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お葬式

一日葬とは?家族葬や火葬式との違いや流れ、費用について解説

更新日:2024.04.11

一日葬

一日葬とは?

記事のポイントを先取り!

  • 一日葬は通夜をせず告別式と火葬のみを行う葬儀
  • 一日葬の費用相場は30万円~50万円程度
  • 一日葬の香典の相場は一般葬と同じ

お葬式の流れは通夜、葬儀・告別式、火葬を2日かけて執り行うのが一般的でした。
しかし、近年では生活様式の多様化に伴って、一日でお葬式を終える「一日葬」を選択する方もいます。

そこでこの記事では、一日葬の流れや費用相場、メリット、デメリットを中心にご紹介します。

葬儀形式の中で選ばれることの多い家族葬と一日葬の違いにも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 一日葬とは
  2. 一日葬のメリット・デメリット
  3. 一日葬と家族葬の違い
  4. 一日葬と家族葬で迷った場合
  5. 一日葬の流れ
  6. お通夜は省略しても大丈夫ですか?
  7. 一日葬にかかる平均時間
  8. 一日葬の費用の特徴
  9. 一日葬の平均費用相場と実際の費用
  10. 一日葬の費用の内訳
  11. 一日葬の費用を抑える方法
  12. 一日葬の香典の費用相場
  13. 一日葬の香典のマナー
  14. 参列できなかった場合の香典の渡し方
  15. 一日葬の喪主挨拶
  16. 一日葬の参列マナー
  17. 告別式も省いた火葬式
  18. 一日葬に関するよくある質問
  19. 全国の一日葬に対応している葬儀場はこちら
  20. 一日葬のまとめ
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一日葬とは

一日葬とは、通夜をせずに葬儀・告別式と火葬のみ執り行うお葬式のことです。

一般的な葬儀は通夜と葬儀・告別式を2日に分けて行いますが、一日葬は名前の通り1日だけでお葬式が終了します。

コロナの影響によって大人数で集まる機会を少なくする傾向がある近年では、少人数でのお葬式が注目を浴びています。

一日葬は少人数でも執り行えるだけでなく、通夜を省くことにより複数人で集まる場を少なくできるため、以前よりも選ばれることが増えた葬儀形式のひとつです。

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一日葬のメリット・デメリット

一日葬について知るためにまずは他の葬儀と比べてメリット・デメリットをご説明します。

一日葬のメリット

一日葬の最大のメリットは、1日で終わるため身体的負担を軽減しやすい点にあります。
近年は高齢化が進んでおり、以前に比べて葬儀を執り行う喪家や参列する方の平均年齢が上がっています。

そのため、かつては一般的であった2日間に大勢の参列者の対応をしながらの葬儀は、身体的負担が大きく難しくなっています。

一日葬は通夜を省いているため、通夜に訪れる弔問客の対応が無く、通夜振る舞いの会食費用も削減することが可能です。

また、参列する方も1日であれば日帰りという選択肢が増え、宿泊の手配をしなくて済む点も一日葬のメリットといえます。

一日葬のデメリット

一日葬は1日で葬儀が終了するため、当日に休みが取れない方は参列が出来ません

通常、通夜の開始時刻は18時以降が多いため、仕事や学校の帰りに弔問してお別れすることも可能です。

一方、葬儀・告別式の時間は火葬する時刻に合わせて決まるため、午前中や昼頃に執り行われることが多いです。

2日かけての葬儀であれば、どちらか一方に参列してお別れする選択肢も取れますが、一日葬では難しいため一般葬と比較するとデメリットといえます。

また、菩提寺がある場合は葬儀の儀式の流れが重要なので、一日葬を許可してもらえない可能性があります

一日葬を検討する段階で菩提寺に相談して、許可を得てから執り行うことで納骨や法要の際に断られるといったトラブルを回避できます。

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一日葬と家族葬の違い

一日葬と家族葬の違い

一日で葬儀を執り行い身体的負担が軽減できるため、近年で広まっている一日葬ですが、同じく増加傾向にある葬儀形式に家族葬があります。

家族葬は一日目にお通夜、二日目に告別式という葬儀の流れは一般的な葬儀と変わりありません。
しかし近親者や少数の友人だけで執り行う、少人数の葬儀のため遺族の負担が少ない点が一日葬と共通します。

ここからは、一日葬と同じく遺族の負担が軽減できる家族葬をご紹介します。

家族葬とは

一日葬が通夜を省略し1日で行う葬儀に対して、家族葬は一般的な葬儀と同じようにお通夜、告別式、火葬を2日に分けて執り行います。

参列者の範囲も一日葬は限定していませんが、家族葬は近親者だけにすることが多いです。

ただし、ごく親しい友人や特別にお世話になった方が参列するケースもあり、誰をお招きするかは家族や親族によって決められます。

参列人数は30名以下が多いため、返礼品を用意する数は少なく済み、小規模な式場で執り行えるので費用を抑えやすいです。

また、親しい人達だけが集まるため気兼ねなくできる分、遺族の精神的負担を軽減できる葬儀形式です。

一日葬と家族葬の費用の比較

家族葬は、一般葬同様にお通夜、告別式、火葬のそれぞれで必要な費用がかかり、費用の平均相場は、40~150万円とされています。

第4回お葬式に関する全国調査(2020年、鎌倉新書発表)では、葬儀そのものにかかる費用の平均は96万4,133円でした。
このほかに、飲食代、返礼品、お布施の費用が加わります。

一日葬の費用の相場は、30~50万円となっており、お通夜をしない分の費用を抑えることが可能です。

こちらの記事で家族葬の相場について紹介しているので、ぜひご覧ください。

家族葬の相場はいくら?家族葬の葬儀費用を一般葬と比較して解説

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一日葬と家族葬で迷った場合

家族葬と一日葬:どちらが適していますか?

