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お墓を作りたい!霊園の申請方法やお墓を新しく建てる方法を解説

更新日:2022.08.09

お墓 費用

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記事のポイントを先取り!

  • お墓を建てる際は、種類や墓地をしっかり見極める
  • お墓はさまざまな要因で費用が変わる
  • 基本的には個人墓地を作ることはできない

お墓を作りたいと思っている方は、実際に立てるときの手続き等をご存知でしょうか。
新しくお墓を建てる流れを知っておくことで、スムーズにお墓を建てられます。

そこでこの記事では、お墓を作りたい方に向けた申請方法などについて解説します。

この機会に、お墓を建てるための費用なども知っておきましょう。
後半にはお墓を建てたときのお祝いについても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. お墓を作りたい!新しく建てる時期と流れ
  2. お墓を作りたい!新しく建てるときの費用
  3. お墓を作りたい!個人墓地の許可を解説
  4. お墓を建てた時のお祝いについて
  5. お墓を作りたいときのまとめ
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お墓を作りたい!新しく建てる時期と流れ

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お墓を作りたいと考えている方は、建てる時期や建てるまでの流れを知っておくことも大切です。
選べるデザインや建てられる場所などについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

お墓を作りたい!新しく建てる時期

お墓を作りたいと考えた際、そもそもいつごろ建てられるのが普通なのかを知りたい方も多いでしょう。

明確にいつまでに建てなければならないといった決まりはありませんが、一般的には四十九日の法要までが理想的だと言われています。
これは、四十九日にて故人が冥土での旅を終えることが所以となっています。

とはいえ、故人の逝去後すぐに手配しても四十九日までにお墓を建てるのは困難です。
現実的なタイミングとしては、故人の逝去から1年後に行われる一周忌までには建てるのが一般的です。
お墓がなければ納骨もできませんので、できるだけ早く建てられるように動きましょう。

また、少し特別な時期としては、生前に建てる寿陵墓(じゅりょうぼ)があります。

これは、生きているうちに自分の墓を建てるもので、遺族の負担を減らしたり自分の好きなデザインを選びたい方などにおすすめの建て方です。
寿陵墓は縁起がいいものともされているので、一度検討してみることをおすすめします。

お墓を作りたい!お墓の種類を解説

まず、お墓を作りたい土地を探す必要があります。
墓地や霊園がお墓を建てられる場所であり、この墓地や霊園にはいくつかの種類があります。

大きく分けて3つの墓地があり、それぞれ民営墓地(霊園)・公営墓地(霊園)・寺院墓地です。

民営墓地は法人団体が運営する墓地で、公営墓地は市区町村や都道府県が運営する墓地となります。
寺院墓地は寺院に設置あるいは隣接する墓地をさし、寺院の敷地として管理される墓地です。

民営墓地は設備など充実しているケースが多いが、代わりに少し費用が高い傾向にあります。
公営墓地は安価で利用できる特徴がありますが、設備などが最低限のものだけだったり条件が厳しかったりする可能性があります。
寺院墓地は基本的に、壇家のみが眠ることのできる墓地で、宗旨宗派に沿った供養ができる点が特徴です。

自分の目的に合わせて、どのタイプの墓地を利用するか検討してください。

また、お墓にも大きく分けて3つほどの形があります。
日本でよく見かける背が高い和型墓石、背が低く横長な形をした洋型墓石、ある程度自由にデザインできるデザイン墓石の3種類です。

寺院墓地や宗派を問う墓地などでは、和型墓石しか建てられない可能性があります。
洋型墓石は芝生墓地などでも利用できる墓石で、すべて洋型墓石が設置されている墓地は見晴らしが良い傾向にあります。
デザイン墓石は自由にデザインを依頼できますが、複雑になるほど費用もかさむので注意してください。

お墓を作りたい!新しく建てるときの流れ

お墓を作りたいと考えてから、実際に建てられるまでの流れを知っておくことも大切です。
一般的な流れは以下の通りとなりますので覚えておきましょう。

  • お墓の形態を決める
  • 霊園または墓地を決める
  • 石材店と墓石のデザインを決める
  • 契約する
  • 建立式当日

最初に、お墓の形態を決めておきます。
承継墓なのか永代供養なのかを決めますが、納骨堂や樹木葬などを検討している方は、この時点で決めておくことをおすすめします。

お墓の形態を決めたら、霊園や墓地を調べて目的に応じた建立場所を決めましょう。
菩提寺(ぼだいじ)がある方は基本的に寺院墓地を選ぶ必要があります。
菩提寺があるにもかかわらず他の墓地を利用したい場合は、事前に菩提寺と相談してから判断してください。

お墓を建てる場所を決めたら、石材店を探しつつ墓石のデザインも考えます。
ある程度のデザインを決めておけば、石材店のカタログなどから目的のデザインのお墓を探すことも可能です。
石材店を決める際は、複数の石材店から見積もりを出してもらって、比較してから決めることをおすすめします。

石材店とお墓のデザインまで決めたら、お墓を建てる作業についても契約します。
墓地と石材店、それぞれと契約し、日程の目安などを聞いておきましょう。
基本的には石材店に建立作業を一任しますが、契約による予定日が近づいてきた際に、再度こちらから連絡して確認することをおすすめします。

建立の計画に乱れがなければ、予定日前にはお墓の建立が完了します。
お墓のお披露目と同時に納骨するケースも多いので、詳しい予定は事前に決めておきましょう。
また、納骨式する場合は、開眼供養(かいげんくよう)が必要となりますので、僧侶にも予定日を連絡しておきましょう。

