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買取可能な遺品は?おすすめの依頼先や高く売るためのポイントを紹介
更新日:2022.11.10 公開日:2022.05.01
遺品には買い取りしてもらえるものがあるのをご存知でしょうか。
中古品店では、どのようなものを買い取りしてくれるのか気になる方も多いと思います。
そこでこの記事では、買取可能な遺品について解説します。
この機会に、おすすめの依頼先や高く売るためのポイントも覚えておきましょう。
後半には、買取不可能な遺品の処分方法についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 買取可能な遺品
- 買取可能な意外な遺品
- おすすめの遺品買取業者
- 遺品を高く売るためのポイント
- 遺品の買取を依頼するときの注意点
- 買取不可能な遺品の処分方法
- 買取依頼することに罪悪感を感じる場合
- 買取可能な遺品についてのまとめ
買取可能な遺品
遺品整理では、遺品を処分するものとしないものに仕分けします。
その際、処分するものの中でどのようなものが売れるのか、わからない方もいるでしょう。
ここでは、買取可能な遺品について紹介します。
宝石・貴金属
宝石や貴金属は、基本的に買取可能なものになるでしょう。
多少の傷があったとしても売れるため、相続せずに処分する場合は買取依頼に出して問題ありません。
宝石や貴金属を素材のまま所有していることは少ないと思うので、アクセサリーなどに加工されているかと思います。
しかし、宝石や貴金属であれば、一般家庭にあるものなら安くとも数千円、高ければ数十万円の買取金額を期待していいでしょう。
美術品・骨董品・陶器
美術品や骨董品などについては、その品物によって買取可能かが決まります。
品物の価値がわからない場合は、一度鑑定してみるのもいいでしょう。
陶器などについても、購入元や作家がわからない場合は意外な金額になることもあります。
いずれの品物に関しても、入手先がわかっていない品物は鑑定してみると良いでしょう。
ただし、どれほど価値のあるものでも保管状態が悪ければ、その買取金額は下がってしまいます。
もし、欠けや汚れが目立つ場合は、あまり期待しないほうが良いでしょう。
着物
故人が年配の方だったのであれば、遺品の中に着物がある場合も少なくないでしょう。
製作者にもよりますが、着物というだけで買い取ってもらえる可能性は十分にあります。
特に、その製作者が著名な方であれば、買取金額も高額になるでしょう。
着物を買い取ってもらう場合は、ひとつ注意点があります。
着物の査定はとても難しいもので、目利きの査定士が必要です。
また、目利きの査定士のいる販売店であっても、高額となる着物を安く買い取る悪徳業者もいるでしょう。
着物の査定を依頼する場合は、実績が多く評価の高い業者を調べ、数カ所で査定をしてから買取依頼先を決めるようにしましょう。
いずれにせよ、着物は他の衣類とまとめるよりも、個別で買い取ってもらうことをおすすめします。
一般家庭にあるような着物の買取金額は、数百円~数万円程度の買い取りとなるケースが多いようです。
ブランド物(服やバックなど)
あらゆる種類のブランド品も買取可能な遺品になります。
有名なブランドの遺品については、個別に買取依頼をだすと良いでしょう。
ブランド品は流行などもあるため、時期によって買取金額が大幅に変化します。
仮に古いブランド品であっても、流行が戻ってくることもあるため、一度査定にだすことをおすすめします。
いずれにせよ、ブランド品は状態によっても買取条件が異なるため、保管状態には注意してください。
ブランド品であれば安くとも数万円、高ければ数十万円の買取金額を期待できるでしょう。
酒類
故人が残していった酒類に関しては、その製品によって買取可能かどうかが変化します。
焼酎やビールなどに関しては賞味期限もあるため、買い取ってもらえる可能性は低くなるでしょう。
それらが残っていた場合は、遺族で処理するようにしてください。
洋酒や日本酒となれば、熟成によってその価値が高騰するものです。
そういった種類のお酒であれば、買取可能な業者もあるでしょう。
熟成期間だけでなく、特定の年によってはコレクターなどに高額で売れることもあります。
いずれにせよ、外箱の有無やボトルの状態、製造年などによって価値は変動し、一度開封したものに関しては買取不可になると思っておきましょう。
ブランデーなどであれば数十万円で売れることもありますが、一般的には数百円から数万円が買取金額になります。
車
故人の残した車に関しては、遺族が乗らないのであれば廃棄するか売ることになると思います。
