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お葬式

直葬(火葬式)に花を贈っても大丈夫?種類・方法・マナーを解説

更新日:2024.01.24

直葬

オレンジ系の色の造花のバラの花束

生活スタイルの多様化から直葬という言葉を耳にすることが増えてきました。
直葬でも花は贈っていいのでしょうか?
直葬の場合、花を贈るべきかどうか悩ましいところですよね。

  • 直葬に花を贈ってもいいのか
  • 直葬で贈る花の種類は
  • 直葬で花を贈る方法
  • 参列者が直葬に持っていくべきもの

直葬で贈る花にはどのような決まりがあるか上記の内容を中心に解説します。
ぜひ、最後までお読みください。

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  1. 直葬(火葬式)とは
  2. 直葬に花を贈っても大丈夫?
  3. 直葬で贈る花の種類
  4. 直葬で花を贈る方法
  5. 参列者が直葬に持っていくべきもの
  6. 花入れできない場合は花束を
  7. 故人に贈りたい花言葉
  8. よくある質問
  9. 直葬の時の花まとめ
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直葬(火葬式)とは

クエスチョンマーク

直葬とは故人を納棺した後、通夜や告別式を行わずにそのまま火葬する葬儀のことです。
火葬式という呼ばれることもあります。
たくさんの人が参列する一般の葬儀とは異なり、シンプルな葬儀です。
近所付き合いが希薄になった現代、火葬式を望む人が増加してきているようです。

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直葬に花を贈っても大丈夫?

花

お悔やみの気持ちを込めて、花を葬儀場に送りたいと言う方もいらっしゃるかと思われます。
直葬の時に遺族に花を贈っても問題ないのでしょうか。
以下で説明します。

遺族への確認が必要

花は通常、葬儀社の方で準備するものです。
従って参列者が特段用意する必要はありません
花は火葬前のお別れ時に棺桶に花入れをする際に葬儀社のスタッフが渡してくれます。

しかし、遺族の了解があれば花を送っても特に問題はありません。
事前に遺族に確認しておくようにしましょう。

葬儀社への問い合わせも可

通常、花は葬儀社が手配するものです。
遺族に確認しづらい場合は担当の葬儀社に聞くという方法もあります。
葬儀社は宗教上どの花がいいのかといったことにも詳しく教えてくれます。
花を贈りたいという希望がある場合は葬儀社に確認しておけば安心でしょう。

https://www.eranda.jp/column/7551

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直葬で贈る花の種類

数字 123

直葬で贈る花はどのような種類のものがあるのでしょうか。
宗教によっても違ってくるのでしょうか。

宗教によって贈るべき花が異なる

宗教によって贈るべき花も異なるので注意が必要です。
仏式や神式の場合は基本としては白い花となります。
例えば、菊、蘭、百合です。
あまり華美にならないようにしましょう。

キリスト教式の場合は洋花が一般的です。
例えば、白百合、カーネーションになります。

キリスト教の場合は、仏式のように故人へのお供えはありません
遺族を慰めるために贈るのが目的とされています。
キリスト教では自宅に届けるのが原則となっています。

スタンド花ではなく、籠花やフラワーアレンジメントを贈ります。
贈る段階から名札をつけないのがマナーです。
さらに生花に限られ、造花は使用しません。

黒い花や鮮やかな色の花は避ける

黒いお花は縁起が悪いイメージがあるので避けます
おめでたい印象がある赤色も避けた方がいいでしょう
色が濃い花は火葬した際に遺骨に色がうつってしまう恐れがあるので控えましょう。

また、トゲや毒のある花は避けましょう。

故人が好きだった花を贈ってもよい

近年は故人が好きだった花を贈るケースも増えてきています。
そう言った場合の花はおしゃれでモダンなアレンジメントが選ばれることもあります。

しかし、棺の中に入れない方が良い花もあるので注意しましょう。

故人が例えばバラの花を希望していた場合などもあります。
そのような場合は葬儀社に相談して対処しましょう。
また、葬儀花屋によってはトゲを除いてお届けしていただけます。

