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お葬式

一日葬の参列マナーや葬儀の服装は?一日葬の流れも解説

更新日:2024.03.21 公開日:2021.09.12

一日葬

葬儀 祭壇

葬儀の形式の中には様々な種類があります。
その中に一日葬という方法の葬儀があります。

一日葬に参列する際に普通の葬儀と同じような服装でいいのか迷われていると思います。
そこで、この記事では一日葬の概要や参列者、施主のマナーにも触れています。

是非最後までご覧ください。

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  1. 一日葬とは
  2. 一日葬の参列マナー
  3. 一日葬に参列する時の服装のマナー
  4. 喪服がないときのマナー
  5. 一日葬の施主マナー
  6. 一日葬に参列できない場合のマナー
  7. 一日葬の流れ
  8. 一日葬のメリット
  9. 一日葬のデメリット
  10. 一日葬にかかる時間
  11. 参列時の注意点
  12. 葬儀での写真撮影のマナー
  13. 一日葬と家族葬の違い
  14. 一日葬で食事を出してもいい?
  15. よくある質問
  16. 一日葬のマナーについてのまとめ
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一日葬とは

数珠をもって合掌する喪服の男女

一日葬とは、通夜を行わない葬儀を指します。
一般的な葬儀では、初日にお通夜、2日目に告別式・火葬をおこないます。

一日葬では告別式と火葬を1日でおこなうことで、時間や費用、精神面の負担を軽減できます。
遠方から参列される方の宿泊の負担も減らすことができます。

デメリットは1日のみの葬儀のため、参列者が限られてしまうことです。

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一日葬の参列マナー

数珠を持った喪服の親子の手元

一日葬における服装や香典のマナーについて解説します。

芳名帳の記入をする

参列をする際に、会場へ到着したらまず芳名帳(ほうめいちょう)への記入を行います。
芳名帳とはどのような方が参列したのかという情報を記録するためのものです。

記入の際には一言、お悔やみの言葉を伝えるのがマナーとなっています。

香典

会場での受付の際に、香典を渡します。
香典の金額やマナーは通常の葬儀と同様の額、様式で準備をします。

香典の金額の相場は以下の通りです。

  • 自身の両親 5万~10万円
  • 兄弟 3万~5万円
  • 祖父母や親戚 1万円
  • それ以外の方 5000円

故人との関係性以外にも、年齢によって香典の金額は変わります。
香典袋の表書きは宗派によって異なる決まりがあるため注意が必要です。

焼香

一日葬でも一般葬と葬儀におけるマナーは同じですので、焼香のマナーも一般葬と変わりありません。

まず、祭壇の前まで歩き、遺族に一礼し焼香台の手前まで歩き、遺影と祭壇に向かって合掌と一礼をします。

右手の親指と人差し指と中指で、粉末状のお香である抹香(まっこう)をつまみ左手を添えます。
目の高さまで持ちあげ香炉の中に落とす動作を1~3回繰り返します。

その後、遺影と祭壇に向かって合掌と一礼を行い、2~3歩ほど下がって遺族にも一礼をし、自分の席に戻ります。

焼香によって、参列者の心は清められ、神聖な気持ちで故人の供養を行うことができます
また、焼香の香りを、四十九日までに故人に食べてもらうという意味もあるようです。

地域によっても異なりますが、焼香は、まず喪主が行い、その後指示に従って故人に近い人から順に焼香を行うのが一般的です。

とは言え、地域によっても焼香の順番は違っているので注意しましょう。

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一日葬に参列する時の服装のマナー

簡略化された一日葬であっても服装や小物のマナーは守る必要があります。
ここでは、男性と女性に分けて解説していきます。

男性の場合

一日葬では、基本的にブラックスーツやダークスーツが無難です。

ワイシャツの色はホワイト、ネクタイ、靴、靴下はブラックで統一します。
ネクタイピンなど、光る装飾物はタブーです。

女性の場合

葬儀や告別式における女性の服装マナーは、故人への敬意と格式を保つために重要です。

一般的には、女性は黒のワンピースやブラックフォーマルなアンサンブルスーツを選ぶことが望ましいとされます。

ビジネススーツは葬儀用のものであれば適切ですが、一般的なビジネス用途のスーツは推奨されません。

靴選びにおいては、黒色で光沢のない無地のパンプスを選び、高すぎずカジュアル過ぎない、3cmから5cm程度のミドルヒールが好ましいとされています。

アクセサリーは控えめに、真珠のネックレスやイヤリング、結婚指輪以外は着用しないのがマナーです。

中高生の場合、学校指定の制服があればそれを正式な礼服として着用し、学校指定の制服がない場合や小学生以下の子どもは、大人と同様にブラックフォーマルを選ぶとよいでしょう。

