一日葬のお布施にかかる費用は？費用相場やお布施のマナーを解説

更新日：2024.03.12

一日葬

記事のポイントを先取り！

• 一日葬のお布施の相場は10~30万円
• お布施の金額を抑えたい場合、菩提寺に相談すると良い
• お布施は僧侶への感謝の気持ちを表すもの

一日葬は葬儀の時間が短いために、お布施の相場も自ずと下がります。
ですが、他の葬儀の種類と比べてどのくらい相場が下がるかまで分かる方は少ないでしょう。

そこで、この記事では下記について解説していきます。

一日葬のお布施の相場
一日葬のお布施の内訳
一日葬の料金をさらに抑える方法

法要や法事にお布施を渡す場合の相場についても触れているので、ぜひ最後までお読みください。

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1. 一日葬とは
2. 一日葬のお布施の相場は？
3. 一日葬のお布施の内訳
4. お布施の金額はどうやって決まるの？
5. 一日葬のお布施の金額を抑える方法
6. お布施に関するマナー
7. 葬儀以外にお布施を渡す場面
8. 一日葬のお布施の相場まとめ

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一日葬とは

一日葬とは、一日で葬儀を終わらせる葬儀スタイルのことを言います。

一日葬では、通夜を行わず、告別式と火葬式を一日で行います。
そのため、遺族の負担を最小限に抑えることができます。

こちらの記事で一日葬について解説しているので、ぜひご覧ください。

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一日葬とは？1日で行うメリット・デメリット、費用やマナーも解説

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一日葬のお布施の相場は？

一日葬のお布施の相場は10～30万円です。

一般的な葬儀のお布施が47万円なので、一日葬のお布施の相場の方が安くなります。

理由としては、一日葬には一般的な葬式と違ってお通夜がないことが挙げられます。
お通夜がない分、通常の葬儀は二日間かかりますが、一日で執り行うことができます。

ただし、ご遺体が前日に会場に運ばれることから、一日葬でも二日分の会場費がかかる場合があります。
こちらは事前に斎場に確認しましょう。

また、戒名のランクによっても金額は大きく異なるため、あくまでも一例として覚えておきましょう。

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一日葬のお布施の内訳

お布施は葬式で僧侶が読経する場合の感謝の気持ちを表したものです。

お車代などは、僧侶個人に対する料金として渡します。

なので、一日葬のお布施の相場と御膳料やお車代は、別々の封筒に入れてください。

では、お布施の内訳を解説していきます。

お車代

お車代は僧侶の交通費のことです。

交通費はお寺からお葬式場までの距離の分の額を払います。

お車代は移動距離に見合った金額を払ってください。

ただし喪主や故人の親族が、僧侶を送る場合やお寺で葬式を行う場合は、お車代はいりません。

御膳料

御膳料は、葬式の食事の場がないときや、宗教者が食事を辞退した時の御膳代わりです。

相場では御膳料は5000円から1万円です。

もし僧侶が複数人だった場合は、袋を1つにまとめます。

また一日葬には通夜振る舞いがありません。一日葬では精進落としが、お通夜振る舞いの代わりです。

ただし宗教者に食事をふるまわなかった時に、お弁当や精進落としをふるまうなら御膳料は必要ありません。

戒名料

戒名を授けて頂いたときに支払う謝礼のことです。

戒名とは死後の世界の故人の名前で、名前があると仏の世界に入れます。

戒名料はランクがあり、最高のランクだと100万円以上です。

低い戒名だと相場は20万から50万円ほどになります。

戒名料は葬式の前に決められます。

僧侶に故人の人柄、職業、趣味などを聞かれるので、戒名に入れてほしい文字は、事前に言っておきます。

心付け　

心付けは宗教者や火葬のスタッフなど、手伝いをしていただいた人に渡すお金のことです。

金額は決まっていませんが、お世話になった人ほど多めに渡します。

また最近は断る葬式場が多いので、断られたときは無理に渡さないようにします。

こちらの記事で一日葬の費用平均について解説しているので、ぜひご覧ください。

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お布施の金額はどうやって決まるの？

お布施の金額は様々な条件の影響を受けています。
そこで、お布施の金額はどのような項目の影響を受けるのかを紹介します。

地域

地域によってお布施の金額は異なってきます。

関東や中部地方では、お布施の金額は他の地域と比べると高めの傾向があります。

宗派

宗派によってもお布施の金額は異なってきます。

真言宗や天台宗ではお布施の金額が高い傾向にあります。
浄土宗や浄土真宗はお布施の金額が低い傾向にあります。

お布施の金額は自分だけで決めるのではなく、周りの人に相談してから決めると良いでしょう。

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一日葬のお布施の金額を抑える方法

一日葬のお布施の相場を下げるには、菩提寺に素直に相談してみるといいですよ。

「ほかの方はどのくらい包んでいますか？」と聞きます。

また戒名料を下げられないか尋ねてみましょう。

他には葬儀場に相談をして、一日葬のお布施の相場が安いお寺を教えてもらう方法もあります。

菩提寺との関係を悪化させないためにも渡すお布施の金額を下げたい場合は事前に菩提寺に相談しましょう。

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お布施に関するマナー

お布施に関してもいくつかのマナーがあります。

以下から解説していきます。

渡し方

お布施は袱紗（ふくさ）に包み、切手盆に載せて渡します。

次に僧侶の前で袱紗からお布施を出して、表書きが見えるように切手盆に置きます。

渡すときはお布施が一番上にくるように、御膳料やお車代を下にして一緒に渡すといいです。

このとき「本日はありがとうございました」という風に感謝の気持ちを伝えると丁寧です。

渡すタイミング

お布施は、事前にお寺に渡しに行くのが一番良いタイミングでしょう。

事前にお寺に行くことが難しい場合は、葬式が終わり、僧侶がお帰りになるときに渡します。

葬式が始まる前に渡してしまうと、僧侶がお金を管理しなくてはいけません。

葬式中は喪主がお布施を持っておきます。

お寺で葬式を行うときは、葬式が始まる前にお布施を渡しても問題ありません。

お布施袋の書き方

お布施袋は、普通の濃い墨で書きます。僧侶に渡すので香典のように薄墨で書く必要はありません。

表面の上に「御布施」と書いて、下に喪主の苗字を書きます。

裏面には喪主の氏名、住所、電話番号、お布施の額を記入します。旧字体の漢数字にしてください。

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葬儀以外にお布施を渡す場面

葬儀以外にお布施を渡す場面を紹介していきます。

法事・法要

初七日法要や四十九日のタイミングでもお布施は渡します。

他にも一周忌やお彼岸のタイミングでもお布施を渡します。

納骨

納骨のお布施は1万円から5万円で、納骨は四十九日の法要と同じ日にすることが多いです。

同じ日にすることで、親戚が何度も集まる必要がありません。

もし四十九日と納骨を一緒の日にする場合は、法要と納骨を1日分としてお布施を用意します。

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一日葬のお布施の相場まとめ

ここまで一般葬のお布施の相場や、内訳を中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

• 10万円から30万円が一日葬のお布施の相場
• お布施の内訳は、読経料、お車代、御膳料、戒名料、心づけ
• お布施の金額を下げるには、菩提寺や葬式場に相談すると良い
• お布施は、袱紗に包み、切手盆にのせて、僧侶が帰る前に渡す
• 一日葬以外のお布施の相場は3万円から5万円が多く、納骨のお布施は1万円から5万円

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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監修者

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