お葬式
【2024年2月更新】東京都大田区のおすすめ葬儀場5選!
更新日:2024.02.20 公開日:2024.02.20
東京23区のひとつ大田区には、公営斎場や民間の葬儀場、寺院の貸し斎場などが点在しています。
条件にあった葬儀場を選ぶには各葬儀場の特徴を把握して、比較検討が必要になりますが、葬儀場の情報をひとつひとつウェブサイトなどで調べるのは大変です。
そこでこの記事では、大田区にある複数の葬儀場の特徴や費用、アクセス方法などをまとめました。
大田区で申請できる葬祭費についても説明しているので、ぜひ参考にしてください。
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臨海斎場
臨海斎場の特徴
臨海斎場は大田区と港区、品川区、目黒区、世田谷区の5区が共同で運営している、火葬場と葬儀式場が一体化している斎場です。
運営している5区に住所がある方の利用料は安価に設定されており、葬儀費用を抑えたい方に適しています。
葬儀式場は70名分の椅子席が4室分ありますが、各式場の仕切りを外して大規模な葬儀を行えるなど柔軟性に優れています。
火葬待合室には円卓9卓と椅子54脚が設備されており、仕出しの食事の取次ぎは行っていませんが、売店で購入したお菓子やおつまみ、飲み物などの飲食は行えます。
さらに、売店には喫茶室が併設されており、コーヒーやジュース、ビールなどの他にカレーライスやケーキなどの軽食が10種類ほど用意されています。
料金プラン
区分 | 組織区内料金 | 組織区外料金 |
12歳以上の火葬 | 4万4,000円 | 8万8,000円 |
12歳未満の火葬 | 2万6,800円 | 5万3,600円 |
胎児の火葬 | 1万1,400円 | 2万2,800円 |
改葬遺骨の火葬 | 2万3,000円 | 4万6,000円 |
人体の一部の火葬 | 9,600円 | 1万9,200円 |
分骨 | 2,000円 | 6,000円 |
火葬待合室 | 2万円 | 6万円 |
葬儀式場 | 5万6,000円 | 17万円 |
遺族控え室 | 1万4,000円 | 4万2,000円 |
会葬者控え室 | 3万円 | 9万円 |
棺保管施設 | 3,000円 | 1万円 |
アクセス
- 東京モノレール流通センター駅から徒歩約10分
- JR大森駅または京急大森海岸駅から京急バス「大田スタジアム行き」に乗車し、大田スタジアムバス停で下車して徒歩約1分
- JR大森駅または京急大森海岸駅から京急バス「平和島循環」または「大田市場行き」に乗車し、流通センター前バス停で下車して徒歩約10分
- 京急平和島駅から京急バス「京浜島循環」または「大田市場行き」に乗車し、流通センター前バス停で下車して徒歩約10分
設備
- 火葬炉:10基
- 火葬待合室:8室(54席)
- 火葬待合ホール
- 炉前ホール
- 収骨室
- 棺保管用保冷庫:24庫
- 面会室:1室
- 葬儀式場:4室(70席)
- 会葬者控え室:4室(64席、立食形式なら80名程度)
- 遺族控え室:4室(襖で仕切られた10畳と4畳の和室)
- ユニットバス
- テレビ
- 冷蔵庫
- 売店・喫茶室
- 男女別更衣室
- コインロッカー(100円返金式)
- コイン式公衆電話
- 喫煙所
- AED
- 駐車場:259台(普通車249台、大型バス10台)
公益社 雪谷会館
公益社 雪谷会館の特徴
公益社 雪谷会館は2019年にリニューアルした葬儀会館です。
雪が谷大塚駅に隣接しているため、東急池上線を利用しての来館がしやすくなっています。
ガソリンスタンドや飲食店などが点在している環境で中原街道に面していますが、会館内は外とは隔絶された落ち着いた空間でゆっくり故人のお見送りができます。
2階と4階にある大小2種類の葬儀式場は、要望にあわせた配置に変更できるため、故人に合わせた雰囲気の式場に調整が可能です。
葬儀式場以外にも、個室の安置室は和室と洋室が用意されており、過ごしやすい部屋を選べます。
和室の親族控え室には、疲れを癒せる浴室を設備するなど、遠方から訪れる親族の方の利便性にも配慮が行き届いた葬儀場になっています。
