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お墓

お墓に関する親族間のトラブルとは?トラブルを避けるための対策を解説

更新日:2023.11.21

墓地

スマホを見て悩む夫婦

記事のポイントを先取り!

  • 墓の立地や継承のトラブルが多い
  • 相談の有無がトラブルの原因
  • お寺や親族への相談を大切にする

お墓を改葬したり墓じまいする際、最も多いトラブルは親族間によるものといわれています。
親族間のトラブルを避けるにはどうすればいいのでしょうか?

今回は親族間・寺院・石材店とそれぞれのお墓トラブルについて詳しくご紹介します。

  • 親族間でのお墓トラブルについて
  • 寺院とのお墓トラブルについて
  • 石材店とのお墓トラブルについて

また、お墓トラブルを避ける方法についてもまとめてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. お墓に関する親族トラブルの事例
  2. 墓地や寺院とのトラブルも
  3. トラブルを避ける方法
  4. お墓に関する親族トラブルのまとめ
  5. みんなが選んだ終活の無料相談ダイヤルをご利用ください
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お墓に関する親族トラブルの事例

パソコンで入力する手

親族間でのお墓トラブルにはどういったものがあるのでしょうか?

お墓の場所・立地に関するトラブル

お墓は親族が毎年お墓参りに集う場所です。
お墓を新しい場所へ移転する際、交通アクセスの悪いところや遠方にしてしまうと親族からクレームをつけられやすいようです。

遺骨の移動にはお墓の供養や墓石の撤去、新しいお墓などにコストがかかるため、一度遺骨を移動させるとそう簡単に別の場所へは動かせません。

気に入った霊園があったとしても、お墓にお参りする親族やお墓を継承する人のことを考えて決めましょう。

墓じまいに関するトラブル

墓じまいとは、現在あるお墓を撤去して遺骨を取り出し、新たな改葬先へ納骨することです。
墓じまいのトラブルとして親族への事前の相談の有無が挙げられます。

先祖代々のお墓の場合、遠縁の親族の遺骨が埋葬されている可能性もあります。
連絡もなしに墓じまいしたことで、親族がお参りに行ったらお墓がなくなっていたというトラブルもあります。

移動前のお墓の使用権が他の親族の場合、その親族の許可がないとお墓の撤去や遺骨の取り出しはできません。
親族の許可は忘れずにとりましょう

また、墓じまいは現存のお墓の解体撤去や閉眼供養などの儀式の費用もかかります。
誰がどのくらい負担するのかなど費用面でのトラブルもあるようです。

こちらの記事で墓じまいのトラブルについて解説しているので、ぜひご覧ください。

永代供養墓・合祀墓に関する親族トラブル

現存のお墓の維持が難しいため、永代供養墓に切り替える際にもトラブルがあります。
永代供養とは、お墓の管理者が遺族に代わって法要やお墓の管理を請け負ってくれることです。

ただし、永代供養墓といっても永遠に管理を請け負ってくれるわけではありません
13回忌や33回忌など一定期間を経て他の遺骨と一緒に弔われる、合祀(ごうし)となります。

一旦合祀となった遺骨を取り出すことはできません
そのため、後からお墓を建てても遺骨を取り出して埋葬できないことを理解しておきましょう。

近年は、樹木葬や散骨などさまざまな永代供養墓があります。
樹木葬はシンボルツリーの周りに遺骨を埋葬して永代供養するものです。
散骨は遺骨を砕骨して海などに撒き永代供養する方法です。
永代供養墓はお墓を継承する人にとっては供養の手間やお墓の管理などが省けて便利です。

しかし、親族にとっては故人を身近に感じづらいお墓でもあります。
永代供養墓にするのであれば親族によく説明し、理解してもらうことが大切です

お墓の継承に関するトラブル

先祖代々のお墓は子供が継承し維持していくことが必要です。

お墓の継承者は本家の長男や長女が引き継ぐ場合が多いです。
本家に娘しかおらず嫁いでしまった場合は、姓の違う娘が祭祀承継者になることもあります。
姓が違っていても原則問題ありませんが、違和感を感じる親族から意見される場合もあるようです。

また、祭祀承継者が子供だった場合もトラブルになりやすいといえます。
法要を行う際の執りまとめなどは難しいでしょう。

その場合は親族が家庭裁判所へ申し立てて、代理の祭祀承継者を立てることができます。
特別代理人選任申立を申し立てて受理されると、正式な祭祀承継者が成人になるまで代理となることが可能です。

