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お墓

分骨のトラブルとは?トラブルを避ける方法や注意点を解説

更新日:2022.08.06

分骨

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記事のポイントを先取り!

  • 分骨は遺骨を分けて供養すること
  • トラブルを避けるために事前に相談する
  • 分骨後の供養方法はさまざま
  • 骨壷は業者に頼んで処分するのが良い

故人の供養方法である、分骨についてはご存知でしょうか。

分骨では、多くのトラブルがあることを知らない方もいると思います。

そこでこの記事では、分骨におけるトラブルについて詳しく説明していきます。

この機会に、分骨の際のトラブルを避ける方法を覚えておきましょう。

散骨や供養後の骨壷の処分方法についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 分骨とは
  2. 分骨のトラブルとは
  3. 分骨のトラブルを避ける方法
  4. 分骨を行うタイミングと注意点
  5. 分骨後の供養方法
  6. 手元供養をする際のトラブル
  7. 散骨や供養した後の骨壷の処分方法は?
  8. 分骨のトラブルのまとめ
  9. みんなが選んだ終活の無料相談ダイヤルをご利用ください
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分骨とは

分骨とは、故人の供養方法の中でも、遺骨を複数に分けて供養する方法になります。

分骨を望む方の多くは、複数のお墓での供養や手元供養を目的とした方です。

故人を供養したお墓が自宅から遠い際に自宅付近のお墓で供養したい方や、いつでも供養できるように手元に置いておきたいといった理由になります。

他にも浄土真宗の本山納骨や故人の遺言が理由とされることもあり、分骨の目的はさまざまです。

遺骨を分けて供養することに法的な問題を危惧される方はいると思いますが、分骨は法的にも認められた供養方法です。

宗教的に見ても不敬とされることはないため、分骨を望まれる方は安心してください。

こちらの記事で分骨について解説しているので、ぜひご覧ください。

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分骨のトラブルとは

法的にも宗教的にも問題ないとお伝えした分骨ですが、実際に行う際にはさまざまなトラブルの可能性がついてまわります。

分骨のトラブルには、周囲との考えの違い遺骨や分骨の手続きのミスなどがあります。

それぞれ、どのようなトラブルがあるのか紹介します。

親族同士での意見の相違

分骨は、故人の遺骨を分けて供養するという特殊な手段を取ることから、その行為に対して疑問を持つ方は多くいます。

特に年配の方や信仰心の強い方などは、遺骨に何かしらの工作をすることを嫌う方が多いものです。

故人ともっとも近い関係だったからといって独断で分骨をしてしまうと、遺族の中で分骨などを嫌う方がいた場合にトラブルへと発展する可能性があります。

意見の相違というものは、昔からトラブルの種となる事案のため注意しなくてはいけません。

供養方法が分からない

故人を身近に感じていたくて分骨をしたはいいけれど、その後の管理や供養について考えていなかったというケースもあります。

むやみに分骨したために供養できず手持ち無沙汰としてしまうのは、自分も困ってしまいますし、故人も浮かばれないでしょう。

故人を想うがゆえの分骨とはいえ、後先考えずに分骨することは避けたほうが無難でしょう。

こちらの記事で分骨の供養方法について解説しているので、ぜひご覧ください。





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書類の紛失

分骨した遺骨も、いずれは管理しきれずに納骨することとなるのが一般的です。

その際に、分骨した時に受け取る分骨証明書という書類が必要になります。

他にも火葬の際に印が押された火葬許可証(埋葬許可証)も必要になりますが、それらの書類を紛失してしまうトラブルもよくあるものです。

分骨に限った話ではありませんが、重要な書類というものは失くさないよう、しっかりと管理しておきましょう。

分骨証明書の発行忘れ

火葬後の分骨であれば滅多にないかもしれませんが、納骨後に分骨する場合には分骨証明書の発行を忘れるケースもあります。

前述した通り、分骨証明書は大切な書類のため、必ず発行しておかなければいけません。

万が一発行し忘れていた場合には、市区町村の役所にて再発行も可能です。

再発行では火葬日などの情報が必要などの注意点もあるため、事前に必要なものや情報について確認しておくことをおすすめします。

保管していた骨壷にカビが生えた

分骨後、家庭での手元供養を選んで保管していた場合に多いトラブルとして、遺骨や骨壷のカビなどが挙げられます。

遺骨は湿気などにも弱く、雑な管理をしてしまえば、すぐに劣化してしまいます。

