法事法要
月命日にお参りは必ず行く?月命日にすることとお坊さんについて解説
更新日:2022.11.17 公開日:2022.05.20
月命日のお参りは必ず行くべきかどうかについてご存じですか。
月命日にすることやお坊さんについて知っておきましょう。
そこでこの記事では、月命日にお参りは必ず行くのかについて詳しく説明しています。
この機会に月命日のお参りやお坊さんについて覚えておきましょう。
お墓参りにおすすめな時間と持ち物についても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。
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- 月命日とは
- 月命日にお参りは必ず行く?
- 月命日にお参りをする際の服装
- 月命日のお参りはいつまでする?
- 月命日にすること
- 月命日のお参りにお坊さんを呼ぶべき?
- 他の人はこちらも質問
- お墓参りにおすすめの時間と持ち物
- 月命日のお参りのまとめ
月命日とは
月命日には、月命日と祥月命日の2つがあります。
この2つの違いについてご説明します。
月命日とは
月命日とは、故人が亡くなった日と同じ日付けのことをいいます。
例えば、4月12日に亡くなったとしたら、毎月12日が月命日となります。
祥月命日との違い
祥月命日とは、故人が亡くなった日、つまり同じ月の同じ日のことです。
一般的に命日のことを祥月命日といいます。
例えば、4月12日に亡くなったとしたら、4月12日が祥月命日です。
月命日にお参りは必ず行く?
月命日のお参りは必ず行かなければならないのでしょうか。
仕事や家庭の都合によりお参りに行けない場合にはどのようにしたら良いのか、ご説明します。
お墓参りは必須ではない
年忌法要を除いて、祥月命日や月命日のお参りは、お参りする人の気持ち次第で、必須ではありません。
仕事や家庭の都合でお墓までお参りに行けない場合は省略しても構いません。
仏壇があれば手を合わせる
都合が付かず、祥月命日や月命日にお墓までお参りに行けなかった場合でも、仏壇があるならば故人への供養の気持ちを表すために、手を合わせお参りをしましょう。
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月命日にお参りをする際の服装
祥月命日が年忌法要に当たっている場合には、一周忌、三回忌、七回忌までは葬儀の時と同じ服装です。
逆に七回忌法要が終わり、それ以降の年忌法要には葬儀と時のような喪服姿は通夜参列と重なってしまい、タブーとされているので注意しましょう。
また、年忌法要以外の祥月命日・月命日のお参りの際の服装は、平服や普段着で構いませんが、派手な服装や、Tシャツにジーンズなどのラフすぎる服装は避けるべきです。
男性の場合なら、ジャケットにスラックス、女性の場合なら、落ち着いたワンピースなどが望ましいでしょう。
月命日のお参りはいつまでする?
月命日には、祥月命日のように年忌法要をしないため、いつまでお参りをしたらよいのかという区切りはありません。
月命日のお参りに対する区切りは遺族の気持ち次第です。
なによりも故人を偲ぶ気持ちが大切なので、月命日にこだわらなくても自分の出来る範囲でお墓参りや仏壇へのお参りをしましょう。
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月命日にすること
月命日当日にすることはどのような事があるのでしょうか。
お花やお供物について詳しくご説明します。
お花
月命日に用意するお花はどのような種類が望ましいのかご説明します。
適した花
供えるお花は生花を選ぶのが一般的で、お花の種類は特に決まりはありません。
白、黄、青、紫のお花を選ぶのが無難ですが、故人が生前に好きだった花があれば、その花をお供えするのも良いでしょう。
おすすめのお花としては、キク・リンドウ・カーネーション・ユリなどがあります。
最近では生花の手入れに手が回らない人にむけて、プリザーブドフラワーも用意されているようです。
生花は見た目にも華やかですし、水を取り換えて整える生花は、手入れすることで故人を思い出すこともできて、何よりの供養になるでしょう。
適さない花
月命日に相応しくないお花として、トゲのあるお花、悪臭のあるお花、毒々しい色のお花、鉢植えのお花があります。
お供物
月命日のお供物にはどのようなものを用意すれば良いのかご説明します。
適したお供物
お供物には日持ちのするものを選びましょう。
例えば、クッキーやお煎餅などの個包装になっている焼き菓子などは比較的日持ちするのでお供え物として適しています。
生菓子は日持ちしないので、避けた方が無難ですが、お饅頭や羊羹などの日持ちのするものならお供えしても良いでしょう。
また、果物もお供物として適しています。
果物は季節ごとに旬が変わりますし、月命日のお供物としておすすめです。
故人が好きだった果物をお供えするのも良いでしょう。
適さないお供物
肉や魚は殺生を連想させてしまうためお供物として適しません。
スポンサーリンク月命日のお参りにお坊さんを呼ぶべき?