略喪服を着る場合もありますが、これはよりカジュアルな場合であり、暗めの色のアンサンブルスーツなどが適しています。

全体として、葬儀や告別式においては、故人への最大限の敬意を示すために、控えめで品のある装いを心がけることが大切です。

一日葬のメイクのマナー

一日葬のメイクのマナーとして、片化粧というものがあります。
片化粧とは、口紅を使わない化粧のことです。

しかし、だからと言って、ラメ入りの透明グロスやリップグロスは、派手な印象を与えるので避けましょう。
ノーメイクもよくありません。

最低限のメイクは身だしなみとして必要です。
部位ごとに見ていくと、ベースメイクではパウダータイプのファンデーションを使用し、

眉毛は自然な形で、アイシャドウはベージュかブラウン系のものにします。
口元は口紅を塗らないのが正式ですが、ベージュなどのナチュラル系のものなら使用してもかまいません。

子供の場合

子供の喪服はありませんが、幼児・学生の場合は、学生服がある場合、「学生服」が喪服とされています。
制服がない場合は、地味な黒や白、グレーなどの普段着を着用します。

特に幼児の場合は、派手な色やキャラクターものは避けて、普段着慣れている地味な素材や形の服や靴の組合せにしましょう。

赤ちゃん、乳幼児の場合も喪服はありませんが、地味目な、白・黒・グレーなどの色の服を着用するのがいいでしょう。

服装も大切ですが、泣きだしたりしたらすぐに退出できるようにしておくことも大切です。

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喪服がないときのマナー

訃報はある日突然やってきますし、通夜は故人が亡くなった当日や翌日に行われるので、急いで駆け付けたという意味で、平服で参加するのが一般的です。

とは言え、お通夜から葬儀、告別式までは喪服を着用するようにしましょう。

「平服」には、略礼装・略喪服のほか、普段着も含まれますが、喪服に近い黒などの地味な色で、光沢が少なく、無地のものにします。

喪服を持たない男性の場合、リクルートスーツや、地味なダークスーツでも問題ありませんが、男性の場合は黒のネクタイを着用します。

喪服を持たない女性の場合も、リクルートスーツを着用しますが、露出は極力抑え、胸元が開いたブラウスなどは避けましょう。

黒のワンピースや黒のアンサンブルでもかまいませんが、できるだけ喪服に近い黒無地のものにします。
アクセサリーは外し、ストッキングはできるだけ黒にしましょう。

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一日葬の施主マナー

遺影を持つ男性の胸元

一日葬を行うにあたって、施主側がやるこべきとを解説します。
不手際は参列される方に対して失礼に当たります。
状況に応じた最適な葬儀を行えるように努めましょう。

周囲から理解を得ておく

一日葬は一般の葬儀とは異なる形式で行われます。

新しい葬儀スタイルのため理解が得られにくいことが多いです。
そのため、周囲の人から否定的な意見が出てくることもあるでしょう。

地域や宗派によっても考え方は様々です。
菩提寺によっては一日葬では納骨を受け付けないことも考えられます。

一日葬を行う際は事前に僧侶と親族に確認をとるようにしましょう

香典・弔電の辞退連絡

一日葬でも一般的な葬儀と同じように香典を受け取ることができます。
ただし、かかる費用が少額なことから香典・弔電の辞退をする場合もあります。

その際は、案内状に香典・弔電辞退の意を明確に記載します。
予め電話やメールで香典・弔電辞退を伝えた上で改めて案内状を送ることが無難です。

こちらの記事で一日葬について解説しているので、ぜひご覧ください。

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一日葬に参列できない場合のマナー

一日葬に参列できない場合、まずは、参列できない旨を施主に伝え、弔電や供花や香典を贈るのがマナーです。
しかし、案内状にこれらを辞退する旨の明確な記載がある場合は、贈らないようにしましょう。