料金プラン
以下の表は公益社 雪谷会館での葬儀費用の一例です。
雪谷会館利用料、安置室使用料、飲食費用、火葬料金などは別途必要になります。
葬儀種類 | 目安参列者数 | 価格 |
火葬式 | 5名 | 約22万9,000円 |
家族葬 | 20名 | 約56万2,000円 |
一般葬 | 30名 | 約80万7,000円 |
一般葬 | 50名 | 約127万4,000円 |
アクセス
東急池上線「雪が谷大塚駅」から徒歩約1分
設備
- 2階式場:~60席
- 4階式場:~50席
- 安置室(和室)
- 安置室(洋室)
- 親族控え室
- 浴室
- 会席室
- 相談室
- ロビー
- 駐車場:12台
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平和の森会館
平和の森会館の特徴
平和の森会館は通夜や告別式、法要が行える施設です。
運営は大田区が指定した指定管理者が行っているため、大田区にお住まいの方は利用料が安価になっています。
1階と2階にそれぞれ2室ずつある集会室を通夜や告別式に利用でき、2つの式場を繋げての利用や、全館を貸し切っての利用も可能です。
平和の森会館を全館使用した場合は、70名ほどの参列者に対応できます。
全館貸し切りにしなければ同時に2組までの葬儀が可能で、各階に設備されている和室では通夜後に故人に付き添って過ごせます。
ただし、寝具はレンタルになるため事前にご相談ください。
料金プラン
区分 | 利用時間 | 大田区民 | 区民以外 |
全館 | 15時~翌15時30分 | 7万円 | 9万1,180円 |
1階 | 15時~翌15時30分 | 4万6,600円 | 6万600円 |
2階 | 15時~翌15時30分 | 2万3,400円 | 3万580円 |
法要2階のみ | 9時~15時 | 7,500円 | 9,780円 |
アクセス
- 平和島駅から徒歩約10分
- JR大森駅東口から京急バス平和島循環でレジャーランド平和島バス停で下車してすぐ
- JR大森駅からタクシーで約10分
- 京急平和島駅からタクシーで約5分
- 京急大森海岸駅からタクシーで約10分
- 品川駅からタクシーで約20分
設備
- 1階集会室:2室(各70㎡)
- 2階集会室:2室(各32㎡)
- 和室:2室(1階11畳、2階6畳)
- 給湯室
- エレベーター:1基
- 駐車場:17台
ラビスホール池上
ラビスホール池上の特徴
ラビスホール池上は大田区中央に位置するJA直営の葬儀場です。
JA東京中央セレモニーセンターが家族葬や一日葬に適した葬儀場として作っており、通夜の疲れを癒して翌日の告別式に備えられるようにベッドルームも完備されています。
ベッドルームの他にも、和室、洗面や浴室、テレビやソファ、電子レンジなどが備わっているため、自宅にいるような感覚で過ごせます。
また、ラビスホール池上ではパソコンやスマートフォンなどのデジタル端末を活用して、遠隔地の方も葬儀に参加できるリモート葬が行えます。
遠方のため葬儀への参列が難しい場合でも、リモート葬であればデジタル端末を通じてお見送りができます。
ラビスホール池上は、さまざまな事情に配慮した葬儀が行える葬儀場になっています。
料金プラン
プラン名 | 価格 |
一日葬 | 49万5,000円~ |
家族葬 | 33万円~ |
一般葬 | 71万5,000円~ |
直葬 | 12万9,800円~ |
ペットも参加の葬儀 | 55万円~ |
アクセス
- 東急池上駅から徒歩約13分
- JR大森駅西口から東急バス「池上方面行き」に乗車し、大森税務署前バス停で下車して徒歩約1分
- 東急池上駅から東急バス「大森・大井町・品川駅行き」に乗車し、大森税務署前バス停で下車して徒歩約3分
設備
- 式場
- 会食場
- 安置室
- 和室
- ベッドルーム
- 浴室
- テレビ
- 電子レンジ
- エレベーター
- AED
- 駐車場
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巌定院 エコーホール