費用や身体的または精神的負担が軽減できることから選ばれることが増えてきた一日葬と家族葬ですが、どちらにしようか迷われる方も多いです。

以下で、どのような状況が一日葬または家族葬に適しているかをご紹介します。

家族葬と一日葬の最適な状況

一日葬は、遠方の親族が多い場合や、広く多くの方に参列してほしいとき、葬儀を一日で済ませたいと考えている場合、菩提寺からの許可を得ている場合、または葬儀費用を少しでも安く抑えたい場合に適しています。

一方、家族葬は身内だけの少人数での葬儀を希望している場合や、形式にとらわれない自由な葬儀を希望している場合、ゆっくりと故人との最後のお別れの時間を持ちたい場合、またはお通夜を省略したくない場合に適しています。

最終的には、故人の遺志や家族の意向、状況を考慮して最も適した形式を選択することが大切です。

一日葬に向いている人

一日葬と家族葬は遺族の負担を軽減でき、葬儀費用を抑えられる傾向にあるところが共通しています。

上述した一日葬と家族葬の最適な状況を踏まえると、一日葬は参列者の負担も軽減できる点が大きいです。
さらに家族葬とは違い、一日葬は参列者の範囲を限定していません。

そのため、故人の交友関係が広く遠方からも参列してほしい場合は、参列者の負担が軽減できる一日葬が向いているといえます。

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一日葬の流れ

一日葬の前日と当日の流れを解説します。

死亡診断書を受け取る

人が亡くなると医師から死亡診断を受けます。
死亡診断を受けたら、死亡診断書死亡届をもらいます。

死亡届などは自治体や葬儀後の手続きで使用するので、大切に保管しておきましょう。

エンゼルケア

故人の死後はエンゼルケアを行います。
エンゼルケアとはご遺体をきれいにしたり、死化粧をすることです。

エンゼルケアの所要時間は1時間程度です。
病院で行う場合は看護師がエンゼルケアを行います。

遺体の搬送・安置

病院で亡くなった場合は、自宅や病院、安置できる葬儀場などに搬送して安置します。
日本では死後24時間以内の火葬は法律で禁止されているため、最低24時間は必要です。

安置した後は、仏式の葬儀であれば枕経という、故人の枕元で読経する儀式を行います。

枕経は30分〜40分ほどで終了しますが、近年では病院で亡くなる方が増えたことにより省略される場合もあります。

しかし、一日葬を希望していても菩提寺に認めてもらえない際には、枕経の検討をすると良いでしょう。

通夜を省略する代わりに枕経を行うことで、一日葬が認められた事例も存在するからです。
枕経のお布施の費用相場は1万〜3万円ほどで、その他に僧侶の交通費代が必要になります。

