お墓参りのお花はひまわりでもいい？どんなお花を選べばいいのか解説

更新日：2024.01.24

お墓参り

お墓参りの際には、仏花と呼ばれるお花を持参し、墓前にお供えして手を合わせます。
仏花は時期を問わず、スーパーはもちろん、コンビニでも売っていることがあります。

でも、お供えする仏花はどのような花でも問題ないのでしょうか？
中には、ひまわりのような華美な印象の花を墓前にお供えしてもよいのか悩まれる方もいるのではないでしょうか。

そこで今回、

• お墓参りに持っていく仏花は、ひまわりでもいいの？
• お墓参りに相応しい花と、そうでない花
• 造花やプリザーブドフラワーをお供えしてもいい？

について、ご紹介します。

ひまわりをお供えしても良いのかに加え、仏花を選ぶ時のポイントも併せて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

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1. お墓参りのお花はひまわりでもいい？
2. お墓参りに造花をお供えしても問題ない？
3. お墓参りのお花ひまわりのまとめ

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お墓参りのお花はひまわりでもいい？

お墓参りでひまわりをお供えしても全く問題はありません。
ひまわりの鮮やかな黄色は、一本あるだけでアクセントになり、見ている人に元気を与えてくれます。

また、何と言ってもひまわりはキク科の花です。
菊は仏花のなかで最もポピュラーな花の一つですから、同じキク科であるひまわりも問題ないでしょう。

ただし、ひまわりは品種が豊富にあり、あまり大きなものを選ぶと花立に入りきりません。
品種改良がなされ、小ぶりで花粉のないひまわりも多く生産されています。
仏花としてお供えするときは、そうした切り花向きのひまわりを選ぶと良いでしょう。

お墓参りのお花は基本的に何でもよい

お墓参りでお供えするお花について、「こうでなければならない」という明確なルールはありません。
ひまわりはもちろん、故人の好きだったお花や、用意される人の好みにあわせてお花を選んで良いのです。

しかし、厳かなイメージのあるお墓に対し、中には華美な印象の花を好まない方もいます。
自家のお墓参りあればどのような花を供えても問題ありません。

ただ、親戚や他人が管理するお墓では配慮が必要です。
その場合は、菊やスターチスなど定番のお花を用意するのが無難でしょう。

お墓参りのお花は、ご先祖様や故人に手向ける大切な供養の気持ちです。
故人を思って仏花を準備し手を合わせることが、ご供養において一番大切なことと言えるでしょう。

一般的に良く使われるお花

お墓参りでよく使われるお花は、明るい印象を与えるカラフルな切り花がよく用いられます。
ひまわりのように鮮やかで色とりどりの花をお供えし、お墓を明るく彩ると良いでしょう。

ここでは、お墓参りで一般的によく使われるお花を紹介します。

【菊】
切り花でも長持ちし、枯れても花が散りにくい。
また、邪気を祓うとされる。

【スターチス】
夏の暑さに強く、少ない水でも長持ちする。

【トルコキキョウ】
夏の暑さに強く、長持ちする。
慶事から弔事まで広く使われる。

【カーネーション】
様々な色合いがあり、華やか。
花言葉は「無垢で深い愛」

【リンドウ】
夏の暑さに強く、長持ちする。
気品を感じさせる上品な濃い紫色。

【ケイトウ】
花もちが良く、鮮やかな色を長く楽しむことが出来る。

お墓参りでお供えするお花は、長持ちする花が好まれます。
その他、胡蝶蘭やアイリスといった気品漂う花や、キンセンカやキンギョソウなども明るい色合いで仏花に広く用いられてます。

お墓参りに向いていないお花

お墓参りに向いてない花としては、バラなどトゲのある花や、香りの強い花があげられます。
また、スイセン、彼岸花といった毒性のあるお花も好まれません。

しかし、これらはあくまでも慣習的なものであるため、絶対に避けるべきというわけではありません。
トゲを事前に処理したり、香りの強い花はドライフラワーや造花であればお供えしても問題ないでしょう。

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お墓参りに造花をお供えしても問題ない？

お墓参りでお供えする花は、生花でも造花でも、どちらでも問題ありません。

生花はいずれ必ず枯れてしまいますが、造花は長く美しい花姿を保っていられます。
頻繁にお墓に通って手入れすることが出来ない場合は、造花の方が長くお墓を彩ることが出来るでしょう。

しかし、造花をお供えすることに抵抗を感じる方が多いのも事実です。
これは、花が枯れるさまを仏教の「諸行無常」と重ね合わせた、古来の慣習からくるところもあります。

ただ、お墓参りにおいて一番大切なのは、故人を思うご供養の気持ちです。
傷んで枯れてしまったお花を長く放置すると、においが出て虫が寄ってくるなどお墓が荒れる原因になってしまいます。

造花をお供えすることは、むしろご先祖様や故人が眠るお墓に対する配慮の一つとも言えます。
それでも造花に対して抵抗が強い場合は、本物の生花を加工してつくるプリザーブドフラワーを選択しても良いでしょう。
湿気に弱いという特徴があったプロリザーブドフラワーですが、特殊な加工で屋外でもおけるものもあります。

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お墓参りのお花ひまわりのまとめ

これまで、ひまわりはお供えしても問題ないか、また定番の仏花の種類についてご紹介しました。
まとめると、以下のようになります。

• お墓参りの仏花はひまわりでも問題はない
• お墓参りには、故人が好きだった花や、日持ちする花が好まれる
• お墓参りに相応しくない花は、トゲ・毒をもつ花や香りが強い花
• お墓に造花やプリザーブドフラワーをお供えしても問題はない

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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