風通しが良く高温多湿にならない場所に保管するなど、遺骨の管理を徹底しなければいけません。

家庭で手元供養する際は、事前に遺骨の管理方法などについて調べ、徹底した保管を心がけるようにしましょう。



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分骨のトラブルを避ける方法

分骨によるトラブルについてお伝えしてきましたが、可能であればトラブルは避けたいものだと思います。

分骨の際にどのような点に注意すればいいのか、詳しく説明していきます。

親族と話し合い理解してもらう

分骨に対する意見はさまざまです。

分骨後にその事実が発覚してトラブルとなってしまっては、家庭間での関係に少なからず亀裂が入ってしまいます。

そういった危険を避けるためにも、分骨を考える際は家庭の中でしっかりと話し合うことが大切です。

故人の供養が理由で生きている遺族が仲違いしてしまっては、故人も安心して成仏ができません。

事前に分骨する事実やその目的を話し、全員の納得を得てから分骨するようにしましょう。

分骨後の供養方法を決めておく

分骨する際は、事前にどのように供養するかを決めておいてください。

何も考えずに分骨することには意味がありませんし、その行動が原因で何かしらのトラブルにあってしまえば後悔だけが残ります。

事前にどう供養するかを決めておけば供養方法に悩むこともありませんし、供養の後のことも考えておけばさらに安心です。

分骨後に納骨する予定のお寺に事前に連絡をとっておくなど、手元供養を終えた際にどうするかも先に考えておくと良いでしょう。


こちらの記事で分骨の注意点を解説しているので、ぜひご覧ください。

分骨証明書は分かるところに保管

分骨証明書の紛失は、将来的に自身が困る結果となります。

分骨の際はしっかりと分骨証明書の発行をしておき、管理に関しても紛失しないように徹底した管理をしておきましょう。

再発行では、時間がかかる可能性が考えられます。

いざ納骨しようとして、分骨証明書がないから再発行するとなった場合、すぐに納骨ができないので注意してください。

また、分骨した遺骨は長い間保管するかと思います。

場合によってはその遺骨の処理をするのが自身でない可能性もあるため、分骨証明書の管理場所などは家族にも伝えておくことをおすすめします。


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分骨を行うタイミングと注意点

分骨は依頼すればいつでも可能な処理ですが、一般的には2つのタイミングに別れます。

納骨する前後どちらで行うかによって処理や対応が異なりますので、それぞれ説明していきます。

納骨前に分骨を行う場合

納骨前に分骨を行う場合は、主に火葬後の遺骨を埋葬するまでの間になります。

納骨を終える前に分骨したい場合は、事前に葬儀社の方に相談しておきましょう。

事前に伝えておくことで、火葬場の方に事情が伝わり、分骨のための処理を行ってもらえます。

複数箇所に納骨する際には、納骨する場所ごとに分骨証明書が必要になるため、何枚必要になるかも一緒に伝えるようにしてください。

枚数と分骨する旨が事前にわかっていれば、火葬を終えるまでには必要分の分骨証明書が発行されます。

その後納骨する際には、分骨証明書を忘れないよう、必ず持参するようにしてください。

納骨後に分骨を行う場合

納骨後に分骨することを決めた場合、お墓から遺骨を取り出す必要があります。

最初にお寺へ分骨したい旨を伝えておき、対応や処理についても確認しておきましょう。

お寺によっては、分骨後に新しく埋葬するお寺の確認書類などを求められる場合もあるため注意が必要です。

分骨と同時に墓じまいなどをする際は、僧侶による供養なども必要となるため供養の依頼などもしなくてはいけません。


分骨を自分の場合どのタイミングで行えばよいのかわからない方も多いと思います。
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分骨後の供養方法

分骨はしたいけれど、その後の供養をどうするかをまだ決めてない方もいると思います。

分骨後にはどのような供養方法があるのかをいくつかご紹介します。

手元供養

手元供養とは、分骨後の供養の中ではもっとも故人を身近に感じられる供養方法です。

名前にある通り、別のお墓などには埋葬せずに自身で管理して供養するものになります。

手元供養は多くの場合、家庭にある仏壇か新たに購入したミニ仏壇などに遺骨を納め、家庭でいつでも供養できるようにすることとなります。

他にも近年では、遺骨を使ったアクセサリを作り、そのアクセサリを常に身につけることによって供養する方法もあるようです。

手元供養を望まれる方は、自身にあった手元供養を事前に調べてみることをおすすめします。


こちらの記事で手元供養について解説しているので、ぜひご覧ください。

永代供養

永代供養とは、お寺に依頼して自身の代わりに供養やお墓の管理をしてもらう方法になります。
分骨した遺骨を供養してほしいお寺へ納骨し、その際に永代供養するといった形になるでしょう。