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直葬で花を贈る方法

開いた本の上に置かれた虫眼鏡

直葬で花を贈る方法にはどのような方法があるのでしょうか。

枕花

自宅や安置施設で安置している遺体のまわりに枕飾りをすることがあります。
その際に飾る花のことを枕花と言います。
枕花を供花として遺族に贈る方法もあります。

しかし、直葬の場合、安置施設に遺族がいない場合も考えられます。
せっかく送った花を遺族に気がついてもらえないかもしれません。
また、直葬の場合は、亡くなってから火葬までの時間が比較的短いです。
従って訃報を受けたらすぐに手配しないと間に合わないこともあるでしょう。
葬儀に間に合わない場合は後で述べる後飾りとして贈るのが無難です。

花盆

棺に参列者がお別れの花を入れるために用意され、お盆に詰まった花が花盆です。
花盆はお盆に名前の書いた札を付けた形で供花として贈ることもできます。

しかし、直葬の場合は火葬前の故人と最後のお別れの時間がとれないこともあります。
贈りたい場合は葬儀社に花入れの時間があるのかを確認しておきましょう。

後飾り

葬儀が終わった後四十九日の納骨までに自宅で祭壇を設けることがあります。
その祭壇の飾りつけを後飾りといいます。
後飾りとして花をお供えとして贈ることもできます。

直葬の場合、花を贈りたいけど火葬前のお別れの時間が取れない場合があります。
また、日程的に葬儀に間に合いそうもない場合も考えられます。
そのような場合は後飾りのための花を贈るのが最も賢明な方法でしょう。

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参列者が直葬に持っていくべきもの

ポイント

参列者が直葬に持っていくべきものはどんなものがあるのでしょうか。

棺に入れたい花

棺に入れる花は、昔から白い菊の花が定番でした。
最近は故人が好きだった花が選ばれるケースも増えてきています
従って棺に入れるお花の種類もさまざまなものになりました。
注意しなければならないのは、棺に入れる花は宗教によって異なることです。

仏教では、百合や菊、蘭、カーネーションがよく選ばれます。
神道では、百合や菊が一般的です。
キリスト教では百合やカーネーション、小菊、スプレー菊が多いです。

棺に入れる副葬品

棺には花と一緒に副葬品も入れます。
副葬品は故人の愛用品など思い出が詰まったものが多いです。
しかし、適さないものもあるので注意しましょう。
メガネや時計、ライター、指輪といった不燃物は避けます。

棺に入れて良いものとしては手紙や写真の可燃物です。
ですが、写真は必ず火葬に参加する方々に入れてもいいか確認を取りましょう。
お菓子をはじめタバコや衣類、小さなぬいぐるみのような故人の嗜好品もいいでしょう。
故人の冥福を祈る千羽鶴や御朱印帳も副葬品としては好ましいものです。

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花入れできない場合は花束を

火葬場によっては花入れができないために花を断っていることもあります。
あらかじめ確認しておくことが必要です。
花入れができない場合には花束にするのがおすすめです。

配色に気を付けて花束を選ぶ

菊の場合は華やかで彩り豊かなものがいいでしょう。
配色には気を付けて花束を選ぶ必要があります。
一般的な色の組み合わせの例は以下の通りです。

  • 3色「白・黄・紫」
  • 4色「白・赤・黄・紫」
  • 5色「白・赤・黄・紫・ピンク」

故人が亡くなってからまだ日が浅い場合は白を基調とした配色のものが無難でしょう。

一束の数を奇数にすることが大切

供花を贈る場合、一束の本数が奇数になるようにするのがルールです。
このことは意外と知っている人は少ないようです。
3本・5本・7本・9本といった数になるように注意しましょう。

