お墓
樹木葬のプレートのデザインを徹底解説!話題のプレート葬についても解説
更新日:2022.05.24
最近話題の樹木葬ですが、墓標としてプレートを使用する事が多いのはご存知でしょうか。
今回は樹木葬で使用するプレートのデザインについて解説していきます。
デザインを決める際の注意点についても解説しているためぜひご覧ください
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- 樹木葬のプレートとは
- 樹木葬のプレートデザイン一覧
- 樹木葬のプレートデザインを決めるときのポイント
- プレートデザインを決めるときの注意点
- 樹木葬のプレートを購入するまでの流れ
- 樹木葬のメリット・デメリット
- 樹木葬の費用相場
- エターナルプレートとは
- 樹木葬のデザインについてのまとめ
樹木葬のプレートとは
樹木葬とは、従来のお墓とは異なり、墓石の代わりに樹木を墓標としたお墓のことです。
樹木葬では、お墓の墓石のように個人の名前や家名を刻んだプレートを設けることが多く、お墓参りの際はプレートを目印に故人のお参りをします。
プレートはその名の通り薄い板状の石版です。
プレート葬との違い
似た言葉としてプレート葬があります。
プレート葬とは、墓標としてプレートを設置するものになります。
プレート葬は墓石の代わりにプレートを使用しているだけなので、その下は一般的なお墓と同じようにカロートという納骨室に遺骨が納められています。
その点でプレート葬は一般的な墓石に分類されるでしょう。
樹木葬でもプレートを納骨室の蓋として用いるものが多いため、プレート葬と樹木葬の違いははっきりしていないのが現状です。
樹木葬のプレートデザイン一覧
樹木葬のプレートは比較的自由にデザインすることができます。
デザインとしては故人を表す言葉・文字だけではなく、草花の模様や動物のイラストを彫刻したり、プレートの形や色にまでこだわることができます。
言葉・文字のデザイン一例
最もスタンダードな文字は、「〇〇家」のように家名を刻むものです。
その他に家紋や図柄などを入れる人もいます。
さらに好きな言葉や故人に対する気持ちを現したことばを選ぶ人も多いです。
「絆」「感謝」「愛」「和」「ありがとう」など、故人を想って明るく、前向きになるような言葉を使うことが一般的です。
文字数が多くなりそうな場合には、全体のバランスを考慮して言葉を選ぶ必要があります。
故人の名前や命日を刻むかどうかは自由ですが、プレートの表面は範囲が限られているので刻まないケースが多いようです。
また、アルファベットを使用しても問題ありません。
故人の名前をローマ字表記にしたり、英語のメッセージを刻んでも構いません。
模様のデザイン一例
樹木葬のプレートでは、言葉だけではなく模様や図柄を彫刻して、おしゃれなデザインのプレートを作ることができます。
模様では家紋の彫刻が主流です。家名と合わせて彫刻します。
また、故人が好きだった草花、動物の模様を彫刻するのも人気です。
花では桜、百合、バラなどが定番です。
動物では犬や猫、鳥などがよく選ばれます。
形のデザイン一例
プレートの形としては、長方形、正方形、丸みを帯びたものなど様々です。
四角形のものが最もポピュラーですが、丸いプレートはお墓の印象を和らげてくれます。
色のデザイン一例
墓石に使用される石材は100~200種類と多く、白系や黒系、暖色系や寒色系などさまざまです。
安価が魅力の樹木葬ですので、プレートに用いられる石材も外国製の安価なものが多いでしょう。
- 白色系:白御影石
- 黒色系:黒御影石
- 暖色系:ピンクや赤色の御影石
- 寒色系:青御影石
プレートの石材としても御影石が主流です。好みの色の御影石の取り扱いがあるか確認が必要です。
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樹木葬のプレートデザインを決めるときのポイント
樹木葬のプレートは自由にデザインできますが、そこにはどのような言葉やイラストを彫刻すればよいのでしょうか。
故人の人柄を想像して決める
故人の人柄を想像して、故人ならどのような言葉を私達に語ってくれるか、故人は私達をどのように思っているのか、故人のを象徴する言葉やシンボルは何か。このように故人について考えることで、プレートのデザインも自然と思い浮かべられるのではないでしょうか。
家族の思い出をシンボルにする
お墓は家族で入るものです。樹木葬の場合は個人や夫婦単位での納骨が主流ですが、家族で入ることも可能です。
そのお墓に家族で入るものならば、家族を象徴する言葉や、家族の思い出をもとにプレートのデザインを考えると良いでしょう。
プレートデザインを決めるときの注意点
樹木葬のプレートは、霊園によって形や大きさが決まっており、石材の種類や色も限られた選択肢の中から選ぶ必要があります。
そのため、彫刻デザインが決まっている場合は、霊園と契約する前に希望のプレートデザインが実現可能か確認する必要があります。
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樹木葬のプレートを購入するまでの流れ
霊園により希望するプレートデザインを作れるかは異なるため、実際に樹木葬の霊園に直接確認を取る必要があります。
お好みの樹木葬プレートを購入してデザインを決めるまでの流れをご紹介します。
希望のエリアの樹木葬霊園について情報収集・資料請求
