閉じる

お葬式

家族葬の場合、遺族側・会社側の対応は?文例や注意点についても解説

更新日:2023.12.15

家族葬

頭にクエスチョンマークを浮かべているスーツの男性の後ろ姿

記事のポイントを先取り!

  • 家族葬でも会社には必ず連絡する
  • 訃報の周知は、遺族の希望に添って行う
  • 香典を出す際には、遺族の負担を増やさないようにする

家族や親族、親しい友人や知人のみで行う家族葬が近年増加しています。
家族葬の場合、会社への連絡事項などが一般的な葬儀と異なります。

何を伝えればいいのか迷う方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、

  • 家族葬のときは会社に連絡すべきか
  • 家族葬の連絡を受けた時の会社側の対応方法
  • 会社から香典を出す際の注意点

以上の内容で解説していきます。
家族葬における会社側の対応を把握し、遺族に失礼のないようにしましょう。

ぜひ最後までご覧ください。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

  1. 家族葬の時は会社に連絡すべき?
  2. 会社への連絡方法
  3. 会社へ連絡する内容
  4. 家族葬を会社に連絡するときの訃報文例
  5. 忌引き休暇の申請
  6. 香典や弔電は受け取るべき?
  7. 家族葬と言われたら?家族葬の連絡を受けた時の会社側の対応
  8. 家族葬で会社側の対応の注意点
  9. 家族葬に社員は参列してもいい?
  10. 家族葬を周知するときの会社側の対応は?
  11. 会社から出す香典袋の書き方
  12. 会社関係の香典の相場
  13. 家族葬を行う際の遺族側と会社側の対応まとめ
スポンサーリンク

家族葬の時は会社に連絡すべき?

考えているビジネスマン

一般的な葬儀では、葬儀の場所や日時を伝える必要があります。

ただ基本的に会社関係の人は参列しないため、家族葬ではそれらを伝える必要はありません。

それでは会社への連絡は必要なのでしょうか。

連絡は必須

家族葬でも会社への連絡は必須です。

故人が会社に属していた場合は、会社は取り急ぎ様々な手続きを行う必要があります。

また遺族自身も勤め先の会社に連絡して、忌引き休暇の申請などを行わなければなりません。

総務部門と上司に連絡をする

故人が属していた会社と、遺族が勤める会社の総務部門と上司に連絡をします。


上記いずれの場合にも、はじめに総務部門に連絡し、死亡にあたっての会社側の対応について確認をしましょう。

参列も香典も弔電も辞退する場合には、明確に伝えましょう。


家族葬や参列者について、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

家族葬の基礎知識|費用や流れ、メリットと注意点について

スポンサーリンク

会社への連絡方法

ここでは、会社への詳しい連絡方法について説明します。

会社員だった方が亡くなりご遺族が会社に連絡する場合

会社への連絡は、故人が所属していた部署に直接電話をするのが一般的です。

直通番号がわからない場合や所属部署が不明な場合は、会社の代表番号に電話し、取り次いでもらいます。

また、退職などの手続きは管理部門が行うため、今後のやりとりのためにも窓口となる担当者の名前と連絡先を聞いておくとスムーズです。

ご自身のご家族や親族が亡くなり会社に連絡する場合

遺族が勤める会社への連絡の際には、関係性によって忌引き休暇の日数が変わる可能性があります。

この際に必ず「葬儀は身内のみで執り行う」という旨を明確に伝えましょう。

もし、香典や弔電などを辞退する場合も同様です。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

会社へ連絡する内容

会社への連絡内容は、故人の会社でもご遺族の会社でも基本的には変わりありません。

まずは以下のことを連絡しましょう。

  • 故人の氏名と自身との関係
  • 亡くなった日時
  • 葬儀会場(※社員が参列する場合)
  • 葬儀が家族葬であること

そして香典・供物・供花・弔電などの辞退の意向がある場合はその旨を伝えます。

連絡のつきやすい電話番号も伝えておくと安心です。

スポンサーリンク

家族葬を会社に連絡するときの訃報文例

以下に、家族葬を会社に連絡する際の例文をご紹介いたします。

故人が会社員だった場合

私、工務課の〇〇〇〇の長男で〇〇〇〇と申します。
昨晩、〇〇〇〇が死去いたしまして、ご連絡いたしました。
工務課の皆様には大変お世話になりました。
まずは取り急ぎのご連絡ということでお電話差し上げた次第でございます。
今回、近親者のみで家族葬として執り行うことにいたしました。
今後のお手続きなどにつきましては、あらためてご連絡させていただきたいと思います。
失礼いたします。