さらに、読経が可能な安置施設を利用する必要がありますが、通夜を行うよりも費用がかからず、身体的負担も少ないため一日葬を希望する際は枕経の検討をおすすめします。

打ち合わせ

ご遺体の安置が終了したら、葬儀社との打ち合わせを行います。
打ち合わせでは主に葬儀の費用日時場所葬儀形態を決めます。

参列者の人数、会食の有無、故人の宗派、お墓などの納骨先を決めます。

参列者に連絡する

一日葬を行う場所や日時が決まったら、参列者に連絡をします。
親族や故人の友人など、仕事関係の人に連絡を入れます。

一日葬では参列できる人が限られるので、誰を呼ぶかをある程度決めておくとスムーズになるでしょう。

納棺

納棺の儀式では、故人の体を拭き清めて、死化粧や死装束で身なりを整え、思い出の品や手紙などと一緒にご遺体を棺に納めます。

葬儀社のスタッフと親族が一緒に行い、30分〜1時間程度で終了しますが、故人の体を拭き清める「湯灌」をオプションプランを活用して、より丁寧に行う方法もあります。

基本プランでは布で体を拭き清める場合が大半ですが、オプションプランの湯灌は浴槽やシャワーで髪と体を丁寧に清め、マッサージなども行います。

湯灌のオプションプランの費用相場は5万〜10万円程度で、料金は安くありません。

しかし、一日葬を選択した理由が費用の軽減ではなく、参列者の負担の軽減が目的だった場合、故人を弔う時間を増やせるオプションプランの利用も検討すると良いでしょう。

葬儀・告別式

亡くなった日の翌日に葬儀・告別式を行います。
葬儀・告別式の流れは一般葬と同様の流れになります。

葬儀・告別式の流れは、受付、読経、弔辞、焼香、法話、喪主挨拶になります。
一日葬の葬儀・告別式の所要時間は1時間~2時間が多いようです。

出棺

葬儀・告別式が終わると出棺にします。
出棺の前に喪主が挨拶を行います。

一日葬では、初七日法要を葬儀・告別式に同時に行うことが多いです。
火葬の前に初七日法要を行うことを繰り上げ法要と呼びます。

火葬

出棺を終えたら親族で火葬場へ移動し遺体を火葬する流れになります
納めの式を執り行い、僧侶による読経が終わった後は、順番に焼香し火葬となります。

その後は骨上げを行い、遺骨を骨壷に納め、埋葬許可証を受け取って火葬の終了となります。
火葬の所要時間は1時間程度です。

骨上げ

火葬場のスタッフの案内に従い、故人と深い関係の人から順に2人1組で、箸で骨を骨壷に移動させます。
骨上げの所要時間は30分程度です。

繰り上げ初七日法要

火葬の後に初七日法要を行うことを繰り上げ法要と呼びます。

参列者は火葬や骨上げ前の出棺式で解散していることが多いため、繰り上げ法要は親族などの少数で行うことが多いです。

火葬後の初七日法要の所要時間は30分程度です。

精進落とし

一般葬とは違い、一日葬の場合は会食の時間である精進落としの席を設けない場合も多いです。

参列者が多い時は行わない場合がありますが、参列者が少ない場合であれば食事の席を設けたりします。

その場合は親族のみで食事に行ったり、故人と親しかった人と別の機会に食事に行く機会を設けることがほとんどです。

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お通夜は省略しても大丈夫ですか?

お通夜は、故人と遺族が最後の夜を共に過ごす伝統的なお別れの儀式ですが、時代の変化によりその実施形態は多様化しています。

元々は、故人の魂が一晩中目を覚ますことを願い、線香の火を絶やさずに過ごすことが目的でした。

しかし、葬儀が自宅から斎場へ移行した現代では、防災上の理由から夜通しの「寝ずの番」を行うことが困難になり、故人と一晩を共にする慣習は減少しています。

最近では、親族だけでなく会社関係者や近所の方も参列しやすいように、夕方から始まる「半通夜」が一般化しています。そのため、お通夜を行わない選択も可能です。

特に会葬者が親族のみである場合や、日中に参列が可能な人が多い場合には、お通夜を省略して直接葬儀や告別式を行うことが選択肢としてあり得ます。

結論として、お通夜を省略するかどうかは、故人の遺志、遺族の希望、参列者の状況に応じて柔軟に対応可能です。

現代の葬儀では、形式にとらわれず故人を偲び、遺族の負担を軽減する方法が選ばれる傾向にあります。

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一日葬にかかる平均時間

一日葬にかかる平均時間や、タイムスケジュールをご紹介します。

一日葬の平均時間は5時間

一日葬の流れは個々の火葬時間によりますが、移動時間も考慮に入れると、およそ5時間が目安となります。

通常、朝の時間帯に棺桶への納骨を行い、正午頃に葬儀と告別式を進行し、出棺を経て、午後に火葬が行われます。

火葬場の使用状況によりますが、早朝から納骨を開始し、昼前に出棺・火葬を行うというスケジュールも可能です。

一日葬のスケジュールは十分な計画と配慮を必要としますが、適切に計画された一日葬は、故人を静かに送り出すとともに、参列者にも負担をかけず、心に余裕を持って進行することが可能です。

一日葬のタイムスケジュール

一日葬の当日のタイムスケジュールは火葬の時間に合わせて組みます。

以下では火葬時間が12:00、葬儀場から火葬場への移動が必要な場合の目安のタイムスケジュールをご紹介します。

9:30納棺の儀式30分~1時間程度
10:00葬儀式・告別式1時間~2時間
11:00出棺式~火葬場への移動  
12:00火葬
13:30骨上げ
14:00 初七日法要
14:30精進落とし
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一日葬の費用の特徴

一日葬費用の特徴

一日葬の費用構成は、他の葬儀形式と比較して顕著な違いを持っています。

従来の葬儀方式とのコストの特徴を把握しておかなければ、思わぬ問題を招く可能性があるので、事前の情報収集は欠かせません。

ここからは、一日葬の費用面で見えてくる3つの特性をご紹介します。

通夜振る舞いの費用が省ける 

一日葬は通夜がないため、その後に設けられる食事会「通夜振る舞い」の費用が必要ありません。

このことが飲食費用の削減に繋がり、全体の費用を抑える一助となります。

ただし、「精進落とし」という火葬後の食事会を設けることもありますが、一日葬の出席者は往々にして少数であるため、通常の葬儀と比べて飲食費は大幅に削減できます。

返礼品に要する費用が軽減される

 一日葬では参列者が少ないケースが一般的であるため、会葬礼状や香典返し・返礼品に要する費用も少額に収まることが多いです。

通常の葬儀では、近所の方々やビジネス関係者も参列することが多いため、返礼品は多く準備する必要がありますが、一日葬では最低限の準備で済むケースが多いです。

しかし、受け取ることができる香典の総額も少なくなるという観点から見ると、単純に財政的な負担が軽減されるとは言い切れません。

香典返しの金額は、一般的に受け取った香典の3分の1から半分程度が目安となります。

葬儀場の費用節約は困難 

一日葬ではお通夜が省かれ、一日で葬儀が終わるため、葬儀場の使用料が安くなると思われがちですが、実際にかかった葬儀場の使用料は一般葬と比べて大きな差がない場合があります。

