お墓
納骨堂の管理費を滞納したらどうなる?費用内訳と相場を解説
更新日:2024.02.04 公開日:2021.08.22

納骨堂の利用を検討する時に、費用面で不安に思うことはありませんか。
こちらの記事では、納骨堂の管理費を滞納するとどうなるのかについて詳しくご紹介します。
ぜひ最後まで御覧ください。

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納骨堂の費用の内訳

はじめに、納骨堂の費用には何が含まれているのか解説していきます。
管理費
納骨堂において、管理費とは納骨堂を購入する際に年間費用として払うものです。
納骨堂の清掃や、施設のセキュリティ・メンテナンスの費用に当てられることが多いです。
年間管理費は納骨堂によって異なりますが、5000円〜2万円程度です。
納骨方法によっては管理費が不要な場合もあります。
- 初めから合祀する場合
- 納骨堂の契約期間に定めがあり、契約時に管理費を一括払いしている場合
使用料
納骨堂において使用料とは、「契約金」にあたるものです。
一般の墓に納骨する場合は「永久使用料」と呼ばれます。
使用料は納骨堂の大きさや、設備や立地によって変わる金額です。
永代供養料
永代供養料は、永代に渡りお寺が遺骨の供養をしてくれるための費用です。
具体的には、13回忌や33回忌などに供養をしてくれます。
永代供養では家族がいない場合でも無縁仏の心配はいりません。
永代供養料も、契約時に一括して支払うことが多いです。
納骨堂の管理費を滞納するとどうなる?

納骨堂の管理費を滞納し続けるとどうなってしまうのでしょうか。
まず納骨堂から、電話やはがきなどで契約者へ支払いの催促が届きます。
契約者が亡くなっている場合は、お墓を引き継いだ人や保証人が管理費を支払うことになります。
納骨堂の管理費を滞納し続け、長期間連絡が取れない場合は、墓石が撤去され、遺骨が合祀されます。
合祀されると、後から遺骨を取り出すことはできません。
滞納したらすぐに合祀という訳ではなく、3年程連絡がとれない場合に合祀されるようです。
納骨堂の管理費を払えない可能性がある場合
遺族が管理費を支払えない可能性がある、親族に頼めない場合などは、次の方法もあります。
- 予め使用期間を定め、契約時に管理費を前払いする
- 始めから合祀する
管理費が滞納された場合には、自動的に合祀するシステムを採用している納骨堂を選択することも考えておくと良いかもしれません。
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種類別納骨堂の費用相場

ひとくちに納骨堂と言っても、さまざまな種類があります。
ここからは種類ごとの納骨堂の費用相場について解説します。
ロッカー型
ロッカーのような棚の中に骨壷を納める納骨堂です。
夫婦で納骨できる2人用や1人用のタイプもあります。
相場は、約20万~80万円です。
都心などの一等地にある納骨堂や高級な素材を使う場合は、安価でないものもあります。
仏壇型
上下に別れ、上部にご本尊のいる仏壇があり、その下に納骨スペースがあります。
複数の骨壺を安置することができるため、家族代々の納骨も可能です。
相場は、約50万~200万円です。
自動搬送型
土地が不足している都心に多いのが自動搬送型です。
建物の中に大量の骨壺が納められており、参拝時には参拝ブースへ自動的に運ばれます。
相場は、約70万~200万円です。
位牌型
位牌型納骨堂は遺骨ではなく位牌を祀るタイプになります。
遺骨はひとつにまとめて骨壺に保管してあるか、合祀されている状態になっています。
相場は10万〜30万円程度と安価です。
寺院によっては、遺骨と位牌は別の場所に安置されることもあります。
納骨堂の追加料金が必要になる場合

納骨堂を使用しているときに、追加料金が必要になる場合はあるのでしょうか。
ここではその具体例を紹介します。
銘板彫刻料
銘板に故人の名前や命日、享年などを彫刻してもらう時に発生する費用です。
納骨堂によっては、永代供養料に含まれる場合もあります。
相場は、約3万~5万円です。
戒名料
仏教徒である場合、葬儀では戒名が必要になります。
戒名を僧侶によって付けてもらうことで、極楽浄土に行くことができると信じられています。
宗派や戒名のランクによって、戒名料は5万〜50万円と相場に幅があります。
自分の宗派のお寺に確認しておくことがおすすめです。
法要料
法要では、故人の命日などに故人の魂を供養します。
納骨堂では、お盆などに合同で法要が行われる事が多いです。
それ以外に故人の命日などに、僧侶を手配して読経を頼む場合には別途料金が必要です。
法要料はお布施として支払い、約3万~5万円が相場のようです。
地域や宗派によって金額が異なるため、読経を依頼するお寺に確認しておくことが無難でしょう。
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納骨堂の管理費の滞納まとめ

ここまで、納骨堂の管理費を滞納するとどうなるのかについてご紹介しました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 納骨堂の費用は、年間管理費・使用料・永代供養料が含まれる
- 管理費を滞納し続けると、遺骨が撤去され合祀される場合がある
- 遺族に負担をかけたくない場合には、一括で管理費の支払いできる納骨堂を選択する
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。