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お葬式

カトリックの葬儀後の法要とは?流れやマナーも合わせて解説!

更新日:2022.05.18

宗教

十字架と白いユリの花

突然の訃報で法要に参加する際、気をつけることが多くあります。
宗教によって細かな違いがあり、慣れていないと戸惑ってしまいます。

特にカトリックの法要がどのように行われるか、知らない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では

  • カトリックでは葬儀後の法要で何をするか
  • 法要の香典やマナーについて
  • 自宅祭壇について

以上の内容で解説していきます。
触れられることの少ない、カトリックにおける自宅祭壇の扱いなども紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。

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  1. カトリックの葬儀後の法要
  2. カトリックの葬儀後の法要の香典
  3. カトリックの葬儀後の法要のマナー
  4. カトリックの自宅祭壇について
  5. カトリックの葬儀後の法要についてまとめ
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カトリックの葬儀後の法要

ビジネススーツを着た女性

カトリックの葬儀後も仏式の法事、法要に該当する儀式を執り行います。
仏式とは異なる点が多く、混乱することもあると思います。
そこで、今回はカトリックの法要とその内容について解説していきます。

追悼ミサ

カトリックでは、法事法要に当たる儀式のことを追悼ミサといいます
亡くなった日から3日目、7日目、30日目に教会や自宅に親族、親しい知人を招いて開催されます。
故人が亡くなった1年後には、死者記念のミサが盛大に行われます。

それ以降は特に決まりはありませんが10年目、20年目にミサを執り行うこともあります。
追悼ミサは神父の進行のもと、聖歌の斉唱や祈祷、聖書の朗読が行われます。
儀式の後は茶話会などで故人をしのびます。

万霊節

カトリックでは追悼ミサ以外に、毎年11月2日を「万霊節(オール・ソールズ・デイ)」と定めています。
万礼節は「死者の日」と言われています。
追悼ミサは特定の故人に対して行われますが、万霊節は亡くなった全てのキリスト教徒のために行われます。
万霊節では墓地の掃除をしたり、墓前に花を添えたりします。

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カトリックの葬儀後の法要の香典

白黒の水引の香典

カトリックの葬儀でも、仏式と同じように香典として金銭を用意します。
その際には金額や表書きに注意が必要です。

香典の相場

キリスト教の香典は、仏式と同じく故人との関係性によって金額が異なります。
関係性に対する費用の目安は以下の通りです。

  • 両親:5万円〜10万円程度
  • 兄弟、姉妹:3万円〜5万円程度
  • 祖父母:1万円〜5万円程度
  • 叔父、叔母:1万円〜3万円程度
  • 知人、上司、同僚:5,000円〜1万円程度
  • 先生:3,000円〜1万円程度

表書きの書き方

キリスト教における香典の表書きは、「お花料が用いられます
十字架や白ユリがデザインされた専用の包みに入れます。
もしくは水引がかかっていない白無地の封筒を用います。

蓮の花が描かれたものや、表書きが「ご仏前」になっているものは仏式で使われるものです。
カトリックの場合、「お花料」のほかに「御ミサ料」「御霊前」と書かれることもあります。

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カトリックの葬儀後の法要のマナー

スーツ 合唱

カトリックの法要でのマナーは基本的に仏式のものと同じです。
しかし、法要そのものへの捉え方が異なる点に注意が必要です。

服装のマナー

追悼ミサに参列する際、服装は略喪服で行くことがよいとされています。
男性はダークスーツを着用し、女性は地味な色のワンピースやアンサンブル、セットアップスーツを着用します。
特に女性は派手なアクセサリーは避け、メイクも控えめにしておくのが望ましいです。
仏式とは異なり、数珠は必要ありません。

式の開始10分前には訪問する

教会など追悼の儀式を行う場で、司祭より後から訪問することは失礼となります。
儀式が始まる10分前には着席し、私語はせずに静かに開始を待ちましょう。

死を悲しまない

カトリックにおいて、死は忌むべきものではないとされています
むしろ神の元へ帰るという意味があるため、喜ばしいものとされています。
死んで肉体が滅んでしまっても、霊魂は神のもとに召されて永遠の生命になるという考えによるものです。
追悼ミサは故人の死を受け入れ、自分自身にけじめをつけるために行われています。

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カトリックの自宅祭壇について

開いた本の上に置かれた虫眼鏡

キリスト教の自宅祭壇は、必ずしも置かれるものではありません。
祈りの場は教会が中心であるため、自宅で故人に対し、祈る習慣はありません。

日本のカトリック教徒の方が、日々の祈りを捧げるために自宅祭壇を作るケースがあります。
祭壇の形式は自由なため、居心地のよい、故人が喜ぶような祭壇を作ることができます。
また、プロテスタントであっても自宅祭壇をもつ習慣はありません。

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カトリックの葬儀後の法要についてまとめ

「ま」「と」「め」と書かれた積み木と電卓と時計

ここまでカトリックの法要について書いてきました。
この記事のポイントをおさらいすると以下の通りです。

  • カトリックでは葬儀後に追悼ミサを行い、聖歌の斉唱や祈祷を行う
  • 香典は「お花料」と呼ばれ、金額は故人との関係性によって変わる
  • 自宅祭壇は必ずおく必要はなく、形式も自由でよい

これらの情報が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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監修者

評価員(たなか)

田中 大敬(たなか ひろたか)

厚生労働省認定 葬祭ディレクター技能審査制度 一級 葬祭ディレクター

経歴

業界経歴15年以上。葬儀の現場で数々のお葬式を担当し、身寄りのない方の弔いから著名人や大規模な葬儀までを経験。お葬式を終えた方々のお困りごとに数多く寄り添いサポートを行う。終活のこと全般に知見を持ち、特に士業や介護施設関係の領域に明るい。

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