お通夜を行わなくても、葬儀の準備のために前日から会場を確保する必要があり、これにより二日分の会場費用が必要となるケースも珍しくないためです。

したがって、葬儀場の費用については、一日葬が従来の形式と比べて必ずしも経済的であるとは断言できません。

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一日葬の平均費用相場と実際の費用

一日葬の平均費用相場と実際の費用をご紹介します。

一日葬の費用平均の相場

一日葬で葬儀社に支払う費用は、30万円〜50万円が相場となっています。
それに対して一般的な葬儀は、100万円〜300万円程度が相場です。

一般葬に比較して一日葬の費用負担が安く抑えられる理由は、お通夜を省略できることや、接待費用のかかる参列者が少なくなる傾向にあることが挙げられます。

それにより、費用のかかる広い式場を借りる必要がなくなったり、参列者ごとに用意する必要のある会葬礼状・香典返しなどの品が少なく済むなどの利点があります。

また一般葬では葬儀の規模を広げやすいことも、一日葬との差を生み出す理由のひとつとなっています。

一日葬の実際にかかった費用

みんなが選んだ終活では、一日葬を行った方36名の方から実際に一日葬でかかった費用を調査しました。
調査の結果は以下のグラフの通りです。

50万円以下の方が12名での33.3%、51万円以上100万円未満の方が16名で44.4%、101万円以上200万円未満の方が7名で19.4%、201万円以上300万円未満が1名で2.8%という結果になりました。

一日葬の相場が30万〜50万円と言われており、50万円以下と答えた方が12名、50万円以上100万円未満と答えた方が16名となりました。

50万円以下と50万円以上100万円未満と答えた方を合わせると28名で77%になります。

この調査から、多くの方の一日葬に実際にかかった費用が、一日葬の費用相場の30万〜50万円と一般的な葬儀の費用平均の96万4133円の間になることがわかりました

一日葬にかかる費用の支払方法

葬儀の費用は、葬儀終了後1週間以内に喪主が支払うのが基本です。

現金一括での支払いから分割での支払いまで可能ですが、近年は支払い方法もコンビニ決済やクレジットカードに対応するなど、支払い方法も多彩になってきています。

特にコンビニ決済は、請求書が来てから1週間から2週間で支払うので、余裕を持って支払うことが可能です。

一般葬より安い一日葬ですが、まとまった出費になることは確かなので、柔軟な支払い方法に対応してくれる葬儀社を選びましょう。

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一日葬の費用の内訳

一日葬の費用の内訳

一日葬と言えど、一般的な葬儀と実際どのような違いがあるのでしょうか。

お金がかかるシーン別にご説明します。

葬儀自体にかかる費用

一日葬の費用で最も大きな割合を占めるのは、葬儀自体にかかる費用です。

一日葬で葬儀会社に支払う費用は、平均で20万円〜30万円ほどです。
葬儀費用に含まれるものは、

  • 遺体を搬送する費用
  • 遺体を安置する場所などにかかる安置費用
  • 遺体を納める棺の費用
  • 遺影写真の作成費用
  • 祭壇や供花、水引幕やお供えの費用

といったものが含まれていて、これらの葬儀費用の金額は、祭壇の大きさやお棺のグレードによって異なってきます。

この他にも、飲食代がかかったりしてきますので、一日葬とは言っても参列者が多くなる場合は、必然的に料金が高くなることを想定しておきましょう。

施設の使用料

葬儀を行う施設には「斎場」と「火葬場」があります。
斎場とは葬儀会社が持つセレモニーホールのことで、自宅で葬儀を行う場合はホールの使用料はかかりません。

火葬場の使用料金は火葬炉や控え室にかかる費用です。
火葬場には市の自治体が運営する公営火葬場と、葬儀社が運営する民営火葬場の2種類があり、料金が大きく異なります。

