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お葬式

最後のお別れを生演奏で飾る|葬儀専門音楽事務所アシェルを紹介

更新日:2022.07.29

お葬式インタビュー

皆さんは、葬儀に音楽を取り入れようと考えたことはありますか。

葬儀の音楽というと、キリスト式での讃美歌や神葬祭での雅楽演奏など、しきたりや決まった形式があるものだというイメージをお持ちの方が多いかもしれません。

しかし、近年は故人・ご家族の思いに合わせて幅広いジャンルの音楽を取り入れることができるようになっています。

葬儀に思い出の曲を添えることで明るく、華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。

今回は葬儀社出身のメンバーで創業し、葬儀への深い理解を活かしてプロの演奏家による生演奏を提供されている「葬儀専門音楽事務所アシェル」をご紹介します。

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  1. 葬儀専門音楽事務所とは
  2. 大内様にインタビュー
  3. 会社情報
  4. 取材を終えて
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葬儀専門音楽事務所とは

葬儀専門音楽事務所アシェルは、葬儀での生演奏を専門に行う音楽事務所です。全国47都道府県すべてのエリアに対応しています。

葬儀社出身のメンバーで創業されており、葬儀への深い見識を活かしたプロデュース力と、プロの演奏家によるクオリティーの高い演奏を強みとしています。

故人との思い出の曲の演奏、葬儀の演出としての演奏など、あらゆるシーンに合わせて、オールジャンルの演奏に対応しています。

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大内様にインタビュー

株式会社アシェルについて

みんなが選んだ終活:

葬儀専門の音楽事務所を設立されたきっかけを伺えますでしょうか。

大内様: 

私たちの創業メンバーは、全員が大手葬儀社の出身で、厚生労働省認定1級葬祭ディレクターの資格を持っています。

葬祭ディレクターの受験資格はハードルが高いので、葬儀の業界の方々から見ると「ガッツリと葬儀経験を積んでいる音楽事務所なの?」と驚かれると思います。

勤務していた大手葬儀社の1支店で年間2000件前後の葬儀に携わる中で、故人を偲ぶために音楽を要望する家族が増えてきていることに気付きました。

そして、葬儀社としても、CDを流す程度しか家族の想いに応えることができないという無力感を味わってきました。

実際にプロ奏者の派遣を業者に依頼しようと考えたこともありましたが、どこに依頼すればよいのか分かりませんでした。

また、葬儀というある意味で特別な式典は、マナーや言葉使いなどが通常のシーンとは異なるため、一般的な業者様へ発注することに不安な気持ちを持っていました。

さらに、葬儀に付随する様々な費用のバランスを考えると、プロ奏者の費用は高額でバランスを欠いてしまうという問題も悩みの1つでした。

一方で、「寺離れ」がどんどん進んでおり、読経のない葬儀の中で何をすればいいのか分からず、遺族が棺を囲んで何もしないままの式もたくさん見てきました。

葬儀の司会担当も何もすることがなく、率直に表現すると遺族を「放置」するという選択を取らざるを得ない状況です。

この状況を見て、「もし、ここに音楽の生演奏があれば、ゆったりとした気持ちで遺族と故人のお別れをサポートできるのではないか」という思いを持ちました。

以上2つが創業のきっかけです。

そして、葬儀事情に精通している音楽事務所があれば、これからの葬儀に役立てるのではないかと思いました。

また、音楽事務所は多々ありますが、葬儀に特化することで差別化もでき、読経に代わるサービス提供という成長市場で、ビジネスとしての魅力も感じました。

ちょっとした副産物ですが、弊社で演奏を経験した奏者様から「こんなに心に響く演奏をしたことがない」という類の感想を頂くことがございます。

奏者様にとってもやりがいのある仕事となっているようです。

みんなが選んだ終活:

会社名の由来を教えていただいても宜しいでしょうか?

