お墓
サンダル姿でのお墓参りはあり?お墓参りの服装についても紹介
更新日:2022.05.25 公開日:2021.09.02

日本ではお盆やお彼岸などの時期になると、お墓参りに行く風習があります。
意外に見落としがちですが、靴や服装にも気を付けるべきポイントがあります。
そこで、この記事では
- サンダルのままお墓参りして大丈夫?
- お墓参りに相応しくない服装
- お墓参りの服装
以上の内容で解説していきます。
お墓参りを有意義にするために気を付けるべきポイントを学び、有意義なものにしていきましょう。
お墓参りに行けない場合はどうすればよいかにも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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サンダルのままお墓参りして大丈夫?

まず、サンダルのままお墓参りはあまりおすすめしません。
たしかにお盆やお彼岸の時期には、暑くてふだんの足元にはサンダルを選びがちです。
しかし、お墓参りのときには、できるだけ派手な服装をさける必要があります。
たとえば、山にお墓がある場合は、
- サンダルだと滑ったり転んだりしやすい
- 蚊にさされやすい
- 草木の根っこや岩場に足をぶつけて怪我をする
などの理由でふさわしくありません。
平地にある場合でも、その場にふさわしくない派手なものは避けるようにしましょう。
女性用のヒールなども同じ理由でおすすめはしません。
完全にNGということではないですが、お墓参りのときにはスニーカーなどの歩きやすい靴の方が良いといえます。
お墓参りに相応しくない服装

次にサンダル以外にも、お墓参りに相応しくない服装に関して解説していきます。
派手な服装
まず、派手な服装はお墓参りに相応しくありません。
赤色、黄色や緑色などの彩り鮮やかな服は避けるようにしましょう。
なるべく暗めのものや淡い色のものを選ぶとよいでしょう。
肌の露出が多い服装
次に、タンクトップ、ノースリーブやショートパンツなどの肌の露出が多い服装もお墓参りに相応しくありません。
お墓参りに行くと、目上の人に会う場合が多いので、そういう場にカジュアルな印象を持たれてしまう肌の露出が多すぎるものはよくありません。
また亡くなられているご先祖さまに会いに行くのにも、きちんとした身なりでお参りしたいものです。
露出の少ない服は虫除け対策にもなるため、なるべく肌の露出を少なくするとよいでしょう。
アニマル柄・毛皮のある服装
アニマル柄・毛皮のある服装など殺生を連想してしまうものも、あまりお墓参りに相応しくありません。
自分以外の生き物の命を奪うことを殺生といいますが、故人のためにお参りしている場に相応しくありません。
滑りやすい靴
先ほど、お伝えしたサンダルなど滑りやすい靴も墓参りに相応しくないです。
お墓掃除でどうしても足元は濡れてしまうので、普段よりも滑りやすくなってしまいます。
そのため草履やヒールなど滑りやすく危ない履物はおすすめできません。
スニーカーなども下がツルツルになるまで履きつぶしているものでお参りすると滑りやすいので、気をつけましょう。
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お墓参りの服装

今まで、お墓参りに相応しくない服装をお伝えしましたが、普段のお参りでしたら基本的に普段着で大丈夫です。
以下では、特別なお参りの際の服装について説明します。
法事・法要で訪れる場合
故人の年回忌の法事・法要で訪れる場合には、礼服でお墓参りするようにしましょう。
法事・法要はお寺や会館、自宅で行われる場合が多いですが、大体礼服を着て法要に参列します。
当日ではなく後日、卒塔婆などを持ってお参りする場合には普段着でも問題ありません。
また、ご先祖さまに大切な報告をする際や人生の節目にお墓参りをする際も、しっかりとした服装で訪れたいものです。
お盆のお墓参りの服装
お墓参りといえば、夏のお盆が一般的です。
しかしお盆の時期は気温が非常に高く、太陽の光でお墓自体の温度もだいぶ熱くなっています。
そのため、熱中症対策として帽子をかぶってお墓参りをするとよいでしょう。
ただ、お墓に手を合わせるときは帽子を脱ぐようにしましょう。
また、お墓が山にある場合には、蚊や蜂などもいるので、虫よけスプレ―をしたり長袖を着ておくと良いでしょう。
お墓参りがダメな日や時間はある?

お墓参りがダメな日や時間について気になる方もいるかと思います。
日本には、縁起が悪い日を避ける風習がありますので、お墓参りもそうするべきだと考えるのは当然です。
六曜などの暦の観点からも、お墓参りがダメな日について解説していきます。
お墓参りにダメな日はない
結論を先にお伝えすると、お墓参りにダメな日はありません。
仕事がない日や家族みんなの予定が合う日などにお墓参りをするようにしましょう。
ただし、天候が悪い場合はお参りすることが危険な場合もありますので、できれば避けるようにしてください。
冠婚葬祭で大切にされている六曜などの暦でみると、仏滅や友引は縁起が悪そうだからお墓参りをしたらいけない日なのではないかと考えてしまいがちです。
しかし、仏滅や友引などの日にお墓参りがダメな根拠はありません。
仏滅は、もともと空亡(くうぼう)といわれていて仏と関係ありません。
また友引はよく葬儀ができないので、あまり縁起のよくない日だと考えがちですが、お墓参りをしても大丈夫といえます。
ダメな時間帯は?
お墓参りは、できれば午前中にお参りするのがよいですが、午後からのお参りでも問題はありません。
ただし、ついで参りはよくないといわれていて、ご先祖さまにも失礼になってしまいます。
また、日没後は霊園やお寺も閉門してしまうところが多いのでやめていた方がよいでしょう。
そのため、お墓参りは午前中やお昼過ぎくらいの時間帯をおすすめします。
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お墓参りに行けない場合はどうすれば?

お墓参りにケガして行けない、お墓が遠方にあるなど、理由があってお墓参りに行けない場合など、どうすればよいのか困ってしまう場合があります。
その対処法について詳しく解説します。
自宅で行う
お墓参りにいけない場合には、自宅の仏壇などで手を合わせることでも、故人やご先祖さまの供養になります。
お墓は、亡くなった方の身体が土に還るまで安心していられる場所です。
それに対して仏壇は、亡くなった方の魂が休まる場所とされています。
できれば両方お参りするとよいのですが、お墓参りが難しい場合には、仏壇だけでも手を合わせることでご先祖さまの供養につながります。
親戚にお願いする
お墓参りにいけないときに対処法として、親戚にお願いすることも一つの方法です。
お盆やお彼岸にお墓参りすることは風習としてありますので、親戚がお墓参りするときに一緒に自分のお墓もお墓参りしてもらえないかお願いをしてみましょう。
ただし、親戚の方の手間をとらせないために直前ではなく前もって伝えておきましょう。
代行サービスを利用する
お墓参りの代行サービスを利用するのも一つの方法です。
代行サービスは、インターネットなどで調べると探すことができ、お参りが難しい自分の代わりにお墓参りしてくれるサービスです。
掃除やお花を立ててくれ、写真をとって報告してくれるので安心して任せることができます。
きちんとした業者に頼むことがポイントで、実績や口コミなどをチェックしてお願いするようにしましょう。
お墓参りのサンダルまとめ

ここまでサンダル姿でのお墓参りのことや、服装などを中心に書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- サンダルのままお墓参りはころびやすく怪我をしやすいため危険
- 派手な服装や肌の露出が多い服装などはお墓参りに相応しくありません
- お墓参りは普段着で大丈夫だが、法事や節目でお参りする場合は礼服を着用する
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。
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