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故人に贈りたい花言葉

昔から日本には花言葉を活かしてお祝いや鑑賞する文化があります。せっかくなら花に込められたメッセージを故人に贈るのはいかがでしょうか。

シオン

「遠くの人を想う」

シオンは日本の伝統的な花であり、美しい花の姿と繊細な花弁が特徴です。

この由来は『今昔物語集』に登場する物語に関連しています。
弟が亡き父を思い続けるためにシオンを植え、毎日お墓参りをする姿が描かれているため、大切な人を思い続ける心情を象徴しています。

エーデルワイス

「尊い思い出」

あるスイスの登山家が地上に舞い降りた天使に恋をしましたが、その恋は叶わずに終わりました。
登山家は深い悲しみに救いを求める願いを込めました。
すると、天使は天に帰る前にエーデルワイスの花を残していきました。

この逸話から花言葉が生まれました。死別とは少し離れた逸話ですが、大切な思い出や尊い瞬間を象徴し、故人への感謝や想いを表現するのに適しています。

ローズマリー

「追憶」

ローズマリーの香りには、記憶を活性化させる効果があり、その特性から様々な花言葉が存在します。
爽やかな香りが思い出を呼び起こすことで、振り返るきっかけとなります。

スイートピー

「別離」

この花言葉は最初、寂しい印象を与えるかもしれませんが、前向きな「別れ」を意味しています。
「花びらが飛び立つ直前の蝶のように散る」というイメージに由来しているからです。

花は自らの命を全うし、散っていくことで新たな命を生み出すので、ポジティブな意味合いで「別れ」を表現していると言えます。

カーネーション

「私の愛情は生きている」

カーネーションは一般的には母の日の贈り物としてよく知られていますが、葬儀の場でも使用されます。

ただし、葬儀においては白いカーネーションが選ばれることが一般的です。
あの世へ旅立った大切な人への感謝や敬意を込めて贈るのにふさわしいものとされています。

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よくある質問

ここではよくある質問に対してまとめて回答します。

葬儀=菊のイメージが強いワケ

これには多くの説が存在します。

  • 菊が日本の皇室の紋章や国花であり、その由緒あるイメージから厳粛な場面にふさわしいとされているため。
  • 菊の香りがお香に似ているため。
  • 菊の花言葉は「格調高い」であるため。
  • 菊が長生きの象徴とされることから、葬儀参列者の健康を願う意味合い。
  • フランスの祭壇に菊を飾る文化が日本に伝わったため。
  • 菊は花もちがよく、栽培しやすいため。

直葬で贈る花の平均費用は?

相場としては、おおよそ10,000円から25,000円程度とされています。
また、友人や知人に供花を贈る場合でも、通常は15,000円前後のケースが多いようです。

料金には花の種類や大きさ、デザインによっても変動があるため、予算や希望に応じて選びましょう。

故人の好きな花を贈ってご遺族にどう思われるか心配…

もし、ご遺族様が心配な場合は、メッセージにその旨を添えることが良いでしょう。

「○○さんが好きだったバラの花を贈ります。」といった具体的なメッセージを添えることで、贈る側の思いが伝わるでしょう。

ただし、これは仲の良い友人などとの関係の場合に限られます。
仕事上のお付き合いや目上の方、またあまりお付き合いのない方には、無難なお花を贈ることをお勧めします。

心配な場合は、故人やご遺族への配慮を忘れずに、相手の立場や関係性を考慮しながら適切な花を選ぶことが大切です。

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直葬の時の花まとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

この記事では直葬の時に贈る花の種類や注意点を中心に詳しく説明してきました。

  • 直葬の花を贈っても良いかどうかの判断基準は遺族の意向
  • 直葬で贈る花の種類は宗教によって異なるが故人の好きな花でもよい
  • 直葬で花を贈る方法は枕花、花盆、後飾りの三種類がある
  • 参列者が直葬に持っていくべきものは棺に入れる花や可燃物の副葬品

この記事が少しでも皆様の参考になったら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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