遺族の意向に反して、弔電や香典を、無理やり贈るのはマナー違反です。

弔電を送る

一日葬でも受け取った弔電は葬儀中に披露されます。
従って、弔電を送ることは特に問題ありません。

喪主の名前で弔電を送るのが、一般的ですが、喪主の名前がわからない場合は「〇〇家ご遺族様」などとします。
一日葬に間に合うように送り、送り先は葬儀会場にしましょう。
弔電はNTTなどに申し込みます。

供花を送る

葬儀会場によっては、供花の注文先が指定されているところもあります
事前に葬儀場や葬儀会社のスタッフに確認しておきましょう。

葬儀会場を送り先とし、宛名は喪主名にします。
なお、供花は1万円~2万円が相場です。

香典を送る

案内状に明確に香典を辞退する旨が記載されていなければ、香典を現金書留封筒に入れて郵送します。
故人とのエピソードや関係性を書いた手紙を同封しましょう。

お悔やみの気持ちと参列できなかったことのお詫びも追記します。
香典は、葬式が終わって1週間程度のうちに遺族の自宅に郵送するのがマナーです。

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一日葬の流れ

一日葬の流れを簡単にご説明します。

葬儀社に依頼

いくつかの葬儀社の中から、一日葬に対応している葬儀社を見つけ、お気に入りの葬儀社に依頼します。
また、葬儀の日まで故人のご遺体を安置する必要がある場合は、その手配も行いましょう。

葬儀社から見積書の提示を受けたら、内容を確認し、不明な点は質問しましょう

ご遺体の安置

ご遺体は、病院などからご自宅やご希望の葬儀会社の安置施設などへ移送されます。
あるいは、自宅に安置するスペースがない場合でも、安置施設に安置することができます。

ご遺体の安置にあたっては、納棺士の資格をもつスタッフが初期処置を行うこともあります。

葬儀の打ち合わせ

安置が終わったら、葬儀会社スタッフと、葬儀形式や日程、予算、葬儀会場
などについて打ち合わせを行います。

打ち合わせの中で、一日葬を希望していることを葬儀会社のスタッフに伝えましょう。
火葬場の空き具合や僧侶のスケジュールなどを勘案して葬儀の日取りが決められます

葬儀前

葬儀を控えた家族にとって、故人の旅立ちを支える準備は心を込めた最後のサービスとなります。

葬儀が始まる前のこの段階では、通常、親族だけが集まり、故人に対する「旅の支度」を整えます。

この支度には、故人を清める湯灌(ゆかん)、適切なメイクの施術、そして故人が身につける衣服の選択が含まれます。

湯灌は、故人をぬるま湯で優しく洗い清める伝統的な儀式で、故人への敬意と愛情を表します。

続いて、メイクと着替えにより、故人が生前の姿に近づけるよう心がけることが重要です。

これらの準備は葬儀社によって提供されることもあれば、遺族が直接関わることもあり、その実施方法は葬儀社の方針によって異なります。

故人を棺に納める際には、「ゆかりの品」や「思い出の品」を同じく棺の中に入れる習慣があります。

これらは故人とのつながりを象徴する大切な物品であり、故人の次の旅に持たせるための心温まる贈り物です。

遺族が棺に入れたいと考えている物がある場合には、納棺の時にそれらを準備することが勧められます。

納棺

納棺士といっしょに遺族が、故人様の身なりを整えてお棺に納める儀式のことです。

湯灌・死化粧・死装束の順に納棺の儀を行い、故人が好きだったものやお気に入りのものなどを、故人のご遺体といっしょにお棺に納めます。

告別式

納棺に続いて、葬儀・告別式が行われます。
通夜は行われません。

僧侶の読経の後、棺桶に花入れをして、火葬場へと送り出します

繰り上げ(繰り込み)法要

現代の葬儀では、家族や親族、参列者が改めて集まるのが難しい場合が多いため、葬式の流れの中で初七日法要を行うことが一般的になっています。

この葬式当日に実施する初七日法要は、告別式終了後に行われる場合を「繰り込み法要」と呼び、火葬終了後に行われる場合を「繰り上げ法要」と呼びます。

これにより、遺族や参列者は一度の集まりで葬儀と法要の両方を行うことができ、現代の生活スタイルに合わせた葬儀の進行が可能となります。

一方、キリスト教式の葬儀では、「追悼ミサ」や「記念式」といった儀式が存在しますが、これらは葬儀当日ではなく別日に行われることが一般的です。
これらの儀式は、故人を偲び追悼する重要な役割を果たしますが、キリスト教の伝統に従い、葬儀とは異なる日に計画されることが多いです。