巌定院 エコーホールの特徴
巌定院 エコーホールは、日蓮宗のお寺である巌定院が運営している貸し斎場です。
鉄筋コンクリートの2階建ての施設で巌定院の敷地の外に隣接しており、檀家以外の方も利用できます。
1階に椅子席の斎場と安置室があり、2階に会食ができるホールや畳の休憩室、寺院控え室、給湯室があります。
葬儀が行える簡素な造りになっていますが、2階への移動は階段になるため足元が不自由な方は注意が必要です。
また、葬儀以外にも会食のみや法事での利用も可能なため、お気軽にご相談ください。
料金プラン
区分 | 価格 |
通夜、葬儀(2日間) | 10万円 |
1日葬儀 | 5万円 |
保管室としての利用(1泊) | 5,000円 |
アクセス
- 池上駅から徒歩約10分
- 西駒込駅から徒歩約10分
- 池上駅から東急バスに乗車し、大坊前バス停で下車して徒歩約3分
- 大森駅から東急バス、上池上循環バスに乗車し、池上経由大坊前バス停で下車して徒歩約3分
- 五反田駅から東急バスの川崎駅行きに乗車し、本門寺裏バス停で下車して徒歩約3分
- 首都高速目黒線戸越出口から車で約15分
- 首都高速羽田線羽田出口から車で約20分
- 東名高速東京ICから車で約25分
設備
- 1階斎場:椅子席55名分
- 2階ホール:椅子席50名分
- 安置室
- 休憩室
- 着替え室
- 寺院控え室
- 給湯室
- ホール隣接駐車場:8台
- 臨時駐車場:10台
大田区の葬儀事情
大田区では区民の葬儀費用の軽減を実現するために、区民葬儀を執り行っています。
区民葬義の対象になる項目は祭壇、霊柩車、火葬料金、遺骨収納容器の4項目で、必要な項目を組み合わせて利用できます。
4項目の費用は通常よりも安価になっており、全東京葬祭業連合会に加盟している区民葬儀取扱店すべてで同一の料金設定です。
葬儀費用の軽減が目的の区民葬義ですが、大規模な葬儀を執り行う際は式場利用料や会食費など追加費用がかかり葬儀費用が高額になる可能性があります。
したがって、区民葬義は自宅葬を希望する方や少人数の葬儀を希望する方の利用をおすすめします。
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大田区の葬祭費補助
大田区の葬祭費補助の詳細情報と申請に必要な持ち物を説明します。
詳細情報
大田区では国民健康保険に加入していた方が亡くなった場合、葬祭を執り行った方が申請すると7万円の葬祭費が支給されます。
葬祭を執り行った方とは、葬儀費用の領収書の宛名に名前が記載されている方が該当します。
ただし、故人の国民健康保険の加入期間が3ヶ月未満で、3ヶ月前に加入していた健康保険から給付金を支給されていた場合は葬祭費は支給されません。
支給状況を確認するため、故人の個人番号を利用する場合があるため、あらかじめご了承ください。
葬祭費の申請方法は、郵送または国保年金課の窓口で行います。
郵送する申請書は国保年金課から送付されるため、直接問い合わせると良いでしょう。
葬祭費の振り込みは申請を受理してから2ヶ月ほどかかり、申請期間は葬祭を執り行った日の翌日から2年間になっています。
2年以内に申請を行わないと、葬祭費は支給されないため注意が必要です。
持ち物
葬祭費の申請に必要な書類は以下の通りです。
- 申請者の氏名が記載された葬儀の領収書の写し(姓のみの場合は、氏名が記載された請求書または会葬礼状の写しの追加添付が必要)
- 故人の国民健康保険証
- 申請者の印鑑(スタンプ印は不可)
- 申請者名義の口座
- 申請者の本人確認書類
申請者の本人確認書類は写真入りの場合は1点で提出できますが、健康保険証など写真なしの場合は他に年金手帳などを提出して2点確認が必要になります。
1点提出が可能な書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- パスポート
- 個人番号カード(写真付き)
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 在留カードまたは特別永住者証明書
