法事法要
仏壇を購入するタイミングは?必要な準備・買える場所を解説
更新日:2022.05.10 公開日:2021.12.22

記事のポイントを先取り!
- 仏壇購入のタイミングは、それぞれの事情による
- 仏壇購入の前に事前の準備をしておけば、後で困らない
- 仏壇の購入場所はさまざまで、それぞれ特徴がある
家で位牌を置く場所は仏壇ですが、仏壇の購入タイミングについてご存知でしょうか。
いざ仏壇を購入する際に、何を準備すればいいか知っておきましょう。
そこでこの記事では仏壇を購入するタイミングについて、詳しく説明していきます。
この機会に仏壇をどこで購入できるかも覚えておきましょう。
仏壇を自作DIYする場合についても触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
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仏壇を購入するタイミング

仏壇を購入するタイミングは大きく分けると、新規購入か既存の仏壇を新しいものに買い換えるかの2通りです。
その中でもより具体的な仏壇購入のタイミング事例を、以下でご紹介します。
引っ越し
引っ越しをして、新しい家に移るタイミングで仏壇を購入するケースが多いです。
気持ちの問題として、新しい家を建てたり引っ越したりするときに、仏壇も新しくなると気持ちがいいものです。
しかし、新しい仏壇と間取りのため、寸法を計算しておかないとサイズが合わないこともあります。
引越しでの仏壇購入では、部屋と仏壇両方の採寸が重要です。
四十九日や初盆
仏壇を持っていない方は、四十九日法要や初盆のタイミングが購入するきっかけになります。
同居していた家族が亡くなると故人の位牌を手にすることになります。
そのため、位牌とともに仏壇を家に置く必要があり、購入に至ります。
使用している仏壇の破損がひどい時
さまざまな理由によって、仏壇の破損がひどい時も購入のタイミングです。
人々が仏壇を持ち始めたのは1300年ほど前とされ、多くの庶民が所有し始めたのは江戸時代と言われています。
仏壇は長い歴史を持つため、家にある仏壇が経年劣化で破損がひどいこともあるかもしれません。
また、日常生活でも災害や予期せぬ落下などによって仏壇が損傷してしまうこともありえます。
スポンサーリンク仏壇を購入する時の準備

いざ仏壇を購入するとなった場合、事前の準備なしでは後々問題が起こる可能性があります。
仏壇購入時に注意すべき準備について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
宗教・宗派を確認する
ご自身やご実家が信仰している宗教・宗派を確認した上で、仏壇を購入する必要があります。
なぜなら仏教とひとくちに言っても、多くの宗派が存在し、それぞれ仏壇において違いがあるためです。
仏壇の中心にある御本尊や掛け軸の文言、仏壇に飾る置物などを選定するために、宗教・宗派を事前に確認します。
仏壇を置く場所を決める
仏壇は一般的な家具と同様にサイズが大きく、部屋の場所を取りがちなものです。
そのため置き場所を決めず、採寸もせずに購入すると、仏壇を置けないという最悪の状況になりかねません。
購入の際には、どこの場所に置くかを決め、場所のサイズを測っておくことが大切です。
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仏壇を購入できる場所

仏壇購入のための準備ができたら、次はどこで買うかを決めなくてはなりません。
仏壇が購入できる場所がいくつかありますので、それぞれの特徴とともに解説します。
仏具店(実店舗)
昔から仏壇を購入する上で、最も一般的なのは仏具店ではないでしょうか。
仏具店は実店舗を構えているため、大きなメリットがあります。
店に陳列されている仏壇を直接見て、サイズ感はもちろんのこと、材質の質感も確認することができます。
また、実店舗の強みとして、専門知識を有した店員がいることがほとんどです。
仏壇や仏具全般について相談することができる安心感があります。
ネット販売
実は、仏壇はネット販売もされています。
大手ネット通販サイトでも、仏具を専門とした通販サイトでも購入可能です。
ネット販売では、実物を見ることができない反面、実店舗にないメリットがあります。
実店舗と違い展示スペースが不要のため、無数の仏壇の中から購入が可能ということです。
また、多くの仏壇を比較検討できるため、価格をじっくり検討したい方にもおすすめです。
ホームセンターなどの小売店
ホームセンターなどの小売店でも仏壇の購入ができます。
仏具店と同じく展示されている実物を見ることができます。
基本的に安く売られているものが見つけやすく、中にはネット販売よりも低価格な仏壇があるかもしれません。
ただし、品揃えは少なく、仏具店のように専門知識がある店員さんがいないことが多いです。
スポンサーリンク仏壇の種類と特徴

