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お墓

お墓の花立てとは?種類やメンテナンス法、どこで購入すれば良いかも解説

更新日:2024.01.24

墓石

記事のポイントを先取り!

  • 花立ての素材によってメリット・デメリットがある
  • 花立ての取り付け方法を理解して選ぶのが重要
  • 花立ては石材店で買うのが無難

花立てとは、文字通りお供えの花を立てるための容器のことをいいます。

お墓は屋外にあることが多いので、強い風雨にさらされることもあります。

そのため花瓶では、倒れたり、壊れたりする恐れもあり、お花を供えるのには不向きです。

一方、花立てはお墓に据え付けることができるので、倒れず長持ちするように、お花をお供えすることができます。

今回は、花立ての素材や設置方法の種類と特徴を中心に説明します。
仏壇用の花立てを選ぶ際の注意点などについても解説しますので、最後までご覧ください。

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  1. 花立の意味
  2. 花立ての種類と特徴
  3. お墓の花立ては100均でも大丈夫?
  4. 花立ての取り付け方の種類
  5. 花立を買う方法
  6. 花立てのメンテナンス方法
  7. 花立ての劣化の原因と対処法
  8. 花立てが壊れたときの交換方法
  9. 花立ては仏具以外はNG?
  10. お墓の花立てのまとめ
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花立の意味

お墓には、伝統的な「五供」という五つのお供え物があります。
花は、「五供」 の一つで他には線香、ろうそく、水、食べ物があります。

花は、永遠に咲き続けることはなくいつかは枯れてしまいます。
そのため、変わらないものはないという「無常」や生命の大切さを表していると言われています。

また、厳しい自然の中で美しく咲く姿が、厳しい修行に耐えて悟りを開く姿に似ていることも花を飾る意味の一つです。

しかしお墓に一般的な花瓶を飾ると、風などで倒れてしまいます。
ですから、お墓には取り付け型の花瓶が必要なのです。

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花立ての種類と特徴

花立ては、使われている素材の種類が複数あり、素材によってメリット・デメリットが異なります。
以下に、素材別の花立ての特徴やメリット・デメリットを説明します。
費用相場についても説明しますので、花立て選びの参考としてください。

ステンレスの花立て

ステンレスは、花立ての素材として最も多く使われています。
サビに強く、手入れも簡単で、軽いのでお花や水の取り換えなども楽にできます。

費用相場は、2000円~3000円ほどとなります。

アルミ合金の花立て

アルミは、ステンレスと同様に古くから利用されている素材で、耐久性があります。
ステンレスに比べると重さがあり、劣化で傷みが目立つことがデメリットです。
値段相場は、2,000円〜3,000円程です。

プラスチックの花立て

プラスチックは何と言って軽量で安価なところがメリットです。
価格相場は1000円前後となります。

一方、耐久性は他の素材に劣り、劣化しやすいところがデメリットです。

銅の花立て

重量感があって見栄えが良いこと、銅の性質として殺菌効果があるといわれ、お花が長持ちすることがメリットです。

一方、価格が10,000円前後高くなる、重量があることから他の素材に比べると取扱いづらい点がデメリットです。

陶器の花立て

古いお墓では墓石に固定されて使用されていることがあります。

プラスチックと同じく、破損しやすいことがデメリットで、現在はあまり使われないようです。
費用相場は1,000円〜2,000円ほどで、比較的安価です。

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お墓の花立ては100均でも大丈夫?