火葬

葬儀場と火葬場が同一敷地内にあれば、告別式から火葬へとすぐに移ることができます。
しかし、通常はマイクロバスなどを使用して葬儀社スタッフと共に、火葬場へ移動し火葬場で納骨式を行います。

僧侶の読経が終わったら、喪主から順番に焼香し、火葬のスタートです。
参列者は控室で1時間ほど待機します。

火葬が終われば、遺骨を骨壺に納めていきますが、この時、埋葬許可証を受け取ります
一日葬では会食の場は設けないのが一般的ですが、身内だけで近くの飲食店などで会食を行う場合もあります。

散会

通常の葬儀の場合、火葬が終わってから精進落としという会食が行われるのが一般的です。
しかし、一日葬の場合は、火葬が終わったら解散という流れが多いようです。

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一日葬のメリット

一日葬にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

費用を節約できる

通常の葬儀は葬儀の前日に通夜を行いますが、通夜の後には通夜振舞いという会食を行います。

通夜に参列する人の数はわかりませんので、食事も多めに準備しなければなりませんので、その分の費用がかかってしまいます。

しかし、一日葬の場合は通夜がありませんので、会食の必要もありません
そのため、会食にかかる費用を節約することができます。

さらに、通夜で参列者に渡す返礼品を用意する必要もありませんので、その分の費用も省略可能です。
そのため、葬儀にかかる費用を極力抑えたいという人にとってはメリットがあります。

遺族や参列者の負担が少ない

通常の葬儀の場合、お通夜と告別式の2日間葬儀が行われるため、2日間の心身にかかるストレスは大きなものがあります。

とりわけ喪主が高齢者の場合、相当な負担が否めないでしょう。

一方、一日葬の場合は、お通夜がなく、1日で告別式が行われるのみなので、遺族にとっても、参列者にとっても精神的にも、肉体的にも余裕ができます

お別れの時間をゆっくり過ごせる

一日葬では遺族は、お通夜の準備をしたり、お通夜の参列者への対応をしたりする必要がありません。
そのため、故人と最後のお別れの時間をゆっくりと過ごすことができます。

参列者の方も、お通夜と告別式の双方に参列する必要がないため、自分の時間を大きく割かれることがありません。

親戚の宿泊先の手配が必要ない

一日葬を選択することで、遠方から参加する親族の宿泊先を手配する必要がなくなり、経済的な負担が軽減されます。

伝統的な2日間にわたる葬儀では、遠方から来る家族や親族のために宿泊施設の確保が必須ですが、一日葬ならば日帰りで参列が可能になります。

これにより、宿泊施設の予約や管理の手間が省けるだけでなく、葬儀の総費用も抑えることができるため、負担の軽減に繋がります。

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一日葬のデメリット

逆に一日葬のデメリットにはどういった点があるのでしょうか。

葬儀場によって対応できない

一日葬を検討する際は、事前の相談と確認が欠かせません。

仏教の伝統に根差した菩提寺や葬儀場の対応は、一日葬の実施に大きく影響するためです。

菩提寺とは、先祖代々の墓がある寺院のことで、葬儀や法事を依頼する主要な寺院となります。

伝統的な葬儀の流れにおいて、お通夜、告別式、火葬を重視しているため、一日葬に対する許可が得られない場合もあります。

そのため、一日葬を考えている場合は、予め菩提寺に相談し、その可否を確認することが重要です。

さらに、一日葬は比較的新しい葬儀形式であるため、全ての葬儀場や寺院が対応可能であるとは限りません。

特に、菩提寺を持つ遺族の場合、一日葬が可能かどうかを早めに確認する必要があります。

また、親族からの反対意見がある場合も想定されるため、トラブルを避けるためにも、事前に家族や親族と十分に話し合い、理解を得ることが大切です。

一日葬の計画にあたっては、これらの点を踏まえ、適切な準備と相談を心がけることが求められます。

参列者が限定される

1日の場合、1日だけの葬儀なので、参列者が限定される可能性があります。
一日葬の告別式は、11時あるいは正午あたりの開始が多いようです。

仕事を休めない方はこの時間帯は参列ができません
ぜひとも参列していただきたい方がいらっしゃる場合は、事前にスケジュールを抑えておく必要があるでしょう。

最近の傾向として、参列が容易になるように、一日葬の開始時刻を夕刻に設定しているケースも増えつつあるようです。

葬儀後の弔問者が増える

一日葬の場合、通常の葬儀と違って、お別れをするのは1日だけとなってしまいます。
そのため、仕事の都合などでその指定された日に参列できない人もでてくることも考えられるでしょう。