遺族が会社員である場合

事務部の〇〇〇〇です。お疲れ様です。
今朝方に母が死去いたしまして、本日お休みをさせていただきますのでお願いいたします。
儀は、身内のみの家族葬でする予定です。
ご参列のほか、香典、供花、弔電といったお気持ちもご辞退させていただくことになります。
これから葬儀の日程等を決めていくので、忌引休暇の件など、またご連絡いたします。
ひとまず今日は休暇扱いということでお願いいたします。
よろしくお願いいたします。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

忌引き休暇の申請

これまで見てきたように、故人が所属していた会社や葬儀に参列する遺族が所属している会社への連絡は必要です。
これは、会社が必要な手続きを行うため、また遺族が忌引き休暇を取得するためです。

必ず伝えるべき内容は以下の2点です。

  • 休暇が必要な期間
  • 休暇中の業務の引き継ぎ

忌引き休暇は、労働基準法などが関与していない決まりごとであり、会社によってルールが異なります。
多くの企業では有給休暇扱いになることが多く、故人との関係性によって取得できる日数も変わります。
具体的な日数は、会社の人事部門や総務部門に確認することが重要です。

スポンサーリンク

香典や弔電は受け取るべき?

家族葬の場合、会社からの香典や弔電を受け取るべきかどうかは、故人や遺族の意向によります。

家族葬であることを伝え、香典や供花、弔電などの辞退の意向がある場合はその旨を伝えます。


しかし、上司や同僚から香典を頂くケースがあります。

そのような場合は、せっかくのお気持ちですので無理にお断りせずお受けしましょう。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

家族葬と言われたら?家族葬の連絡を受けた時の会社側の対応

ノートパソコンをもって紹介ているビジネスウーマン

ここでは、遺族から家族葬の連絡を受けた会社側の対応について解説をします。

社員の氏名や誰が亡くなったかを聞いておく

社員が亡くなった場合には、周知が必要であるため名前を聞きます。

社員の家族が亡くなったという連絡の場合は、故人との関係性を確認します。

また香典などの対応をする場合は、必ず故人の名前を確認しておきましょう。

葬儀日時や休暇についての確認

もし遺族からの辞退がなければ、弔電などを送るために葬儀の日時を確認しておきましょう。

また社内規定などで決まっている休暇の日数や手続き方法は、本人にきちんと伝えなければなりません。


休暇を取るにあたり本人がやらなければならないことや、会社側の対応について説明します。

休暇中に必要な業務のサポート内容についても、確認しておきましょう。

スポンサーリンク

家族葬で会社側の対応の注意点

感嘆符が書かれた道路標識

家族葬の連絡を受けた場合の、会社側の対応の注意点を解説します。

訃報についての周知

会社側の対応としては、まず社内への周知をしなければなりません。

社員本人が亡くなった場合には、社内に周知する必要があります。

社員の家族が亡くなった場合にも同様です。

しかし人によっては、周りにあまり知られたくないという場合もあると思います。


連絡を受けた際に訃報を社内に周知していいか、どこまでの範囲なら伝えていいか確認をしておきましょう。


また家族葬で行うことや、弔電や香典に関しても遺族の希望をしっかりと周知します。

弔問や香典について

家族葬でも、弔問や香典を辞退しない場合もあります。

訃報を受けた際には弔問に行っていいか、香典を受け取ってもらえるのか確認しておくことが大切です。

香典を出すときは社員一同で出す

香典を出す際には、できるだけ個別ではなく会社として出します。

個別でお渡しすると、遺族のお返しの負担が大きくなってしまうためです。


代表者と社員一同の名義で出すと、遺族の負担も少なくなります。

弔慰金制度の確認

社内規定に弔慰金制度があるかどうかを確認し、あるならば手続きを進めましょう。

弔慰金制度は、福利厚生の一環となっています。


香典を辞退された場合でも性質が異なるため、別物としてお渡しします。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

家族葬に社員は参列してもいい?

クエスチョンマークが書かれた積み木が3つ積まれている

家族葬の場合、社員は葬儀に参列をしてもいいのでしょうか。

家族葬の場合はできるだけ遠慮する

家族葬は家族や親族、ごく親しい方のみの少人数で行う葬儀です。

そのため、できるだけ社員の参列は遠慮した方がいいでしょう。


どうしても参列したい場合には、会社から代表者1名のみの参加が好ましいです。

遺族に参列の可否を確認する

遺族に参列をしてもいいかを確認するのが、一番良いでしょう。


遺族が参列を遠慮させる場合は、参列は見送るのがマナーです。


家族葬に参列する際のマナーついて、以下で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

家族葬に参列する際のマナー|参加基準や香典、服装について

スポンサーリンク

家族葬を周知するときの会社側の対応は?