公営の火葬場の方が民営よりも安く、自治体によって「市民料金」が設定されており、該当の市に住民票があれば火葬費用を抑えることが可能です。

しかし設備やサービス面は、民営施設の方が充実しているところが多いです。

参列者の接待にかかる費用

参列者の接待にかかる費用には、参列者に送る会葬礼状の費用、会葬返礼品の費用、香典返しの費用、精進落としの会食費用があります。
それぞれ項目別にご紹介します。

会葬礼状

会葬礼状とは葬儀に参列して頂いた参列者に対して感謝を伝えるお礼状のことを言います

パソコンなどを利用して自分で作成することも可能ですが、もししっかりとした令状を送りたいのであれば外部ライターなど専門家に依頼して書いてもらうことも可能です。

礼状作成の依頼を考えているのであれば、そうした予算も頭に入れておくことも忘れないようにしましょう。

会葬御礼

会葬御礼というのは参列者に感謝の意味を込めて渡されるお礼の品のことを言います

品物は参列者が持ち帰りしやすいものが多く選ばれ、お茶や海苔、コーヒーといった飲食物や軽いハンカチやタオルといった粗品がほとんどです。

費用は1人およそ500円から1,000円ほどで、あまり高価すぎても参列者に気を遣わせてしまうので、1人1,000円程度の予算で問題ありません。

香典返し

香典返しとは通夜や葬儀に参列して香典を頂いたお礼の返礼として送るものです

金額の目安は、もらった金額の3分の1から半分程度が目安となっています。
1万円の場合は5,000円、2万円の場合は1万円が目安になります。

香典返しを送る時期は、49日法要終了後の1ヶ月後を目安に行いましょう。

こちらの記事で香典返しについて解説しているので、ぜひご覧ください。

会食費用

葬儀が全て終了した後に、同席した方を中心にして会食を行うことを「精進落とし」と言います。
会食の費用は、平均的に1人あたり4,000円〜5,000円近く見積もれば問題ありません。

費用は参加人数によって異なりますので、事前にしっかりと参加人数を把握し、葬儀社と予算について相談しながら予算を決めましょう。

宗教者のお礼に支払う費用

遺族が宗教者を呼ぶ形の葬儀を行う場合には、宗教者に対してお礼のお金を支払うことが必要となってきます。

仏教では、通夜や葬儀で読経をしたり戒名を頂いたお礼という意味で「お布施」と呼ばれ、神式では「神饌料」、キリスト教では「献金」と呼ばれます
予め準備しておきましょう。

費用は宗派や地域によっても異なりますが、一日葬の場合には15万円から20万円が相場となっています。

金額的には、通夜と告別式を行う一般より安く済むのが一般的です。

寺院に支払う費用内訳

寺院に支払う費用には、読経料と戒名料を合わせた「お布施の費用」と僧侶の交通費である「お車代」、会食の代わりの「お膳料」があります。

読経料の相場は1回3〜5万円ほどです。
一般的には通夜と葬儀での2回分の読経料を包みますが、一日葬では通夜は行わないため葬儀での読経のみになります。

ただし、火葬場で炉前読経を依頼した場合は、2回分の読経料が必要になり、喪家が希望する葬儀の内容によって異なります。

戒名料も、戒名のランクや宗派によって異なり、30万円ほどの場合もあれば100万円を超える場合もあるなど、さまざまです。

お車代は僧侶の交通費ですが、丁度の金額ではなく5,000円や1万円といったキリのいい数字で包みます

お膳料は精進落としの会食を行わなかった場合や、僧侶が忙しく会食に参加できない場合に用意します。
相場は5,000円〜1万円ほどですが、精進落としをする場合お膳料は必要ありません。

