終活
遺言作成は親のマナー|相続終活専門協会を紹介
更新日:2022.03.15 公開日:2022.01.26

終活はするべきと言われているけれど、何からしたらいいのでしょうか?
遺言作成は終活において大切なことの一つですが、10人に1人ほどしか作成していないというのが現状です。
しかし、いきなり遺言作成を一人でするのはハードルが高いですよね。
そんなとき、頼れるプロがいるのはご存知でしょうか。
今回は遺言相続.comを運営している、一般社団法人 相続終活専門協会を紹介します。
一般社団法人相続終活専門協会ホームページ
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- 終活相続終活専門協会とは
- 代表理事貞方様、理事江幡様にインタビュー
- 協会を立ち上げたきっかけ
- 活動への想い
- 人気のサービス
- 遺言作成をプロに任せるメリット
- エンディングノートと遺言の使い分け
- 今後の活動について
- 最後に一言
- 協会概要
- 実際に取材を行った感想
終活相続終活専門協会とは

終活相続専門協会とは、2017年に立ち上げられた、終活相続専門士の資格試験の運営をしている協会です。
相続終活専門士の社会的存在意義は、
民法、相続税法、相続関連の諸手続きなどに関する知識を体系的に身につけ、より多くの人々へ「円滑な相続」と「今の人生を輝かせ、幸せな人生を送る」ための手助けを行うこと
終活相続専門協会HPより引用
にあるとされています。
同年から始まった終活相続専門士の合格者は、のべ3,000人で、これからますます必要となってくる知識を身に付けることができます。
遺言相続.comは、相続に関する情報が載っているポータルサイトです。
遺言に関する詳しい情報が載っていたり、遺言作成サービス、相続危険度チェック、相続税額シミュレーターなどのサービスがあります。
相続税額シミュレーターでは簡単に相続税の計算ができます。
スポンサーリンク代表理事貞方様、理事江幡様にインタビュー
ここからは、実際に代表理事 貞方 大輔様、理事 江幡 吉昭様 へのインタビューの様子をご紹介します。
協会を立ち上げたきっかけ
「選んだ」運営本部:相続終活専門協会を立ち上げられたきっかけは何ですか?
貞方様:我々はアレース・ホールディングスのグループ会社で、資産家の財務、税務や不動産のコンサルタントもしております。
相続終活専門協会は、終活という言葉がよく言われるようになってきた2017年から活動をはじめ、遺言や相続のお手伝いをしています。
終活には、生前整理など色々ある中で、本当にやるべき終活の最優先は遺言だと考えます。
それは、ご自身でしかできないことであるからです。
遺言の作成の推奨、遺言そのものを日本に浸透させ、世の中の人の役に立ちたいと考えています。
高齢社会の中で、ますます生前準備の重要性が高まると考えます。
相続終活専門士から、情報発信をしていきたいですね。
活動への想い

「選んだ」運営本部:どのような想いを持って活動されていますか?
貞方様:相続の担い手づくりとして、相続終活専門士を育てていって、終活を広げていきたいです。
江幡様:「遺言を作成するのが親のマナー」というようにするのが目標です。
遺言がないと、兄弟間で遺産分割協議、つまり家族会議をする必要が出てきてしまいます。
ここで争いやトラブルが発生することが非常に多いのです。
ですので、「遺言を書くところまでが親の役目」という考え方を広めたいです。
人気のサービス
「選んだ」運営本部:遺言相続.comでは遺言作成サービス、死後事務委任サービスなど様々なサービスがありますが、特に人気のものは何ですか?
貞方様:遺言作成は今年に入って既に数件依頼をいただいた位、人気のサービスとなっております。
また、ご依頼いただく件数自体は増加しています。
遺言作成と合わせて動画作成も行っています。
動画には遺言を作った時の思いや考えを残して頂き、遺言を補うようなものとなっております。
相続税額シミュレーターなどのサービスは情報発信の一環として行っております。

遺言作成をプロに任せるメリット
「選んだ」運営本部:遺言作成は、個人で行うのに比べて、プロに頼むとお金がかかってしまうと思うのですが、それでもプロに頼むメリットにはどのようなものがありますか?
貞方様:遺言は公正証書としてしっかり残すべきです。
個人で書いたものであると、書いた本人の認知症が疑われたり、日付や印鑑の抜けがあった場合、遺言そのものの内容が疑われ、無効になってしまう場合もあります。
また、ご遺族の受け止め方によっては解釈が分かれてしまい、トラブルに発展してしまうことになりかねません。
私達は、公証役場とのアポイントや公証人との打ち合わせなども徹底的にサポートいたします。
江幡様:プロに頼むことには3つメリットがあります。
①手間 ②スピード ③金額
まず手間とスピードについてですが、私たちは過去の経験から遺言のひな形を多数用意しております。
なので、遺産の種類等の情報があれば平均一ヶ月ほどで遺言を作成することができます。
また、金額についてですが、弁護士や銀行に頼むより4割ほど安い18万円で承っております。
遺言は公証人報酬というもの以外は本来、0円でできるものです。
しかし、公証役場に最低二回自力で行かなければならないために、かなりの労力と時間がかかってしまいます。
エンディングノートと遺言の使い分け
「選んだ」運営本部:エンディングノートというものがありますが、遺言との使い分けはどのようにしたらいいのでしょうか
貞方様:エンディングノートは手軽に入手できる上に、遺言に書かないような内容(葬儀の形式の希望など)想いを残すことができます。
いきなり遺言は気が重いと感じられる方も多いと思われますので、まずはエンディングノートを書き、心と頭の中の整理をしてから、遺言作成に臨むといいでしょう。
あくまで、ゴールは遺言というように考えて取り組んで頂ければと思います。
江幡様:子どもが親に遺言の作成を促すときに、親に遺言を作成してもらうのが難しいと感じる場合は、エンディングノートから始めてほしいです。
「書けるところだけでいいから」「エンディングノートをただで貰って来たんだ」というように声をかけて、遺言に取り組むきっかけというようにしていただければと思います。
終活相続専門協会でもエンディングノートを用意しております。
今後の活動について
「選んだ」運営本部:相続終活専門協会や遺言相続.comは今後どのようなサービス展開をしていきたいとお考えですか?
貞方様:コロナ禍でオンラインサロンを開始しました。このような情報発信を続けていきたいです。
江幡様:法改正など、終活を取り巻く状況は非常にスピーディーに変化しているので、迅速な情報発信をしていきたいです。
最後に一言
「選んだ」運営本部:記事をご覧いただいている皆様に、最後に一言お願いいたします。
貞方様:遺言を作りましょう!
相続に関する事でしたら何でもご相談ください。
江幡様:遺言を作成するのはマナーです!
協会概要
名称 | 一般社団法人 相続終活専門協会 |
住所 | 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1 ニューオータニ・ガーデンタワー7F |
代表理事 | 貞方 大輔 |
理事 | 江幡 吉昭 株式会社アレース・ファミリーオフィス 代表取締役 1級FP技能士 田中 誠(税理士) 坂元 英峰(弁護士) 油良俊寛(公認会計士 / 税理士) |
実際に取材を行った感想

今回の取材を通して、遺言作成の重要性を学ぶことができました。
残された家族が争うという悲しいことが起こらないためにも、手間をかけさせないようにするためにも、確実に遺言を残しておく必要があるということが分かりました。
また、遺言は公的文書であるため、プロに頼むことが確実というお話も聞くことができました。
貞方様、江幡様、お忙しいところ取材に応じていただき、誠にありがとうございました。
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