いずれにせよ、名義を遺族に変えておかなければ処理ができないため、必ず相続してください。
乗らないけれど残しておきたいという場合は、税金の支払い義務があることを忘れないようにしましょう。
廃棄や売却の予定がある場合でも、所有している限りは税金がかかるため早急な対応をおすすめします。
車の買取金額は、車種や状態、製造からどれほど乗ったかによって変動しますが、数万円~数百万円になると思っておけばいいでしょう。
家具・家電製品
大型の家具や家電製品となると、ただ処分するだけでも手数料が必要です。
廃棄処分場まで持っていけば無料となる場合もありますが、大型の家具を運ぶのは骨が折れるでしょう。
特色のある家具や著名作家の家具であれば、高額の買い取りも期待できるので査定にだしてみることをおすすめします。
家電に関しては、製造年からどれくらい経過しているかが買取可能かの目安となります。
製品の状態にもよりますが、5年を目安に買い取りが困難になると覚えておけばいいでしょう。
購入時の金額が高いものほど高く売れる傾向にあります。
家具も家電もその性質によりますが、買取金額は数百円のものから数万円程度のものまであると思っておきましょう。
買取可能な意外な遺品
買取可能な遺品には、意外なものがあったりもします。
良く知られているものであれば、コレクターのいる人形やおもちゃ、限定品などが挙げられます。
一般の方には価値のないものでも、地域限定であったり数量限定の品物となれば、高値で買い取る方もいるのです。
昨今であれば、キャラクターをモデルとした人形やおもちゃは数千円のものから数十万円の価値がつくものもあります。
地域や数量限定、イベントのみで配られた限定品であれば5万円程度するものもあるようです。
また、特定の切手や芸能人のサイン入りの品物、古書などについても高額買取が期待できます。
これらについては、その内容によって大きく異なるため、金額の幅はいくらでも高額になり得るでしょう。
さらに意外なものとして、金歯が売れるケースもあるようです。
ほかにも金時計や金縁メガネなど、金が扱われているものは高額で買取可能としていることが多くなります。
デザインなどにもよりますが、金の場合は基本的にその重量で金額が決まり、1グラムあたり2,400円とされているようです。
この金額は時期や買取店によっても異なりますので、一度調べてみると良いでしょう。
おすすめの遺品買取業者
遺品を売ろうとした場合、どこに持っていけば良いのか悩む方も少なくないでしょう。
遺品の買い取りをしてくれる業者やお店について、4ヶ所ほど紹介します。
専門の買取業者
労力よりも買取金額を優先するのであれば、最もおすすめなのは遺品ごとの専門買取業者です。
たとえば、骨董品であれば骨董品店や古美術専門業者、着物などであれば着物の買い取りを専門で行う業者などもあります。
専門業者であれば、その道の目利きの社員などがいて正確な金額を提示してもらえます。
そういった専門業者の何件かに査定してもらい、最も高額の査定をもらえた業者に買い取ってもらうと良いでしょう。
ただし、専門業者を名乗る悪徳業者もいるため、事前の調査はおこたらないようにしてください。
遺品整理業者
遺品整理も含め、時間がなかったり精神的・体力的に辛い場合は、遺品整理業者をおすすめします。
遺品整理業者は、遺品整理の手伝いから遺品の処分・買い取りまでを一括して行ってくれるため、多くの手間を省略できるでしょう。
業者によっては、専属の査定士がいたり知識のある査定士を紹介してくれる業者もあります。
遺品整理の段階でつまづいている方などは特に、遺品整理業者を利用すると良いでしょう。
リサイクルショップ
遺品整理は終わっているけれど、専門業者を見つけるのが難しかったり面倒と感じる方は、リサイクルショップをおすすめします。
リサイクルショップは多くの場合、買取商品にジャンルを指定しません。
ジャンルが特定されないため、遺品の多くを買い取ってもらえる可能性があるのです。
ものによっては専門業者より安くなってしまいますが、遺品が多い場合などであればリサイクルショップは迅速に処理できます。
金額にこだわらず、短時間で遺品を処理したい場合はリサイクルショップを利用すると良いでしょう。
ネットオークション
品物によっては最高額を期待できるのがネットオークションです。
もし、価値がわかりにくい限定品などの遺品がある場合は、ネットオークションを利用することをおすすめします。
ネットオークションはその性質上、多くの人が閲覧する場所です。
販売した品物が、その品物のコレクターの目にとまれば買取金額が大きく高騰します。
複数のコレクターの目にとまることがあれば、オークションの形式からさらに高額の買取金額を期待できる場合もあるでしょう。
