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納骨堂でも法要ができる?納骨堂での法要の流れや注意点まで解説

更新日:2024.01.24

納骨堂

納骨堂

記事のポイントを先取り!

  • 納骨堂での法要は合同供養や個別供養といった形で行うことができる
  • 納骨堂では忌日法要、百ヶ日、年忌法要といった種類の法要が行える
  • 納骨堂での法要の基本的な流れは、寺院に読経をしてもらい、そのあと法話をいただく

法要は主に寺院で行われるものです。

では、納骨堂で法要はできるのでしょうか。

また納骨堂での法要が決まっている場合、どういった服装や持ち物が必要なのでしょうか。

そこで、この記事では納骨堂で法要は行えるのかを中心に解説していきます。

納骨堂での法要について学び、法要に参加する際の知識として活かしましょう。

納骨堂を利用するときのトラブル例にも触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 納骨堂で法要をすることはできるのか
  2. 納骨堂でできる法要の種類
  3. 納骨堂での法要の流れ
  4. 納骨堂の法要のマナーと注意点
  5. 納骨堂の利用でのトラブル例
  6. 納骨堂の法要まとめ
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納骨堂で法要をすることはできるのか

数珠をもって合掌する喪服の男女

納骨堂でも法要をすることができます。

法要には合同の法要と個別の法要があるのでそれぞれ解説します。

合同供養

一般的なのが合同供養です。

合同供養は年に数回行われ、納骨堂を利用する方が集まって供養します。

また合同供養時には、そのお寺で永代供養された方の供養も同時に行います。

合同供養は納骨堂によって方法が異なるので、参加する場合は事前の確認が必要です。

個別供養

個別供養は故人の命日に行われます。

読経を希望する人がいる場合に行われるもので、別でお布施が必要になる場合が多いです。

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納骨堂でできる法要の種類

評価

納骨堂での法要は主に3つの種類があります。

しかし、納骨堂によって法要の方法も異なります。

利用している納骨堂ではどの方法が行われているのか確認しておきましょう。

忌日法要

忌日法要とは、故人が亡くなった日から7日ごとに行う法要のことです。

忌日法要は初七日法要、二七日(ふたなのか)法要、三七日(みなのか・さんしちにち)法要と順に呼ばれ、四十九日である七七日(しちしちにち)法要まであります。

また何回目の法要かによって招く人や行う場所が変わります。

  • 初七日法要

    葬儀と一緒に行われることが多いです。

    そのため親族以外の参列者なども出席します。
  • 二七日法要から六七日法要

    親族だけを集め家で行います。

    その時は家に住職を招き、お経をあげてもらうのが一般的です。
  • 七七日法要(四十九日)