- その他写真付きの各種証明書、認定書、免状
2点確認が必要な書類は以下の通りです。
- 健康保険証
- 年金手帳
- 介護保険被保険者証
- 戸籍附表の写し
- 国税や地方税や社会保険料の領収書
- 各種医療受給者証など
葬儀場の種類
葬儀場の種類は斎場、セレモニーホール、火葬場、宗教者施設、集会所、自宅など複数あります。
各葬儀場の違いを知ることは良い葬儀場選びに繋がるため、葬儀場の種類ごとに特色をご紹介します。
斎場
斎場には、大きく分けて自治体が運営する公営斎場と民間の企業が運営する民営斎場の2種類があります。
公営斎場には、葬儀式場と火葬場を併設した総合葬祭場の他に、火葬場のみの簡素な施設も存在し、対象の自治体に在籍している場合、安価で利用できます。
一方、民営斎場は公営斎場と比較すると火葬場が併設されている斎場は僅かですが、施設設備は充実しています。
セレモニーホール
セレモニーホールには、通夜や葬儀・告別式を執り行うホールの他に、安置施設や控え室、会食室が設備されている施設があります。
葬儀を執り行う専用の施設のため、設備が充実している特長がありますが、収容人数や安置施設の設備内容、駐車場の有無などは各セレモニーホールによって異なります。
また、大半のセレモニーホールには火葬設備がないため、故人を荼毘に付すには火葬場への移動が必要です。
火葬場
火葬場は各自治体が運営している公営の施設が大半で、民間企業が運営する火葬場は稀です。
公営火葬場の場合、対象地域の住民は火葬費用が安価になります。
しかし、火葬需要は年々増加しており、火葬場の混雑状況では希望の日時での火葬が難しい可能性があります。
また、設備は火葬炉だけの施設もあれば、安置室や待合室、炉前ホールや告別室が備わっている場合もありさまざまです。
宗教者施設
寺院や教会などの宗教者施設でも葬儀を執り行えます。
寺院の場合、本堂での葬儀は檀家に限られますが、檀信徒会館という貸し斎場を有している寺院であれば檀家以外の方も利用できます。
駐車場の規模やバリアフリーに対応しているかなど利便性に不安はありますが、祭壇などが設備されており、一部の葬儀費用を抑えられる特長があります。
集会所
地域の集会所は、利用料が安価なため費用を抑えて葬儀を執り行えます。
集会所によっては、場所以外に祭壇を貸し出している施設もありますが、それ以外に必要な葬儀の備品は自分たちで準備します。
葬儀後の片付けも自分たちで行うため、集会所での葬儀は十分な人手の確保が大切です。
自宅
自宅で葬儀をするには、棺の搬入や搬出が行える玄関や窓の広さや、近隣住民への事前の説明、賃貸住宅であれば管理会社の許可などが必要になります。
葬儀をするための事前準備が必要ですが、故人が過ごした自宅で時間を気にせずお見送りができ、式場利用料もかからないなどの利点も多くあります。
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葬儀場選びのポイント
葬儀場選びには、施設の作りや葬儀場の立地・アクセス、見積書の内容や葬祭ディレクターが在籍かどうかの確認がポイントになります。
項目別に確認の必要性を説明しているため、参考にしてください。
施設の作り
葬儀場によって施設の作りは異なるため、参列者の人数に合わせた規模の式場であるか、会食室はあるか、駐車場の有無や控え室の設備などの確認が大切です。
施設の作りの確認を怠ると、例えば車で訪れる参列者が多い場合に、駐車場が足りないなどの問題が発生する可能性があります。
円滑に葬儀を進めるためにも、必要な施設の作りが揃っているか確認してから葬儀場を決定しましょう。
立地・アクセス
葬儀場の立地やアクセス方法は、参列者の来場のしやすさに関わってきます。
遠方からの参列者が多い場合は、主要ターミナルから葬儀場までのアクセス方法を調べて、参列の案内をする際に一緒に伝えると良いでしょう。
また、葬儀場の立地によっては、公共交通機関の利用が難しい場合があります。
自家用車を所有していない参列者には、タクシーの利用をすすめるかマイクロバスの手配が必要です。