もし限定品とわかっているけれど価値がわからない遺品があった場合は、ネットオークションの利用がもっともおすすめと言えます。
ただし、慣れてない方であればその手続きも大変なため、知識を持った友人などがいれば相談すると良いでしょう。
遺品を高く売るためのポイント
遺品の分類が終わり、どこで買い取ってもらうかも決めたのであれば、可能な限り高額で買い取ってもらえると嬉しいものです。
ここでは、遺品を高く売るためのポイントについて解説します。
綺麗にした状態で査定してもらう
多くの場合は品物が綺麗であれば、買取金額が高騰する傾向にあります。
外箱があるものなどは、基本的に未開封のものがもっとも高額になるでしょう。
未開封でなくとも、新品に近いものほど高額になります。
遺品を売る前に、汚れやホコリを落としたり梱包状態を綺麗にするなど、ちょっとした工夫をすると買取金額に影響するかもしれません。
注意点として、もともとが綺麗なものを手入れする場合は、綺麗にする過程で新しい傷などをつけないようにしましょう。
高く売るために行った作業で遺品の価値を落としてしまえば本末転倒です。
季節物は売れやすい季節に合わせる
シーズンものの服や家電などには、販売時期が影響する場合もあります。
一般的に販売店で売れ行きの良い品物は品薄になるため、購入できなかったり仕入れが間に合わないなどといった状況があるのです。
そのため、シーズンに見合った時期に売ることで、その買取金額が高騰する場合があります。
急ぎで売る必要がないのであれば、時期を待ってから買取依頼を出すことも検討すると良いでしょう。
見積もりは複数社に依頼する
少しでも高く売ろうと思ったら、複数社への査定依頼をおすすめします。
専門業者に売るにしても、リサイクルショップなどを利用するにしても、どうしても買取金額には差が生じるものです。
複数社に査定してもらうことで、少しでも高い買取金額を提示してくれる業者が見つけられるでしょう。
品物や業者によっては、前のお店ではいくらだったなどと伝えることで金額が上乗せされる可能性もあります。
複数社、可能であれば3社くらいには査定依頼を出すと良いでしょう。
一見価値がなさそうな遺品でも一度は査定に出してみる
品物の価値というのは、人によって異なります。
遺族にとって価値がないものでも、故人にとっては価値のあるものだった場合もあるでしょう。
それは業界や他の方々にもいえることであり、ひと目では安価に見えるものでも高額で買い取ってもらえる可能性もあるのです。
明らかに安いことがわかっている場合は別として、価値が正確にわからないものに関しては一度査定にだすことをおすすめします。
安そうに見えたものでも、意外な金額で買い取ってもらえる場合もあるでしょう。
セット販売されている商品はまとめる
シリーズものはまとめることで高額になる場合が多くあります。
漫画1巻だけでは50円程度でも、20巻全巻で1,500円となる場合があるのです。
骨董品などでも、セットが揃って初めて価値がでるものなどもあります。
もし、整理の過程でセットものがあった場合は、個別に売らずにセットでまとめて売るようにしましょう。
遺品の買取を依頼するときの注意点
遺品を買い取ってもらう場合、必ず注意しなければいけない点があります。
特に注意すべきことについて、3点ほど紹介します。
遺言書がある場合は、内容に沿って行なう
遺言書は故人から遺族に向けた公的文書であり、法的に強い効力を持っています。
正式な遺言書がある場合に、理由なく異なった手続きをすることは法律違反となる場合もあるのです。
特定の条件下では法的罰則を受けずに遺言書を無視することもできますが、遺言書は故人が最後に残したお願いでもあります。
遺品や遺産に関して、可能な限り遺言書に沿った手続きを行うようにしましょう。
家族や親族の同意を得る
遺品は故人の残した最後の物品です。
基本的に遺族の一部だけのものではなく、遺品はすべての遺族や親族にとって大切なものとなります。
もっとも近親者であったからといって、他の遺族に相談もなく遺品整理するのは避けるべきでしょう。
多くの遺族と相談しながら遺品整理を行い、一緒に整理しない遺族に関しても同意は得るようにしておくことをおすすめします。
場合によっては、勝手に遺品を処分したことによって大きなトラブルに発展する可能性もあります。
遺品は、遺族全員が納得した上で処分するようにしましょう。
パソコンやスマホはデータを消去する
デジタル遺品と呼ばれる、パソコンやスマホには大量のデータがあります。
パソコンなどを処分する際、廃棄にせよ売却にせよ必ず中のデータを消去するようにしましょう。
必要なデータなどはバックアップを取った上で消去してください。