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お墓を作りたい!新しく建てるときの費用

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お墓を作りたい方は、費用がどの程度必要なのか気になるのではないでしょうか。
お墓を建てる際にはさまざまな費用がかかりますが、一般的な相場を知っておくことは大切です。

お墓を新しく建てる際の費用相場は、100〜350万円とされています。
お墓の費用の中でも大きな部分を占めているのが、墓石代と永代使用料(墓地代)です。
それぞれ、墓石代が60〜200万円ほど、永代使用料が35〜130万円ほどになります。

他にも設置するための施工料などもかかりますが、必要費用が大きく異なるのは墓石代となるでしょう。

墓石代を決める要件は、墓石に使う石材の種類と使用量・デザインによる加工費・文字の彫刻費です。

墓石に使われる石材は多様で、同じ種類の石材であっても産地によって特性が変わる場合があります。
安いものと高いものでは、大きく費用も変わりますので事前に確認しておく必要があります。
使用量は、墓石の大きさが大きければ大きいほど使用量も増えます。

デザインを変更した場合などの加工費も、デザインの緻密さによって大きく変動する可能性がある費用です。
特にこだわりがないのであれば、基本的には一般的なデザインを推奨します。

お墓には、故人の名前や家名などを刻みます。
この際の彫刻費は、主にひとりあたりの費用を提示されるため、複数名が眠るお墓ではその分費用がかさむことを覚えておきましょう。

お墓にかかるもうひとつの費用である永代使用料ですが、これは墓地の区画を使用する権利を購入するための費用です。
墓じまいした際などには返還する権利となりますので、売買や譲渡などはできません。
永代使用料は墓地ごとに異なる部分でもありますので、墓地を選ぶ際に忘れず調べるようにしましょう。

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お墓を作りたい!個人墓地の許可を解説

個人墓地とは、法人などではなく個人が管理する墓地のことをさしますが、基本的に個人墓地を作ることは法律違反となります。
そのため、本来の意味合いでのお墓を個人で持つことはできません。
墓地を作るためには行政の許可が必要ですが、この許可を個人で取得することは困難なことに起因します。

個人墓地が作れたとして、実際に作る場合は私有地の庭などが主な場所となるでしょう。
私有地の庭であっても納骨することは認められていませんが、一部例外に限り個人墓地あるいは自宅墓(じたくぼ)を作ることは可能です。

まず、個人墓地の許可が降りる可能性についてですが、これは一部地域で極稀な条件を満たした際に認められる可能性があります。
現在確認できている部分では、岡山県津山市・広島県広島市・高知県安芸市の3つの地域のみです。

上記の地域に限り、近隣に墓地がないことを前提にやむを得ない事情でお墓を建てる必要があれば、現場を確認したうえで許可が降りるケースがあるようです。

とはいえ、基本的に「個人墓地は持てない」と思っておきましょう。

また、墓地が必要なのは納骨する場合に限ります。
そのため、納骨さえしなければお墓を建てることは、法律に抵触することはありません。

しかし、庭先にお墓が建っているのを近隣の方が見た際に、不要なトラブルに発展するリスクがあります。
納骨しないお墓であれば庭に建てることもできますが、あまり推奨はできません。

大きなお墓ではありませんが、自宅墓と呼ばれる小さなお墓を自宅内に設置する供養方法があります。
これは、遺骨を骨壷などで管理したうえで、小さな墓標の代わりとなるオブジェクトをおいて供養する方法です。
個人墓地とは異なりますが、個人でお墓を建てたい場合などには、自宅墓の利用を検討することをおすすめします。

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お墓を建てた時のお祝いについて

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お墓を建てることは、基本的にお祝いごとに認識される傾向にあります。

納骨式する際は弔事と重なっていることから慶事扱いされませんが、寿陵墓の建立式や改葬時の開眼供養などは慶事として扱われます。

ちなみに、建立式は建てたお墓のお披露目会のようなもので、開眼供養はお墓に魂を入れる儀式のことです。
寿陵墓を建てた場合は魂がまだ自分のもとにあるので開眼供養はしませんが、改葬ではお墓を撤去する際に魂を抜いていますので、再度入れるために開眼供養します。

建立式などを慶事として扱うかどうかは地域差などもあるので、実際にどちらの扱いになるかは地域の年配の方などに聞くと良いでしょう。

また、納骨式を同時に行うタイミング以外の建立式やお墓の開眼供養はお祝いごとであることから、参列する方はお祝い金を用意する必要があります。
弔事のときの香典に近い考え方になり、友人程度の関係であれば1万円ほど、親族の方は3万円〜10万円でそのお墓に眠る方との関係性が近い方ほど相場が高くなります。

お祝い金を包む際は、紅白の水引の祝儀袋に「建立祝」や「建碑御礼」などといった表書きを書いてください。

慶事の扱いとなりますので、お金を入れる際は引き出したときにお札の肖像画が最初に見えるように新札を入れ、向きも揃えるようにしましょう。

また、施主側はいただいたお祝い金に対しての返礼品を用意するのがマナーです。
こちらも、香典返しに近い考え方をしますので、いただいたお祝い金の半額程度のカタログギフトやお茶、お菓子などを用意すると良いでしょう。

ちなみに、納骨時以外の建立式は弔事でないため、多くの場合が私服での参加となります。
服装や持ち物で悩んだ場合は、施主や一緒に参加する知人などに確認してみることをおすすめします。

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お墓を作りたいときのまとめ

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ここまでお墓を作りたい方に役立つ情報や、個人墓地について解説してきました。
まとめると以下の通りです。

お墓を建てるのは四十九日や一周忌が基本
お墓を建てる際の費用相場は100〜350万円
納骨しない建立式などは慶事として扱われる

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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