お墓
納骨堂の良い選び方とは?納骨堂の種類と選ぶ際のポイントを解説
更新日:2024.01.24 公開日:2021.08.20
死後ご自身が眠る場所、大切な人が眠る場所を選ぶ際に後悔のない様選びたいですよね?
埋葬される場所を選ぶのは非常に大切なことです。
今回は埋葬方法の中の1つ「納骨堂」について選び方のポイントや、種類などを解説します。
是非最後までご覧ください。
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納骨堂とは
皆様は「納骨堂」と聞いてどのようなイメージを持つでしょうか?
一般的なお墓の様なイメージでしょうか?
納骨堂とは、主に個人や家族で遺骨を埋葬できるお堂の事を言います。
管理費を収めることで供養と管理を一貫して任せることができる場所も多いです。
納骨堂はもともとお寺の敷地にあり、一時的にご遺骨を預かる施設として利用されていました。
しかし、近年では一時的な施設ではなく永代的なお墓として用いられるよう変化してきました。
寺院の敷地内に建設され管理されてる所も多いですが、自治体や会社が管理している新しいタイプも存在します。
納骨堂の種類と費用
納骨堂は一般的なお墓と違い、主に室内で埋葬され管理されます。
屋外ではない為、掃除の必要もなく管理の必要が少ないのが魅力です。
そんな納骨堂ですが、形式別に種類があるのはご存知でしょうか?
それぞれタイプによって見た目や価格に違いがあり、それらについて詳しく説明させて頂きます。
仏壇型
仏壇型は上下二段構造になっています。
上段が仏壇で下段に遺骨を納める形状になっています。
また、一緒に遺影やお花を飾ることもできます。
礼拝と納骨が同時に出来ることが魅力です。
費用相場は50万~200万円程度です。
ロッカー型
ロッカー型とはその名の通りロッカーの様に並んだ棚へ骨壺を収める形式を指します。
参拝時は納骨壇を開いて行うものと、納骨壇の前にご本尊があるものの大きく2種類が存在します。
価格も抑えられ、個別に骨壺を収めることができることから近年非常に人気があります。
しかし、見た目が少しコインロッカーの様に見えるので、そこを気にされる方も多いようです。
費用相場は20万~50万円程度です。
自動搬送型
近年注目されているものが「自動搬送型」です。
自動搬送型とは、最新のテクノロジーを利用した納骨堂のことです。
遺影を投影できたたり、故人が好きだった音楽を流したりすることができます。
また、契約時に渡されるカードを読み込むことで、礼拝スペースまでお位牌や骨壺が自動で運ばれます。
立地場所も都心に多く、アクセスが良いのは魅力的です。
しかし価格が他のものと比べると高くなってしまうのが気になる点です。
費用相場は80万~200万円程度となっています。
墓石型
墓石型とは一般的なお墓の様な見た目で、屋内に建立されている形式を指します。
墓石型は一家に一基お墓を建てます。
一般的なお墓とは違い室内にあるので管理に手間がかからないのが魅力です。
見た目もお墓そのものなので窮屈感なくお参りをすることができます。
しかし、他の形式に比べ墓石を一基購入する必要があるため、価格が高く設定されています。
費用相場は100万〜200万円程度です。
位牌型
位牌型は、お内仏の周りに故人の位牌を並べて安置する形式のものを指します。
遺骨は他の方のご遺骨と一緒に別の場所へ保管される場合や、個別に保管される場合などがあります。
選ぶ際は確認をすると良いでしょう。
また、位牌型は省スペースで済むため価格を抑える事ができるのが魅力です。
費用相場は5万〜30万円程度です。
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選び方と向いている人
ここまで納骨堂についてや納骨堂の種類をご紹介しました。
それぞれの納骨堂はどんな方に向いてるでしょうか?
また、他にはどのような選択があるでしょうか?
選ぶ基準となる
- 後継者はいるか
- 価格は予算内か
- アクセスは良いか
- 納骨堂の種類
の観点から、選び方と向いてる方をご紹介します。
後継者はいるか
後継者がいる場合は、一般的なお墓を選んで問題ありません。
しかし、後継者のいない方は、納骨堂や永代供養付きのお墓を選ぶと良いでしょう。
永代供養では後継者がいなくとも、お寺が遺骨の供養や管理をしてくれます。
価格は予算内か
お墓を購入する際、選ぶ基準として予算を考える方も多くいらっしゃると思います。
一般的なお墓に比べ、お墓を持たないことで価格を抑える事ができるのが納骨堂です。
位牌型という形式では安くて約5万円から利用することができます。
ご自身の予算でお墓の購入や維持が難しいようでしたら納骨堂を選択肢に入れるのが良いでしょう。
しかし、その際予算内だからと即決してしまうのではなく、実際に見学して比較することをお勧めします。
アクセスは良いか
お墓は郊外にあるのが殆どです。
郊外にあることにより、中々お墓参りができなかったり、親族の方がご高齢になった際の心配も出てきますよね?
納骨堂は一般的なお墓よりも、アクセスが良いことが多いです。
自宅から通いやすい納骨堂を選ぶことでいつでも故人に会いに行けるというメリットがあります。
納骨堂の種類
納骨堂には位牌型、自動搬送型、墓石型、仏壇型、ロッカー型の5種類があります。
- 価格を抑えたい方は「位牌型」
- 都心でこだわりを盛り込みたい方は「自動搬送型」
- 一般的な墓石の形状でお参りがしたい方は「墓石型」
- 納骨と礼拝を一緒にしたい方は「仏壇型」
- 個人ごとに骨壺を供養し、気軽にお参りがしたい方は「ロッカー型」
がお勧めです。
しかし、実際に見学すると自分の選ぶ基準も変わってくるかと思います。
様々な形式や価格のものを実際に見て比較してみるのも良いでしょう。
お墓との違い
納骨堂とお墓の違いは、お墓は遺骨を土の中に埋葬しますが、納骨堂では室内の棚やロッカーの中に納める点です。
お墓は遺骨を永遠に置いておく場所ですが、納骨堂は遺骨を一時的に安置する場所です。
また、お墓は購入、管理を自身で行います。
それに比べ納骨堂は一定の金額を支払うことで管理と永代供養を行ってくれる場所がほとんどです。
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納骨堂以外の選択肢
近年では、時代の変化や社会の多様化によりご遺骨を供養する方法も多岐にわたります。
納骨堂の他にも、自然と共に眠ることのできる樹木葬や散骨、自宅や身近なところに遺骨を保管し供養できる手元供養などがあります。
ご自身や故人にあった方法を選んでいただければと思います。
納骨堂の選び方まとめ
これまで、納骨堂についてや納骨堂の選び方を中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 納骨堂とは主に個人や家族で遺骨を埋葬できるお堂のこと。
- 納骨堂の種類は仏壇型・ロッカー型・自動搬送型・墓石型・位牌型。
- 納骨堂を選ぶ際には、後継者、アクセス、予算、納骨堂の種類の特徴に注意する。
- お墓と納骨堂は遺骨を納める場所や期間が異なる。
- 納骨堂以外にも、樹木葬や散骨、手元供養などの方法がある。
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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