こちらの記事で一日葬のお布施について解説しているので、ぜひご覧ください。

一日葬のお布施にかかる費用は?費用相場やお布施のマナーを解説

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一日葬の費用を抑える方法

一日葬の費用を抑える方法をご紹介します。

参列者の人数を絞る

一日葬は通夜を行わない葬儀形式のため、通夜に必要な費用は削減できますが、参列者の人数を絞るとさらに葬儀費用の軽減が可能になります。

参列者の人数に影響を受ける費用項目には、会葬礼状の費用や会葬返礼品、式場の利用料などが該当します。

特に式場の利用料は大規模になるほど金額が高くなるため、参列者の人数を少なくして小規模の式場を利用できれば、葬儀費用の削減に繋がります

ただし、葬儀費用を抑えることに注力しすぎて、必要以上に参列者を少なくしすぎないようにしましょう。

故人の生前の交友関係が広く縁の深い人が多い場合は、無理に参列者の人数を絞らず葬儀の規模を大きくしてお見送るをする方が、後悔のない葬儀にできるでしょう。

自宅で一日葬をする

上述したように一日葬の参列者の人数を少なくすると、式場の利用料の削減に繋がるだけでなく、自宅で一日葬をする選択肢も増えます。

自宅で一日葬をするには、最低でも6畳ほどの広さと、棺が搬入搬出できる玄関や窓の大きさが必要になります。

アパートやマンションといった賃貸住宅であれば、管理会社などの許可も必要になりますが、条件を満たせれば式場の費用は不要になります

近年では、自宅葬のプランを用意している葬儀社も増加しているため、参列者の人数を少なくできるのであれば、自宅での一日葬も検討すると良いでしょう。

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一日葬の香典の費用相場

一日葬の香典は、一般葬と金額は変わりません。

親族の場合は、親なら5万~10万円、兄弟なら3万~5万円、祖父母などそのほかの親族でしたら1万円程度が相場となります。

親族以外で交友関係がある人なら5000円程度ですが、仕事の取引先関係では1万円くらいまで包む場合もあります。

こちらの記事で一日葬の香典について解説しているので、ぜひご覧ください。

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一日葬の香典のマナー

一日葬の香典のマナーをご紹介します。

香典袋の選び方

香典袋、または不祝儀袋は、弔事の際にお金を入れるための特別な袋です。
基本的には白色の無地が主流ですが、宗教や地域によってデザインや色が異なることがあります。

水引のデザインは結び切りやあわじ結びが主流で、色は地域や宗教によって、白黒、黄白、双銀などが存在します。

香典袋の表書きの書き方

香典袋の最も目立つ部分、上部に記入するのが「表書き」です。
表書きは宗教によって表記が異なるため注意が必要です。

仏式では「御霊前」「御香料」「御香典」を使用し、浄土真宗では「御仏前」のみ使用します。

神式では「御玉串料」「御榊料」「御神前」を選んでください。
キリスト教ではカトリックは「御霊前」、プロテスタントは「御花料」と宗派によって違います。

記入する際は筆や筆ペンを使用し、ボールペンや細いマジックは避けることがマナーとされています。

名前の書き方

下段中央には自分のフルネームを記入します。
夫婦連名の場合は、夫のフルネームの下に妻の名前を追記します。

一方、会社の社員複数人で香典を渡す場合は、代表者の名前の隣に会社名、そして「外一同」や「他3名」といった形で同行者を示します。

内袋の書き方

内袋には、提供する金額を明記し、裏側には連絡先を記入します。
金額は旧字体で明記することで、金額の誤解を避けることができます。

ただし、市販の香典袋には内袋が含まれていない場合もあります。
その際は、香典袋の裏側に金額や住所を記入することをおすすめします。

お札の入れ方

香典袋に入れるお札は、新札を避けて適度な使用感のあるものを選びます。
お札の向きは、人物が下を向くようにして、新札の場合は折り目をつけてください

香典袋の包み方

香典袋を持ち運ぶ際には、袱紗(ふくさ)を使用します。
弔事用の場合の色は寒色系のグレーや紺、ダークグリーンを選びます。
袱紗の形状には種類があり、袋状と布状の2種類が存在します。

香典の渡し方

香典袋を持ち運ぶ際には、袱紗(ふくさ)を使用します。
弔事用の場合の色は寒色系のグレーや紺、ダークグリーンを選びます。
袱紗の形状には種類があり、袋状と布状の2種類が存在します。

香典を渡すタイミングは、受付で記帳を済ませたあとです。
右手で袱紗を持ち、左手で香典袋を取り出して相手から名前が読める向きにして両手で渡します。

袱紗に包んだまま渡すのはマナー違反になるので、注意が必要です。

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参列できなかった場合の香典の渡し方

葬儀に参列できなかった場合でも、適切な方法で香典を渡すことができます。

主に後日訪問して手渡す方法と、郵送による方法がありますが、どちらの場合でも、事前に遺族に連絡を取り、許可を得ることがマナーです。

以下、詳細な対応方法をご紹介します。

後日訪問して手渡す場合

  • 訪問日の選定: 葬儀の1週間前後に遺族に訪問の許可を得て、訪問日を決定します。遺族が香典を辞退された場合は、その意向を尊重しましょう。
  • 服装: 落ち着いたカジュアルフォーマルを選び、喪服は避けることをおすすめします。
  • 香典の表書き: 渡す時期により、「御霊前」(四十九日前)または「御仏前」(四十九日後)とします。
  • 訪問時のマナー: 袱紗の開け方や香典の渡し方は、葬儀時と同様です。

訪問時には、故人に対する簡単な挨拶を加え、仏壇があれば故人に挨拶をし、短時間で訪問を終えるようにしましょう。

郵送による場合

  • 郵送方法: 現金書留を利用し、郵便局の窓口で手続きを行います。ポスト投函はできないため注意が必要です。
  • 同封物: 香典袋に加えて、お悔やみの言葉を書いた手紙を添えます。
  • 配達状況の確認: 現金書留は追跡システムがあり、インターネットで配達状況を確認できます。

