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お墓

納骨式はどのような流れで執り行う?当日の持ち物や服装も紹介

更新日:2024.03.24

納骨

オレンジ系の色の造花のバラの花束

記事のポイントを先取り!

  • 納骨式は法事法要と併せて行う
  • 当日の流れを押さえておく
  • 宗教によって段取りは異なる

故人のご遺骨の納骨に向けて段取りを進めている方もいるでしょう。

納骨を滞りなく進める上で、納骨式当日の流れが気になりませんか。
納骨式は、故人のご遺骨をお墓に納める上で欠かせない行事です。

納骨式の流れをきちんと把握していれば、準備や当日の進行で役に立ちます。

納骨式について検討したり準備を進めていたりする方は、ぜひ最後までご覧ください。

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  1. 納骨式をする時期は?
  2. 納骨式の持ち物
  3. 納骨式当日の流れ
  4. 納骨式の服装
  5. 宗教別の納骨の流れ
  6. 納骨式の流れまとめ
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納骨式をする時期は?

胸元に骨壺を持つ黒い服の女性

納骨式を行う際、いつ催せば良いのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

実は納骨式は、主に故人が亡くなった後の節目に法事に合わせて行うのが一般的です。
納骨式は、以下のタイミングで行われる場合が多くなっています。

四十九日

四十九日は、故人の生まれ変わり先が決まったタイミングで行う法要です。
同時に故人のご不幸を悲しむ期間が終わる時期ともされています。

四十九日は故人が亡くなった後に行う法要の中でも、多くの方が集う場です。
主なご親族が集う分、納骨におすすめの時期とされています。

ただ四十九日に納骨式を行えるのは、以前からお墓がある家だけです。
新しくお墓を建てるには2~3ヶ月程度かかる分、四十九日に間に合いません。

百か日法要

故人が亡くなってから100日を目安に行う法事です。

新しくお墓を立てた場合も、納骨式を行うタイミングとして向いています。
同時に四十九日からある程度時間が経つ分、落ち着いた気持ちで納骨しやすいです。

一周忌

故人が亡くなって丸1年となる一周忌も、納骨におすすめの時期といえます。
一周忌は喪が明けるため、心の整理を付けて新しい生活を始めるうえで適切です。

お墓を新しく建てた方に加えて、利用を開始するまでの手続きに時間が掛かるため納骨堂を利用する方にも向いています。
納骨堂もまた、利用を開始するまでの手続きに時間が掛かるためです。

三回忌

三回忌は故人が亡くなって丸2年の節目を指します。
故人が亡くなった日から時間も経っている分、気持ちもだいぶ落ち着くでしょう。

落ち着いた気持ちで納骨できるため、三回忌に納骨式を行う方も多いです。

一方で三回忌を過ぎても納骨しない場合、周囲から心配されるケースもあります。
納骨も遅くとも三回忌まで行うべきとされている分、三回忌までには済ませるべきです。

新盆

故人の四十九日を経て最初のお盆である新盆も、納骨のタイミングとして挙げられます。
特に新盆の法要を通じて故人を盛大に供養したい方にはおすすめでしょう。

なお新盆に納骨する場合、新盆のタイミングに注意します。

特に四十九日が7月または8月13日以降の場合は、翌年になる点は気を付けるべきです。

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納骨式の持ち物

needと書かれた木のブロック

納骨式を行う際、流れとともに持ち物も重要になります。
施主側と参列者側に分けて、必要なものをご紹介しましょう。

施主側の持ち物

まず施主側の場合、納骨する際に提出する書類が欠かせません。
加えてお布施やお供え物なども合わせて持参します。

詳しくは以下の通りです。

  • 埋葬許可証
  • 墓地使用許可証
  • 印鑑
  • 卒塔婆
  • お布施
  • お供え物・供花・お線香
  • 数珠
  • 香典・袱紗
  • ハンカチ(黒か白)
  • 予備のストッキングや履き替え用の靴(女性の場合)

書類関係でも埋葬許可証は当日欠かせません。
当日持参し忘れると、納骨ができないためです。

参列者側の持ち物

次に参列者側は、以下のものを持参します。

  • 数珠
  • 香典・袱紗
  • ハンカチ(黒か白)
  • 予備のストッキングや履き替え用の靴(女性の場合)

