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お墓

桜葬に必要な費用は?メリット・デメリットや選び方について紹介

更新日:2022.11.17

樹木葬

記事のポイントを先取り!

  • 桜葬は桜の季節になると一面が桜の花で華やかな景観となる
  • 桜葬を探す際は費用やアクセス面などを考慮して選ぶと良い
  • 桜葬を選択する場合は、事前に周囲に相談したが良い
  • シンボルツリーに適した樹木は、馴染み深いものが多い

新しい埋葬方法として注目される樹木葬ですが、桜葬についてご存じでしょうか。
樹木葬の中でも代表的な桜葬ですが、まだその特徴や費用について知らないことも多くあるでしょう。

そこでこの記事では桜葬の費用について、解説します。

この機会にシンボルツリーに適した樹木も覚えておきましょう。
後半にはさまざまな自然葬の種類についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 桜葬とは
  2. 桜葬の費用
  3. 桜葬のメリット
  4. 桜葬のデメリット
  5. 桜葬の探し方
  6. 桜以外にはどんなシンボルツリーがあるの?
  7. 樹木葬以外の自然葬の種類
  8. 桜葬の費用まとめ
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桜葬とは

桜葬とは埋葬方法のひとつである樹木葬の一種に分類された埋葬スタイルのことです。
樹木葬におけるシンボルツリーを桜として、自然の中に還ることを主旨とした比較的新しい埋葬方法です。

桜の木の下に埋葬される桜葬は、従来のお墓にあまり良いイメージを持たれていない方や自然派の方に好まれています。

桜の木の下や周囲が緑豊かな場所に埋葬されることから人気があるとともに、桜葬には後述するさまざまなメリットがあります。

また費用面においても桜葬には一般墓と比較検討すべき項目があります。

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桜葬の費用

桜葬の費用について知っておくとともに、一般葬との費用面の違いも確認しておきましょう。

桜葬の費用は霊園によって異なりますが、相場としては30万円〜50万円程度のところが比較的多いようです。
桜葬は墓石が不要で、集合墓であることがほとんどのため、比較的安価での埋葬が可能です。

桜葬ではない樹木葬を採用している霊園も多く、相場の価格帯は桜葬と比べて広めで、10万円〜100万円程度が一般的な相場です。
一般的な樹木葬では、集合墓だけでなく個別埋葬を受け付けている霊園も多く、そのため価格帯に幅があります。
墓石が必要となる一般葬となると、さらに相場の価格帯の差が大きくなり、70万円〜250万円となります。

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桜葬のメリット

桜葬や樹木葬は一般葬と比較してさまざまなメリットがあります。
代表的なメリットを4つご紹介します。

お墓の管理が不要

桜葬や樹木葬は永代供養を採用しているところが多いです。
永代供養であれば本来遺族が行うお墓の管理や掃除、供養に至るまで霊園やお寺が代行してくれます。

そのため後継者に相続するお墓の後継ぎがいないご家庭や、子孫に墓の管理を任せることを負担に思う方にはメリットといえるでしょう。

料金が安い

桜葬は樹木葬と同じく、墓石を使いません。
一般葬の費用で最も大きなウエイトを占めるのが墓石です。
そのため桜葬は墓石の費用がかからず料金が安いという大きなメリットがあります。

桜の時期は華やか

桜葬は文字通り桜の木の下に埋葬されるため、至る所に桜の木が植えられています。
桜の時期になるとあたり一面が桜で華やかになります。
普通の樹木葬でも見られないような光景を見ることができるでしょう。

宗教不問

桜葬や樹木葬は寺院墓地と異なり、特定の宗教に制限されることがありません。
そのため選べる場所の選択肢が限られず、たくさんの霊園から好みの条件で探せるのがメリットです。

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桜葬のデメリット

費用や管理面などでいろいろなメリットがある桜葬ですが、実はいくつかのデメリットもあります。
桜葬を検討する上でデメリットについても把握しておきましょう。

お墓参りが遠い

桜葬や樹木葬、特に里山式と呼ばれるより自然に近い山の中にある霊園では、お墓参りの道のりが遠くなります。

自宅からの距離をよく把握して、交通アクセスの手段などもしっかりと考慮しておく必要があります。
実際に見学するなど足を運んでみることが重要です。

基本的には集合墓

集合墓とは故人や家族ごとに区分けされた場所ではなく、他人と分け隔てなく同じ場所に遺骨が埋葬されるお墓のことです。

桜葬は基本的に集合墓になりますので、気になる方にとってはデメリットとなる条件です。
しかし霊園によっては個別に埋葬できるところもありますので、事前の確認をしておくとよいでしょう。

ちなみに一般的な樹木葬では、個別に埋葬できる霊園も比較的多く存在します。
自分のニーズに合わせて選択するようにしましょう。

理解が得られにくい

一般的な墓地を連想される方や伝統的な埋葬方法を支持する方が、ご家族や親戚にいらっしゃる場合は注意が必要です。

桜葬や樹木葬は比較的新しいタイプの埋葬方法です。
墓石がない埋葬方法に抵抗があり、理解が得られずトラブルになる可能性もありますので、事前に相談するのが無難です。

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桜葬の探し方

桜葬の費用やメリット・デメリットを理解した上で、どのようなことを基準に桜葬を探せば良いのでしょうか。
桜葬を選ぶ上で重要な4つの項目について解説します。

費用

ひとくちに桜葬といっても、その費用はさまざまです。
初回費用や年間管理費などの項目においてもよく比較検討し、現実的に支払える費用かどうかよく検討してください。

アクセス

ご自宅からのアクセスも費用と並んで重要な項目です。
単純な距離だけでなく、想定される移動手段と到着までの時間や利便性なども考えて選ぶ必要があります。
また今は車などで通えたとしても、自身が高齢化してきたときにも、通うことが可能かどうかという検討もしておきましょう。