永代というのは長い年月を意味する言葉であり、永遠とは異なります。
永代供養を依頼したとしても、未来永劫管理してもらえるわけではないので注意しましょう。

こちらの記事で永代供養について解説しているので、ぜひご覧ください。



海洋散骨

分骨後に行われる供養の中でも、近年多くなってきているのが散骨です。

散骨は遺骨を細かく粉骨し、粉状の遺骨を海や山などの自然にばらまいて供養する自然供養になります。

その散骨の中でも一般的なのが海洋散骨であり、粉骨した遺骨を海にばらまく供養方法です。

海洋散骨は多くの業者が依頼を引き受けており、個人で行うより安全に散骨できるため、海洋散骨を望まれる方は、一度散骨業者を調べてみることをおすすめします。

こちらの記事で海洋散骨について解説しているので、ぜひご覧ください。

樹木葬

樹木葬とは、お墓を用いない代わりに樹木をお墓に見立てて埋葬する自然葬です。

樹木葬は国から認可された場所以外で行うと罰せられることもあるため、個人で勝手に行うことは避けたほうがいいでしょう。

可能な場所については調べればわかるものの、間違った埋葬をしてしまえば犯罪ともなりえる供養方法です。

事前に業者や樹木葬を勧めているお寺などを探しておき、業者やお寺へ依頼して埋葬する方が安心して供養できるでしょう。

こちらの記事で樹木葬について解説しているので、ぜひご覧ください。

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手元供養をする際のトラブル

分骨した後の供養として手元供養を選んだ際、もっとも多く発生するトラブルが、管理の行方です。

遺族も人間である以上いずれは死期が訪れますが、その際に手元供養としていた遺骨をそのままにしていた場合は、その故人の遺骨が供養されずに残ってしまいます。

特に、分骨した遺骨を管理していたのが自身のみで、他の家族は誰も知らないとなれば、遺骨は誰に知られることもなく風化することしかできません。

分骨した遺骨に関しては家族全員が把握しておくようにしましょう。

また、自身が年齢を重ねてきたと思ったときは、分骨した遺骨を事前に埋葬しておく方法もあります。

どちらかといえばこちらが一般的な対処となりますので、早い段階で考えておくと良いでしょう。

分骨した遺骨を納骨する際は、分骨時に受け取った分骨証明書と埋葬を認めてもらうための埋葬許可証が必要になります。

特に分骨証明書は遺骨の所在を証明するものになりますので、必ず失くさないようしっかりと管理しておきましょう。

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散骨や供養した後の骨壷の処分方法は?

分骨をした後、予定通りの納骨を終えた際に骨壷が手元に残ることもあります。

そうして手元に残った骨壷を、どのように処分すればいいのか悩む方もいるでしょう。

手元に残ってしまった骨壷の処分方法について、いくつか紹介します。

一般のごみとして処分する

遺骨や位牌はあらゆる処理の中で供養を必要としますが、骨壷を処分する際は供養する必要がありません

骨壷を砕くときは、音と破片が飛び散るのを防ぐため、タオルなどでに骨壷を包んでからハンマーで叩くと、容易に粉砕可能です。

また、砕く度合いについては骨壷とわからないほどに細かくする必要があり、特に故人の名前などは読めない程度までは砕くようにしておきましょう

また、陶器製のものは問題ありませんが、石製のものとなると粉砕しても一般ごみとしては処理できません。

石製の骨壷だった場合は、石材店や砕石処分を受け入れている業者に問い合わせるようにしましょう。

専門業者に廃棄しもらう

遺骨を納めた場所によっては、その際の業者が処分してくれるケースもあります。

お寺での納骨であればお寺に相談すれば引き取ってくれるでしょうし、散骨の場合は散骨に立ち会ってくれた業者に依頼して処分することも可能です。

ただし、全ての業者が請け負ってくれるとは限りません。

事前に相談し、可能であれば業者を頼る方法もあるということです。

業者に依頼して処分してもらう場合は、業者によって異なりはしますが、高くて1,000円程度の費用がかかります。

また専門業者への依頼であれば、粉砕から請け負ってくれることが多いため、骨壷を砕く必要もなく手間はかからないでしょう。



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分骨のトラブルのまとめ

ここまで分骨についての情報や、分骨におけるトラブルを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

・分骨のトラブルは主に、親族と書類に関すること
・トラブルを避けるためには事前の準備が必要
・分骨後の供養方法は手元供養や自然葬などがある
・骨壷の処分は一般ごみとして出すか専門業者へ依頼する

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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