納骨堂にお花はお供えできる？納骨堂のお供え物ルール・マナーを解説

更新日：2022.05.24

納骨堂

記事のポイントを先取り！

• 納骨堂にお供え物は持参してもいい
• お供え物にふさわしいお花は菊やカーネーションなど
• お供え物にふさわしくないのはトゲや毒、匂いが強いお花

昔ながらのお墓を建てる代わりに納骨堂にお骨を納める人が増えています。
納骨堂はお墓の一種ですが、屋内に設けられている施設です。
お参りの際には一般的なお墓と同じようにお花をお供えして良いのでしょうか。

そこで、この記事では納骨堂にふさわしいお花を中心に解説していきます。

納骨堂へお参りする際のマナーについても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

1. 納骨堂のお参りにお供え物は持参していいか
2. 納骨堂のお供え物にふさわしいお花
3. 納骨堂のお供え物にふさわしくないお花
4. お供え物は持ち帰ることがマナー
5. 納骨堂へお参りする際の他のマナーは？
6. 納骨堂のお花まとめ

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納骨堂のお参りにお供え物は持参していいか

納骨堂といってもさまざまな種類があり、お供え物に関するルールもそれぞれ異なります。

そこでまずはお供え物に関するルールの主なものを説明します。

お供え物のルールは3パターン

主なルールは次の3つのパターンです。

• お花、お供え物、火気いずれもOK
• お花とお供え物はOK、火気はNG
• お花、お供え物、火気いずれもNG

基本的にはこの3つが定められていることが多いです。

納骨堂ごとにルールは異なる

どのお供え物もNGの場合には手ぶらで行くしかありません。

お供え物が持って行ける場合にも、お花のルールに関しては納骨堂によって様々です。

例えば造花はOKだが生花はNGや、持ち帰りが必須なところもあります。
納骨堂ごとにルールは異なりますので、お参りをする前に必ず確認しましょう。

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納骨堂のお供え物にふさわしいお花

それでは納骨堂にお参りする際、お供え物としてどのようなお花を選べばよいのでしょうか。

結論から言えば、お供え物に持って行くお花の種類に関して特に決まりはありません。
最も大事なのは故人に対する気持ちですので、故人が生前好きだった花を持っていくのもいいでしょう。

ここでは定番のお供え物としてふさわしいお花をいくつか紹介します。

白菊（大輪）・小菊・カーネーション

お供え物としてよく用いられるお花は、白菊（大輪）・小菊・カーネーションです。

菊の花は邪気を払うと言われており、長持ちする上に枯れても花びらが散乱しません。
また、年間を通じて手に入りやすいことからもよく選ばれます。

さらに、カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」です。
故人への深い愛情を表す花としてお供えによく用いられます。

仏花として売られているもの

スーパーやお花屋さんに行けば仏花としてお墓参り用のお花が売られています。
プロが選んだお花ですので、そのようなお花を選んでおけば間違いはありません。

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーは生花から水分を抜き、特殊な加工を施して作るものです。
生花に近い鮮やかさや手触りがあることが特徴です。

生花と違って長持ちする上、水を必要とせず、枯れたり腐ったりすることがありません。
生花と造花の良いところを取り入れたものと言えます。

手間がかからないことからお供えの花として選ぶ人が増えているようです。
ただし、ブリザードフラワーをお供えしていいかは事前に納骨堂に確認しておいた方がいいでしょう。

みんなが選んだお墓の電話相談

みんなが選んだお墓ではお墓選びのご相談に対応しております。 お客様のご希望予算と地域に応じた霊園をご提示することも可能ですので遠慮なくお申し付け下さい。

納骨堂のお供え物にふさわしくないお花

お供えするお花に特に決まりはないと書きましたが、何でもOKというわけではありません。
できれば避けた方がいい、お供え物にふさわしくない花もあります。

以下のようなお花はできるだけ選ばないように注意しましょう。

トゲのあるもの

バラやザクロ、アザミのようなトゲのあるものはお供えするお花としてふさわしくありません。
お供えしたり片付けたりする際にトゲが手に刺さって怪我をする恐れがあり危険だからです。

納骨堂に供えるお花の場合は片付けるのは他人である場合があるので、特に注意が必要です。

どうしてもバラの花をお供えしたい場合には、トゲを取り除くなどの配慮をしましょう。

毒のあるもの

彼岸花やスズランなどの毒のあるものもお供えするお花としてふさわしくありません。
毒は仏事にはふさわしくないとされており、周囲の人に害を与える恐れもあるためです。

香りの強いもの

ユリやキンモクセイのような香りの強いものもお供えするお花としてふさわしくありません。
強い香りは周囲に漂いますが、香に対する好みは人により大きく異なるため、好まない人もいます。

他人への影響が大きいものは避けた方が無難です。

さらにユリの花については花粉が衣服に付きやすく、落とすのが大変であるためあまり好まれません。

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お供え物は持ち帰ることがマナー

お供え物を置くスペースがない

納骨堂は従来のお墓のように屋外の広い場所に設置されているわけではありません。
限られたスペースに多くのお骨が納められているため、お供え物を置くための十分なスペースがないのです。

以前のお墓参りといえば、お供え物はそのまま置いて帰ることが多かったのではないでしょうか。

しかし、納骨堂の場合はそうはいきません。
納骨堂にお供え物を持ってお参りした際は、基本的には持ち帰ることがマナーです。
お参りの時だけお供えをして、終わったら持って帰りましょう。

悪臭や虫の発生の原因となる

納骨堂は屋内施設です。

そのため生ものを長期間置いておくと悪臭や虫の発生の原因となります。
そのようなことを防ぐためにも、お供え物は持ち帰る方がいいでしょう。

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納骨堂へお参りする際の他のマナーは？

他にも従来のお墓とは異なる納骨堂ならではの注意すべきマナーがあります。

周囲の人へ配慮する

納骨堂は多くのお骨が納められている場所であるため、多くの人がお参りをします。
そのため周囲の人へ迷惑がかからないよう配慮することが大切です。

例えば、周囲に他の人がいる際にはお経を読む際は声を小さめにするようにしましょう。

混雑が予想される日のお参りは避ける

また、可能であればお盆などの混雑が予想される日時のお参りは避けた方がいいでしょう。
予想が難しければ、事前に問い合わせるのも一つの方法です。

お参りする人それぞれが周囲への配慮を忘れなければ、みんなが気持ちよくお参りをすることができます。

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納骨堂のお花まとめ

ここまで納骨堂にお花をお供えする際のルールやお花の選び方などを中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

• 納骨堂にお供え物は持参してもいい
• お供え物にふさわしいお花は菊やカーネーションなど
• お供え物にふさわしくないのはトゲや毒、匂いが強いお花
• 納骨堂へお参りする際は周囲の人への配慮が必要

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

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