お墓
納骨堂の料金はいくらになる?種類別の利用料について紹介
更新日:2024.07.24 公開日:2022.08.07

記事のポイントを先取り!
- 納骨堂の種類によっても契約料金の差は大きく異なる
- より費用を抑えるためには、いくつかの納骨堂を比較する
- 同じ埋葬方法の納骨堂でも、郊外に行くほど料金は下がる
お墓以外の納骨先として知られる納骨堂ですが、その料金についてご存じでしょうか。
納骨堂の種類とそれに応ずる料金について知っておくことが大切です。
そこでこの記事では納骨堂の料金について、解説します。
この機会に納骨堂を安く利用する方法を覚えておきましょう。
後半では納骨堂より費用を抑えた埋葬・納骨方法ついても触れているので、ぜひ最後までご覧ください。

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納骨堂とは
納骨堂とは故人の遺骨や位牌などを安置し、参拝できる施設です。
一般的に亡くなられた方の遺骨はお墓に納骨されますが、お墓以外の埋葬方法として納骨堂を選択する方も多くいらっしゃいます。
納骨堂は料金面やアクセス、屋内施設であることなど、一般的なお墓と異なるさまざまな特徴があります。
まずは納骨堂の種類や概要、仕組みについて解説します。
納骨堂の種類

一般的に納骨堂はお墓に比べて料金が安価である場合が多いようです。
また屋内施設で市街地に建設されているケースも少なくないため、環境やアクセスに優れている側面もあります。
そういった共通点がある一方で、ひとくちに納骨堂といってもいくつかの種類があり料金もさまざまです。
そこで基本的な納骨堂の5つの種類について解説します。
ロッカー型
ロッカー型の納骨堂はコインロッカーのようなスペースに遺骨などを安置できます。
割り当てられるスペースの大きさなどによって料金は異なります。
参拝の際は共同で使用するスペースで祭壇や台を利用して手を合わせます。
仏壇型
仏壇型の納骨堂は文字通り遺骨と仏壇を専用スペースに安置できます。
ロッカー型に造りが似ており、スペースが上下2段に分かれているのが特徴です。
上段には仏壇を安置し、位牌や遺影を置いて参拝が可能です。
下段のスペースには遺骨の入った骨壷を収蔵する設計になっています。
自動搬送型
納骨堂は一般的なお墓よりもコンパクトで場所を取らないのが特徴です。
コンパクトな設計により、人によってさまざまなメリットがあります。
同じ納骨堂の中でも自動搬送型は場所をより効率よく利用できるように、参拝場所に遺骨は安置されません。
通常時は遺骨が建物内部の専用収蔵スペースに効率よく保管され、参拝時だけ遺骨が参拝者の元へ運搬される仕組みになっています。
イメージとしては立体駐車場のような仕組みで、参拝者は専用カードを使って遺骨を手元に搬送するシステムです。
墓石型
墓石型の納骨堂は、通常屋外に建立される墓石を屋内施設である納骨堂に設置するタイプです。
納骨堂でも伝統的な墓石を好む方や、屋外のお墓よりも屋内を好む方におすすめです。
位牌型
位牌型の納骨堂は、文字通り位牌がひな壇に並んでいる設計で、他の納骨堂と違い個別のスペースがありません。
位牌と遺骨が他の利用者と分け隔てなく並べられているため、料金は比較的安く設定されているところがほとんどです。
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納骨堂の料金相場

納骨堂には一般的なお墓とは異なる利点があることから、人によっては魅力的な埋葬方法といえます。
しかし納骨方法に複数の選択肢がある場合、決定するためにはさまざまな要因を比較する必要があるでしょう。
その判断材料の中でも料金は重要なポイントです。
納骨堂ではどのような項目に料金がどの程度必要なのでしょうか。
契約料金に加え、各種料金の費用を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
契約料金
納骨堂を利用するにあたって必要になる契約料金は、納骨堂の種類によって異なります。
また納骨堂の中には永代供養料を別途支払えば、永代供養を任せられるところもあります。
永代供養料とは永代供養を依頼する際にかかる料金のことで、永代供養とはお墓の管理や供養・法要をお寺などが代行してくれる仕組みのことです。
納骨堂の種類ごとの契約料金相場は下記の通りです。
- ロッカー型:20万〜80万円程度
- 仏壇型:50万〜150万円程度
- 自動搬送型:80万〜150万円程度
- 墓石型:100万円程度
- 位牌型:10万〜20万円程度
銘板彫刻料
銘板彫刻料(めいばんちょうこくりょう)とは、故人の戒名や家名を記すための彫刻料金で、納骨堂によってかかる費用の一つです。
料金相場は3万〜5万円程度です。
戒名料
戒名料は故人に授けられる戒名をいただく際に支払う料金です。
僧侶に依頼するケースが一般的で、料金相場はお寺や地域、ご家庭によってさまざまです。
法要料
納骨堂での法要料は、遺骨を安置する際に行う納骨法要にかかる料金です。
相場は1万〜5万円程度です。
管理料
納骨堂は使用期間に応じて管理料などの維持費が継続的にかかります。
相場は年間1万〜2万円程度のところが多いようです。
納骨堂の場合も年忌法要はするの?

