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お墓

樹木葬と永代供養は何が違う?向いている人や注意点などを紹介

更新日:2024.02.03

樹木葬

お墓参り 合掌

お墓について調べると、「永代供養墓」という単語をよく目にすることと思います。

しかし、お墓や埋葬方法についてよく分からないという方は少なくないでしょう。

この記事では、樹木葬と永代供養について解説します。
樹木葬や永代供養の費用も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 樹木葬と永代供養は何が違う?
  2. 樹木葬と永代供養が向いている人
  3. 樹木葬や永代供養にする注意点
  4. 樹木葬と永代供養の費用相場
  5. キリスト教徒でも埋葬はできる?
  6. 樹木葬と永代供養の違いまとめ
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樹木葬と永代供養は何が違う?

樹木葬と永代供養は何が違うのか、それぞれの特徴や種類を説明した上で解説していきます。

樹木葬とは

樹木葬は公園型や里山型が代表的です。

特徴や種類に交えて樹木葬について説明をしていきます。

特徴

先にも述べた通り、樹木葬は樹木をシンボルに供養をする埋葬方法です。

樹木葬は墓地を受け継いでいく必要はなく、お寺や墓地側が管理をしてくれます。

通常は墓地の一画に樹林墓地と呼ばれる場所があり、そこに埋葬します。

植えられる樹木は、桜やつつじ、ハナミズキ、クスノキ、ウメモドキ、サルスベリなどさまざまな種類があります。

区画内にシンボルツリーを1本植えてある場合や、埋葬する度に新しい苗木を植える場合など、埋葬方法も多岐にわたります。

一番多い埋葬法は、複数人の遺骨を同じ区画または骨壷内に埋葬する方法です。

一般的なお墓に比べ、費用が安い点も特徴です。

公園型

一般的に樹木葬として紹介されるものが、公園型と呼ばれるタイプに該当します。

墓地や霊園内の決められた区画内にシンボルツリーを立てるスタイルが多くとられています。

霊園墓地の中に自然を人工的に再現します。

里山型

都市部から離れた里山などの広い場所で埋葬するスタイルです。

より自然に近い樹木葬になります。

ただ、アクセスが悪かったり、設備が不十分である傾向にあります。

永代供養とは

永代供養をするお墓は永代供養墓といいます。

永代供養墓には、大きく3つの埋葬方法があります。

それぞれの種類や特徴について見ていきましょう。

特徴

永代供養墓はお墓参りする人がいなくても無縁仏・無縁墓にならない特徴があります。

永代供養墓とは、お寺などの施設が遺族の代わりに供養するサービスのことです。

お墓の管理をしていく子孫がいなくなってしまった時に利用します。

少子化や高齢化が進み、子孫への負担を減らしたいという理由から、選ばれることが増えています。

合葬型・個別型

他の遺骨と一緒に墓に埋葬される方法が合葬型です。

個別型は、故人単位または夫婦単位で埋葬するスタイルになります。

納骨堂型

納骨堂の中に、個別に遺骨を安置するスタイルです。

納骨堂にも種類があり、ロッカー状に仕切られたものや仏壇のような形のものなどがあります。

樹木葬型

墓石の代わりに樹木を墓標とします

故人ごとに樹木を植えるものや、1本のシンボルツリーに複数人の遺骨を埋葬するものがあります。

それぞれの違いと共通点

樹木葬と永代供養の違い、共通点を見ていきましょう。

樹木葬と永代供養の違い

樹木葬は、遺骨を埋葬する方法の一つです。

それに対して、永代供養とは供養する方法のことです。

つまり、樹木葬と永代供養はそもそもジャンルが異なります

樹木葬は、墓石ではなく、樹木をシンボルとして故人を供養する埋葬方法です。

永代供養は供養をするためのシステムになります。

家族や子孫が供養をしていくことができないため、お寺などの施設に一定期間の供養を代行してもらうというシステムです。

永代供養が行われる施設が墓石のこともあれば、納骨堂や樹木葬のこともあります。

樹木葬と永代供養の共通点

樹木葬と永代供養の共通点は、継承者を必要としないので、管理者が不在でも無縁仏にならないことです。

お墓の継承もないので、子孫に負担をかけることもありません。

また、費用が比較的安いです。

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樹木葬と永代供養が向いている人

紹介

樹木葬と永代供養の共通点を考えると、次のような方達におすすめできます。

子供がいない人

独り身や子供がいない世帯など、お墓の継承者がいない場合は永代供養を検討すると良いでしょう。

