お葬式
【家族葬を事後報告する際の例文紹介】要点や注意点も解説!
更新日:2023.12.15 公開日:2021.08.24
家族葬は小規模で取り行われる葬儀で、近年はコロナ禍ということもあり、選ばれる方が多くなってきています。
家族葬では、一般の弔問をお断りしますが、故人の訃報を事後報告として書面などにて報告する必要があります。
本記事では家族葬の事後報告の例文を紹介しますので、ご参考になってください。
ぜひ最後までご覧ください。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
家族葬とは
家族葬とは、故人の親族や親しい友人で取り行われる小規模な葬儀です。
参列者の人数を減らし、故人とゆっくりとお別れが出来るということもあり最近では家族葬を選ぶ方も多いです。
参列者の人数が少ないことから、様々な手間を省くことが出来ます。
葬儀の手間を減らしたいなどの理由で、香典を辞退しても問題はありません。
家族葬や参列者について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
家族葬の事後報告の要点
家族葬は参列する方が少ないため、参列者以外の関係者へは手紙での事後報告にて報告します。
最近では、携帯電話やパソコンの普及でメールで送る場合もあります。
文章を考えるのが難しいと思われる方も多いでしょうが、事後報告で書くべきポイントを紹介していきます。
逝去したことについて
訃報ですので、逝去したことを書きます。
当然かもしれませんが、誰が、いつ亡くなったのかを明確に書くことが大事です。
また、生前の故人へのご厚意に対しての感謝の意を書きます。
家族葬をすでに終えた報告
すでに家族葬で内々に終えたことも書きます
香典などを辞退する場合はその旨も書きます。
中には「どうして葬儀に呼んでくれなかったのか」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
「故人の意志」と添えておくと、葬儀に参列したかった方からなどとのトラブルを避けることができるでしょう。
事後報告となってしまったことへの謝辞
家族葬だったからといって、訃報の連絡が遅くなってしまったことには変わりありません。
そのため、誠意を込めて謝意を伝える文章もきちんと書きましょう。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
家族葬の事後報告の例文
先程、説明した事を踏まえて、具体的な例文をあげます。
また、メールでの事後報告も、この例文を用いても問題はないとされています。
父 ○○○○ かねてより入院療養中でしたが
去る×月×日 △△歳にて永眠しました
ここに故人が生前賜りましたご厚誼に対し
心より御礼申し上げます。
葬儀につきましては 故人の遺志により
近親者のみにて執り行いました
ご連絡が遅れましたことを深くお詫び申し上げます
略儀ながら謹んでご通知申し上げます
なお誠に勝手ながら
弔問 香典 供物のご厚意については
固く辞退申し上げますことをご了承ください
○○県○○市○○町○○-○○
喪主氏名
また、新型コロナウィルスが流行している現在、「昨今の状況下を鑑みて」と一言加えるとよいでしょう。
コロナ禍で家族葬を行った場合の例文は、以下のようになります。
父 ○○○○ かねてより入院療養中でしたが
去る×月×日 △△歳にて永眠しました
ここに故人が生前賜りましたご厚誼に対し
心より御礼申し上げます。
葬儀につきましては 昨今の状況下を鑑みて
近親者のみにて執り行いました
ご連絡が遅れましたことを深くお詫び申し上げます
略儀ながら謹んでご通知申し上げます
なお誠に勝手ながら
弔問 香典 供物のご厚意については
固く辞退申し上げますことをご了承ください
○○県○○市○○町○○-○○
喪主氏名
この2通りの例文をみて分かるように、家族葬の事後報告では必要最低限のことのみを書くと、シンプルで分かりやすく相手にも伝わりやすくなります。
しかし、あくまでもこちらは例文となりますので、要点をきちんと把握しておけば例文の通りに書かなくても問題はありません。
家族葬の事後報告の注意点
家族葬の事後報告を書く際、注意しなければいけない点がいくつかあります。
先程の例文と照らし合わせながら、それぞれ解説していきます。
頭語と時候の挨拶
家族葬の事後報告では、「拝啓」などの頭語や時候の挨拶は使いません。
先程の例文を見ると、頭語と時候の挨拶がないことでシンプルな文になり、故人が亡くなったことがすぐ分かるようになっています。
家族葬の事後報告だけに限らず、弔事の文章では頭語と時候の挨拶は使用しません。
忌み言葉
不幸を連想させる忌み言葉も使用してはいけません。
忌み言葉は「切れる」「壊れる」「崩れる」「戻る」など様々あります。
忌み言葉は、苦痛や死を思い出させるため、昔から縁起が悪いとされています。
葬儀などの弔事だけに限らず、結婚式などの慶事でも使用してはいけません。
重ね言葉
同じ言葉を繰り返す重ね言葉も、忌み言葉に含まれています。
弔事や慶事でも「繰り返すこと」を連想させてしまいます。
重ね言葉の例として「わざわざ」「重ね重ね」「次々」などがあります。
句読点
家族葬での事後報告をはじめ、弔事のお手紙では句読点は使用しません。
これは「切る」「終わる」などの忌み言葉を連想させてしまうという理由があるためです。
また、句読点は文章を読みやすくするために付けるものですので、失礼になってしまうからという説もあります。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
家族葬の事後報告をする範囲
家族葬の事後報告を出す範囲には、特に決まったルールはありません。
遠方の親戚で葬儀に参列出来なかった方や、ご遺族のわかる範囲で、故人の知人へ事後報告を出すと問題ないでしょう。
しかし、忌引き休暇等の関係もあるので故人やご遺族の職場には、電話ですぐ連絡する必要があります。
後述しますが、町内会やご近所の方への報告は事前に済ませないといけません。
家族葬をお知らせする範囲について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
家族葬の事後報告をするタイミング
家族葬の事後報告は、葬儀から3~10日後が一般的とされています。
しかし、事後報告を出す厳密なルールがありませんので、タイミングはご遺族で調整することが出来ます。
しかし、遅くとも四十九日までには報告を済ませた方が良いとされています。
なるべく早めにお知らせするのがよいでしょう。
報告後は忌明けの四十九日までは弔問客が溢れる可能性があるので、段取りをきちんと行う必要があります。
みんなが選んだお葬式の電話相談
みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。24時間365日無料相談
0120-33-3737
電話をかける
手配いたします
ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら
厳選して無料でご案内いたします
町内会には事前に連絡する
家族葬を行う場合でも、町内会へは事前に連絡をした方が良いです。
家族葬が「限られた人のみ参列する」というマナーは浸透されていません。
事前に町内会へ亡くなったことを報告すると共に、家族葬のため一般の弔問をお断りする旨をきちんと伝える必要があります。
家族葬の事後報告の例文まとめ
ここまで家族葬の事後報告を中心に解説していきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 家族葬の事後報告は、遅くても四十九日の法要までにする
- 「頭語」「忌み言葉」「重ね言葉」「句読点」を使用してはいけない
- 逝去したことと、家族葬を行ったことを記す
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
都道府県一覧から葬儀場を探す
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。
監修者
田中 大敬(たなか ひろたか)
厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター
経歴
業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。
お葬式の関連記事
お葬式
更新日:2024.04.05
家族葬の訃報連絡方法と近所への対応:内容、タイミング、例文を紹介
お葬式
更新日:2023.12.15
身内だけの家族葬で香典は必要?香典の相場や香典袋の書き方などを解説
お葬式
更新日:2023.12.15
家族葬の場合、遺族側・会社側の対応は?文例や注意点についても解説