代が変わってきてるんで、「100年ノート」も、もうワンクッション置けば“遺言”として認められるとなってくれば面白いなと思うんですけど。
選んだ終活:アプリに関わらず、シニア向けでこういうことをやってみたいとか、何かありましたら教えてください。
青野様:今コロナでお休みになっちゃってるんですけども、ウォーキングとか山登りとか、「大人の部活」っていうのをやっています。そういう健康寿命を伸ばして、仲間を作って、ストレス発散するような活動に力を入れていきたいと思っております。
選んだ終活:最後に読者に向けて何か一言、お願いします。
青野様:寿命が伸びて人生100年と言われる時代なんで、これからもぜひ長生きしていただくために足腰を鍛えて、脳トレーニングをして、終活の一つひとつがなくなれば、悩みや不安がなくなって気が楽になりますからね。
我々もそういうみなさまをバックアップしていきたいな、という風に思っておりますので、一緒に頑張っていきたいです。
スポンサーリンク取材を終えて
『はいから』編集部が提供する遺言アプリ、「100年ノート」について取材させて頂きました。
自分のことや身近な人のこと、預金などの情報を簡単に記録しておくことができ、もしもの際には遺族の方が複雑な手続きなしに閲覧できるという点が良いですね。
また、アプリを制作するにあたっての背景や、制作時の工夫もお聞きすることができました。
声で気軽に記録できるという点も素敵ですね。
青野様、お忙しいところ取材に応じてくださり、ありがとうございました。
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会社情報
名称 | 株式会社アーデント・ウィッシュ |
所在地 | 〒160-0016東京都新宿区信濃町18番地マヤ信濃町三番館 |
連絡先 | 03-5363-6780 |
設立年 | 1993年10月 |
役員 | 代表取締役 青野秀俊 |
資本金 | 9,972万円 |
サイトURL | https://www.hi-carat.co.jp/ |
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