お墓
納骨堂でお参りできる時間は?時間外のお参りやお参りのマナーを紹介
更新日:2024.01.24 公開日:2021.09.02
納骨堂をお参りする際には、霊園やお寺にお参りするときと同様に守るべきマナーがあります。
また、納骨堂だから許されていることもあります。
この記事では、お参りに持っていくものやお参りの注意点を中心に解説します。
納骨堂だからこそできること、できないことを知っておくとお参りしやすくなります。
ぜひ、最後までご覧ください。
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- 納骨堂とは?
- 納骨堂が開いている時間は?
- 納骨堂は時間外のお参りはできない?
- 納骨堂にお参りに行くときの服装は?
- お参りの時に持っていくべきものとは
- 納骨堂でのお参りの注意点は?
- お盆時期の納骨堂のお参りについて
- 納骨堂でお参りできる時間まとめ
納骨堂とは?
納骨堂とは、個人、夫婦といったさまざまな単位で遺骨を保管することができる屋内スペースのことです。
ご遺骨を土に返さず骨壷のまま保管する点が従来のお墓と異なります。
屋内なので雨が降っても傘がいらず、都心でも駅近で比較的安く利用できることで注目されています。
昔ながらのお墓が一戸建てとすれば、納骨堂はマンションに例えるとわかりやすいです。
遺骨を置けるスペースを設置した建物
以前はお墓を建てるまで一時的にお墓を預かるためものを納骨堂と言っていました。
しかし、最近では世の中のニーズに合わせてお墓の代わりに利用する施設として認知されるようになりました。
納骨堂にはいくつかの種類がある
一口に納骨堂と言っても、実際にはいくつかの種類に分かれています。
【ロッカー式】
ロッカーのような棚に骨壷を安置する
【自動搬送式】
建物内の参拝ブースに遺骨が運ばれてくる
【仏壇式】
2区画のセットで上が仏壇、下が納骨する棚になっている
【位牌式】
大きめの位牌の下に小さい納骨スペースに遺骨を入れる
といった具合にさまざまなタイプの納骨堂があります。
納骨堂が開いている時間は?
納骨堂へお参りに行く際、どの時間帯に行けば良いのでしょうか。
一般的な納骨堂へお参りに行く時間帯について解説します。
9時~18時ごろまでの納骨堂が多い
一般的な都心部の納骨堂の場合、9時頃〜18時頃まで開いていることがほとんどです。
早朝や夜遅い時間に行っても、お参りできないことがありますのでご注意ください。
参拝時間内であればいつでもお参りすることが可能です。
事前に予約をする必要はありませんが、念のため時間の確認の問い合わせはしておいた方が良いでしょう。
お寺が管理している納骨堂の場合、参拝可能な時間が公開されていないことがあります。
この場合は、10時〜17時くらいまでの間であれば問題ありません。
お寺の場合は、管理者が不在となることもあるので事前に予約をしましょう。
土日祝日は時間が変更になるところも
土日祝日や年末年始は、早めに閉めてしまうところも多いです。
事前に時間を確認しておきましょう。
また、休日等は混雑することも多いことから、混む時間帯を事前に確認しておきましょう。
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納骨堂は時間外のお参りはできない?
どうしても納骨堂が開いている時間にお参りが出来ない場合、時間外にお参りに行くことはできるのでしょうか。
納骨堂に問い合わせをしてみる
もし、どうしても早朝や夜遅い時間でないとお参りができない場合は、事前に納骨堂の管理者に問い合わせてみることもおすすめです。
ただし、問い合わせる時間も営業時間内にしないと連絡がつかないことが多いので注意しましょう。
必ずしも時間外参拝は可能ではない
時間外の参拝はあくまでも納骨堂の管理者のご厚意によるものです。
問い合わせたからと言って、必ず時間外の参拝が可能なわけではありません。
なるべく自分の時間を調整して参拝するようにしましょう。
納骨堂にお参りに行くときの服装は?
