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納骨堂はいつまでに納骨すべき?費用やいつまで利用できるのかを解説

更新日:2024.01.24

納骨堂

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記事のポイントを先取り!

  • 納骨堂へ遺骨を納める時期は自由
  • 納骨堂の一般的な利用期限は33回忌
  • 納骨堂の費用は30万~100万円程度

一般的にお墓といえば石のお墓をイメージしますが、近年納骨堂を選ぶ人が増えています。

納骨堂は他の遺骨と同じ場所で保管される為、保管する期限が定められています。
そのため、契約時に期限がいつまでなのか、きちんと確認をしておかないと後に思わぬトラブルになることもあります。

そこでこの記事では納骨堂へはいつまでに納めればいいのかいつまで利用できるのかを中心に解説していきます。

後半には気になる費用の事にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 納骨堂とは
  2. 納骨堂はいつまでに納めるの?
  3. 納骨堂はいつまで利用できる?
  4. 納骨するための準備
  5. 納骨堂の種類と費用相場
  6. 納骨堂の利用期間延長はできるの?
  7. 納骨堂はいつまでにまとめ
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納骨堂とは

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納骨堂とは遺骨を納める施設

納骨堂とは、遺骨を納める施設のことです。
昭和初期の頃は、お墓を建てるまでの間、一時的にお骨を預ける為の場所とされていました。

お墓の代わりとして利用する人が多い

近年ではお墓の代わりとしても利用されています。
納骨堂が利用される理由は、一般的な石のお墓と比べて、手入れの手間が掛からないことです。

また、お墓の継承者問題を懸念して、後継者の不要な納骨堂を選ぶ方が多いようです。

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納骨堂はいつまでに納めるの?

納骨堂

納骨堂へ遺骨をいつまでに納めればいいのか不安な方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは納骨堂に納骨するタイミングついて解説していきます。

納骨の期限は決まっていない

納骨堂へいつまでに納骨しなくてはいけないという法律上の決まりはありません
基本的に遺族の都合の良いタイミングで構いません。

しかし、多くの人が四十九日や一周忌等の法要を節目として納骨しています。
法要と納骨式を一緒に行うことで、遺族や参列者の負担を減らすことができます。

節目となる納骨期限

いつまでに納骨したらいいのか、一般的な納骨のタイミングをご紹介します。

四十九日

四十九日は、納骨の目安にされることが最も多いタイミングです。
人は亡くなって49日目に浄土に行き、仏の仲間入りを果たすという考えがある為です。
また四十九日の法要には親族が集まることが多く、納骨式を行うのにちょうどいいという点があります。
すでに墓石があるという場合や早く納骨を済ませたい場合には四十九日のタイミングで納骨を行うのが良いでしょう。

百箇日

四十九日のタイミングでは気が早いと考える人もいます。
百箇日法要であれば忌明けして、日数も経つので落ち着いて納骨ができます。

また、新しくお墓を建てる予定ならば、四十九日のタイミングでは間に合わないことが多いです。
百箇日であれば、お墓が完成したタイミングで納骨ができるでしょう。

一周忌

四十九日や百箇日のタイミングだとまだ心の整理がつかない場合もあります。
そういう場合は一周忌に納骨するのが良いでしょう。

新しいお墓を検討していて、家族でじっくりと話し合いの時間をとりたい人は一周忌を目途にした方が良いでしょう。

三周忌

亡くなって三年と捉える人もいるかもしれませんが、三回忌とは亡くなってから2年目の命日です。
亡くなってから2年程ありますので、時間はたっぷりあります。

心の整理がつくまで遺骨を自宅に安置したい人や、じっくりとお墓の検討をしたい人は三回忌を目途にしてみてはどうでしょうか。

初盆

初盆の法要を手厚く行いたいと考えている人は初盆に合わせて納骨するのも良いです。
ただし、亡くなった時期によって初盆までの期間は異なりますので、どのくらい猶予期間があるのか確認しておきましょう。
注意する点は、初盆の時期は住職にとって忙しい時期になる為、早めに相談することが必要なことです。

また、年間で最も暑い時期になる為、参列者の熱中症対策にも注意が必要です。

宗派ごとの一般的な納骨期限

宗派ごとにいつまでに納骨すればいいのかという期限はあるのでしょうか。

浄土宗

法然を宗祖と日本の仏教です。
日本人なら馴染みのある「南無阿弥陀仏」を日々唱えることで極楽浄土に行けるという教えを説いています。

納骨期限は特に決められておらず自由ですが、四十九日に合わせ行うことが一般的です。

浄土真宗

「仏様を信じて念仏を唱えれば誰であっても救われる」という教えを基礎としています。
こちらも納骨期限は特にいつまでとは決まっていません。

三十五日や四十九日が終わっていればいつでも良いという意見もあれば、100日過ぎてからという意見もあります。
僧侶と相談して行うのが良いとされていますが、一周忌や三回忌といった法要に合わせて行うのが一般的です。

真言宗

真言宗は、歴史の偉人として多くの人に知られている空海が、弘法大使という名で開祖しました。
納期時期は特にいつまでとは定められていません。

四十九日や一周忌に合わせて行うのが一般的に多いとされています。

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納骨堂はいつまで利用できる?