まずはお墓を購入するエリア内で樹木葬のできる霊園を探します。
インターネットでの検索が最も便利です。
気になる霊園が見つかったら、資料を請求しましょう。
プレートを用いた樹木葬を行えるのか、希望のデザインのプレートを作れそうか確認します。
霊園によってはプレートを用いない樹木葬もあるため注意です。
霊園を見学し、希望する樹木葬プレートを作れるか確認
さらに気になる霊園があれば、現地へ見学に行きます。
その際に、希望する樹木葬プレートが作れそうか霊園のスタッフに尋ねてみましょう。
プレートの形、石材の種類、彫刻に制限があるか確認します。
霊園が決まったらデザインを決める
霊園が決まったら、石材店と相談しながらプレートのデザインを決めていきます。希望を伝えながらスタッフにデザインを決めてもらいます。原稿の修正は何度でも可能なので、納得行くまで打ち合わせを重ねましょう。
スポンサーリンク樹木葬のメリット・デメリット
ここまで樹木葬で使用するプレートデザインについて詳しく解説してきました。
デザインの自由度が高いことは理解できたと思いますが、実際に樹木葬にした場合のメリットやデメリットについても詳しく解説していきたいと思います。
樹木葬のメリット
樹木葬は、後継ぎがいなくなった場合にも墓地の管理者が永代供養を続けてくれるため、無縁仏になる心配がありません。
従来のお墓のように宗教を問わないので無宗教の人にとっても好まれやすい特徴があります。
前の章でも解説したように、デザインの自由度が高いため、個性をアピールして楽しむことができます。
また、樹木葬は、墓石を購入しないため一般的なお墓よりも費用を抑えることができます。
血縁関係がない友人や籍を入れていないパートナーと一緒のお墓に入ることも可能です。
樹木葬のデメリット
では、次に樹木葬のデメリットについて解説していきます。
個別タイプの樹木葬の場合には、お墓のスペースにも限りがあるので大人数の遺骨を納めることはできません。
一般的な日本のお墓のようにお供え物を置くスペースがないため、お供えをできないケースが多いです。
また、日本の伝統を重視する人にとって樹木葬は違和感があったり、受け入れるまで時間がかかったりするものです。
そのため、親族間でも賛否両論の意見があり、話し合いが必要なケースが多いです。
合葬タイプの樹木葬では、他の方の遺骨と一緒に埋葬されることになるため、何らかの事情があって遺骨を取り戻したいと思った際に取り出すことができません。
メリット、デメリットがあるので、よく考慮することが大切です。
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樹木葬の費用相場
樹木葬の費用は墓地の種類や供養方法、収骨可能人数などの要因によって変わります。
一般的には永代使用料、永代供養料、納骨費用、プレート代などが含まれる他、霊園によっては年間管理費もかかります。
ここでは樹木葬の納骨方法ごとに費用の相場をご紹介します。
個別埋葬タイプ:60万〜150万円
個別埋葬タイプとは家族や夫婦単位で個別に納骨することができる樹木葬です。
家族ごとに樹木やプレートなど個別の墓標を建てることができます。
ただし家族単位で納骨できる期間は限られており、13年や33年といった期間をもって合祀されます。
骨壷ごと納骨できるため後から改装することも可能です。
集合墓タイプ:20万〜60万円
集合墓タイプとは、樹木やプレートなどの共有する墓標のもと、複数の骨壷を納骨する方法です。
個別の墓標は不要なため、個別納骨タイプと比べると安価です。
しかし、骨壷ごとの納骨でも後から遺骨を取り出すことができるかどうかは異なります。
合葬タイプ:10万〜20万円
合葬タイプでは樹木や墓石といったシンボルを共有し、他の遺骨とともに納骨する最も安価な方法です。
骨壷を使用しないため、個別の墓地管理費用がかからないため低価格になります。
合葬タイプの費用は永代供養料のみであることがほとんどです。
別途プレートやその彫刻費用が含まれている場合もあります。
エターナルプレートとは
樹木葬で使用するプレートとは別に、遺骨を使用したエターナルプレートについてご存知でしょうか?
エターナルプレートとは、遺骨をプレート状に加工したものです。
遺骨の一部を分骨して、自宅で供養する「手元供養」の一種です。
遺骨であることを感じさせないシンプルなデザインに生まれ変わるので、自宅のどこに飾っても問題ありません。
手元供養では、エターナルプレートの他にも小さな骨壺やアクセサリーにしたりする方法もあります。
手元に遺骨を置くことに関しては、現在の法律では問題ありませんが、必要な書類があるので注意してください。
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樹木葬のデザインについてのまとめ
いかがだったでしょうか。
ここまで樹木葬のプレートデザインや費用、エターナルプレートについて中心にお伝えしていきました。
今回の記事の要点を以下にまとめます。
- 樹木葬では墓標として樹木の他にプレートを使用する
- 樹木葬のプレートデザインは家名、家紋、故人の好きな草花や動物を彫刻する
- 霊園によって希望するプレートのデザインが実現可能かどうかは異なる
- エターナルプレートとは、遺骨をそのままプレート上に加工したもの
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。