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手元供養にはミニ骨壷がおすすめ!おすすめな理由や移し方を紹介

更新日:2022.02.03

骨壷

胸元に骨壺を持つ黒い服の女性

記事のポイントを先取り!

  • 遺骨を手元で保管する手元供養にはミニ骨壷がおすすめ
  • ミニ骨壷には木製、金属製、ガラス製、陶器製といった様々な素材のものがありデザイン性も高い
  • 遺骨を手元供養する際には、カビに注意する必要がある

骨壷を手元で保管する手元供養ですが、どのような骨壷があるかご存知でしょうか。

そもそも手元供養とはどのようなもので、骨壷にはどのような種類があるのかを知っておきましょう。

そこでこの記事では、手元供養の骨壷について詳しく説明していきます。

この機会に手元供養の骨壷について覚えておきましょう。

残った骨壷や遺骨の対応、骨壷以外の手元供養の方法についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 手元供養とは
  2. 手元供養におすすめのミニ骨壷
  3. ミニ骨壷の種類
  4. ミニ骨壷への移し方
  5. 残った骨壷・遺骨の対応
  6. 大きい骨壷のままでも手元供養はできる?
  7. 骨壷以外の手元供養のやり方
  8. 手元供養の骨壷まとめ
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手元供養とは

開いた本の上に置かれた虫眼鏡

手元供養とは、すべての遺骨または一部の遺骨を手元に置いて供養することをいいます。

昔は、お墓は継承されていくものでしたし、家には立派な仏壇があるのが当たり前でした。

しかし近年では、「お墓を継承しない」「お墓を持っていない」という家や「マンションに住んでいるため仏壇が置けない」といった方が多くなってきています。

このような住環境の変化に合わせてできたのが手元供養になり、2000年代に入り広がりを見せ始めました。

手元供養にはいくつかの魅力がありますが、その中でも最大の魅力が「故人様をいつでも身近に感じられること」「毎日供養ができること」になります。

他にも、大きな仏壇やお墓を建てる必要がないため金銭面での負担も少なくて済む、デザイン性の高いものを選ぶことができる、といった魅力があります。

しかし、手元に遺骨を置いておく供養方法であるため、一緒に住むご家族に同意を得る必要もあるため、手元供養を希望する場合には事前に確認しておくとよいでしょう。

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手元供養におすすめのミニ骨壷

座布団に載せられた骨壺

手元供養の際におすすめなのがミニ骨壷になります。

では、そもそもミニ骨壷とはどのようなもので、通常の骨壷とはどのような違いがあるのでしょうか。

ミニ骨壷とは

ミニ骨壷とは、手元供養用に販売されている高さ4~10㎝程度の小さな骨壷のことをいいます。

一般的な骨壷は陶器製ですが、ミニ骨壷は様々な素材のものがあり、デザイン性の高いお洒落なものが多く販売されています。

ミニ骨壷がおすすめな理由

一般的な骨壷はサイズが大きく、部屋に置いておくには存在感があるため置く場所に困ってしまいます。

しかし、ミニ骨壷であれば小さくデザイン性も高いため、置く場所を選びません

また、普段から持ち歩くことも可能になるため故人様をより身近に感じることができます。

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ミニ骨壷の種類

不快から快に徐々に表情が変化している5つの積み木

ミニ骨壷には様々な種類があることが特徴です。

そこで、ミニ骨壷の材質の違いについて比べてみましょう。

  • 木製
    ぬくもりを感じることができる耐久性の高い素材です。
    木目を生かしたデザインのものから、漆(うるし)や蒔絵(まきえ)で仕上げされた美しいデザインのものまであります。
  • 金属製
    一口に金属といってもステンレスや純金、真鍮(しんちゅう)など様々な種類があります。
    金属製の最大の特徴はその重厚感と破損のしにくさになります。