大内様:

イスラム教において死を司る神とされている「アズライール」から作った造語です。

アズライールはどちらかというと死神寄りではありますが、「死」と向き合うビジネスを行いたいという文脈からアズライールを用いました。

音楽葬について

みんなが選んだ終活:

「音楽葬」に対してイメージが固まっていない方もいらっしゃると思います。

音楽葬とはどのような葬儀なのか教えていただけますでしょうか。

大内様:

確かに、「音楽葬」は「家族葬」と同様に、定義が定まっていない葬儀形態です。

結果的な定義でいえば、音楽の生演奏を取り入れた葬儀と言えるのではないでしょうか。

読経のある仏式では、開式前や花入れ、出棺時に生演奏が荘厳な雰囲気を作り上げます。

キリスト式では讃美歌をリードします。

神式では雅楽の演奏のもと式を進行することができます。

もちろん、読経の無い無宗教葬の場合でも、お別れの時間や焼香時間に思い出深い演出を加えることができます。

みんなが選んだ終活:

神葬祭での雅楽演奏のように、宗教・宗派と結びついた音楽も多いかと思いますが、ルールやマナーによる制限はあるのでしょうか。

大内様:

かつては、固定観念が強く、なかなか自由な演奏を行うことが難しかったと聞いています。

一方で、最近は葬儀に音楽を取り入れることが珍しくなくなってきたため、特に制限のようなものを感じたことはありません。

葬儀をオーダーされる葬家のお気持ちが全てとなっています。

宗教を問わず、ロックからフラメンコやハワイアン、ゴスペルなど様々なオーダーをお受けした実績がございます。

最近は、幅広いジャンルの演奏を喜んでくださるお寺様も増えてきました。

アシェルの音楽葬

みんなが選んだ終活:

貴社では音楽葬での生演奏のサービスを提供していらっしゃいます。

貴社で対応いただける演奏はどのようなジャンルや、楽器構成なのでしょうか。

大内様:

葬儀価格とのバランスをとるために効率化した結果、チェロ・フルート・バイオリンでの演奏がベーシック商品となっています。

楽器を絞り込むことで、施行日前日のオーダーにも対応できるようになっています。

また、前日オーダー不可で別料金にはなってしまいますが、民族楽器のようなマニアックな楽器を含めて、ジャンルを問わずあらゆる楽器に対応しています。

演奏内容に関しては、葬儀社様との打ち合わせの中で、葬家に相応しいジャンルを決めていきます。

葬家の方と直接お話をしながら曲目を選ぶこともございますが、葬家の方の負担にならないように、いただいた葬家の情報から「空気を読む」よう勤めております。

派遣する奏者は全員プロ奏者ですので、当日の式の様子をみて臨機応変な対応ができることも、弊社の強みとなっております。

みんなが選んだ終活: 

決められたプランや費用などはございますでしょうか?

大内様:

葬儀での演奏は施行直前のオーダーもあるため、楽器を弊社で指定するベーシックプランを軸にしています。

音楽を手配する煩わしさを極限まで排除した分かりやすい商品となっています。

ベーシックプランに追加料金をいただくことで、どんなご要望にも応えられるよう商品設計がされています。

みんなが選んだ終活:

音楽葬や神葬祭での雅楽の生演奏では特別な葬儀場が必要なのでしょうか?

大内様:

一部の公営の式場で音楽の演奏が禁止されているケースもございますが、概ねあらゆる式場で演奏が可能です。

雅楽であっても例外ではなく、特別な設備は必用ございません。

参列者席3人分ほどのスペースがあれば奏者派遣は可能です。

音楽葬を利用されるお客様

みんなが選んだ終活:

ご利用になられるお客様はどのような思いからご利用される方が多いのでしょうか。

大内様:

やはり、音楽と故人様の繋がりが深いお客様が多いです。

単純に音楽が好きだった方や、映画が好きだった方、ダンスをしていた方、特定の国の料理が好きだった方など様々ですね。

たとえば、映画で使われていた曲を演奏することで、葬家はもちろん参列者の方にも、とても喜んでいただけます。

音楽を通じて故人様との思い出がたくさん蘇るようで、思い出に残るお別れを演出することができていると感じています。

次に多いのが、参列者様のおもてなしとして音楽を利用されるお客様です。

記帳所や式場、出棺場所での生演奏は参列者様の心にとても響くようです。

特に、読経のない葬儀では音楽を取り入れることで、参列者の方々に気を使わせることなく葬儀を進行することに役立てていただいております。

みんなが選んだ終活:

今までサービスを提供する中で、印象に残ったエピソードがございましたらお伺いしてもよろしいでしょうか。

大内様:

フラダンスサークルで活躍していた故人様のエピソードです。

葬儀にはフラダンスサークルのご友人がたくさん参列していました。

ご依頼いただいたのはハワイアンの生演奏で、ギターに合わせて歌手が歌いました。

葬儀で本格的なハワイアンの演奏と言われると驚かれるかもしれませんが、他の葬儀では味わえないような一体感が生まれ、同席していた私にも故人様のお人柄が伝わってくるほどでした。