年忌法要とは一周忌や三回忌といった、故人が亡くなってから数えたある年の命日を目安に行われる法要のことです。
一般的なお墓とは異なる埋葬方法の納骨堂の場合でも、年忌法要は行われます。
個別で執り行われる年忌法要では、納骨堂と提携したお寺が受け持つケースが多く、お布施の料金相場は3〜5万円程度です。
また納骨堂やお寺によって、合同供養が年間行事として設けられているところもあります。
お盆やお彼岸といった合同供養で必要になるお布施の相場は3,000円〜1万円程度です。
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納骨堂を安く利用するには?
納骨堂は料金が比較的安価であるため、現在では多くの方に利用されています。
実は納骨堂をより安く利用するポイントが3つありますのでご紹介します。
安い納骨形式を選ぶ
ひとくちに納骨堂といっても、前述したいくつかの種類が存在します。
特に位牌型やロッカー型であれば、出費を大きく減らせるでしょう。
安置期間が短い納骨堂を選ぶ
永代供養を依頼した場合、その納骨堂を利用する期間が契約によって定められます。
遺骨の安置期間を短くすると、利用期間に発生する管理費の支払いが減るため結果的に安く利用できます。
契約期間が終わると遺骨は合祀墓(ごうしぼ)という共同埋葬先へ移され、多くの遺骨と一緒に供養・管理されます。
他の納骨堂と比較する
納骨堂は地域にもよりますが、調べると意外に多く見つけられます。
気に入った納骨堂があっても、すぐに決定せずに他の納骨堂と料金を比較しましょう。
別の区画内で比較するだけでなく、郊外にある納骨堂も候補に入れることが、手頃な料金の埋葬先を見つけるポイントです。
より費用を抑えた埋葬・納骨方法
故人の遺骨の収蔵先といえば、多くの方が伝統的なお墓を連想されることでしょう。
お寺に併設された墓地や広大な面正規を有する霊園などが、代表的な遺骨の埋葬先でありお墓参りの参拝先です。
しかし現代では人々の生活様式や家庭ごとの事情も千差万別で、新しい価値観や宗教観の多様化なども広く認められ、さまざまな埋葬・納骨方法が選ばれています。
多くの選択肢がある場合、種類ごとの特徴や利点、自分に見合った条件かどうかが選ぶ時のポイントとなるでしょう。
その中でも多くの方にとって重要な要素は、やはり発生する費用についてではないでしょうか。
本記事でご紹介した納骨堂も、一般墓と比べると安価な選択肢ではあります。
しかしより手頃な価格帯の埋葬・納骨方法がありますので紹介します。
散骨
散骨とは故人の遺骨を粉末状に加工したのち、海や山などの一部認められた区域に撒くことで埋葬とする方法です。
撒かれた遺骨は自然に還るため、墓石の購入や納骨堂の利用料金、管理費などの維持費もかかりません。
散骨の費用は安いところでは5万円からとなっていますので、最も手頃な埋葬方法のひとつとされています。
手元供養
手元供養とは文字通り故人の遺骨をお墓ではなく、手元で保管する方法です。
かつては遺骨の一部をアクセサリーに入れて身につけることを手元供養としていました。
しかし近年では自宅に置く小さな骨壷に入れて、遺骨の保管・管理する手元供養もあります。
手元供養にかかる費用はアクセサリーや骨壷代のみで、数千円〜10万円以内が相場です。
合祀墓
合祀墓であれば個別に用意する墓石は不要なため、埋葬の初期費用を大きく減らせます。
また供養も個別に行わず合同で行われるため、出費の機会は少なくなります。
合祀墓にかかる費用は5万〜20万円程度と言われています.
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納骨堂の料金まとめ

ここまで納骨堂の情報や、料金について解説してきました。
まとめると以下の通りです。
- 納骨堂とは故人の遺骨を納骨する施設で、一般的なお墓とは異なる特徴がある
- 納骨堂にはロッカー型や仏壇型、位牌型などいくつかの種類に分かれる
- 納骨堂以外にも散骨や手元供養、合祀墓など費用面に優れる埋葬方法がある
これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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