お葬式
一日葬の費用は低価格?費用相場やその内訳を解説
更新日:2023.11.21
一日葬は葬儀全体を1日で終えることができます。
そのため、遺族の体力的な負担が軽減されるメリットがあります。
もう一つのメリットとして費用が抑えられることも挙げられます。
費用は実際どれくらい抑えられるのでしょうか?
そこで、この記事では一日葬の費用内訳と相場について詳しく解説していきます。
終わりには、その他の費用を抑えられる方法についても触れています。
ぜひ最後までご覧ください。
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一日葬とは
一日葬とは、通夜を行わず、葬儀・告別式・火葬までを1日で執り行う葬儀のことです。
2日間かかる一般葬に比べ、一日葬は一日に短縮されます。
そのため家族の時間的・体力的な負担は軽減され、通夜の分の費用を抑えることができます。
ただし、祭壇や棺などの費用は変わりません。
また僧侶へのお布施も減るわけではありません。
そのため、告別式などにかかる費用は一般葬と変わりません。
よって規模や内容により、費用に大きな差が出ます。
また、一日葬は親族中心で行われることが多いです。
そのため、参列者が少なくなる傾向があり、香典収入も少なくなります。
負担する実質的な金額が想定より大きくなることもあるので、注意が必要です。
一日葬の費用相場
一日葬の費用相場はどのくらいでしょうか。
一般葬と比較した特徴と、費用の内訳をまとめました。
一日葬の費用相場
葬儀には費用相場には幅があります。
おおよその相場は40万~70万円になっています。
一般葬の費用相場が150万~200万です。
一般葬と比較すると、葬儀費用をかなり抑えることができます。
費用の内訳
一日葬の費用の内訳は4つの項目に分けられます。
施設の費用
遺体安置費用 | 搬送費 1万〜2万円 安置費 1万〜3万円/日 |
式場料金 | 公営 2万〜5万円 民営 10万〜30万円 |
火葬料金 | 公営 0〜6万円 民営 3万〜20万円 |
式場や火葬にかかる費用は、民間の方が公営に比べ高いことが多いです。
施行の費用
祭壇の費用 | 20万〜80万円 |
棺の費用 | 3万〜30万円 |
骨壷 | 1万〜3万円 |
車両費 | 霊柩車 1〜2万円 マイクロバス 4〜10万円 |
人件費 | 2万〜3万円/人 |
遺影写真 | 1万〜4万円 |
ドライアイス | 1万円/日 |
祭壇や棺のグレードにより、費用は高くなります。
また、人件費は親族に手伝ってもらうなどで抑えることができます。
参列者へのおもてなしの費用
会葬礼状 | 120円/人 |
会葬礼品 | 500〜3000円/人 |
飲食費(1食) | 2000〜5000円/人 |
親族中心で行うことが多いので、こちらは一般葬と比較して抑えることができます。
また、香典返しは頂いた香典の半分~3分の1を贈るのがマナーです。
お寺に支払う費用
お布施 | 15万円〜30万円 |
戒名料 | 20万円〜 |
お車代 | 1万円 |
御膳料 | 1万円 |
お布施は通夜を省いたからといって半分になるということはありません。
一般葬と同程度の額を支払います。
戒名料は戒名のグレード等によっても変わるので菩提寺や葬儀社と相談しましょう。
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一日葬のメリットデメリット
最適な葬儀を検討するうえで、メリット・デメリットをおさえておくことは重要です。
一日葬のメリット、デメリットについてまとめました。
メリット
一日葬のメリットは主に2つあります。
費用を抑えられる
通夜がないことで、一食分の食事の費用を計上しなくて済みます。
一日葬は一般葬に比べて規模が小さく行われるため、一般参列者の数が減ります。
会葬礼品の個数が少なくて済みます。
広い会場を借りる必要もなくなるので、費用を抑えることができます。
遺族の体力的、時間的負担が少ない
2日間にわたる葬儀は、遺族が高齢の場合などは体力的にかなりの負担になります。
また、遠方に住む参列者が日帰りで対応可能な場合が多くなります。
そのため時間的負担も軽減されます。
デメリット
知人や友人などの一般参列者は、通夜に弔問することが多いです。
したがって、通夜を行わないと参列できない人も出てきてしまいます。
また、僧侶によっては通夜を省略した一日葬に良い考えを持っていないことがあります。
菩提寺(ぼだいじ)のある方は、お寺にも事前に確認をしたうえで一日葬を選んだほうがよいでしょう。
その他の安く済む葬儀方法
一日葬以外で一般葬より費用が安い葬儀は以下の2つです。
- 家族葬
- 直葬
それぞれ費用や特徴をまとめました。
家族葬
家族や親族を中心とした少人数規模の葬儀です。
参列者に明確な決まりはありません。
そのため故人と縁のある友人や知人を招くこともあります。
平均費用は137万円程度となっています。
一般の葬儀にくらべ参列者が少ないです。
料理や返礼品の数が減少するうえ、会場も小さくできます。
そのため、費用の総額は安くなる傾向があります。
また、参列者への気遣いや準備などが軽減されます。
故人との時間を長くとれるのもメリットです。
その反面、弔問に訪れる人が少なくなるので、香典収入があまり見込めません。
また、地域によっては家族葬を受け入れてもらえず、親族に不満を持たれる可能性もあります。
直葬
直葬とは、葬儀を行わず火葬のみを行う葬儀です。
葬儀に呼ぶ人が少ない、葬儀費用を抑えたいなどの理由で、直葬を選ぶ人が増えています。
平均費用は20万~40万円程度となります。
葬儀の中で最も費用を抑えることができる方法です。
直葬は、通夜や告別式などの儀式を行いません。
遺体は自宅や病院から直接火葬場に向かいます。
葬儀を行わないため、やらなければならないことが減ります。
遺族の負担が少ないのもメリットとなります。
その反面、菩提寺をお持ちの方は、納骨を認めてくれないケースもあるようです。
理由としては宗教的儀礼である通夜や告別式を省くことが挙げられます。
そのため、事前に菩提寺と相談しておいたほうがよいでしょう。
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一日葬の費用のまとめ
ここまで一日葬の流れや、費用などの情報を中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 一日葬とは通夜を行わず、葬儀・告別式・火葬までを1日で執り行う葬儀のこと
- 一日葬の費用の相場は40万~70万円
- メリットは費用が安いことなど、デメリットは親族から理解が得られにくい
- 一日葬以外の安い葬儀 家族葬や直葬もある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
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