    また、蓋部分はほとんどがネジ式になっているため気密性も高く、持ち歩きたい方にもおすすめです。
  • ガラス製
    ガラス特有の透明感や繊細さは他にはない美しさで、そのデザイン性の高さが最大の魅力になります。
    ガラス素材は透けないかどうかが心配になる方もいると思いますが、色ガラスや磨りガラスを使用して透けない構造を作っています。
  • 陶器製
    骨壷といえば一番馴染みがあるのが陶器素材だと思います。

ミニ骨壷では従来の白色のものだけではなく、様々な色合いのものがあり、お部屋にも馴染みやすいデザインのものが作られています。

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ミニ骨壷への移し方

クエスチョンマークが書かれた積み木が3つ積まれている

骨壷からミニ骨壷に移す際には、小さい骨を選ぶか細かく砕くなどの作業が必要になります。

骨壷から遺骨を取り出し小さな骨を選ぶ必要がありますが、その際には色つきの紙の上に取り出すことをお勧めします。

火葬後の遺骨は白っぽい色をしているため色つきの紙の上に取り出すことで見やすくなります。

また、実際にミニ骨壷に遺骨を入れる際には専用の納骨袋か、故人様の衣服やハンカチに包んで入れると良いでしょう。

故人が生前使用していたもので包むことで、より故人を身近に感じることができます。

ミニ骨壷に納める骨に決まりはありませんが、ミニ骨壷は入り口のサイズも小さいため入るものを選ぶ必要があります。

骨壷に入れたい骨がある場合には、骨が入るサイズのミニ骨壷を購入するようにしましょう。

火葬後の遺骨は大変脆く崩れやすくなっています。

そのため、優しく触れる必要がありますが、それでも崩れてしまった場合には最後に破片をまとめて骨壷に入れると良いでしょう。

骨の形は様々なため、骨壷内にも隙間ができますが、破片はその隙間を埋める役割も果たしてくれます。

火葬された遺骨は衛生上問題はありませんが、手袋を使用することで遺骨が扱いやすくなるため、遺骨を移す際には事前に手袋の用意をしておくことをお勧めします。

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残った骨壷・遺骨の対応

白い布にくるまれた骨壷

残った骨壷や遺骨の処分については知らない方も多いのではないでしょうか。

普段行う機会がないからこそ、実際に対応する際に間違いのないよう、ここでしっかりと覚えておきましょう。

骨壷の処分方法

残った骨壷は、自治体の指示に従って不燃物のごみに出すことが可能です。

遺骨の入っていない骨壷はただの容器になるためごみとして処分することができます。

ごみとして処分する場合には、骨壷の原型がわかなくなる程度に砕いてから出す必要があります。

特に、故人の名前が入っている場合には、名前が分からないようしっかりと砕くようにしましょう。

一般的な骨壷は陶器製のものが多く破片で怪我をしてしまうリスクがあるため、ごみ収集の方が怪我をされないように紙袋や新聞紙でくるんでからごみ袋に入れるようにしましょう。

また、今まで遺骨の入っていたものをごみとして処分するのには抵抗がある方もいると思います。

その際には、処分を行っている葬儀社や石材店、または寺院のお焚き上げを利用すると良いでしょう。

価格は場所によって異なるため事前に確認すると良いでしょう。

また、年末などの決まった時期にお焚き上げを行っている場合でも、骨壷のお焚き上げは可能かどうかは寺院によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

遺骨の扱い

残った遺骨も、手元供養とは別の方法で供養する必要があります。

その際にはまず「分骨証明書」を得る手続きが必要であり、この手続きをおこなわなければ罪に問われる可能性もあるため注意しましょう。

残った遺骨は先祖代々のお墓に埋葬することも可能ですが、お墓がない場合には「永代供養」「海洋散骨」「樹木葬」などの供養方法があります。

  • 永代供養 寺院に永久的に供養を行ってもらう
  • 海洋散骨 海に散骨をする
  • 樹木葬  樹木を位牌とし、樹木の周りに散骨や納骨をおこなう

        

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大きい骨壷のままでも手元供養はできる?

