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墓石の色は何色でも良いの?墓石の色が持つ意味や購入の流れまで解説
更新日:2021.08.20
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墓石の色について
お墓に使われている墓石には様々な種類があります。
いろいろな色の墓石の中から、何を選んでよいのか困ります。
そこで今回の記事では
- 墓石の色にはどんなものがあるのか。
- 墓石の色ごとの特徴
- 墓石を購入する流れ
などについて解説します。
この記事を読めば、墓石についての概要を理解することができます。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
墓石の色の種類
墓石を選ぶ時に困るのが、その墓石の色です。
墓石の色の種類には、
- 灰色
- 白色
- 黒
- 赤
- 青
- 黄色
などがあります。
選ぶ墓石の色で、そのお墓のイメージがガラリと変わります。
なので、どんなイメージのお墓にしたいのか、よく考えて墓石の色を決めましょう。
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墓石の色は何色でも良い
墓石の色は多種類に及びますが、実はどの色でも問題ありません。
灰色系でも黒系でも青色系でも、故人のイメージに合った物を選べば良いでしょう。
仏教的には「赤・青・黄・白・黒」の五色が基本のようです。
昔は、赤系や黒系の色の墓石は好ましくないという風潮があったようです。
しかし、現代では好ましくない色という認識は特になく、どの色を選んでも良いでしょう。
五色や墓石の色ごとの特徴
墓石や文字の色については、実はそれぞれに意味があり、墓石選びの時に参考になります。
五色とは
仏教では、五色にはお釈迦様の体や教えを象徴するという考えがあります。
五色は仏教精神と深く関わっているのです。
その由来は、インドの五大思想や中国の五行思想が関係していると言われています。
五大思想とは万物は「地・水・火・風・空」で成り立っているという思想です。
また中国の五行思想とはこの世のものは「木・火・土・金・水」で成立している思想です。
これらの意味を考慮して、墓石や文字の色を検討する必要があります。
墓石の色ごとの意味
上で記したように墓石の色はそれぞれ意味を持っています。
各色の意味を説明していきます。
灰色
灰色は特に仏教的な意味はなく、墓石を控えめに際立たせたい時に利用されます。
墓石は白御影石を用いられことが多く、墓石自体が灰色の場合が多いです。
そのため灰色の文字を入れることで、より墓石の存在を控えめにできます。
白
仏教では、白は仏陀(ぶつだ)の歯の色を示しています。
この仏陀の歯により、故人の生前の悪行や煩悩を戒める意味があります。
また、墓石によく利用される黒御影石や白御影石との相性が良く、文字が映えます。
黒
仏教では、黒は仏陀の袈裟の色を示します。
袈裟とは、仏教の僧侶が纏う布状の衣装のことです。
様々な怒り、侮辱、誘惑への忍耐を表します。
これを仏教では忍辱(にんにく)と言っています。
赤
仏教では、赤は仏陀の血を意味します。
どんな人でも救済し、絶え間なく精進するということを示しています。
青
仏教では、青色は仏陀の髪の毛を指します。
青色は精神を安定させた状態である、禅定を意味していると言われています。
墓相墓に良く使われている文字の色です。
黄
仏教では、黄色は仏陀の体の色を表しています。
ゆるぎない不動という意味があり、仏陀の金剛を表現しています。
あまりお目にかかることができない色です。
しかし、選択肢としてはありえる色です。
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墓石購入の流れ
ここでは、墓石を購入する時の流れを記載します。
墓石をこれから購入する人はぜひ参考としてください。
墓地を決めて契約する
まず墓地を決めます。
お墓参りのことを考えて、できるだけ近い場所を探しましょう。
しかし、故人が生前に指定していた場所があるなら、故人の意向を尊重しましょう。
また、故人にゆかりのある土地があるのなら、その場所も候補に加えましょう。
墓地を決めるために、一度見学に行ってみることもおススメします。
インターネットの情報や口コミだけでは分からないことがあるからです。
さらには指定石材店があるのかどうかを確認するようにしてください。
せっかく自分が気に入った墓石が墓地によっては使えないことがあります。
しっかり考えて墓地を決めていきましょう。
石材店で希望の条件の墓石を見積もってもらう
墓地が決まったら次に、どんなお墓にするか考えましょう。
お墓と一口に言っても、さまざまなお墓があります。
その種類とは以下の通りです。
- 和型墓石
- 洋型墓石
- デザイン墓石
以上が、基本的なお墓のデザインです。
また、どんな色の墓石を使うかは五色の考え方を取り入れて決めましょう。
これらを総合的に検討した後、石材業者にお墓製作の見積りを出します。
相見積もりをし、石材店を一つ選定する
石材業者に見積りを出す時は相見積にしましょう。
相見積とは見積りを出すときに一つの業者だけでなく複数の業者に見積りを出すことです。
一番条件の良い業者を見つけることができ、比較的安く墓石を購入することができます。
墓石を墓地に設置する
墓石の製作から上がって来たら、いよいよ墓石の設置工事に入ります。
石材業者との立ち合いで、指定の墓地に墓石を建てます。
墓石がきちんと建てられるか、墓石自体に不備がないか、確認しましょう。
墓石の色や文字色がはげた時の対処法
墓石を建ててから、しばらく経つとどうしても墓石の文字の色がはげてしまいます。
その場合は、元の文字の色に近いペンキで、文字の塗り直しを行いましょう。
文字の塗り直しは、一度文字の色をすべて剥がしてから行います。
ペンキの塗り直しは、石材業者でも受け付けています。
ただし、その分の補修費用をとられてしまいます。
そこで、自分でペンキを塗り直すという方法もあります。
自分でペンキを塗り直す場合は、きちんと養生をしましょう。
それは文字以外の部分にペンキが飛び散らないようにするためです。
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墓石の色のまとめ
ここまで、墓石の色の選び方、文字の色の意味などを中心に書いてきました。
この記事でのポイントをおさらいすると以下のようになります。
- 墓石の色は「赤・青・黄・白・黒」があり、何を選んでも良い
- 墓石の色の特徴は、五大思想、五行思想に由来している
- 墓石の購入の流れは、墓地の決定、デザイン(色を含む)の決定、設置の順番
これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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監修者
山口 隆司(やまぐち たかし)
一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター
経歴
業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。
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