    親族に加え親戚や友人も招いて行います。

    また四十九日に遺骨を納骨堂へと収めることが多いです。

百ヶ日

百ヶ日は故人が亡くなってから百日目に行います

しかし、最近では省くことも多いです。

行う際には住職を招き、お経をあげてもらいます。

年忌法要

年忌法要とは四十九日、百ヶ日以降に年単位で行う法要のことです。

年忌法要を行う年によって規模が違うのでそれぞれ説明します。

  • 一周忌

故人が亡くなってから1年後の命日です。

七七日法要と同等の規模で行います。

  • 三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌

故人が亡くなってから2年後、6年後、12年後、16年後の命日です。

法要の規模は徐々に小さくなります。

  • 二十三回忌、二十五回忌、二十七回忌

3つのうち1つの回忌で法要を行います。

地域や宗派によってどの回忌で法要を行うかは異なります。

また、最近では省かれることも多いです。

  • 三十三回忌、五十回忌

基本的にどちらかで最後の法要を行います。

最後ということもあり盛大に行われることが多いです。

また、法要を完了させることを弔い上げと呼びます。

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納骨堂での法要の流れ

step

納骨堂での法要では寺院に読経を行ってもらい、その後法話をいただくというのが基本的な流れです。

しかし、合同供養と個別供養では少し内容が違う点もあります。

ここでは持ち物と流れを合同供養と個別供養の違いに触れながら解説します。

持ち物

数珠、お布施は合同・個別どちらでも用意します。

お供え物に関しては違いがあります

まず合同供養では法要を本堂で行うことが多いため、本堂へのお供え物がある人は用意しておきます。

また個別供養では納骨堂によってお供え物の扱い方が違うので、事前に寺院への確認が必要です。

必ず必要というわけではありませんが、ウェットティッシュとスリッパを持参すると便利です。

ウェットティッシュは、お墓のようには水で掃除できない納骨壇の掃除に便利です。

スリッパは建物内を移動するときに、足元が汚れずに済みます。

寺院が読経を行う

住職が読経を行い、法要が始まるのは合同・個別どちらでも同じです。

しかし、それぞれで法要を行う場所が違います

まず合同供養では参列者が大勢いるため、本堂や法要室で法要を行うことが多いです。

寺院による読経に加え、参列者は順に焼香を行います。


次に個別供養ですが、法要をする場所は場合によって変わります

まず納骨壇の前に法要をできる空間がある場合は、それを囲んで法要を行います。

また納骨堂内に礼拝スペースが設けられている場合は、本尊が安置されている方向に向かって法要を行います。

しかし納骨堂内に法要を行う空間がない場合は、合同供養と同じく寺院の本堂や法要室で行われます。

法話をいただく

合同供養では読経から法話という流れがあります。

法話を行う人は住職とは限らず、招かれた講師や説教師の場合もあります。

しかし個別供養では読経をいただいた後法話はなく、住職へのお礼とお布施の手渡しが行われ解散となります。

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納骨堂の法要のマナーと注意点

ポイント

納骨堂の法要に参加する場合、マナーや注意点があります。

一般のお墓とは違う部分もあるので気を付けたいですね。

納骨堂で法要をするという状況に対応できるよう、しっかり確認しておきましょう。

服装について

服装の決まりは基本的にはありません

出かける前に訪れるのであれば、お出かけ用の服装でも問題はないです。

しかし、納骨堂は室内にある可能性が高いです。

そのため納骨壇に行く際は靴を脱ぐ場合が多いのでスリッパなどを持参する必要があるでしょう。

お供え物について

お供え物の中で注意すべき物がいくつかあるのでそれぞれ紹介します。

お線香やろうそく

火気厳禁の場所では使用できません。

しかし、納骨堂以外の場所にお参りできる空間がある場合はそこで使用できます。

また、納骨堂内で電気ろうそくの使用が許可されている場合もあります。

線香やろうそくは事前に使用できるか確認が必要です。

生花

お墓では生花を供えられますが、納骨堂では管理の関係で供えることを禁止していることが多いです。

しかし造花であれば良いという納骨堂や、お花がダメという納骨堂があるので事前に確認が必要です

飲食物のお供え物

基本的に飲食物のお供え物を置いて帰るのは良くありません。

供えてから時間を少しおき、それらを持って帰るのが一般的です。

周囲への配慮について

納骨堂は建物内にあり、他の納骨壇と近い距離にあります。

お経を読むときは小さい声で読むなど、周囲への配慮が必要です。

また、他の檀家の方も利用している場合もあります。

他の檀家の方がお経を読んでいるときはこちら側は読むのを控えるなど、譲り合いの精神が必要です。


納骨堂へのお参りには予約は基本的に必要ないですが、どうしても混雑してしまう時期があります。

お盆やお彼岸などの時期は、事前に管理事務所へ混み具合を確認するのがよいでしょう。

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納骨堂の利用でのトラブル例

HELP

納骨堂に関する情報の収集をおこたると、管理者や家族とのトラブルにつながりかねません。

ここでは管理者とのトラブル・家族とのトラブルの2つに分けて紹介いたします。

納骨堂を利用するときの参考にしていただき、事前にトラブルを避けましょう。

管理者とのトラブル

まず挙げられるのが使用期限のトラブルです。

基本的にお墓は後継ぎがいれば使用を続けられますが、納骨堂は利用するスペースに使用期限があります。

三十三回忌や五十回忌などが期限となり、期限を過ぎたあとの遺骨は合祀墓へと移されます。

利用期限を事前に把握していなければ、受け継いだ後に期限が切れてしまっていたというトラブルもあります。

必ず事前に納骨堂の利用期限を把握しておきましょう


次に挙げられるのが合祀後の改葬ができないことでのトラブルです。

合祀墓に遺骨を入れてしまうと、後から個別に取り出すことはできません。

そのためお墓を移動する予定がある場合は、いつ合祀されるのかを事前に確認しておきましょう。

使用期限と改葬できないことについては管理者に訴えてもどうにかなるものではありません。

トラブルを起きる前に確認しておくことが大事です。

家族とのトラブル

まずは生前契約をした場合のトラブルです。

生前契約をしたことが家族に伝わっていないと、納骨してもらえないというトラブルが生じます。

お墓を購入したこと、そのお墓がどこにあるかを伝えるために直接話したり書き残しておきましょう。

または信頼できる友人や弁護士などの専門家に死後事務委任契約を結んでおくことでトラブルを事前に防ぎます。


また、後継ぎが勝手に墓じまいをしてしまうトラブルもあります。

納骨堂を契約した際には、もともと所有していたお墓を墓じまいします。

しかしお墓は先祖の遺骨も埋葬されているため、墓じまいには親族の同意が必要となってきます。

そこで後継ぎが勝手に墓じまいをしてしまったとなると、トラブルになることもあります。

家族や親族とのトラブルは今後のお付き合いに響いてきます。

トラブルを起こさないよう知識を蓄えておきましょう。

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納骨堂の法要まとめ

青空の下で草原に座っている親子3人

ここまで納骨堂での法要についての情報や、その際の流れや注意点などを中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 納骨堂での法要は合同供養や個別供養といった形で行うことができる
  • 納骨堂では忌日法要、百ヶ日、年忌法要といった種類の法要が行える
  • 納骨堂での法要の基本的な流れは、寺院に読経をしてもらい、そのあと法話をいただく

これらの情報が少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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