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

ミニ骨壷による手元供養について説明してきましたが、手元供養は大きい骨壷のままでも良いのでしょうか。

大きい骨壷のままでも良いのか、大きい骨壷のまま手元供養を行う際気を付けたらよいことについて説明していきます。

大きい骨壷のままでも問題ない

結論から述べると、手元供養は大きい骨壷のままでも問題ありません

遺骨の取り扱いは「墓地、埋葬等に関する法律」の中に記載されているのですが、遺骨を必ず埋葬しなくてはならないといった記載はされていません。

そのため、遺骨を大きい骨壷のまま自宅で保管しても問題はありません。

ただし、埋葬許可証なく無断で埋葬してしまうことは法律違反になってしまうため、自宅の庭への埋葬などは絶対にやめましょう。

供養する際の注意点

遺骨はカビが生えやすいという欠点があります。

そのため、骨壷を自宅で保管する際は「直射日光を避ける」「風通しの良い暗室」「朝晩の気温差が最低限で結露を作らない」といった場所を選ぶ必要があります。

骨壷は通常、湿気を予防する効果のある桐箱に入っています。

この桐箱にいれたまま保管する場合には問題ありませんが、桐箱から出して保管する場合には湿気を防いでくれるものがなくなるため注意が必要です。

カビは生きているため、湿度が高い場所で発生しやすく、一度発生してしまうと簡単に増殖してしまいます。

そのため、カビを発生させない場所で保管することが大前提となります。

骨壷の蓋はしっかりと閉めていてもわずかな隙間があり、その隙間からカビの発生要因である水分を含んだ外気が入ってしまうことがあります。

抵抗がなければ、遺骨を粉瘤にし真空パックに入れて保管するとカビの心配なく手元供養することが可能になります。

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骨壷以外の手元供養のやり方

頭にクエスチョンマークを浮かべているスーツの男性の後ろ姿

「肌身離さず故人様といたい」「少しでも遺骨も手元供養したい」という方には骨壷以外にも様々な方法があります。

人気のあるものとして、アクセサリーにして肌身離さず持ち歩くことで、いつでも故人と一緒にいられる手元供養の方法です。

ネックレスの場合はカプセルやキューブ、指輪の場合は中が空洞になっており、その中に遺骨を入れます。

空洞の中に入る遺骨の量はミニ骨壷に比べ大幅に少なくなります。

また、ネックレスよりも指輪の方が入る遺骨の量は少なくなるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

遺骨の入るアクセサリーはネットで販売されており、リーズナブルな価格で簡単に手に入れられるようになったため購入する方も増えています。

また、アクセサリーだけでなく購入時に希望するだけでキーホルダーにしてもらうことも可能です。

アクセサリーのほかにも、エターナルプレートや遺骨ダイヤモンドといった加工もあります。

エターナルプレートとは遺骨で作成するプレートのことです。

プレートの表面には故人様のお名前や生年月日、お写真などを彫刻することも可能です。

また、焼き加減等により色味を変えることもできます。

強度だけではなく耐火性などもあり、金属などとは異なる暖かみもあります。

遺骨成分を70%含んだプレートは持ち歩くのにも飾っておくのにも大変おすすめです。

遺骨ダイヤモンドとは、名前の通り遺骨からダイヤモンドを作る方法です。

遺骨からダイヤモンドの成分となる炭素を抽出し、合成ダイヤモンドを作ります。

遺骨ダイヤモンドは着色することも可能ですが、遺骨によって色が異なるため、故人の遺骨でしかできない色味を楽しむこともできます。

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手元供養の骨壷まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで手元供養や手元供養をする際のミニ骨壷の種類などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 手元供養とは、遺骨を手元に置いて保管し供養すること
  • 手元供養には小さくデザイン性の高いミニ骨壷がおすすめ
  • ミニ骨壷には、木製、金属製、ガラス製、陶器製といった様々な素材がある
  • 骨壷は不燃物として処分可能だが、残った遺骨は「埋葬許可証」や「分骨証明書」が必要
  • 自宅で保管する場合にはカビに注意する
  • ミニ骨壷の他にもアクセサリーやエターナルプレート、遺骨ダイヤモンドといった手元供養の方法がある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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