お墓のついで参りとは？ついで参りをしてはいけない理由を解説

更新日：2022.05.26

お墓参り

お墓のついで参りをご存じでしょうか。
そんな言葉は聞いたことない、という方もたくさんいると思います。

そこでこの記事では、お墓のついで参りについて解説していきます。

この記事をご覧いただきますと、お墓参りについて今よりも深く知ることができるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

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1. お墓のついで参りとは
2. ついで参りかどうかは気持ちの問題
3. お墓参りのときに気をつけたいこと
4. お墓参りで願い事をしてもいいの？
5. お墓のついで参りのまとめ

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お墓のついで参りとは

お墓のついで参りとは、別件でお墓の近くに立ち寄ったついでにお墓参りをすることです。
何かお墓参りとは別の用事があって、そのついでにお墓参りにいく事を指します。

例えば、遠方へ温泉旅行にいくついでに、お墓参りをすることが挙げられます。

ついで参りは、縁起が悪いと嫌疑されることもあります。
そのため、ついで参りに対して好意的な人と否定的な人に分かれます。

なぜついで参りはしてはいけない？

お墓のついで参りは多くの人が否定的です。
その理由は、お墓参りに対して誠意的ではないと考えられているからです。

お墓参りとは、本来故人を偲んだり、敬う気持ちで行うものです。
他の用事で近くに寄ったからお墓参りをするという行為には、誠意さがないと受け取られることもあります。

また、お墓参りは午前中に済ませるのが一般的です。
午前中の方が、お墓周辺の状態がよく分かります。
そのため、お墓を掃除する場合にも、汚れを見逃すことがありません。
さらに、夜間と比べ昼間のお墓参りでは、足元を確認しながら動けるので安全です。

お墓参りをする面もちとしても朝方にお墓参りをする方が気持ち良く行うことができます。

自家のお墓参りのついでによそのお墓にお参りするのはOK

ついで参りには、親戚や知人のお墓を一日の内に、何件も周ることも含まれます。
しかし、この場合のついで参りは良しと考えることが多いです。

お墓が遠い場所にあり、なかなかお墓参りに行けないこともあります。
そのような理由もあり、お墓参りのはしごは問題ないと考える方が多いのでしょう。

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ついで参りかどうかは気持ちの問題

ついで参りは、結局のところお墓参りに対する気持ちのありようです。
先祖や故人に対して、敬意や誠実さを持ってついで参りすることが大切です。
また、ついで参りをするかは個人の自由です。
してはいけないといった明確な決まりはありません。

ついで参りでも、気持ちを込めてお参りできているのなら、何も問題ありません。
一番良くないことは、お墓参り自体に何年も行かない事です。

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お墓参りのときに気をつけたいこと

お墓参りで気を付けなければならないことは以下の通りです。

お墓にお酒やジュースをかけること

お墓にお酒やジュースをかけてはいけません。
ご先祖様や故人のためにと、ドラマや映画でやっているところを見る事があります。
しかし、この行為を実際に行うことは、マナー違反です。

お墓にお酒やジュースをかけてはいけない理由は墓石が汚れてしまうからです。
墓石には目には見えない小さな穴が無数にあいています。
そこに、お酒やジュースが入ってしまい、化学反応を起こしてしまいます。
その結果、墓石のシミや、風化に繋がってしまいます。

どうしてもお酒やジュースを墓石にかけたいのであれば水で洗い流すことが大切です。
最近では、お酒やジュースを開封せずにそのままお供えする方もいます。

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石を動かすときは慎重に

お墓の掃除をするときに、墓石を動かすこともあるかと思います。
その場合は、石と石をぶつけないようにしましょう。

墓石も硬いので、そう簡単には傷は付かないと思われます。

しかし、先祖代々受け継がれているような墓石はコーティングが剥げているものもあります。

ですので、できるだけ石を動かすときは慎重に行いましょう。

冬に長いろうそくをつけない

真冬に長いロウソクをつけてはいけません。

ロウソクを付けることで、墓石に熱が加わるからです。
その状態で、冷気や冷たい雪などが墓石にかかると、加熱された箇所にひびが入ります。
それが原因で、墓石を汚してしまうことにも繋がります。

寒い時期にはロウソクを使うとしても短めのロウソクを使用したほうが良いかもしれません。

お線香はバラバラにして置く

通常お線香は、紙巻によって、束ねられています。
実際に使用する時は、その紙巻を解き、一度バラバラした状態にしましょう。
その方が、線香同士に隙間ができ、お線香を焚くときに空気の通りが良くなるためです。

この時、お線香の束全体に火が着いているかきちんと確認しましょう。

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お墓参りで願い事をしてもいいの？

お墓参りは故人を偲んだり、敬ったりする場です。
神様や仏様ではないので、願い事をするのは避けましょう。

このような勘違いをするのは小さい子供に多いでしょう。
お墓参りと、神社での祈願は別物であることを親がきちんと教えてあげることも大切です。

しかし、逆にお墓参りの時にお願い事をしてよいと考える方もいるようです。
これは、ご先祖様や故人は子孫の繁栄と幸福を願っていると考えられているからです。

ですが、やはりお墓参りは故人や先祖を敬う場であることは間違いありません。

自分のお願いよりも安らかに眠ってねと言葉をかけてあげることが場に相応しいでしょう。
その方が、故人やご先祖様のご冥福を祈ることができます。

故人やご先祖様のご冥福をお祈りすることが自分の幸せに繋がることもあるかもしれません。

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お墓のついで参りのまとめ

ここまで、ついで参りや、お墓参りでの注意点などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

• ついで参りとは、別の用事のついでにお墓参りをすること
• してはいけないという明確な決まりはないが、避けた方が無難
• お墓参りで墓石にお酒をかけてはいけない

これらの情報が少しでも皆様の役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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