そういった人は、葬儀後に弔問客として、喪主の自宅などに弔問に訪れることになりますので、喪主はその都度対応しなければなりません。

さらに、近所付き合いの多い田舎では、特に一日葬に参列できなかったことに対するクレームとなって尾を引くこともありえるでしょう。

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一日葬にかかる時間

一日葬のプロセスを効率的に進めるには、時間の管理が重要です。

一般的に、告別式から出棺まで約1時間、火葬から収骨までは更に2時間が必要とされます。

具体的なスケジュール例として、午前9時に葬儀場での集合から始め、告別式、出棺、火葬を経て、斎場に戻る時間は大体13時から14時頃になるでしょう。

これは、一般葬の告別式や火葬のタイムラインと基本的に同じです。

しかし、最近では斎場へ戻らず、火葬場で直接解散する選択をする遺族も増えています。

一日葬を計画する際に特に注意すべき点は、火葬を行うことが法律上可能なタイミングです。

日本では、故人が亡くなってから24時間以上経過した後でなければ火葬を行うことが許されていません。

そのため、たとえ故人が午前中に亡くなった場合でも、その日の夕方に告別式をしてすぐに火葬に移ることはできません。

実際には、故人を見送るまでの時間は、一日葬でも一般葬でも大きく変わりません。

一般葬の場合、最短スケジュールは亡くなった当日の夜に通夜を行い、翌日に告別式と火葬を実施します(これは、ご臨終から24時間が経過した後に行われます)。

一方、一日葬の場合、亡くなった翌日に告別式と火葬を行うのが一般的で、亡くなった当日に火葬を行うことはできません。

このようなスケジュール管理は、一日葬を検討する際に遺族が理解しておくべき重要なポイントです。

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参列時の注意点

参列時の注意点をご紹介します。

一日葬の時間帯について

一日葬は通常、午前中から日中にかけて行われます。

従来のお葬式と異なり、お通夜がなく、一日ですべての儀式を終えるため、夕方以降の参列を考えていると式に間に合わない可能性があります。

日中の参列が難しい場合は、代わりに参列してもらうか、遺族の了解を得た上で後日弔問に訪れるといった配慮が求められます。

受付の有無

一日葬や親族中心の小規模な葬儀では、受付が設けられていないことがあります。

到着して受付が見当たらない場合は、適切なタイミングで喪主に直接香典を手渡しし、併せてお悔やみの言葉を伝えましょう。

参列に関する遺族の意向

一日葬を選ぶ遺族の中には、参列者を限定したいという意向を持つ方もいます。

密な関係にあったとしても、参列をお断りされる場合があるため、事前に確認することが重要です。

断られた場合には、故人への思いを形にして供花や弔電を送るなど、適切な方法で哀悼の意を表しましょう。

一日葬前日の準備が忙しい

一日葬は、お通夜を行わずにすべての儀式を一日で終えるため、事前準備がとても重要です。

この形式では、故人を手厚く見送るためにも、前日の準備に細心の注意を払う必要があります。

一日葬の特徴は時間の制約があるため、式の流れを事前に詳細に計画し、参列者の管理や精進落としの有無など、すべての要素を慎重に調整することが求められます。

結局、この準備は故人に対する最後の敬意として、そして遺族や参列者にとって忘れがたい経験を提供するために不可欠です。

これらの点に留意して一日葬に参列することで、故人への敬意と遺族への配慮を適切に示すことが可能です。

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葬儀での写真撮影のマナー

葬儀での写真撮影のマナーを解説します。

親族が撮影する場合

葬儀の終了後などに、棺の前などで、親族だけで集合写真を撮ることがあります。
また、祭壇や棺の前で、参列者の集合写真を撮ることもあるようです。

葬儀での写真撮影は、後々、故人をしのぶためであったり、記録のためであったりします。
地域の習慣の1つであることもあるようです。

いずれにしても撮影には、たとえ親族でも遺族の許可が必要ですので、勝手に撮影するのは控えましょう。

参列者が撮影する場合

参列者がスマートフォンなどで葬儀の様子を撮影して、SNSなどでアップするケースも増えてきました。
しかし、参列者だからと言って、許可を得ずに安易に撮影するのはよくありません