安心のため、必要に応じて配達保証のオプションを利用するのも一つの方法です。

葬儀に参列できない場合でも、これらの方法を通じて故人への敬意と遺族への弔意を表すことが可能です。

事前に遺族とのコミュニケーションを大切にし、適切な対応を心がけましょう。

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一日葬の喪主挨拶

誰だって初めて喪主を務める際は分からないことだらけで戸惑うでしょう。
ですが、ほとんどの人は人生で一度は経験する機会が訪れます。

そんな時に少しでも役立つように、一日葬での喪主の挨拶について注意点や例文をご紹介します。

一日葬でも喪主挨拶は必要

一日葬は通夜がありませんが、一日葬に参列してくれた方などに挨拶をしてお礼を伝える必要があります
一日葬で喪主挨拶をするタイミングは告別式です。

喪主挨拶の内容は、自己紹介、故人との関係性、参列者の感謝などです。

一日葬の喪主挨拶の注意点

一日葬の喪主挨拶では忌み言葉や重ね言葉を避けるようにしましょう。
忌み言葉とは、迷うや浮かばれないなどの言葉があります。

重ね言葉とは、わざわざや度々などの言葉です。
また、喪主の挨拶は3分程度に収めて長くなりすぎないように注意しましょう。

一日葬の挨拶の例文

一日葬の喪主挨拶では参列者への感謝や故人とのエピソードを交えてするといいでしょう。
以下で一日葬の喪主挨拶の例文を紹介します。

「本日はお忙しいところ、母の葬儀にご会葬くださり誠にありがとうございます。
母は女手一つで私を育ててくれました。


晩年は、皆様の支えのおかげで、趣味の読書や映画鑑賞を楽しめたようでした。
皆様から賜った母に対するご厚情に深く感謝申し上げます。


本日は、忙しい誠にありがとうございました。皆様に感謝を申し上げご挨拶とさせていただきます」

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一日葬の参列マナー

ここからは一日葬の服装のマナーについて解説します。

場に合わない恰好をして失礼にあたらないよう、ここで覚えましょう。

男性の服装

葬儀用のブラックスーツを着用します。

中に着るシャツは白地にし、黒いネクタイを締めます。
靴は、できるだけ飾りのない黒系の革靴を履くようにしましょう。

女性の服装

女性のブラックフォーマルは、黒のワンピースかスーツを着用します。
靴は、黒で光沢のない無地のパンプスを履きましょう。

結婚指輪や真珠のネックレス、イヤリング以外のアクセサリーは、原則として身につけないのがマナーです。
バッグはできるだけ小さいサイズで、光沢のない黒色のものがいいでしょう。

こちらの記事で一日葬の参列のマナーについて解説しているので、ぜひご覧ください。

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告別式も省いた火葬式

一日葬は通夜を省いたお葬式ですが、通夜だけでなく葬儀・告別式も省いた火葬式や直葬と呼ばれる葬儀形式があります。
以下で火葬式についてや、料金相場をご紹介します。

火葬式とは

火葬式とは、火葬場に直接集合して、短い時間ながら棺の中に生花を手向けるなどしてお見送りをし、その後にすぐ火葬する葬儀のやり方です。
直葬は、お別れの時間もとることなく、直接火葬します。

火葬式の料金相場

火葬式の料金内訳は基本的に「火葬料金」「棺」「骨壷」の三つです。
基本的に、普通の人が火葬場に直接依頼することはできないので、葬儀社に依頼して執り行うことになります。

ほとんどの葬儀社では火葬式のプランが用意されており、火葬式に必要なものはセットになっています。
火葬式の料金相場は、20万円~30万円程度です。

火葬式にも、料理などのサービスを追加できる場合がほとんどなので、自分の求める形での火葬式を執り行えます。

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一日葬に関するよくある質問

一日葬に関するよくある質問をご紹介します。

一日葬の葬儀費用の負担者は誰になりますか?

葬儀費用の負担に関して法律で明確に定められているわけではありませんが、通常は「施主」が支払うのが一般的とされています。
喪主は遺族の代表として葬儀の手続きを担当する一方で、施主は費用を捻出して葬儀の運営を支援します。

しかし、近年は施主を設けない葬儀も増えてきており、葬儀費用の支払いは以下のいずれかの方法が採用されることが多くなっています。

  1. 喪主が全額負担する
  2. 相続人が費用を分担する
  3. 相続財産から費用を捻出する
  4. 地域や家族の慣習に従う

葬儀費用の負担は法律的な問題に発展することもあるため、関係者間での事前の話し合いが非常に重要となります。

適切な準備と調整を行うことで、故人への最後の敬意を示すこの重要な行事を円滑に進めることができます。

一日葬では食事はありますか?

一日葬は、お通夜を省略して告別式と火葬だけ行いますので、食事の席を用意しないのが一般的です
食事の席を設けるのであれば火葬の後になりますし、簡単な食事でしたら火葬の待ち時間にとることができます。

一日葬のお布施の平均相場は?

一般葬のお布施の相場は20万〜50万円程度であり、一日葬の相場15〜20万円です。
一日葬のお布施の相場は、宗派や地域、戒名量などによって変わってきます。

一日葬と家族葬が適しているケースを教えてください。

一日葬は、通夜を省いて1日で葬儀が終了するため、遠方からの参列者が多い場合や葬儀費用を少しでも抑えたい場合に適しています。

さらに、参列者を限定していないため、多くの方に故人を偲んでもらうことが可能です。
ただし、儀式を省略しているため、菩提寺から事前に許可を得ておく必要があります。

一方、家族葬は身内だけの少人数の葬儀を希望する場合や、形式にとらわれない自由な葬儀を希望する場合に適しています。

参列者の範囲を限定して少人数の葬儀にしているため、親しい方だけでお見送りができ、個性的な葬儀も行いやすい傾向にあります。

また、葬儀の儀式を省略していないため、手厚く故人を弔うことが可能になっています。

2日間の葬儀と比較して、1日葬でどのような費用を抑えることができますか?