基本的には、お通夜や葬儀の場合と同じと考えて良いでしょう。

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納骨式当日の流れ

「1」「2」「3」と書かれた積み木

施主として納骨式の準備を進める際、当日の流れを把握することは欠かせません。
納骨式当日は、以下の流れで進んでいきます。

清掃と飾り付け

流れとして、まず納骨式に先立ち、お墓の清掃や飾り付けをしていきましょう。

清掃では墓石の水ぶきや、周囲の掃き掃除をしていきます。
清掃後は、お供え物ろうそくなどで飾るのが一般的です。

もし石材店の方が立ち会う場合は、手伝ってもらったり質問ができたりするでしょう。
お墓の準備が整ったら、菩提寺などで法要を催します。

施主による挨拶

法要が終わったら、全員で墓前に移動して納骨式の開始です。

最初に施主が参列者に挨拶します。
挨拶の内容は、参列への感謝やご遺族の近況、式後に関するお知らせなどが主です。

納骨

挨拶が終わったら、納骨に移ります。

納骨する空間であるカロートの蓋を開け、骨壺を中に納める段階です。

関東に多いカロートの蓋が重いタイプの場合、石材店のスタッフが蓋を開閉します。
一方関西でよく見られるお墓の場合は、カロートの蓋をご自身でずらすことも可能です。

納骨の際は、ご遺骨の並び順も重要になります。
古い骨壺は奥に、新しい骨壺は手前に安置するのが一般的です。

読経

納骨が終了すると、僧侶が読経します。
読経中は全員で数珠を手に合掌しながら、静粛に故人のために祈りましょう。

焼香

読経がある程度進むと、焼香に移ります。

僧侶が合図や手などで知らせれば、焼香の始まりです。
焼香は、施主・ご遺族・ご親族・一般参列者の順番で進んでいきます。

全員が焼香を終えた段階で、焼香や納骨式が終了する流れです。

会食

納骨式が終わると、料理店などに移動して会食を行います。
会食も施主の挨拶と、故人への献杯から始まるのが一般的です。
会食中は故人の思い出を語らいながら、食事をいただきます。

一方施主やご遺族は、各参列者に挨拶しながらお礼などを伝えると良いでしょう。
終了時刻が近づいたら、喪主はあらためて挨拶します。
挨拶が終了すると解散して、全体が終了する流れです。

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納骨式の服装

ハンガーに掛かっている服がハンガーラックに並んでいる

納骨式の際は、適切な服装を着用する必要があります。
以下のような服装で出席すると良いでしょう。

基本は礼服

納骨式に参列する場合は、礼服(喪服)の着用が基本です。
特に四十九日法要や一周忌に合わせて納骨する場合は、喪服の着用を心がけます。

男性の場合は、黒色の上下スーツと白無地のワイシャツの組み合わせが基本です。
またネクタイや靴・靴下も、黒無地のもので統一します。

女性の場合は、黒色のスーツやワンピースが一般的です。
ストッキングやパンプスも黒色のものを選びます。

身内だけなら平服でも良い

もし納骨式を身内だけで行う場合は、平服でも問題ありません

平服の場合は黒色に加えて、グレーや濃紺など地味な色合いのスーツなども着用できます。
着用できる服装の幅は広がるものの、派手さがないものを選ぶべきです。

こちらの「家族のみで納骨するには?納骨する流れや注意点も紹介」では家族のみの納骨について解説しています。
ぜひご覧ください。

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宗教別の納骨の流れ

木のベンチの上に載っている玉串

仏教以外の宗教形式で納骨を行う方もいらっしゃるでしょう。
仏式以外で行う場合も、納骨の流れを一通り知っておくと便利です。

神道キリスト教で行われる納骨の流れについてご紹介しましょう。

神道

神道の場合は、「埋葬祭」として行います。
基本的に仏式の四十九日法要に当たる五十日祭に合わせて催すのが一般的です。

まずお墓の前にお供え物をお供えする献饌(けんせん)を行います。
続いて神職が祝詞を奏上し、参列者が玉串奉奠(たまぐしほうてん)を行う流れです。
最後に会食である直会(なおらい)を行って終了します。

キリスト教

キリスト教の場合、カトリックとプロテスタントで納骨の時期が異なるのが一般的です。

カトリックの場合は、7日目の追悼ミサの翌日か1ヶ月後に納骨します。
一方プロテスタントでは、1ヶ月後に迎える召天記念日に行うのが一般的です。

ただ納骨の流れについては、両派ともほとんど変わりません。
聖書朗読と神父または牧師による説教、聖歌または讃美歌を斉唱して納骨します。

なおお墓が完成していない場合は、納骨堂などで骨壺を保管するのが一般的です。

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納骨式の流れまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで納骨式の流れに関する情報や、納骨式の持ち物などを中心にお伝えしてきました。
今回の記事で触れてきた内容をまとめますと、以下の通りです。

  • 納骨式を行う時期は、四十九日や一周忌などの法事に合わせて行う。
  • 納骨式当日の流れは、清掃・お供え・納骨・読経・焼香・会食の順で行う。
  • 神道やキリスト教の場合も、各々独自の流れで行われる。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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