頭の中にクエスチョンマークがある顔のシルエット

会社側の対応として、家族葬を行うことを社内に周知する必要があります。


ここでは、家族葬を周知する際の文例を紹介します。

社員が亡くなった場合

○○部○○課の○○さんが、○○年○月○日 享年○歳にてご逝去されました。
ここにご冥福をお祈りするとともに、謹んでお知らせいたします。
葬儀は、故人の希望によりご家族のみで執り行うとの連絡を受けております。
そのため参列はお控えいただけますようお願いいたします。
また香典・供花などのご厚意についても、ご辞退の意向を示されていますので、ご配慮いただけますようお願いいたします。
以上

社員の家族が亡くなった場合

○○部○○課の○○さんの御母堂である○○様が、○○年○月○日 享年○歳にてご逝去されました。
ここにご冥福をお祈りするとともに、謹んでお知らせいたします。
葬儀は、故人の希望によりご家族のみで執り行うとの連絡を受けております。
そのため参列はお控えいただけますようお願いいたします。
また香典・供花などのご厚意についても、ご辞退の意向を示されていますので、ご配慮いただけますようお願いいたします。
以上

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

会社から出す香典袋の書き方

筆ペンを持った手

ここでは、会社から出す香典袋を書き方についてご紹介します。

会社から香典を出す際には、遺族の負担を減らすため代表者と社員一同の形で出すのが一般的です。


外袋には、代表者の名前のみを書きます。

まず外袋の中央に「役職名・代表者の名前」を書き、右側に少し小さく会社名を書きます。


部や課単位で有志として出す場合は、中央に「○○部一同」等と書きます。

そして、右側に少し小さく会社名を書きます。


また中袋には香典を出した人の氏名・金額・住所・連絡先を記入しておきます。

2~3名の連名の場合は、外袋に全員分の名前を書きます。


目上の人が中央に来るように下記、そこから左へ順に書きます

ただし遺族の負担も鑑みて、2~3人などの小単位で出すのはできるだけ避けましょう。


また、宗教宗派によって外袋の表書きが異なります。

訃報を受けた際に、必ず確認して適切な表書きをしましょう。

スポンサーリンク

会社関係の香典の相場

白い電卓

基本的に、会社の社内規定内の慶弔規則などに会社側の対応に関する取り決めがあります。その規則に基づいた金額を出します。


そのような規定がない場合や、個人や有志で出したい場合には平均相場にしたがって出しましょう。

会社関係の香典相場は、年齢や会社内の立場によって変わるものです。

亡くなった人が上司又は同僚の場合の金額相場は3000~1万円ほどを持ち寄って包みます。
故人と親密な関係であっても上司よりも高い金額を包んだり、1人だけ高い金額を包むのはマナー違反です。


上司にも失礼に当たりますし、遺族もお返しの関係などで負担になってしまいます。

適切な金額が分からない場、どのくらいが相場なのか確認しておきましょう。

みんなが選んだお葬式の電話相談

みんなが選んだお葬式では葬儀社、葬儀場選びのご相談に対応しております 他にも、葬儀を行う上での費用、お布施にかかる費用など葬儀にかかわること全般に対応しております。 なにかご不明な点がございましたら以下のボタンから遠慮なくお申し付けください。
funeral_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
24時間365日すぐに
手配いたします

ご危篤・ご逝去で
お急ぎの方はこちら

1000社以上の葬儀社・葬儀場の中から
厳選して無料でご案内いたします
詳しくはこちら

家族葬を行う際の遺族側と会社側の対応まとめ

「fin」と書かれた紙

ここまで家族葬を行う遺族側の会社への対応、家族葬の連絡を受けた会社側の対応などの情報を中心に書いてきました。

この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 家族葬でも会社には必ず連絡する
  • 身内のみで行う場合はその旨を伝える
  • 連絡を受けた側の会社は、参列・弔電・香典などの遺族の希望を確認する
  • 訃報の周知は、遺族の希望に添って行う
  • 香典を出す際には、遺族の負担を増やさないようにする

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

お葬式の関連記事

コラム一覧へ

あなたにぴったりのお墓を診断!

色々種類があってわからない.

お墓選びで後悔したくない.

diagnosis_woman_img

最短30秒で診断

葬儀・お葬式を地域から探す

みんなが選んだお葬式は葬儀場・葬儀社をご案内/