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遺骨を納めることのできる納骨堂ですが、いつまで利用できるのでしょうか?

20年や33回忌などと決められている場合が多い


納骨堂の利用期間は20年や33回忌などと利用期間が決められている場合が多いです。

決められた利用期間が過ぎたら、遺骨は合祀墓で供養されます。

期限の満了後も個別のスペースで管理したい場合には、有料での更新手続きが必要になります。

合祀とは、他の遺骨と合わせて祀ることです。
そのため、一度合祀されたら遺骨は返還できないため、余裕を持って更新するかどうか検討しましょう。

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納骨するための準備

step

納骨堂へ納骨をする際の準備について解説していきます。

納骨堂の予約

納骨堂を利用する場合は、納骨式の時期を事前に伝えて予約することが必要です。
僧侶に読経してもらうのなら、僧侶の予定の確認も忘れずにしておきましょう。

各種書類の準備

納骨には埋葬許可証が必要です。
これは、お住いの市町村で死亡届と引き換える火葬許可証に、火葬場で捺印を押してもらったものになります。
紛失してしまった場合、死亡届を提出した自治体での再発行が手続きが必要になります。

申し込める人の条件が故人の直系親族や祭祀承継者のみとなっていますので注意してください。

お供え物の準備

仏教の場合ならお菓子や果物、お酒等のお供えものを用意します。
その他、数珠、献花、線香、お布施なども併せて用意しましょう。

何を用意したら良いか分からない場合は納骨堂に聞くと教えてくれます。

参列者への連絡

納骨式は一般的には、身内のみで行うことが多いです。
参列者には日時と場所を伝えましょう。
参列者に身内以外の人が多い場合には、招待状を出すと親切です。

また、家族だけで納骨式を行う場合でも親戚や友人には知らせておくと良いです。
知らないうちに納骨式が終わっていたと言われてしまうトラブルを防ぐ為です。

会食の予約

四十九日や一周忌法要の時期に合わせて納骨式をする場合には、御式後に会食をします。
参列者や僧侶に対する感謝、故人を悼み、思い出話をする為などの意味合いがあります。

しかし、近年では会食に僧侶を招かないケースもあります。

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納骨堂の種類と費用相場

費用

納骨堂には、形式ごとにさまざまな種類があります。
種類ごとの納骨堂の費用について解説していきます。

ロッカー型

1人分のロッカーが用意されていて、その中に遺骨を納める形式のお墓です。
費用相場は10万~50万円程度です。

仏壇型

仏壇型は上部が仏壇スペース、下部が遺骨を納めるスペースとなっているタイプの納骨堂です。
個人での利用だと約30万円、家族単位だと約100万円で利用できます。

自動搬送型

機能性が高く、都心部に多いタイプの納骨堂です。
可動式の納骨堂で、ICカードを専用リーダーに読み取らせると遺骨が参拝室へ運ばれます。
費用相場は80万~200万円程度です。

位牌型

位牌のみを祀るもっともリーズナブルなお墓で、遺骨は合祀墓などの別の場所で管理されます。
費用相場は10万〜30万円程度です。

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納骨堂の利用期間延長はできるの?

利用期限を延長できる場合もある

納骨堂を期限付きで契約していた場合でも、利用期限を延長できる場合もあります。

延長に伴って新たに追加料金が発生するケースもあれば、年間の管理費を継続的に払っていればそのまま延長できる等、対応は様々です。

ただし、延長したくても出来ない場合もあるので、最初の契約段階で事前に確認しておくことを勧めます。

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納骨堂はいつまでにまとめ

ここまでいつまでに納骨すればいいのか、いつまで納骨堂を利用できるのかについて解説してきました。
この記事のおさらいをすると以下の通りです。

  • 納骨堂へ遺骨を納める時期は自由で、四十九日や一回忌等の法要に合わせるのが一般的
  • 納骨堂の一般的な利用期限は33回忌
  • 納骨堂の費用は30万~100万円程度

この記事が少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

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