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終活

「感動とチャレンジ」生前整理・遺品整理の株式会社テンシュカク

更新日:2022.03.25

遺品

皆さんは生前整理について考えたことがありますか?

まだ先のことであると思われる方も多いかもしれませんが、残された家族の負担を想像してみると、今から始めても早すぎることはないかもしれません。

今回は、生前整理・遺品整理において多数の実績とノウハウを持つ「株式会社テンシュカク」についてご紹介します。

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  1. 株式会社テンシュカクとは
  2. 代表取締役の新家様、統括部長の田中様にインタビュー
  3. 取材を終えて
  4. 会社概要
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株式会社テンシュカクとは

人が本来持っている、人を心から想うやさしさと、お客様に「より良い提案」をするという決意を込めた「感動とチャレンジ」というスローガンを掲げ、「ゴミ屋敷バスター七福神」「遺品整理の七福神」を中心に事業を展開しています。

遺品整理の七福神では、「遺品の仕分け」「遺品供養」「遺品買取」「特殊清掃と消臭作業」「ハウスクリーニング」「生前整理」など、さまざまなご要望に対応されています。

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代表取締役の新家様、統括部長の田中様にインタビュー

みんなが選んだ終活:初めに、「株式会社テンシュカク」という会社名の由来について教えていただけますか。

新家様:「株式会社 テンシュカク」という名前を聞いたお客様からは、「お城の天守閣ですか?」とよく言われるのですが、そうではないんです。
創業する際に会社名には大変悩んだんですが、ある雑誌の中で、事業を成功させるエッセンスは「テンシュカク」ですよと紹介されていたんです。いわゆる、「報・連・相」みたいなものです。

「テン」はテンション高く事業を進めていきましょう。「シュ」は修正をしましょう。「カク」は確認をしましょう。
つまり、「テンション高く、修正をしながら、最後にきちんと確認して進めましょう」ということです。
この「テンシュカク」が会社名の由来です。

みんなが選んだ終活:私も最初に名前を聞いた時には、お城の天守閣を想像したのですが、裏には深い命名の理由があると知り、驚きました。

新家様:初めのうちは、「株式会社テンシュカクです」と名乗ると、皆さん「お城の天守閣ですか?」とおっしゃるので、変な名前かなと自分でも感じる時がありました。
しかし、創業から10年にもなるとしっくりしてくるようになってきましたね。


遺品の仕分け

みんなが選んだ終活:「ゴミ屋敷バスター七福神」「遺品整理の七福神」など七福神が多く使われていますが、その理由についてお伺いできますか。

新家様:実は、この「七福神」という名前をつけるまでにも迷いがありました。

「片付けの会社だから、『エコ』がついた名前がいいのではないか」という意見や、他にも色々な名前の候補があったんです。
そんな中、私の知り合いに「恵比寿さん」という方がおりまして、「商売の神様でもある『恵比寿』っていう名前もいいよね」という話になりました。

しかし、「『恵比寿』だけだと神様が一人だから、せっかくなら七人いる『七福神』の方が強いし、ラッキーセブンでいいよね」という話になり、「七福神」と命名することになりました。

田中様:本当は、名前が「布袋さん」とかの方を色々と揃えれば本当の意味で「七福神」となって良いのではないかと思ったんですが、そうもいかないのでね…笑
実は、「七福神」のもう一つの意味合いとして、「片付けをすることによって福を招き入れましょう」という意味合いもあるんです。

新家様:そうなんです。風水としては「片付けをすることで、運気が上がって良い効果がある」と言われているので、「家の中を綺麗にすることで運気を上げて、七福神を招き入れましょう」という意味合いも込めています。

みんなが選んだ終活:「お客様に自宅を整理していただくことで、運気を上げてもらいたい」という意味合いも込めて「七福神」という名前が使われているのですね。
私もこの一週間は部屋の掃除ができていないので、近日中に取り組もうと思います…笑

田中様:あと、お客様にとっても名前がわかりやすいんですよね。
カタカナ表記だとまた違ってくるのですが、特に年配の方には「七福神」という名前は覚えやすいみたいです。