事前に葬儀場の立地とアクセスを調べておくと、葬儀当日に参列者が迷わずに来場でき、予期せぬトラブルの軽減にも繋がります。
見積書の内容
葬儀費用の見積書が提示されたら、必要な項目がすべて含まれているか、不必要な項目はないか、提示された金額は総額かなどの確認をしましょう。
葬儀社によっては、見積書にお布施など宗教者への謝礼の金額や飲食接待費を別にしている可能性があります。
見積書の内容の確認をせず提示された金額が総額でない場合、葬儀後に請求される金額が見積書よりも高くなりトラブルに発展する事例も存在します。
トラブルを避けるためにも、見積書の内容に不明な点があれば担当者に説明を受け、納得してから葬儀場を決定しましょう。
葬祭ディレクターが在籍かどうか
葬祭ディレクターとは、葬祭業務に関する民間の資格で1級と2級があります。
受験資格には葬祭業務の実務経験が必要であり、2級では2年以上、1級では5年以上または2級を取得した後2年以上です。
実務経験だけでなく、葬儀の知識や会場の設営、式典を運営する技能がなければ取得できないため、葬祭ディレクターの資格者が在籍していると、安心して葬儀を任せられます。
しかし、葬儀場の運営は資格がなくとも行えるため、必ず葬祭ディレクターが在籍しているわけではありません。
慣れない葬儀で不安が大きい場合は、葬祭ディレクターが在籍している葬儀場を選ぶと心強い味方になってくれるでしょう。
スポンサーリンク葬儀費用をなるべく抑えるには
葬儀費用の軽減に繋がる方法をご紹介します。
比較検討を怠らない
葬儀場には公営斎場や民営のセレモニーホール、寺院、地域の集会所や自宅などがあります。
公営斎場や地域の集会所であれば式場費用は安価で利用でき、自宅であれば式場費用はかかりません。
寺院であれば、祭壇費用や僧侶のお車代を削減できます。
一方で、セレモニーホールほど設備が充実していないため不便を感じ、必要な備品などを用意していたら、結果的にセレモニーホールの方が安くなる可能性もあります。
したがって、必要な項目と不必要な項目の精査を行いながら、葬儀場の比較検討をすると葬儀費用の削減に繋がります。
葬儀プランの見直し
大半の葬儀社では一般葬、家族葬、一日葬、直葬・火葬式のプランが用意されています。
通夜と告別式、火葬を2日かけて行う一般葬と家族葬は、一般参列者も招く一般葬プランよりも参列範囲を限定している家族葬プランの方が費用が安く設定されています。
また、通夜を行わず1日で終了する一日葬プランや、火葬のみの直葬・火葬式プランはさらに基本費用が安くなっています。
葬儀社ごとに保有している葬儀場に特色がありますが、同じ葬儀形式であれば費用に大きな差はほぼ生まれません。
そのため、葬儀費用を抑えるには葬儀プランを見直して、費用を抑えやすい葬儀形式を選ぶと良いでしょう。
補助・扶助制度の利用
生活に困窮していて葬儀費用を抑えたい、または葬儀費用が捻出できない場合は、生活保護制度のひとつ葬祭扶助を利用すると良いでしょう。
葬祭扶助を利用した葬儀は、福祉葬や生活保護葬と呼ばれており、直葬・火葬式の最低限の内容になりますが葬儀費用を自治体が負担してくれます。
葬祭扶助には利用条件があるため、検討する際は自治体に相談しましょう。
また、故人が加入していた健康保険証の種類によって、葬儀を行った方が申請すると補助金が支給されます。
国民健康保険証であれば葬祭費、協会けんぽなどの健康保険証であれば埋葬料が支給されるため、担当窓口にご相談ください。
補助金の支給は葬儀後になりますが、最終的な葬儀費用の軽減に繋がるため忘れずに申請しましょう。
葬儀保険への加入
葬儀保険は葬儀費用の支払いなどに備えるための保険です。
月々の保険料が安価で、保険金の支払いも迅速に行われるため予期せぬ葬儀にも対応できます。
請求される葬儀費用の軽減には繋がりませんが、葬儀保険に加入して万が一に備えておくと、残された家族が手出しする費用を抑えられます。
高齢でも加入できる保険のため、葬儀費用の事前準備をしたい場合に検討をおすすめします。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。