おしゃれなお墓にはどんなものがある？お墓の選び方と注意点を解説！

更新日：2022.05.24

墓石

記事のポイントを先取り！

• おしゃれなお墓を建てるならデザイン型がおすすめ
• 完全オリジナルの墓石の費用相場は250万円
• 耐震性や、墓地の規制、親族の了承の有無のチェックが必要

おしゃれな形をしたデザイン墓石が増えています。
おしゃれなお墓を建てる際の、ポイントや注意点をご存知でしょうか？

本記事ではお墓の種類を踏まえ、おしゃれなお墓の選び方を説明します。

• おしゃれなお墓選びのポイント
• 一般のお墓よりも費用がかかるのか
• おしゃれなお墓を建てる場合の注意点

以上の内容で解説していきます。

また、お墓のデザインが決まらず迷ってしまった際の、対処法についても紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。

1. 墓石の種類
2. おしゃれなお墓を選ぶならデザイン型
3. おしゃれなお墓の選び方
4. おしゃれなお墓を選ぶ時の注意点
5. おしゃれなお墓のデザインが決まらない時
6. おしゃれなお墓まとめ

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墓石の種類

墓石は主に「和型」「洋型」「デザイン型」の3種類に分けられます。
それぞれの特徴を説明します。

和型

和型は日本で古くからある縦長型のスタンダードなお墓です。
和型の種類を3つほどご紹介します。

【和型三段墓】
角形の石を積み上げて作られている墓石です。
文字が刻んである竿石が一番上にあります

竿石に刻む文字は「○○家之墓」や「先祖代々之墓」などです。
宗派によって「南無阿弥陀仏」と入れる場合もあります。

【五輪塔型】
世界を構成する要素とされる「空・風・火・水・地」を概念としたお墓です。
方形・円形・三角形・半月形・宝珠型の形が異なる5つの石が積み上げてあります。

五輪塔型は鎌倉時代から続く、古い歴史のあるお墓の形です。
一般的に浄土真宗では使わない形とされています。

【大名墓】
和型三段墓に、笠の形をした屋根が付いたタイプです。
昔は身分の高い大名を弔うために、作られていました。
現在は、希望すれば誰でも建立できます。

洋型

洋型は数が増えつつあるコンパクトタイプの墓石です。

土台となる厚めの石の上に、正方形に近い横長の竿石が据えられいるタイプが多いです。
宗派は問わず、文字も、名前以外にメッセージなど好きなものを入れられます。
狭い区画でも立てやすいうえに、石材量が少なくリーズナブルな墓石でもあります。

洋型の代表的な種類をご説明します。

【オルガン型】
正面の竿石が斜めにカットされているタイプです。
いわゆるスタンダードな洋型の形が、オルガン型になります。

【ウォール型】
竿石が縦長になっているタイプです。
洋風墓のすっきりとしたデザインが感じられます。

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デザイン型

和型や洋型といった形にとらわれず、形状や素材にこだわって作るお墓がデザイン型です。

故人の好きだった楽器やスポーツにちなんだ形にできます。
墓石に、花や趣味のモチーフの彫刻を施すのも、デザイン型の一種です。

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おしゃれなお墓を選ぶならデザイン型

おしゃれなお墓を建てたいのならデザイン型がおすすめです。

デザイン型は自由に墓石を決められる

デザイン型は2種類のタイプがあります。
墓石デザイナーと相談しながら決めるオリジナル型と、石材店が独自にデザインしたお墓です。

オリジナル型で、オーダーメイドのデザインができる石材店は限られています。

石材店独自のデザイン型は、石材店のサイトやカタログに施工例がまとめられています。
既に建っているお墓が見学できる場合もあり、仕上がりがイメージしやすいといえます。

墓石のアレンジが自由自在

おしゃれなお墓といっても色々なパターンがあります。

墓石の形は大きく変えず、素材の一部をガラスにしたり、色の違う墓石を組み合わせるタイプもあるようです。
墓石の形は変えず、文字やイラストを彫刻するだけでも、オリジナルのおしゃれなお墓に仕上がります。