みんなが選んだ終活:日本人からすると「七福神」は馴染み深いですもんね。

田中様:そうなんです。日本人に馴染み深い名前なので、記憶にも残りやすくて良い名前だと思います。


みんなが選んだ終活:遺品整理の事業を始めたきっかけを教えてください。

新家様:まず私の経歴からお話ししますと、元々は大手フランチャイズに加盟して、便利屋をやっていました。3年半経った頃に、この「ゴミ屋敷バスター七福神」に移行して、その後から「遺品整理の七福神」をやるようになりました。

そんな中、ある女性のお客様から電話がかかってきました。
その方はお父様と疎遠になっていて、もう何十年も会っておらず、どこに住んでいるかも分からないような状況でした。
そして、あるときに警察から遺体確認の電話がかかってきたことで、お父様の死が発覚したそうです。
お父様が住んでいた部屋の管理人さんから、遺品整理をするように言われて行ってみると、目も当てられないような状態でした。そして、当社に依頼が来たという訳です。
片付けをさせていただいて、最後にお金をいただく際に、涙ながらに「本当にありがとうございます、自分ではどうすることもできなかったです」と言っていただいたんです。

私は開業前はホテルマンだったんですが、その時によく言われたのが「お客様を感動させるサービスは当たり前、お客様を感涙させてこそ一人前のホテルマンだ」ということだったんですね。
それで、このお客様から感涙するほどの感謝をいただいた時に、遺品整理の事業を始めようと思ったんです。


みんなが選んだ終活:この事業を行う中で特に印象に残っていることはありますか?

田中様:ゴミ屋敷の片付けというのも兼ねているのですが、疎遠だった親が亡くなったので、親が住んでいた世田谷の一軒家を整理して欲しいという内容の依頼です。
訪問したところ、ゴミ屋敷になっており、部屋の中に現金または保険の証券が埋まっているというお話でした。

生ゴミがひどく、親指くらいのサイズのハエが飛んでいるくらいの状況の中で片付けを進めていると、現金で350万くらいのお金が茶色い紙袋に入って出てきたんです
依頼者様は知らなかったみたいで、びっくりしていました。

みんなが選んだ終活:ゴミの中に大金が埋まっていたというのを知らずに…

田中様:そうなんです。
もう一つ印象に残っているものがあります。
お客様とお部屋の片付けをしながら会話をしていると、「私、末期癌なんです、遺品整理もお願いできますか」とおっしゃるので、「また冗談言わないでくださいよ」なんていう会話をしたんです。

それから一年経った頃、弟さんからその方がお亡くなりになったというご連絡をいただき、「遺品整理を田中さんに頼んでくれと本人が言っていたらしいんです」ということで、本当に遺品整理も担当させていただくことになりました。コロナで期間が空いてしまいましたが、結果的にその方が亡くなってから3年程経って、遺品整理を行わせていただきました。

亡くなる前にも、亡くなった後にも、お部屋の片付けを担当させていただいたということで、とても印象に残っています。

みんなが選んだ終活:そんなことがあったんですね。確かに、亡くなる前も、亡くなる後にも片付けを担当されるというのは中々無いお話だと思います。


みんなが選んだ終活:ご依頼は月に何件ほどありますか?またその中で遺品整理の割合はどれくらいでしょうか?

新家様:遺品整理は割合としてはそんなに多くはないと思います。

田中様:遺品整理といっても、実家のご両親がお亡くなりになった後の片付けは遺品整理になりますから、全体の中での10%ぐらいだと感じています。
社長はどう思われますか?

新家様:そうですね…、問い合わせで考えると10%くらいになると思います。

みんなが選んだ終活:遺品整理は全体の割合でいうと、10%程ということですね。
一番多い依頼となりますと、例えば、引っ越す前のお片付けの依頼などでしょうか?

新家様:「家の中が散らかってしまい、大変な状態なので助けてほしい」「自分ではどうすることもできないのでお願いしたい」という依頼もありますね。

田中様:団地などの集合住宅で、お片付けする際に持ちかけられるご相談としては「生前整理みたいな形で死ぬ前に荷物を減らしておいたほうが良いかな?」というものが多くあります。

みんなが選んだ終活:それは終活の一環として、という形でしょうか?

