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終活

エンディングノートは100均にある?ノートに書くべき内容を紹介

更新日:2024.10.02 公開日:2022.01.24

遺言書

筆ペンを持った手

記事のポイントを先取り!

  • 100均でエンディングノートは買える
  • エンディングノートの形式は自由
  • エンディングノートのDIYもおすすめ

今話題のエンディングノートが買える販売先についてご存知でしょうか。

エンディングノートは100均でも買えますが、どんな特徴があるのでしょう。

そこでこの記事では、100均のエンディングノートについて詳しく説明していきます。

この機会に、無料でエンディングノートを手に入れる方法も覚えておきましょう。

エンディングノートを手作りする魅力についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. エンディングノートとは
  2. エンディングノートは100均にもある
  3. 普通のノートで代用するときの注意点
  4. エンディングノートに書くべき項目
  5. エンディングノートの無料配布がある
  6. エンディングノートを手作りする魅力
  7. エンディングノート100均のまとめ
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エンディングノートとは

エンディングノートとは、主に家族へ向けた自分の情報や希望を書き留めた記録のことです。

終末期や死んだ後では確認のしようがない、個人情報や家族への指示、希望などがわかるノートです。

現在、終活のひとつとしてエンディングノートを書くことが盛んになってきています。

書き留める内容項目は実にさまざまです。

主に財産や遺品など、家族が扱うにあたり判断に迷うような事柄が記録されるので、とても役に立ちます。

実用的な記録を残す以外にも、自分自身を振り返ったりメッセージを残したりといった使い方もあります。

大型の書店や全国チェーンの文房具、雑貨店をはじめ、各種ネット販売でも売られています。

さまざまな場所で手に入りそうなエンディングノートですが、費用が安いに越したことはありません。

そうなると気になるのが、100均でもエンディングノートが手に入るかどうかということです。

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エンディングノートは100均にもある

実は100均にもエンディングノートを取り扱う店舗があります。

最近では100均の製品といっても、品質が高いものが揃っているので、100均にあるエンディングノートの内容にも期待できそうです。

100均で手に入るエンディングノートの特徴は、必要最低限の内容が1冊にまとめられていることです。

自分のプロフィールから個人情報、健康面、家族関係、相続などシンプルに作られています。

また、エンディングノートでよく書かれる項目ごとのノートが売られていることもあります

自分のことや連絡先、お金、健康に加え会員パスワードを記録しておくものまでジャンルごとに分かれています。

100均でも手に入るエンディングノートですが、普通の大学ノートやメモ帳で代用はできないものでしょうか。

普通のノートで代用するときの注意点

エンディングノートには何を書いても良いとはいっても、普通のノートを利用する場合に注意すべきことがあります。

それは、エンディングノートには必ず書いておくべき内容があるということです。

というのは、エンディングノートには残された家族にとって有用な情報が必要ということです。

もしそういった情報がなければ、そのエンディングノートはただの日記帳と変わらなくなってしまいます。

おさえておくべきポイントを無視して書かれたノートは、家族の役にたたない可能性があるのです。

普通のノートで代用するときの注意点として、書くべき具体的な項目はどのようなものがあるのでしょうか。

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エンディングノートに書くべき項目

エンディングノートに書くべき項目は以下の通りです。

経歴、生い立ちなど

本名や生年月日、本籍地、学歴・職歴といった経歴や、出身や趣味・特技、人生における大きな出来事などの生い立ちを書きます。

友人の氏名・連絡先など

自分にもしものことがあった際に、連絡して欲しい友人の氏名や連絡先を記します

大事な友人に連絡してもらえるので、どんなときに連絡して欲しいかも書いておきましょう。

葬儀やお墓について

自分の葬儀について、呼んで欲しい人や埋葬方法、特定の葬儀社があれば記録しておきます。

所有しているお墓があれば、後継者についてなど希望を残しておくとよいでしょう。

不動産などの財産について