景観

せっかくの桜葬なので、桜の時期に一度見学に行くという方が多くいらっしゃいます。
しかしお墓参りは桜の季節だけではありません。

夏や冬、秋にも足を運んでみて景観を目で確かめないと、後で後悔する可能性もあります。

管理状態

さまざまな項目の中でも、霊園の管理状態をよく確認しておくべきでしょう。
永代供養を検討している場合はもちろんのこと、園内の設備は十分かどうかなど、希望する項目と照らし合わせておきましょう。

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桜以外にはどんなシンボルツリーがあるの?

シンボルツリーとは樹木葬で用いられる、その霊園の象徴となる樹木のことです。
桜葬の場合は桜がシンボルツリーとなり、手を合わせ祈りを捧げる対象となります。
霊園ごとに桜以外にもシンボルツリーがありますので、人気がある代表的なシンボルツリーをいくつかご紹介します。

桜以外の代表的なシンボルツリーは下記の通りです。

  • ハナミズキ:日本人に馴染みのあるハナミズキは桜同様に春に花を咲かせる花として人気があります
  • ヤマツツジ:ヤマツツジもまた多くの方によく知られている樹木で、美しい花を咲かせます
  • サルスベリ:色とりどりの花を咲かせ、花の持ちも長期間続くためよく選ばれています
  • エゾアジサイ:エゾアジサイは梅雨の時期に花を咲かせる樹木です
  • クスノキ:花を咲かせないクスノキですが、緑豊かに生い茂ることから生命力を連想される樹木です
  • もみじ:もみじは季節ごとに異なる表情を見せてくれるユニークな樹木として人気です
  • ポプラ:成長力があるポプラは街路樹にも採用されるなどシンボルツリーに適した樹木です
  • カラマツ:観賞用として優秀なカラマツは、人目に写るシンボルツリーに向いています
  • ウメモドキ:盆栽や生花に用いられるウメモドキもまたシンボルツリーにふさわしい樹木です

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樹木葬以外の自然葬の種類

桜葬や樹木葬の費用やさまざまな内容について紹介してきました。
一般的な墓地の埋葬にはない特徴がお分かりいただけたかと思います。

実は樹木葬以外にもバラエティ豊かな埋葬方法があります。
特に自然の中で行われる埋葬、自然葬は多くの方に支持され少しずつ人気が出てきています。

そこで本記事の最後に樹木葬以外の自然葬の種類についてご解説します。

一度は耳にしたことがある埋葬方法から、意外な埋葬方法まで7つご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

海洋葬

海洋葬とは許可を得た領域の海に、故人の遺骨を撒いて行う埋葬方法です。
散骨と呼ばれる埋葬方法のひとつで、他の自然葬よりも有名なため知っている方も多いかと思います。

宇宙葬

宇宙葬とは故人の遺骨の一部を宇宙へ飛ばし、埋葬する方法です。
遺骨はカプセルに入れられて、ロケットとともに宇宙に向かって飛ばされます。
無事に発射された遺骨を載せたロケットは、大気圏に突入するとカプセルとともに消滅します。

バルーン葬

ごくわずかな量の遺灰をバルーンに乗せて上空へ飛ばし、散骨する埋葬方法です。
高度およそ35メートルに達したバルーンは気圧の上昇で爆発し、遺灰が上空で散らばります。
環境に配慮するためにバルーンに乗せる遺灰は少量に定められています。

土葬

かつて日本では遺体を火葬せずに土に埋める土葬が主流でした。
現在でも海外では土葬を行うところがあります。
宗教観や伝染病といった悪影響など、さまざまな要因によって土葬は賛否が分かれる埋葬方法です。

風葬

風葬とは遺体を自然に放置し風化させる埋葬方法です。
かつての沖縄や一部のアジア地方で採用されています。

水葬

水葬とは遺体を海や川など水辺に流し埋葬する方法です。
代表的な水葬の場所にはインドのガンジス川があります。

鳥葬

鳥葬とは文字通り肉食の鳥であるハゲワシに遺体を食べさせる一風変わった埋葬スタイルです。
チベットの山奥で採用されていた埋葬方法で、日本人には縁がない方法です。

しかしこれらの方法は日本国内では禁止されていたり、法律で制限されていたりするものがほとんどですので注意しましょう。

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桜葬の費用まとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで桜葬の情報や、桜葬の費用について解説してきました。
まとめると以下の通りです。

  • 桜葬とは桜の木をシンボルツリーとした埋葬方法のひとつ
  • 桜葬や樹木葬は、墓石を使う一般葬よりも費用が安いケースが多い
  • 自然葬には、海洋葬や宇宙葬などさまざまな種類がある

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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