月命日のお参りにお坊さんを呼んでお経を唱えてもらうべきなのでしょうか。
お坊さんを呼ぶ決まりについて、また呼んだ場合のお布施について説明します。
お坊さんを呼ぶ決まりはない
月命日の月参りに、法事・法要と同様、お坊さんを呼び読経してもらう遺族もいます。
しかし、一般的に月参りにお坊さんを呼び、お経を上げてもらう方は少ないようです。
月参りについては、地域性やお寺の檀家の習慣として行われることが多くなっています。
月命日の供養の仕方はそれぞれで、特に決まり事があるわけではないので、お坊さんを呼ぶ決まりもありません。
月命日には故人を思い偲ぶことが大切です。
お参りなどの供養の仕方はその家の都合に合わせて決めていくのが良いでしょう。
お坊さんを呼んだ場合のお布施相場
宗派または地域により金額の差はありますが、月命日の読経に対するお布施の相場は3,000円程度となっています。
また、お布施の他に、お車代として5,000円〜別途包む場合もあります。
月命日の読経に対するお布施はいくらくらいが良いのか不安な場合は、直接お坊さんに聞いてみるのも1つの方法です。
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他の人はこちらも質問
月命日に関する質問はこのようなものもあります。
それぞれご紹介します。
月命日のお坊さんはいくら?
地域性や寺院の寺格によっても金額が異なりますが、3,000円〜5,000円が相場のようです。
ただ、お墓が寺院にない場合や自宅までお坊さんに来てもらう場合には、お布施とは別にお車代として5,000円程度包みます。
お坊さんを月参りに呼ぶのはいつまで?
地域によっては毎月の月命日に自宅にお坊さんを呼び、仏壇の前で読経をあげてもらう風習のところもあるようです。
しかし、月命日に読経をあげてもらわないと故人が成仏できないということはありません。
月参りすることが当然だということでもないため、お坊さんを月命日に呼ぶのは遺族の都合に合わせて区切りをつけて構いません。
お墓参りにおすすめの時間と持ち物
お墓参りにおすすめの時間帯や、お参りに持っていくものについてご説明します。
おすすめの時間帯
お墓参りはこの時間に行くなどの決まりは特にありませんが、一般的には午前中にお墓参りに行く方が多いようです。
霊園や納骨堂によっては開園時間が限られていてお墓参りができない場合もあるため、事前に確認したほうが良いでしょう。
里山タイプの樹木葬など、自然豊かな場所では夕方以降にイノシシなどの野生動物などが出没することもあるため注意が必要です。
また、夜間のお参りは危険が伴うため避けた方が無難です。
必要な持ち物
お墓参りに必要な持ち物は、数珠、お線香、お花、蝋燭、お水、お供え物とその下に敷く半紙などがあります。
また、お墓のお手入れをするための掃除道具として、スポンジやタワシ、タオルや雑巾、ほうき、ちりとり、軍手やゴム手袋、ゴミ袋、そして手桶や柄杓なども用意しましょう。
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月命日のお参りのまとめ
ここまで月命日のお参りは必ず行くべきか、また月命日にすることやお坊さんの事などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 月命日とは故人が亡くなった日と同じ日付けのことをいう
- 月命日はお参りする人の気持ち次第で必須ではない
- いつまで月命日のお参りをするのかは、遺族の都合に合わせて決めれば良い
- 月命日には必ずお坊さんに読経をあげてもらうという決まりはない
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者
袴田 勝則(はかまだ かつのり)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴25年以上。当初、大学新卒での業界就職が珍しい中、葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから皇族関係、歴代首相などの要人、数千人規模の社葬までを経験。さらに、大手霊園墓地の管理事務所にも従事し、お墓に納骨を行うご遺族を現場でサポートするなど、ご遺族に寄り添う心とお墓に関する知識をあわせ持つ。
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