田中様:終活の一環と言いますか、「他のお宅を片付けていて、トラックでこれくらいの大きさのものを使うとなると、結構お金がかかってしまいますね」というお話などをする中で、「今から何を減らしたほうが良くて、何を残しておいたほうが良いか」という相談を立ち話で受けることが多いです。


みんなが選んだ終活:遺品整理のサービスの一環として、遺品供養もやっておられるかと思うのですが、具体的にはどのような内容かを伺ってもよろしいでしょうか。

新家様:一番多いのは仏壇を供養をしてほしいというご依頼です。
仏壇を供養するときには、提携しているお寺様にご連絡して、現地に来ていただき、供養をしていただいています。

みんなが選んだ終活:人形やぬいぐるみの供養なども行なっているのでしょうか?

新家様:人形やぬいぐるみに関しては、一旦お預かりして、和歌山の淡嶋神社という人形供養を行なっている神社で供養していただく形式をとっています。

みんなが選んだ終活:仏壇はその場でお経を上げて供養を行い、人形やぬいぐるみは神社で供養してもらっているのですね。


みんなが選んだ終活:今後、何か新しいサービスや事業を展開する予定はございますか?

新家様:昨年の秋から「便利屋七福神」という事業を始めました。
フランチャイズを募集して、展開しています。

なぜ始めたかと言いますと、「遺品整理の七福神」「ゴミ屋敷バスター七福神」で対応できるエリア以外の方々からのお問い合わせをいただくことが増えてきたためです。先日も田中さんが山形へ出張しましたが、毎回対応できるかというと難しいです。

そのため、我々の強みである「お客様に寄り添ったサービス」という精神を共有できる仲間をフランチャイズとして増やし、全国的に七福神を広めていこうという考えです。

みんなが選んだ終活:現在の規模はどのくらいでしょうか?

新家様:まだまだですが、今年度中に10加盟店を目標に掲げています。


みんなが選んだ終活:最後に、読者の皆様に何かメッセージがございましたら、お願いします。

新家様:私には息子がいるんですが、「身の回りは綺麗にしとけよ」とよく言われます。
「生前整理は早めにしておいたほうがいいよね」というお話がありましたが、年齢を重ねていくごとに、できるだけ身の回りの色々なものを減らしていくほうが良いと考えています。

例えば、3LDKにお住まいのご夫婦と、1LDKにお住まいのご夫婦の場合だと、荷物の量には全くの差が出ます。この差はご遺族の負担となる労力や費用に直結してしまうのです。

田中様思い出は心の中に、物は処分していくことが重要です。
確かに、物を見ることで思い出すこともありますが、思い出は心の中にもちゃんと残っています。
自分が生活する中で、実際に使っているものは限られていると思いますので、それ以外の使っていない物は思い切って捨ててしまうくらいの心意気で良いと考えています。

新家様:高齢者施設の片付けを依頼されることもあるのですが、6畳ワンルームくらいの部屋でも軽トラック一台分くらいの物があるんです。
ですから、自分が思っているよりも物はあるんだということを念頭においてもらうと良いと思います。

取材を終えて

遺品整理を多く経験されているからこそ実感されている遺品整理の労力と、その経験から導かれる生前整理の重要性を深く実感するお話しでした。
皆さんも、今一度生前整理について考えてみてはいかがでしょうか。

今回は「感動とチャレンジ」をスローガンに掲げる「株式会社テンシュカク」様に取材させていただきました。
新家様、田中様、村上様、お忙しい中取材に応じてくださり、誠にありがとうございました。

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会社概要

社名株式会社 テンシュカク
代表者新家喜夫
事業内容・ゴミ屋敷バスター七福神
・遺品整理の七福神
・リサイクルショップ七福神
・エコロビーム
・光触媒サンフラッシュ
所在地【本社】
西和歌山県西牟婁郡白浜町1778-6
電話073-499-7291 ファックス073-496-4107
公式HPhttps://tensyukaku.co.jp/

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