1日葬にすることで、複数の費用を節約することが可能です。
主な節約ポイントは以下の通りです:

  • お清め(お食事)の費用: お通夜を行わないため、参列者へ提供するお清めの食事にかかる費用が不要になります。
  • 僧侶や神主様の手配費: ご僧侶や神主様を1日だけ招くことになるため、お布施や祭祀料に含まれるお車代やお膳料が1日分だけで済みます。
  • 宿泊代: 遠方からの参列者に対して提供する宿泊施設の費用を削減できます。
  • 式場利用料: 式場によっては1日葬の場合、利用料金が半額になることがありますが、設営に前日から式場を使用する場合は、通常料金が適用されることが多いです。

これらの費用を抑えることで、全体の葬儀費用を2日間の葬儀に比べて低く抑えることが可能です。

ただし、式場利用料に関しては施設によって異なるため、具体的な節約効果は事前に確認することが重要です。

一日葬はどの宗教でも行うことが可能ですか?

一日葬を行うかどうかは、所属する宗教や宗派によって異なる場合があります。

お付き合いのある宗教者様(例えば、菩提寺の僧侶など)がいる場合は、葬儀を行う前にその宗教者と相談することが重要です。

宗教によっては、一日葬の形式に特別な制約があるかもしれませんし、特に問題がない場合もあります。

また、葬儀社によっても一日葬への対応が異なるため、事前に確認すると良いでしょう。

つまり、一日葬が可能かどうかは、宗教的な側面と実際に葬儀を執り行う葬儀社の方針の両方を考慮する必要があります。

香典を辞退された場合はどのように対応すべきですか?

香典を辞退された場合、遺族の意向を尊重し、香典やその他の供物を持参しないことがマナーとされています。

一日葬などの場合、遺族が憔悴しており香典返しを行う余裕がない、故人の遺言によるもの、会葬者の負担軽減を考慮しているなど、香典を辞退する理由は様々です。

葬儀の連絡を受けた際に「香典はご辞退申し上げます」といった文章が記載されている場合は、その旨を尊重しましょう。

供花や供物に関しても同様に、辞退する旨の連絡があれば、これらを持参したり送ったりすることも避けます。

遺族と親しい関係にある場合、弔意を示したいと思うかもしれませんが、その場合でも直接の持参は控え、遺族が落ち着いた後に再度連絡を取り、どのように弔意を表せるか相談するのが適切です。

遺族の状況や感情に配慮し、故人への敬意を示す方法を選びましょう。

なぜ1日葬であっても葬儀会場の使用料が2日分かかるのですか?

1日葬の場合でも葬儀会場の使用料が2日分かかる主な理由は、葬儀の準備に追加の1日が必要とされるためです。

告別式が通常、午前中に行われるため、式の前日には祭壇の設営やその他必要な準備を完了させる必要があります。

この準備日が追加されることで、会場の使用料が2日分発生するわけです。

ただし、葬儀会場によっては、このような状況に配慮して1日分の使用料で対応している場所もあります。

葬儀を計画する際には、会場の使用料に関する詳細を事前に確認し、予算計画に反映させることが重要です。

直葬(火葬式、火葬のみ)と1日葬の違いは何ですか?

直葬(火葬のみ)と1日葬は、葬儀の形式における主な違いによって区別されます。
直葬は、故人とのお別れの時間を設けず、何の儀式も行わないまま直接火葬を行う方法です。

この場合、火葬前に短い時間で故人とお別れをすることはありますが、葬儀やお通夜などの儀式は省略されます。

直葬は、儀式や式典にかかる時間や費用を最小限に抑えたい場合に選択されることが多いです。
一日葬は、お通夜を省略した形式の葬儀であり、告別式や葬儀を1日で完結させる方法です。

一日葬では、一般的な葬儀の流れに従い、故人とのお別れの時間、式典、そして火葬までを含めた儀式が行われます。

この形式では、限られた時間の中で故人を偲び、遺族や親族、友人などが参列することができます。
要するに、直葬は儀式を極力省略し、火葬のみに焦点を当てたシンプルな方法です。

一方で、一日葬は一般的な葬儀の流れを1日で行うもので、お通夜を除く葬儀の主要な要素を含んでいます。

選択は故人の遺志や遺族の意向、予算などに応じて決定されるべきです。

1日葬でも、斎場に泊まって故人と共に過ごすことは可能ですか?

1日葬の場合でも、斎場の設備や方針によっては、故人と共に前日から宿泊し過ごすことが可能です。

葬儀の準備で前日から斎場を使用することが多いため、宿泊を許可している斎場であれば、故人様と一晩を共にすることができます。

ただし、宿泊ができない斎場の場合でも、準備期間中に親族や近しい友人だけで故人とのお別れの時間をゆっくりと過ごすことは可能です。

斎場を選ぶ際には、このようなサービスの有無を事前に確認し、ご家族の希望に沿った斎場を選択することが重要です。

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一日葬のまとめ

ここまで一日葬の料金相場についての情報を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 一日葬とはお通夜を行わず、告別式と火葬のみを行う葬儀
  • 一日葬の流れは死亡診断書の受け取り、遺体の搬送・安置、葬儀の打ち合わせ、葬儀・告別式、出棺、火葬・骨上げ
  • 一日葬の費用相場は30万円~50万円
  • 一日葬のお布施の相場は15万円〜50万円

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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