仏壇が使われてから現代までにおいて、さまざまな種類の仏壇が存在しています。
伝統的な形状から近代的なもの、サイズや利便性に特化したものなどが複数販売されています。
いくつかある仏壇の種類から、代表的な種類を以下でご紹介します。
モダン仏壇
モダン仏壇とは、伝統的な仏壇と異なり、現代住宅の雰囲気にマッチするようにデザインされた仏壇です。
洋風デザインをベースとしているため、和室がないマンションなどでも違和感が少ないです。
唐木仏壇
唐木仏壇は、木材を基盤とした職人によって作られる仏壇です。
そのため、昔ながらの仏間や和室に合い、美しい木目を楽しめるといった美術品としての側面もあります。
金仏壇
金仏壇は、その名の通り仏壇内部に金箔が施されている華やかな仏壇です。
全体的に黒塗りでコーティングされており、高級感も持ち合わせています。
祖霊舎(神徒壇)
祖霊舎(それいしゃ)は、神徒壇(しんとだん)とも呼ばれています。
主に神道で用いられ、仏教で言うところの仏壇と同じような位置付けです。
派手な装飾やコーティングは無く、木の素材をそのままに造られています。
ミニ仏壇
ミニ仏壇とは、文字通り通常の仏壇に比べてサイズを小さくした仏壇のことです。
仏壇を置くスペースがない家庭で選ばれており、置き場所を選ばないという利便性に優れています。
そのため、現代の住環境にマッチしており、近年人気の高い仏壇とされています。
上置き仏壇
上置き仏壇とは、従来の仏壇の上部だけで造られた仏壇です。
そのため高さが低くなっており、家庭の棚やタンスなどの上にも設置できるタイプです。
高さは48〜60センチ程度のため、押し入れの上部を利用して使うこともできます。
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仏壇は自分で作ることも可能

仏壇は亡くなった家族やご先祖さまを祀る祭壇のため、専門家しか作れないと思うかもしれません。
しかし、仏壇には「必ずこの形でなければダメ」といった決まりはありません。
そのため、DIYで自作することは全く問題ないのです。
家に仏壇を置きたいが、ちょうどよいスペースがなかったり、サイズが合う仏壇が見つからない。
また、趣味としてDIYを始めたい場合など、仏壇の自作を検討してみてはいかがでしょうか。
手軽にチャレンジしやすいのは、カラーボックスをベースとした仏壇作成です。
木製のカラーボックスと扉用の板、それに合うフレームが基本的な材料です。
カラーボックスで仏壇を作るときの手順は以下の通りです。
- イメージした仏壇に合うように、扉やボックスにカラーリングする
- (ペンキでの色塗り以外にも、色付きの布を貼る方法もあります。)
- ネジと蝶番でボックスと扉をつなぎ合わせる
- 扉とボックスのつなぎ目をセンターにして、真っ直ぐに付ける。
- 繋ぎ部分を動かして、強度を確認する
最終確認として手にとって動かし、がたつきなど不十分な点がないか確認します。
スポンサーリンク家具を仏壇台として代用する

仏壇の購入で頭を悩ませるのが、仏壇の置き場所です。
しかし、上置き型の仏壇であれば、タンスやカラーボックスなどの家具を仏壇台として代用することができます。
家具を兼ねた仏壇の置き場所として、以下のようなものがあります。
ローチェスト
40〜60センチほどの高さで、引き出しが2つか3つ付いていますので、収納家具として使えます。
ローチェストに仏壇を置き、正座して手を合わせると高さがちょうどよく、仏壇台の代用になります。
ハイチェスト
ハイチェストはローチェストの背が高くなったものです。
80〜100センチほどの高さで、イスに座ったり立ったままで仏壇に手を合わせることになります。
家具としては高さがあるため、収納力に優れています。
ドレッサー
ドレッサーは引き出しがありません。
しかし、専用のイスがセットになっているため、正座するのが難しい方や足の不自由な方に向いています。
収納がない代わりに、イスを納めるスペースがあるため、余計な場所を取りません。
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仏壇の購入のまとめ

ここまで仏壇の情報や、購入についての情報などを中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。
- 仏壇購入の代表的なタイミングは引越しや法要、破損といった事情による
- 仏壇の購入の際は、宗派や置き場所を確認するなどの事前準備が必要
- 仏壇の購入場所は、仏具店やネット販売、ホームセンターなどがある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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監修者

唐沢 淳(からさわ じゅん)
経歴
業界経歴10年以上。大手プロバイダーで終活事業に携わる。葬儀の現場でお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから大人数の葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとにも数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、ユーザー目線でのサービス構築を目指す。
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