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おしゃれなお墓の選び方

おしゃれなお墓を建てる際の、ポイントをお伝えしていきます。

シンプルさにこだわるなら墓石の形を重視

お墓に装飾を施さなくても、墓石の形が個性的なら洗練されたおしゃれなお墓になります。

半円を描いた形や、敷地の横幅をほぼ竿石に使用した墓石など、種類も豊富です。
シンプルでありながら、個性を感じられる墓石を見つけられます。

モダンデザインは受け入れられやすい

日本古来のデザインをベースに、現代風のエッセンスを入れたデザイン墓石もあります。
墓石は角形メインですが、従来型と未来型の組み合わせといったイメージです。
竿石を寝かせて、モニュメントのようになったデザインも斬新です。

モダンデザインはシックで、落ち着いた雰囲気のお墓になります。
おしゃれでありながら、若年層にも高齢層にも受け入れられやすいタイプかもしれません。

予算もチェック

デザイン墓石の費用は、完全オリジナルかセミオーダーかによって異なります。
セミオーダーの場合は150万～250万円、完全オリジナルの場合は250万円ほどが相場です。

ただし、これはあくまでも基本料金です。
墓石の種類やデザインにこだわれば、価格は高くなりやすいです。
最初にある程度の予算を決めてから、デザインすることをおすすめします。

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おしゃれなお墓を選ぶ時の注意点

おしゃれなお墓を建てる際に、注意しなければいけないことがあります。

霊園・墓地の規約を確認

霊園や墓地によっては、墓石の形やサイズに制限を設けているところがあります。
そのため、デザイン墓石を選ぶ際には、注意が必要です。

例えば寺院の場合、和型のみのデザインで規制している場合があります。
墓石に彫刻する文字やお墓の付随品に関して、細かく規制するところもあるようです。

霊園の場合は、既存のデザインしか選択できない場合もあります。
理由は、霊園の雰囲気を壊さないためです。
景観を損ねないよう、お墓の高さについて、規制している霊園もあります。

安全性を石材店とよく話し合う

地震が起きた際、お墓が倒れるという被害が発生する場合があります。
お墓は震度4、ないし5の地震に耐えうる強度があることを基本としているようです。

ただし、お墓は経年劣化するものです。
お墓が建立されてから、長い期間を経ると、耐震性も低くなってしまいます。
トラブルになる前に、石材店と耐震性について話し合いをしておいた方がよいでしょう。

家族全員が納得できるデザインを

デザイン墓石はおしゃれで目を引きます。
そのためデザインは個人の意見だけでなく、家族や親族の意見も参考にしましょう。

お墓は、お墓参りの際に親族が集まる場所でもあります。
親族で話し合いをして、納得のいくデザインを考えることが大切です。

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おしゃれなお墓のデザインが決まらない時

特にオリジナルでお墓を考える場合、なかなかデザインが決まらないこともあります。
そんな時は、どうすればいいのでしょうか？

最近のお墓デザインをネットでチェック

インターネットで検索すると、最新のデザインからスタンダードな形までチェックできます。
デザインに煮詰まった時には、様々な墓石を眺めるだけでもヒントがもらえるかもしれません。

石材店の墓石デザイン集を見る

石材店も独自のデザイン墓石を展開しているところが多いです。
そのため石材店が独自に出しているデザイン集のカタログもあります。
ネットカタログもあるので活用すると、便利でしょう。

同じデザインでもリサイズが可能だったり、融通がきく場合が多いようです。

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おしゃれなお墓まとめ

ここまで、おしゃれなお墓選びの情報や、注意点を中心にお伝えしました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りになります。

• シンプル、モダンなデザインなら、洗練されたおしゃれな印象のお墓になる
• セミオーダー墓石は150万円、完全オリジナルは250万円ほどの費用がかかる
• 耐震性や、墓地の規制、親族の了承は得られているかをチェックする

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

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