基本的に、売却して中古で販売される場合でもデータは初期化されるものです。
しかし、販売店によっては、初期化もせずに販売することがあるため個人情報の流出という大きなリスクが生じます。
デジタル遺品を処分する際は、必ずデータのバックアップや初期化を行い、リスクを最小限に抑えてから処分するようにしましょう。
買取不可能な遺品の処分方法
遺品をある程度売ることができても、多少は買取不可能であったり売却価値のないものだったりする遺品もあるでしょう。
そういった遺品に関しては、処分するか残しておく以外の選択肢はありません。
売ることのできなかった遺品の処分方法について、3パターンほど紹介します。
一般ゴミとして処分する
遺品は一般ゴミとして処分する方法が、もっとも気軽な処分方法です。
燃やせるゴミであれば燃やすゴミとして、大きな遺品であれば粗大ゴミなど、自治体のルールに従った処分方法で処分するようにしてください。
また、一般ごみとして処分するのは困難な場合もあるため、そういった場合には他の方法も実施するようにしましょう。
粗大ゴミとして処分する
大きな遺品は粗大ゴミとして処分します。
しかし、大きすぎたり、大量のゴミとなると、回収してくれない地域もあります。
その場合の対処方法は地域ごとに異なりますが、自分で処理施設などにもっていくことで処分してくれる場合もあります。
家電などであれば、家電リサイクル券などを貼り付けて処分するといったルールも存在します。
地域ごとのルールに則り、正しい方法で処分しましょう。
不用品回収業者に依頼する
運んだり分別したりする手間を省きたい場合は、不用品回収業の利用を検討することもおすすめします。
ただし、業者へ依頼する以上はどうしてもお金がかかるので注意してください。
依頼料は業者によって条件や金額が異なるので、複数社から見積もりを出してもらうのが良いでしょう。
お金はかかってもいいから、時間や体力の消費を抑えたい方は業者を利用するのもいいかもしれません。
買取依頼することに罪悪感を感じる場合
遺品を処分する際、仮に買取依頼を出すにしても罪悪感を覚える方はいると思います。
故人の形見を誰とも知らない方に売るのは、少なからず抵抗があるものです。
遺品を処分する際の罪悪感を少しでも抑える方法を3点ほど紹介します。
遺品=故人ではないと考える
故人との想い出は、遺品の中にはありません。
遺品を見ることで遺族が故人を思い出し、その記憶の中に想い出があるのです。
遺品はあくまで物でしかないので、物を処分したからと言って故人との想い出を失うことはないでしょう。
また、遺品を捨てることで故人が悲しむのではと考える方もいると思います。
そう考えた場合は、一度立場を逆転させてみましょう。
自分の死後、遺族が必要もない遺品を残して生活をしていた場合、どのように感じるかを考えるのです。
人にもよると思いますが、多くの場合は「使わないのなら処分してくれ」と思うでしょう。
一方的な思考ではなく故人の立場になって考えることは、遺品整理において大切なこととも言えます。
考え方をもう一度改め、遺品の処分について考えてみるのも良いでしょう。
親族で形見分けをする
遺品整理を終えたあと、あるいは遺品整理中に一度は親族に相談してみるようにしてください。
自分では不要なものでも、故人との想い出としてあるいは単純に趣味として、遺品の中に欲しいものがある親族もいると思います。
そうして遺品を形見分けしていくことで、遺族にとって価値のあるものは明確になります。
もし、形見分けをした上で残ってしまったものは、少なくとも自分の周囲では価値を失ったものと言えるでしょう。
そうしたものは持ち続けるよりも、必要とする見知らぬ方へ渡ったほうが、物にとっても故人にとっても嬉しいことです。
お寺や神社で供養してもらう
もし、故人の魂が遺品に残っていると考える場合は、お寺や神社などに供養してもらいましょう。
多くの場合はお焚き上げをすることで供養してもらえます。
燃えないものに関しても、そのお寺や寺院によって定められた方法で供養してもらえるでしょう。
ただし間違っても、ただ不要というだけで供養を依頼することだけは避けてください。
お寺や寺院は便利屋ではなく、故人や遺族のために遺品を供養してくれるのです。
買取可能な遺品についてのまとめ
ここまで買取可能な遺品についての情報を中心に解説してきました。
まとめると以下の通りです。
- 多くの遺品は買取可能となっている
- 買取金額を高額にしたいなら、専門業者が良い
- 遺品を処分する際は親族の同意を得てから処分する
- 遺品処分に罪悪感を覚える場合はお寺などで供養してもらう
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。