結論としては、問題ありません

お盆やお彼岸のシーズンになると、100円ショップにお墓参りに必要な用品を揃えたコーナーが設置されます。

花立て以外も取り扱っており、それだけ需要があるといえます。

100均の花立てはプラスチックなので経年劣化で壊れやすいです。

100円と安いので、毎回新しくしてもいいのではないでしょうか。

金属製の花立ては丈夫ですが、サビによる腐食で壊れる可能性があります。

金属製は価格も高く、買い替えを躊躇(ちゅうちょ)しがちです。

また、プラスチック製だと見た目が悪いと気になる方もいます。

花を飾れば、花立てはほとんど見えないので問題ありません。

一番大切なのは、ご先祖を供養する気持ちです。

お墓を大切にする気持ちがあれば100均の花立てでも問題ありません。

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花立ての取り付け方の種類

花立てはお墓本体に固定しますが、固定する方法には、以下の3種類の方法があります。

ネジ式

墓石に花立ての台座部を固定し、台座に花立て本体をネジで止めるというタイプです。

花立て本体の着脱が可能なので、水の交換や清掃も簡単にできます。

落とし込み式

墓石に花立てを入れる穴をあけて、そこに花立てを差し込むというタイプです。

花立てを簡単に取り外せるため、お供えのお花の交換や花立ての掃除が簡単にできます。

接着式

墓石に花立てを接着剤などで固定する方法です。

古いお墓では陶器製の花立てを接着しているのを見かけることがあります。

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花立を買う方法

では、花立はどこで買え、費用はどれくらい必要なのでしょうか。
以下で説明します。

石材店

おすすめなのが石材店です。
自分でねじ式の台座固定をすることや、サイズ確認に自信が持てない方に特におすすめです。

ぴったりのサイズの花立を見繕ってくれるほか、お墓に出向いて台座固定も行ってくれます。
また、花立以外のことも相談に乗ってくれます。

ホームセンター

石材店より気軽に現物を見ることができます。
しかし、サイズ確認や台座固定は自分で行う必要があります 。

インターネット

花立のバリエーションは非常に豊富です。
しかし、店員がいないため、疑問は自力で解決する必要があります。
また、実物と写真が異なる場合もあります。

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花立てのメンテナンス方法

お墓参りに行った際などに花立てのお手入れをすれば、花立ての見た目をきれいに保ち、長持ちさせることもできます。

以下に花立てをメンテナンスする際の留意点を説明します。

掃除の際には花立てを墓から取り外す

接着式以外の花立てであれば、お墓から花立を取り外すことが可能です。

花立ての細かな汚れを落とすためにも、墓から取り外して掃除しましょう。

花立ての専用ブラシを使用すると便利

花立ては高さがあり、花立の底にはなかなか手が届かないものです。

花立て専用ブラシであれば、柄が長いのでブラシを底の方まで入れることができ、汚れをきれいに落とせます。

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花立ての劣化の原因と対処法

花立てはなるべく長く使いたいものですが、時間と共に劣化していきます。
以下に、素材別に主な劣化の原因を説明しますので、参考にしてください。

プラスチックの花立ては日光が原因

プラスチックは熱や光によって劣化してしまいます。
プラスチックの花立ての劣化の主な原因は、長時間日光にさらされることです。

これにより、ひびが入ったりして交換が必要となります。

金属の花立てはサビが原因

金属の花立ては、ステンレスであれ銅製であれ、サビによる腐食が劣化の主な原因です。

腐食が進めば花立ての底などに穴が開いて水漏れし、交換が必要となります。

陶器の花立ては凍結が原因

陶器自体は錆びず、劣化には強いのですが、凍結による割れには弱いです。

花立てにたまった水は、気温が零下になると凍ってしまいます。

この凍結が繰り返されると、他の素材の花立てより早くひびが入ってしまいます。

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花立てが壊れたときの交換方法

花立ても長年使っていれば壊れるものであり、交換することも必要です。

以下では、花立てを交換する際に注意すべきポイントを説明します。

ネジ式の花立ては台座ごと交換する

ネジ式の花立ては、花立て本体と墓石に固定する台座をネジで接続します。

このため、ネジ式の花立てを交換する場合は、台座も一緒に交換することが必要です。

一般的には古い台座を取り外して新しい台座と交換しますが、商品によっては、古い台座の上に重ねてセットできるものもあります。

落とし込み式の花立ては同じ口径を測って交換する

落とし込み式の花立ての場合は、墓石に開けられた穴の口径にぴったりのもののほうが良いです。

落とし込めなかったり、すき間ができてガタついたりします。

口径を正確に測って、ぴったりの花立てを選びましょう。

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花立ては仏具以外はNG?

お墓の花立ては、墓石に取りつけ可能なものである必要があります。

そのため、石材店など墓石の部品として販売しているものの中から選ぶのが無難です。

一方、家の仏壇など屋内で使用する花立ての場合は、必ずしも仏具店などで売っている仏壇用の花立てに限定することもありません。

仏さまやご先祖を弔う心をこめてお花をお供えするための花立てであれば、仏壇にマッチするものを自分で選んでも問題ないでしょう。

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お墓の花立てのまとめ

キーボードの上に載っている「ま」「と」「め」と書かれた積み木

ここまで花立ての情報や、メンテナンス法などを中心にお伝えしてきました。
記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 花立ての素材の持つメリット・デメリットを理解して花立てを選ぶ
  • 花立ての取り付け法を理解して花立てを選ぶ
  • お墓の花立ては石材店で買うのが無難

お墓の花立てをきれいに保てば、お供えしたお花も映え、お墓全体がきちんと手入れされた印象となり、弔う心を表すことができます。

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありががとうございました。

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監修者

評価員(かまた)

鎌田 真紀子(かまた まきこ)

国家資格 キャリアコンサルタント ・CSスペシャリスト(協会認定)

経歴

終活関連の業界経歴12年以上。20年以上の大手生命保険会社のコンタクトセンターのマネジメントにおいて、コンタクトセンターに寄せられるお客様の声に寄り添い、様々なサポートを行う。自身の喪主経験、お墓探しの体験をはじめ、終活のこと全般に知見を持ち、お客様のお困りごとの解決をサポートするなど、活躍の場を広げる。

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