閉じる

法事法要

仏壇はどこで買う?おすすめの場所やメリット・デメリットを説明

更新日:2022.05.10 公開日:2022.01.11

仏壇

仏壇に向かって祈りをささげる僧侶の背中

記事のポイントを先取り!

  • 仏壇は仏具店で買うのがおすすめ
  • 宗教や宗派で選ぶ仏壇は違う
  • 一般的には四十九日までに仏壇を用意する

葬儀のあと必要になるのが「仏壇」ですが、どこで買うのが良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
仏壇の値段は数万円から高価なもので数千万円以上するものもあり、大きさもデザインもさまざまです。

そこでこの記事では、仏壇をどこで買うべきかについて詳しく説明していきます。
一般的な購入場所である仏具店のメリットとデメリットについても知っておきましょう。
仏壇購入のタイミングについてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

  1. 仏壇が買える場所
  2. 仏壇を仏具店で買うメリット・デメリット
  3. 仏壇を買う時の準備
  4. 仏壇を買うタイミング
  5. 仏壇は自分で作ることも可能
  6. 仏壇をどこで買うかのまとめ
スポンサーリンク

仏壇が買える場所

ひと昔前までは、仏具店にて仏壇を購入するのがごく一般的でした。
しかし昨今では、近くのホームセンターで仏壇・仏具を揃えたり、ネットショップで購入したりすることも珍しくありません。
仏壇をどこで買うかは、生活スタイルによって変化しつつあります。

仏具店(実店舗)

仏壇をどこで買うか考えた際、まず思い浮かべるのは自分が住む町の仏具店ではないでしょうか。
宗派によって必要な仏具も取り扱っているため、先祖代々からお世話になっている仏具屋があるという方も多くみられます。

ネット販売

近年増えてきているのがインターネットで購入する仏壇です。
実店舗を持たず、直送している場合は低価格で購入できるのがメリットです。

また種類も豊富で、インテリアに合わせてモダンなデザインの仏壇なども多く取り扱っています。
しかし、実際の質感や色合いなどがイメージと違うなど、写真や画像だけで購入する場合は注意が必要です。

ホームセンターなどの小売店

最近では、ホームセンターなどの小売店でも仏壇が購入できるようになりました。
仏具店に比べるとホームセンターは店舗数も多く、仏壇や仏具を見て気軽に購入できるメリットがあります。

スポンサーリンク

仏壇を仏具店で買うメリット・デメリット

仏壇をどこで買うか迷う場合は、まずはお住いの地域の仏具店へ足を運ぶことをおすすめします。
仏壇の大きさや質感、デザインなど、自分の目で見て価格帯と品質のバランスを確認しておくと選択の幅が広がります。

メリット

実際に店舗へ行き仏壇の質感や色合い、サイズ感を現物で確認できるのが大きなメリットです。
仏具店にはその道に精通した販売員が在籍しています。
自身の宗教・宗派、予算などを直接相談しながら購入できるので、安心感があるのも利点です。

また実店舗では、仏壇の価格の中に修理や保障も含まれる場合が多いようです。
念のため、アフターサービスについても確認しておくことをおすすめします。

デメリット

現物を確認できる反面、仏壇の価格は高くなる傾向にあります。
ネット通販などに比べて、店舗を持つことや人件費のコストなどが考えられるためです。

また、実店舗にも地域密着型やチェーン店、大型店などいろいろとあります。
価格や品揃えなどを比較したい場合は、複数の店舗に出向く必要があることもデメリットでしょう。

現在、販売されている仏壇の60%以上が海外製になってきており、価格も割安で購入できます。
もし低予算での購入を検討している場合は、ネット通販海外製の仏壇も選択肢のひとつとして検討しましょう。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

仏壇を買う時の準備

仏壇は、伝統型とされる「唐木仏壇」と「金仏壇」が一般的です。
最近では、インテリアに調和する家具調仏壇といわれる「モダン仏壇」も多く見られるようになりました。

また宗教によっては、仏壇の選び方や仏壇の中にお祀りする本尊、仏具にも違いがあります。
仏壇を購入する時はあらかじめ、家系や自身の宗教・宗派を確認しておくことも重要です。