不動産屋や預金を入れている銀行口座、証券口座、有価証券は相続財産となります

自分しか知らない財産を書き留めておくことで、家族が財産分与で手間取る要因が減ります。

その他の遺品等について

残された家族にとって、故人の遺品の取扱いは難しいものです。

処分していいのかどうかを明示するだけで、遺品整理がスムーズになります。

また、高額なものや価値がある遺品に関しては、その情報を残しておきましょう。

ネット上での契約情報

SNSやECサイト、各種サービスの会員など、ネット上での契約情報も書き留めておきます。

解約手続きがしやすくなるとともに、希望であれば自分のSNS情報を削除申請するのにも役に立ちます。

エンディングノートの無料配布がある

100均でもエンディングノートの取扱いがあることは前述しました。

人によっては、家族への情報提供や自分自身を振り返るエンディングノートが何冊も必要になるかもしれません。

そういう意味でも100均で手に入るエンディングノートは、経済的にありがたいものです。

ただでさえ安価な100均ですが、実はもっと安くエンディングノートを手に入れる方法があります。

しかもその発行元はさまざまで、いろいろなアプローチ方法で入手できます。

代表的な発行元は、市区町村が行っている無料配布です。

無料配布している自治体は30以上あるので、もしかしたらお住まいの居住地で手に入るかもしれません。

また葬儀や終活関連のメディアの中にも、エンディングノートの内容をテンプレートとして提供しているところもあります

さらには葬儀社の一部でもエンディングノートの無料サービスを売りにしているところもあるようです。

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エンディングノートを手作りする魅力

指さす女性

ここまで本記事を読み進めていただく中で、エンディングノートを書いてみようか、と思われた方もいると思います。

家族や子供たちに迷惑をかけたくないという想いや、かつて自分が苦労した経験も動機に繋がっているかもしれません。

駅前などにある100均で安く買えるとなると、書き始めるハードルも低くなるものです。

その一方で、せっかく書き始めたエンディングノートを途中で止めてしまう人もいます

特に普通の大学ノートをエンディングノートにする場合に、途中で止める人が多く見られるようです。

たしかに書くべき項目がなく、ガイドなしで考えて書き進めることは継続が難しいことが予想できます。

しかし、これからエンディングノートを書き始める方は、ちょっとしたコツと考え方があれば心配することはありません

普通のノートだからこそ、オリジナリティあふれるエンディングノートが作れるのです。

自分だけの特別な1冊を作れる

市販のエンディングノートは、すでに形状やページ数が完成した状態で販売されています。

自分だけの特別な1冊にするコツは、ノートをDIYすることです。

たとえばバインダーでとじたり、ノートを書いた順にナンバリングしたり、表紙やつづりを自分で製本するのもおすすめです。

エンディングノートは一度書いて終わる物ではなく、常に更新するものです。

そのため、バインダーなどで差し替えたりファイリングできる形状にすると、作成しやすいでしょう。

自分に必要な項目だけを作れる

市販のエンディングノートにはあらかじめ構成された項目があるため、作業のように感じるかもしれません。

その一方で無地のノートであれば、本当に自分が書きたいことだけを集中して書くことができます。

書くことに行き詰まったら、家族と相談してリクエストがあった項目を追加するのも意外と楽しいものです。

エンディングノート100均のまとめ

「KEY POINT」と書かれたスタンプとペンとノート

ここまでエンディングノートの情報や、100均で買える種類などを中心にお伝えしてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 残された家族のために、必要な情報を書き留めるのがエンディングノート
  • エンディングノートは書店やネットだけでなく、100均でも買うことができる
  • 100均よりも安く手に入れる方法には、市区町村や葬儀社の無料配布がある
  • エンディングノートを手作りする場合は、ノートをDIYすると良い

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


参考:60歳までにしておきたいこと【自作のエンディングノート】

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監修者

評価員(はかまだ)

袴田 勝則(はかまだ かつのり)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。

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