樹木葬や永代供養を選択しないと、今あるお墓が放置され無縁仏となってしまうこともあります。

寺院が代わりに供養をしてくれるので安心です。

親族に負担をかけたくない人

後継者がいても、余計な負担をかけたくないと思っている人は樹木葬や永代供養を選ぶことが多いです。

後継者が遠方に住んでいて、墓参りなどで彼らの生活の邪魔をしたくないと考える人も多いようです。

しかし、供養はあくまでも家族の問題です。

後継者がいるのであれば、今後供養をどのようにしていくか話し合っておいたほうが良いといえます。

費用を抑えたい人

墓石や納骨堂など、供養に施設や設備が必要な場合は費用がかかります。

費用を抑えたい人にとって、樹木葬や永代供養は費用を安く抑えられるというメリットがあります。

樹木葬の里山型は土地があれば埋葬できます。

自然に還りたい人

いろいろなお墓がある中、家族で遺骨を自然に還したい、あるいは自分自身が自然に還りたいと思っている人には樹木葬がおすすめです。

自然に囲まれて眠りにつくことができます。

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樹木葬や永代供養にする注意点

ポイント

樹木葬や永代供養が遺族の負担を減らす一方で、注意する必要がある点もあります。

ここでは、樹木葬や永代供養にする時の注意点についてまとめました。

返骨が難しい

樹木葬や永代供養は、最終的には合肥されます。

合祀されると返骨は不可能です。

事前に納骨方法などを確認しておく必要があります。

親族とトラブルになりやすい

樹木葬を含む永代供養は最近普及してきていると言っても、まだまだ少数派です。

お墓は自分だけのものではなく、親族や故人と縁があった方もお参りします。

事前に樹木葬や永代供養にしたいことを親族にも伝え、理解や合意を得ましょう

事前に合意が得られていれば、後々トラブルになることを避けられます。

お参りに手間がかかる

永代供養墓は、一般のお墓に比べてお参りの方法に制限がある場合があります。

霊園にもよりますが、墓石の前で手を合わせるのではなく指定の場所でお参りしなければいけない場合もあります。

また、屋内の納骨堂では線香が禁止されていることもあります。

永代供養墓を見学する際は、その霊園での注意点も確認しておきましょう。

また樹木葬の場合は、霊園が山の中にあるなどアクセスが不便なことがあります。

アクセス面もよく考慮して決めるようにしましょう。

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樹木葬と永代供養の費用相場

費用 cost

樹木葬は、比較的費用が安くすむものが多いです。

永代供養をする場合は、葬儀の他に供養のための費用がかかることを理解してください。

樹木葬

樹木葬は、合祀型、合葬型、個別型でそれぞれ相場が違います。 

 合祀型:約10〜20万円
 合葬型:約10〜60万円
 個別型:約20〜200万円

永代供養

永代供養墓の相場費用は約10万~150万円と幅があります。

費用相場は、永代供養墓の種類、供養の内容などによって違います。

 単独墓:50万~150万程
 集合墓:20万~60万円程
 合祀墓:一人当たり5万~30万円程

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キリスト教徒でも埋葬はできる?

樹木葬は宗教を問わないので、キリスト教徒でも埋葬できます

お寺で開設している永代供養墓の場合、宗教に関する条件はいくつかあります。

まず仏教であれば宗派は問わないとする場合が大半を占めています。

キリスト教の場合は、お寺によく確認しましょう

しかし、過去の宗旨・宗派に関しては問われておらず、キリスト教徒でも埋葬してもらえます。

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樹木葬と永代供養の違いまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで樹木葬と永代供養の違いについてお伝えしてきました。

まとめると以下の通りです。

  • 樹木葬と永代供養の違いは、樹木葬は遺骨を埋葬する方法の一つ。永代供養は供養する方法。
  • 樹木葬と永代供養は、子供がいない、親族に負担をかけたくない、費用を抑えたい、自然に還りたい人におすすめ 
  • 樹木葬と永代供養の注意点は、返骨が難しい、親族とトラブルになりやすい、お参りに手間がかかる

これらの情報が少しでも皆さんの役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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