宗教・宗派を確認する

信仰する宗教や宗派によって、選ぶ仏壇や仏具は異なります。
昔ながらの「唐木仏壇」は、ケヤキや黒壇の木目を活かした重厚なデザインで、その歴史は古く、江戸時代から愛される伝統品です。

また唐木仏壇には、宗派ごとの違いはありません。
浄土真宗の仏壇は「金仏壇」を用いることが多く、阿弥陀如来がいる極楽浄土を表現しているといわれています。

金仏壇は全体が黒の漆塗りで、内部に金箔が施されているのが特徴です。
産地によって彫刻や塗りなどの技法に違いがあります。
高度な職人技術により、日本の伝統工芸品に指定されているものも多くありました。

しかし近年では全体の60%以上は海外からの輸入となり、見分けがつかないほどの完成度となっています。
また近年の住宅事情により、浄土真宗であっても必ず金仏壇にしなければいけないということはありません。

神道の場合、故人の霊は仏壇ではなく祖霊舎(それいしゃ)に、霊璽(れいじ)神鏡とともにお祀りします。
祖霊舎は美しい木目の白木造りの祭壇で、霊璽とは仏式でいうお位牌のことです。
新しく購入する場合は、五十日祭までには用意します。

ちなみにキリスト教は、各家庭に祭壇を置いて故人を偲ぶ習慣はありません。

仏壇を置く場所を決める

仏壇を購入する際には、あらかじめ仏壇を置く場所を決めておくことが大切です。
最近の住宅事情の変化により、仏間のない間取りや他のインテリアに馴染まないなどの問題もあげられます。
日光が当たりすぎる場所や湿気の多い場所は、仏壇が劣化し傷みやすくなるため避けなければなりません。

また、お位牌を見下ろすことがないよう、棚の上など少し高めの位置に決めることも重要です。
神棚を設置している場合は、仏壇と神棚は向かい合わせにならないように注意してください。

どちらかに手を合わせている時に、もう一方にお尻を向けてしまうためです。
仏壇の設置場所が決まったら、事前に「縦、横、奥行き」の寸法を測っておきましょう。

スポンサーリンク

仏壇を買うタイミング

マスクをつけて悩む女性

仏壇はいつ購入しても問題ありません。
しかし多くの方は、近しい身内が亡くなった場合などの必要に迫られた時でしょう。
また以下の場合も、仏壇を購入するタイミングとして考えられます。

引っ越し

新居へ引っ越しする時に合わせて、新しい仏壇を用意するのも良いでしょう。
新築の場合なら、仏壇を置く場所を考えながら設計できます。
引っ越しの場合は、できれば事前に仏壇を置くスペースの寸法を測ってから購入するとスムーズです。

四十九日や初盆

四十九日法要で仮位牌が本位牌となり、喪があけるこのタイミングで仏壇を購入するのが一般的です。
あわせて僧侶に、仏壇の「開眼供養(かいげんくよう)」をしてもらうと良いでしょう。
開眼供養とは、仏になった故人の魂を入れてもらう儀式のことです。

基本的に仏式では、仏壇購入時には必ず行わなければなりません。
位牌も仮位牌から本位牌へと魂を移さなければならないため、同時に開眼供養をしてもらうケースも多く見られます。

ただし、浄土真宗には開眼させたり、魂を入れたりといった教えはありません。
宗派によって違いがあるので、わからない場合は僧侶に確認しましょう。

また、四十九日までに仏壇を用意できない場合は、初盆や一周忌法要に合わせて、しっかりと見極めたうえで仏壇を購入しても問題ありません。

使用している仏壇の破損がひどい時

長年使用している仏壇は、少しずつ傷みや破損が起きてくることもあります。
修理は仏壇の大きさと種類、修復の規模によりますが「部分修理・修復」と、全体を直す「完全修復」に分かれます。

