納骨式のお布施金額相場は?その他費用やマナーもチェック
更新日:2024.05.14 公開日:2024.05.14
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納骨式とは、故人の火葬後にお墓や納骨堂へ、遺骨を納める際に行う儀式のことを言います。
この納骨式には、お布施を持参する必要があるのでしょうか。
基本的には、納骨式にお布施は必要になります。
しかし、納骨式のお布施の相場がわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、納骨式でのお布施の相場を中心に解説していきます。
お布施以外に、納骨式に必要になるものも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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納骨式のお布施の金額相場
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お布施とは
納骨式では納骨する前に、僧侶に続経をしていただきます。
お布施は、その際の謝礼として僧侶に渡すものです。
そのため納骨式には、お布施は必要ということになります。
お布施の具体的な金額は明確ではないですが、近年ではお布施の内訳を完全公開するようなお寺もあるようです。
参考サイト https://mytera.jp/paper/zuisoji27_20221212/
納骨式のお布施の相場
納骨式の謝礼として渡すお布施の相場は、3万~5万円です。
ただし、これは納骨式のみの金額です。
開眼供養と納骨式を一緒に行う場合は、僧侶に上記の相場の1.5〜2倍程度の金額をお布施として包みます。
また、僧侶に遠方から来ていただく場合はお車代(交通費)が必要です。
更に僧侶が会食に参加できない場合は、御膳料の準備も必要になります。
お車代と御膳料の相場は、各5000~1万円です。
宗派ごとのお布施の相場
納骨までの法要なども含めた場合は、宗派ごとに相場が異なります。
宗派ごとのお布施の相場を見てみましょう。
浄土宗・浄土真宗
浄土宗・浄土真宗の相場は以下の通りです。
浄土真宗・浄土宗 | 葬儀のときに渡したお布施の1割 |
曹洞宗 | 3万〜10万円 |
真言宗 | 3万円 |
日蓮宗 | 5万円前後 |
天台宗 | 3万〜5万円 |
臨済宗 | 3万〜5万円 |
キリスト教
キリスト教の場合、教会や神父にお渡しする謝礼の目安は一般的に5万円程度です。
ただし、用意しなければならない金額は教会によって異なることが多いので、事前に教会や神父に確認をしましょう。
地域ごとのお布施の相場
地域が変わると相場にも多少差があります。
地域を大きく3つに分けた相場を紹介します。
- 北海道~東北:約3万円
- 関東:約5万円
- 関西:約4万5,000円
お布施以外にかかる費用
お布施以外にもさまざまな費用が掛かります。
主に以下の3つの費用です。
- 卒塔婆費用:「塔婆料」お墓の後ろに立てる木の板
- お車代:「御車代」僧侶の交通費
- お膳料:「御膳料」葬儀や法要後の会席に僧侶が辞退したときに渡すお金
これらの費用は、お布施とは別の封筒に包むのがマナーになります。
仏教、神道、キリスト教の袋はコンビニでも販売されていますので、そちらを使っても構いません。
こちらの記事ではお布施を包む封筒の選び方について解説していますので是非ご覧ください。