もしくは前祭祀承継者が事前に事態をわかっていたのであれば、遺言で後見人を決めておくことも可能です。
しかし、霊園によっては血縁関係者以外の承継を認めていないケースもあるので、規約を確認してみましょう。

本家と分家の問題に関するトラブル

継承以外のトラブルでは本家と分家の問題があります。

祭祀承継者の長男のお墓に、次男一家が入りたいと言ってくるようなトラブルです。
法律上はお墓に入る人の範囲は制限されていません

しかし、墓地の規約で3親等や6親等までなど親等の制限を設けているところはあります
中には本家の人の埋葬しか認めない、という寺院もあるようです。
次男が長男のお墓に入る場合は、まず祭祀承継者である長男が認めなければなりません。

また、次男に子供がいる場合は将来的に長男の子供といとこ同士でお墓に入ることになります。
墓地の規約で親等に制限があるとさらに先の代の子供たちはお墓に入れない事態となる点も注意が必要です。
墓地の規約を確認した後、兄弟でよく話し合うことが大切です。

近年、妻が夫の実家のお墓に入りたくないといって実家のお墓に入るケースもあるようです。
夫とはうまくいっていても義親と妻がうまくいってない場合に多いトラブルです。
その場合は両家墓か夫婦墓を建てるなどの解決方法があります。




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墓地や寺院とのトラブルも

墓地に並ぶ墓石

トラブルは親族間だけではありません。
お墓の建っている寺院や石材店との間でもトラブルがあります。

お寺の高額な離檀料

現存のお墓が寺院にある場合、通常その寺院の檀家となっています。
そのため墓じまいなどでお墓を移動する際は離檀しなければなりません

離檀には離檀料というお布施のようなものを寺院に渡します。
離檀料は寺院によって相場が異なりますが、平均10万~30万円ほどがかかるようです。

離檀するということは寺院にとってお堂の維持や修繕費を賄うスポンサーがいなくなることを意味します。
そのため離檀は寺院にとってあまり都合の良い話ではありません。

本来、離檀料は今までお世話になった感謝の気持ちを表して贈るものでした。
仏教的にも強制なわけではありません。
200万や300万など法外な離檀料を請求をされた場合は弁護士や警察に相談しましょう。

高額な墓石の請求費用

お墓は頻繫に購入するものではありません。
そのため、墓石や区画の平均的な金額がわからない方が多いでしょう。

石材店の中にはそれを逆手に取り、勝手に高級墓石を使用する詐欺のような商法トラブルもあります。
また、高級墓石と偽って安価の海外産墓石を売りつけるトラブルも起きています。

そのような事態を避けるため、石材店は2~3社から見積もりを取り比較しましょう。



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トラブルを避ける方法

スーツ姿で立つ男女

お墓トラブルは、相手との相談・コミュニケーション不足が原因の大半のようです。

お墓を改葬したり墓じまいするときに親族へ必ず連絡し、遺骨はどういった方法で埋葬されるのか、 新しいお墓の場所はどこなのかという詳細も併せて伝えると良いでしょう。

親族から意見があればそこで伝えてもらって話し合いができます。
お互いの意見を聞き合うことで、解決策や妥協点を模索できるかもしれません。

寺院とのトラブルは、離檀することをどう伝えるかということが大切です。

墓じまいや改葬の際は決定事項としてではなく、相談という形で話を進めるほうが良いでしょう。
まずは今までお墓の管理をしてもらった感謝の気持ちを伝えたあとに、墓じまいの理由を話します。
跡継ぎがいない、引っ越しをするなどやむなく墓じまいをする旨を伝えれば寺院も認めざるを得ません。

それでも高額な離檀料を請求されるようであれば、弁護士や警察に相談しましょう。

石材店とのトラブルは墓石や工事の高額請求などになります。
1社だけで決めるのではなく、2~3社から見積もりを取って情報収集することが大切です。
墓石の見本や石のサンプルを用意している石材店もあります。

実際に見て話を聞くことで、さまざまな情報も入手できます。


こちらの記事でお墓のトラブルと対処法を解説しているので、ぜひご覧ください。


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お墓に関する親族トラブルのまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで、お墓にまつわるトラブルの情報を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りになります。

  • 親族間では墓じまいや永代供養墓への改葬、お墓の立地や継承についてのトラブルが多い
  • 寺院とのトラブルには高額な離檀料の請求などがある
  • 石材店とは墓石や工事の高額請求のトラブルなどがある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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