壊れた部分だけを修理・修復する場合は予算も安く済みますが、金仏壇のお洗濯といわれる「完全修復」になると時間もかかり修理費も高くなります。
新しい仏壇を買うほうが費用を抑えられる場合もあるので、修理業者に見積りしてもらうことをおすすめします。

みんなが選んだ法事法要の電話相談

みんなが選んだ法事法要では葬儀や法事法要のご相談に対応しております。 お悩みにある方はご相談ください。

category_3_block_title_img
専門相談員が丁寧に対応します
24時間365日無料相談

0120-33-3737

電話をかける

telIcon
平均よりも低額!
5万円からご案内!
葬儀の宗教者手配
平均よりも低額!
4万円からご案内!
法事法要の宗教者手配

仏壇は自分で作ることも可能

近年は、昔と比べると仏間を持たない省スペース設計の住宅が増えてきました。
また、仏壇を置くとインテリアに馴染まず浮いてしまうなど、さまざまな問題点もあります。

しかし大切なご先祖様のお位牌をお祀りし、手を合わせる場所が必要である時、必ずしも大きな仏壇を設置しなくてはいけないという決まりはありません。
もともと家にある家具を利用したり、自分で手作りする「DIY仏壇」を置いたりすることも可能です。

例えば、四角い箱型のカラーボックスや木箱を好きな色でペイントし、扉用の板も装飾して蝶番でつなげれば仏壇が完成します。
扉は、観音開きになるイメージです。
家の空間に合わせて自由に色を施せるうえ、シンプルでオシャレなことから、ブログなどSNSでも注目されています。

家具を仏壇台として代用する

最近見かけるコンパクトな上置きタイプの仏壇には「仏壇台」というものが必要です。
仏壇に手を合わせる時に、目線がやや上にくるようにするためです。

また立って礼拝する時は、胸の高さよりも上にくるように安置します。
ここでは、仏壇台として使える家具を紹介します。

ローチェスト

衣類などを整理するために用いられた低めの家具で、テーブルや椅子として利用されることもあります。
高さが低いため、ローチェストの前に座布団を設置すれば仏壇台とすることも可能です。
また、引き出しに線香などの仏具も収納できて便利です。

ハイチェスト

ハイチェストも衣類やモノを収納する家具で、ローチェストより高さがありリビングや寝室など置く場所を選びません。
人の胸くらいの高さがあるので仏壇台としても代用できます。

ドレッサー

ドレッサー仏壇というものも販売されており、メイクをする時に使うような小型のテーブルと椅子がセットになっています。

ご自宅にドレッサーがある場合、仏壇とのサイズが合えばそれを代用するのも良いでしょう。

スポンサーリンク

仏壇をどこで買うかのまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまで仏壇はどこで買うのが良いかについての情報を中心にお伝えしてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • 仏壇は仏具屋だけでなく、ネットやホームセンターでも購入できる
  • 直接見て買える仏具店がおすすめだが、価格は高い傾向
  • 宗教や宗派によって選ぶ仏壇は異なる
  • 仏壇を買うタイミングは、四十九日法要に合わせるのが一般的

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

スポンサーリンク

都道府県一覧から葬儀場を探す

こちらでご希望のエリアから葬儀場を検索できます。

監修者

評価員(やまぐち)

山口 隆司(やまぐち たかし)

一般社団法人 日本石材産業協会認定 二級 お墓ディレクター

経歴

業界経歴20年以上。大手葬儀社で葬儀の現場担当者に接し、お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、位牌や仏壇をはじめ、霊園・納骨堂の提案や、お墓に納骨されるご遺族を現場でサポートするなど活躍の場が広い。

法事法要の関連記事

コラム一覧へ

あなたにぴったりのお墓を診断!

色々種類があってわからない.

お墓選びで後悔したくない.

diagnosis_woman_img

最短30秒で診断

葬儀・お葬式を地域から探す

みんなが選んだお葬式は葬儀場・葬儀社をご案内/