読経のある通常式ではございましたが、音楽を取り入れることで唯一無二の葬儀になったと思います。

まるで結婚式のような葬儀もありました。

ご依頼は、ウェルカムルームでマリンバを演奏するという内容でした。

明るく飾り付けられたウェルカムルームが設けられ、参列者がシャンパンを振舞われるところから葬儀が始まります。

奏者が「本当に葬儀なのか?」と驚いてしまうほどのとにかく明るいパーティスタイルの葬儀でした。

葬儀社で勤めていたころ、生前相談で「明るく、楽しく、笑って送って欲しい」という要望をたくさん聞きました。

こちらの葬儀では、本当にその思いを実現する葬家が少しずつ出てきていること、そして音楽がその役に立てることをあらためて感じました。

これは葬儀社様のご意向で実現はしませんでしたが、出棺のときに喪主様が「ダメだこりゃ!」と叫び、そのタイミングでドリフターズがコントのオチに使う音楽を演奏しながら出棺を見送りたいという依頼がありました。

音楽を使うことで、葬家の故人様らしい葬儀をしたいという思いが強くなるようです。

今後の展望とメッセージ

みんなが選んだ終活:

サービスを通して広めたい思いや今後の展望をお伺いしてもよろしいでしょうか。

大内様:

音楽の生演奏を通じて心に残るお葬式を作るお手伝いをしたいと思っています。

葬儀は、暗黙の「しきたり」が多く、葬家の自由度が比較的下がってしまう傾向にあります。

制約の中でも音楽を使えば故人様との思い出を「演出」することができます。

どのような音楽を取り入れるか、どのような演奏形態にするのか話しあうなかで、たくさん故人様と対話ができます。

葬儀は確かに哀しいお別れの儀式ではありますが、忌み嫌うものではありません

誰もが必ず経験する儀式です。

そのような儀式に、葬家というプロデューサーや故人様という主役が中心となって色を入れていく、音楽はその手助けとなるのだという思いを広く伝えていきたいです。

みんなが選んだ終活:

みんなが選んだ終活の読者に向けて何かメッセージがございましたら、お願いします。

大内様:

人は必ず亡くなってしまいますので、エンディングを考えることはとても大切なことです。

自分自身で葬儀や埋葬の形を決めても、家族で話し合いながら決めてもいいと思います。

いずれにせよ、事前に「葬儀・埋葬の打ち合わせ」をしておくべきだと考えています。

葬儀社職員をしていた頃、家族の言い争いをたくさん見てきました。

その原因は、故人様が事前に意思を表示していなかったことにあります。

故人様の気持ちが分からないため、家族の中で価値観のぶつかり合いが生じるのです。

たくさんの努力をした人生の集大成が家族のもめごとで終わるのは哀しすぎませんか?

「お寺を呼ばないでいいから音楽で送って」

「お寺さんを呼ぶ普通の葬儀でいいけど、お別れのときは音楽を演奏して」

「パーティ形式でいいから笑ってお別れをして」

そのような思いをヒトコトでも残してもらうことで、家族はとても助かるのです。

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会社情報

会社名株式会社 アシェル
所在地[営業所]〒365−0055埼玉県鴻巣市栄町5番28号シティパレス鴻巣9−20
電話IP電話(代表) 050-3138-2424
主な事業内容「冠婚葬祭業に関するサービスの提供事業」47都道府県すべての葬儀社向け音楽奏者派遣事業
URLhttps://www.assurel.info/
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取材を終えて

取材を通して、葬儀社で働かれていた当時に体感していた音楽葬の現状への課題感と、お客様のご要望を解決したいという思いをとても感じました。

その思いや経験があるからこそ、アシェルのサービスには葬儀直前でも依頼可能な柔軟さ、幅広く対応可能な演奏ジャンル、打ち合わせ不要のオリジナル演奏など、依頼されるお客様への心配りが行き届いているのだと思います。

皆さんも、ぜひ生演奏で葬儀を飾ってみてはいかがでしょうか。

今回は、葬儀専門の音楽事務所としてプロの生演奏を届ける「株式会社アシェル」を取材させていただきました。

大内様、お忙しい中取材に応じてくださり、誠にありがとうございました。

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