納骨堂へお参りに行く際にはどのような服装が適しているのでしょう。
納骨堂特有の注意点についても解説します。
喪服ではなく通常の服装でOK
納骨堂へのお参りの服装は、特に決まっていません。
お葬式のように喪服を着なければいけないという決まりはありません。
しかし、最低限のマナーとして清潔感のある服装で納骨堂へ行くようにしましょう。
あまりにも華美な服装は避ける
肌の露出が多い服装や華美な服装は避けましょう。
さまざまな方がお参りにくる場ですから、清潔感がある服装であれば問題ありません。
また、ファーコートやアニマル柄の服やファッションアイテムは、殺生を連想させます。
仏教では殺生を嫌っているため、こういった服装は避けましょう。
足元に気を配ることも大切
納骨堂は屋内なので、靴を脱いでお参りするところが多くあります。
服装に気をつけていても、足元は意外と忘れがちです。
脱ぎ履きに時間がかかる靴は避け、派手な靴下も避けるようにしましょう
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お参りの時に持っていくべきものとは
納骨堂に持参する必要がある持ち物は、お墓参りとは少し異なります。
これはお墓と違い、納骨堂は屋内であるからです。
何が必要で、何が不要かをまとめました。
数珠
お参りが屋内でも屋外でも、数珠は持参しましょう。
数珠はお祈りをするための法具です。
数珠を介して神仏や故人と繋がれると信じられています。
お供え物
納骨堂は、一般のお墓のように供物を持参できるところが少なくありません。
しかし、一部の納骨堂では生花などのお供えが禁止されているところもあります。
大規模な納骨堂になると、生花やお菓子の処分で膨大な労力がかかります。
よって、供物の持参は可能でも必ず持ち帰ることがルールとなっている納骨堂がほとんどです。
線香やろうそくは納骨堂に事前に確認
お墓参りには欠かせない線香とロウソクですが、納骨堂によっては火気の使用が制限されているところもあります。
火気が使用できない場合、電気式の線香とロウソクを使用するところもあります。
参拝前に納骨堂の管理者に確認しておくといいでしょう。
納骨堂でのお参りの注意点は?
納骨堂のお参りでは納骨堂特有の注意点が存在します。
場合によっては、お参りができないこともあります。
滞在時はできるだけ静かに
一般的な墓地は屋外なので、普通の会話でもそれほどうるさく感じません。
しかし、納骨堂は屋内なので会話の声が響く環境になっています。
他者の迷惑にならないように配慮しましょう。
納骨堂の場所を確認しておく
お参りに行くべき納骨堂の場所は、故人の家族に確認しましょう。
納骨堂はお墓と違い、お寺などの山門をくぐらなければなりません。
また、マンション型の納骨堂では、入り口で自分の名前と施主の名前を伝えなければいけません。
友人のお参りであれば、事前に遺族に連絡する必要があります。
参拝までにお寺に挨拶をする
納骨堂に到着したら、寺院の人に挨拶をしておくことが礼儀です。
たとえ親戚ではなく友人のお参りだとしても、挨拶をすることが丁寧な対応といえます。
特に寺院の境内の場合は、お寺の家族の生活空間でもあります。
迷惑のかからないようにしましょう。
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お盆時期の納骨堂のお参りについて
お盆には多くの方がお参りに訪れます。
そのため、いくつか注意しなければならないことがあります。
それらの注意点について解説します。
お盆時期は時間変更の可能性がある
当然ながら、お盆の時期は参拝者が増えるので非常に混雑します。
また、納骨堂によってはお盆の時期は開館時間を長くしたりしているところがあります。
中には事前予約を受付ている納骨堂もあるので、先に確認を取っておくといいでしょう。
渋滞にも考慮する
お盆などは参拝者の車で渋滞が起きる可能性もあります。
基本的に、都心の納骨堂は公共交通機関の整った場所にあることがほとんどです。
可能であれば、徒歩や公共交通機関の利用をおすすめします。
納骨堂でお参りできる時間まとめ
ここまでで納骨堂でお参りできる時間について詳しく説明をしてきました。
まとめると以下の通りです。
- 納骨堂が空いている時間は9時〜18時が一般的
- 納骨堂へ行く時の服装は、普段着でもいいが華美でないもの
- お参りに持っていくものは、数珠、お供えもの、線香、ロウソク
- お参りの注意点は、納骨堂の場所を確認、先に寺院に挨拶する、滞在中は静かにする
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。