遺族や僧侶、葬儀社などに必ず事前許可を得ておくようにしましょう。

そして、許可を得ていても、出棺前など故人と最後のお別れの場面などでは、遺族の気持ちに配慮して撮影を控えるべきです。

葬儀場によっては、撮影が許されていないところもありますので、必ずルールに従うようにしましょう。

マナー違反にあたる行動

写真撮影を行う際にマナー違反にあたる行動があります。
どのような行動なのでしょうか。

1つはフラッシュを焚く行為です。

読経や出棺のおごそかな雰囲気を、フラッシュは壊してしまいます
事前に、使用するスマートフォンの設定などをチェックしておきましょう。

2つ目はシャッターの音を鳴らすことです。

厳粛な雰囲気の中にシャッター音が響くのはよくありません。
なるべくシャッター音がしないカメラを選ぶか、音が鳴らないアプリを利用したスマートフォンで撮影するようにしましょう。

3つ目が無断で故人の姿を撮影することです。
故人を撮影できるのは、原則遺族から許可された人のみです。

4つ目はSNSに葬儀の写真をアップすることです。

SNSは不特定多数の人が見るので、場所も特定されますので、プライバシーも問題もありますし、セキュリティー上も好ましくありません。

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一日葬と家族葬の違い

線香

「一日葬」と「家族葬」は、現代の葬儀スタイルとして注目を集めていますが、その主な違いは参列者の範囲にあります。

家族葬は主に故人と密接な関係にあった家族や親しい人々のみ(概ね30人程度まで)が参加することが一般的です。

これに対し、一日葬では、参列者の人数や関係性に特に制限を設けず、一般的な葬儀と同様に広く参列を呼びかけることが可能です。

家族葬は、その名の通り、家族や親しい人だけが集まることから、より個人的かつ親密な雰囲気で故人を偲びます。

一方、一日葬はその時間的な制約から、お通夜を省略し、告別式と火葬を一日で行う点が特徴です。

このため、一日葬は効率的でありながらも、故人を偲ぶための全ての儀式を凝縮した形で行うことができます。

最近では、葬儀の形式に柔軟性が求められるようになり、家族葬の規模で、かつ一日葬のスケジュールで行うという選択も珍しくありません。

このように、故人の意志や遺族のニーズに応じて、葬儀の形態はさまざまにアレンジされるようになっています。

故人を偲ぶ方法は一つではなく、その人生や遺された人々の想いに最も適した形で行うことが、現代における葬儀の在り方と言えるでしょう。

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一日葬で食事を出してもいい?

通夜を設けない一日葬では、食事は出さないのが一般的です。
しかし、一日葬の規模や参列者数によっては食事を出す場合もあります。

一日葬の食事には特に決まりがありません。
食事を用意する場合は、火葬場か葬儀会場にて提供することが多いです。

火葬にかかる時間をあらかじめ計算した上で計画を立てるようにしましょう。

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よくある質問

一日葬の費用相場はいくらですか?

1日葬の費用相場は、おおむね30万〜50万円です
僧侶や牧師・神父などの宗教者に支払うお礼は含まれていますん、

宗教者へのお礼の相場は10万~50万円ですが、地域や宗派、戒名の有無やランクによっても異なります。

一日葬は何時に終わりますか?

葬儀の時間は、「納棺の儀」を行う場合所要時間は40分〜1時間程度で、告別式の所要時間は約1時間、火葬の所要時間は約2時間です。

故人の性別や体格などによっても火葬時間は違ってきますが、一日葬全体にかかる時間は、移動時間を含めて5時間程度になります。

夏の喪服のマナーはありますか?

夏用の喪服は特に購入する必要はありません。
夏冬兼用の喪服が1着あれば問題ないでしょう。

半袖ワンピースとジャケットの組合せがおすすめです。
ジャケットは、裏地のない通気性が良いものが涼しくていいのですが、透けて見えないものを選びましょう。

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一日葬のマナーについてのまとめ

喪服

ここまで一日葬で気をつけるべきマナーの違いについて、解説してきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 一日葬とは通夜を行わない葬儀のことである
  • 一日葬は親族と菩提寺への周知が必要
  • 服装や香典マナーは一般的な葬儀と変わらない

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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